ローター研磨+ブレーキパッド交換
(フロント)

高速走行でブレーキを踏むと、ブルブルブル・・・とハンドルが震えます。
この現象を「ジャダー」といい、主にブレーキローターのゆがみや偏摩耗によって起こる現象です。
ロッキードのスリットローターに変えた時、予算の関係で中古パッドを入れてしまったことが、この現象を招いた原因ではないかと思います。
とにかく、安心して走ることができません。

ローターの取り外しです。


キャリパーは裏の12のボルトを2つはずします。


ここでパッドが現れますので、

取りはずして、

こうなります。

ブラケットは、

17のボルトを2本(あれ?パッドがまだついた画像ですね)はずせばOK。

パッドには、内側・外側それぞれにシムが2種類、

そして針金のテンショナーが2本。

ここまで来たら、ローターをつかんで引き抜けば、



取り外し完了。

あまりゆがんでいるようには見えないのですが・・・。


ローター研磨は、スリット入りのローターを、何日間も預けることなくすぐにやってくれる、研磨屋さん「ワコウ」さんにお願いしました。
1枚3000円。

きれいに研磨されています。少しゆがんでいたそうです。

ついでなので錆防止の塗装を。
 
キャリパー部も塗り直しました。・・・リアは、今度・・・。

ブレーキパッドは、新品の「エンドレス」ストリート用。

街乗り重視・普通の効き方ですが、純正同等品の倍近くの値段です。

パッドは、シムをこんな順番・方向に合体します。
金属プレートシムは爪がパッド側、スリットシムは爪がその逆になりますから注意!(画像下の矢印が爪の方向です)
 ポッド側(内側)。外側シムとの違いは画像左の部分が湾曲しているところ。

 外側。パッド摩耗警告用ピンをつけます。シムにはグリースを塗るように。

ポッドは、ウォーターポンププライヤーで、

ぎゅ〜〜っと戻します。(参考画像です。ポッドに傷が付かないように当て布等をかましましょう)

あとは、はずした逆の順番に組んでいけばOK。

塗装が・・・きれいじゃないです。

できあがり!

かくして、ジャダーは無くなりました。
パッドのアタリをつけて、安心走行!