LSDオイル交換

<交換までの流れ>
2008年、某ディーラーにクラッチ交換をやってもらったのですが、整備不良で走行中にドラシャがはずれてミッションケースまでも破損。
無償で修理(ミッションケースは新品が無いため中古を使用)をしてもらう時に、たまたまLSD入りのミッションがあり、そのLSDを移植。
棚からぼた餅でLSD装着車になったわけですが、どんなにゆっくり曲がろうとしてもアクセルオンで「ゴンゴンゴン・・・」、すごい振動です。
こんなモンなのかなぁ・・、イニシャルトルクきつすぎなの?・・、何せ足に無頓着なので無知無知。
ある日、某ブルよこさんに横に乗ってもらうと、
「いや〜、これはすごいね〜。デフロックみたいだね〜。」
とのコメント。
やっぱり変なんだと、ネットで調べてみました。
「チャタリング」・・・機械式LSDに見られる「バキバキ音」や「ガクンガクンという振動」のこと。LSDオイルである程度解消できる。
そうなのか!
某ディーラーがLSDオイルを入れているわけがない。
きっと、原因はオイルに違いない。
早速交換!

<交換作業>
選んだオイルは、チャタリング対策に秀でているらしい、

クスコのオイル、「80W−90」。
AWのS/Cはオイル量「4.2L」。多いよ〜。

作業はTeshimaAW氏のブログ

の整備手帳を参考に進めます。

まずは、インタークーラーをはずし、上部のドレンを開けます。

(わざわざ買ってきた・・・笑)24mmのソケットとはずしたボルト&ガスケット。


次に下部のドレンを開けて、オイルを抜きます。

ココにも金属ガスケットが入ってます。

TeshimaAW氏の記述がなかったら、ガスケット(特に上部)気づかなかったかも・・・。

オイルがちゃんと抜けたのか&ちゃんと入っていたのかをチェック。
未開封、1.0kg  空カン、0.2kg
よって抜いたオイルが、0.8×4.2=3.36kgくらいならOKということかな。
箱入れて3.2kg
ほぼビンゴ! 4缶でちょうどいいですね。

あとは下部のドレンを締めて、こぼれないようにオイルを注ぎ入れ終了。

で、思った通り!今までのチャタリングが(ほとんど)無くなりました。
おそらくその分、LSDの効きが若干マイルドになっているんだと思いますが、むしろその方が私にとっては「吉」。
クルマ(いじり)好きにとって、こんなこと基本なのかもしれませんが、まだまだ知らないことがたくさんです。
今回、また1つ賢くなりました!!