スロットルポジションセンサー調整@
どうもアイドリングの調子がおかしい(やたら低い)と思い、ダイアグノシスで診断しました。
○で囲んだ部分を短絡して、イグニッションをONにすると、メーター下のチェックランプが点滅します。
注)私はチェックランプを移設しているので、純正とは位置とランプが違います。
その点滅のしかたで不具合部分を教えてくれるのですが、
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4−1の点滅で、スロポジ不良と判明。
スロットルポジションセンサーは,スロットルの開度をECUに伝える役割をしていますが、アクセルを踏んでいない状態(スロットルが開いていない状態)をECUに教えて、エンジンをアイドリング状態にするための役割もあります。
点検するために、コネクタをはずします。
調整するときにはセンサー左右のネジを緩めます。(点検が済んでから緩めます)
スロットルレバーに0.4mmのシクネスゲージを挟み、センサーの後側2つの電極間の抵抗を調べます。
(ゲージを挟んでいる画像が無くてすみません)
本来なら抵抗値が0(導通)のはずなのですが、
導通がありません・・・。
これは、アクセルを踏んでいないのに、ECUへはアイドリング状態という情報が知らされてない状態(シクネスゲージをはずしても導通がないほど狂いまくり・・・)。
コレでは、アイドリングが不安定になるはずですね。
センサーを少〜しずつ回転させて、
シクネスゲージ0.4mmで導通、0.65mmで絶縁状態に調整。
調整後は、ECUを初期化するため(コレをやらないと異常信号が記憶されっぱなしです)、バッテリーの−を10秒くらいはずします。
もう一度、ダイアグかけると、
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ちゃんと直ってました(速い間隔で点滅)。
アイドリングも800回転に。