レカロシート
序章<コンセプト>
80年代後半〜90年代前半、自動車雑誌を見ていると「RECARO」が・・・。
安い物でも16万円くらいだったか?
中でも、電動ボタンがいっぱいついた「CSE(36万円)」「C−Classic(32万円)」は、あこがれの的。
ため息を吐きながら眺めていました。
そんなトラウマ?を持つ私のレカロシート装着のコンセプトは「ブルジョワシート仕様」。
第1章<とりあえずRECARO>
AW仲間が集まると、だれも純正シートつけてないし(負けず嫌い)、
前屈みになるとおでこがバイザーに当たって痛いし、
当時と違ってネットで中古品が大変安く買えるし、
レカロ入れるか・・・っと、とりあえずシートレール付きで安くゲットしました。
多分、何かの車の純正品のようで(もしかしたらスーパーエディション?)、
左右の腿サポートの形状が違います。
よって、右用と左用がはっきりしています。
また、いろんな方の情報でAWに社外シートをつけた場合、
シートのセンターが外側にずれるということがわかりました。
この場合も、やはり2cmくらいずれています。
皆さん、レールを削るなどしてセンターあわせの対策を施しているようです。
しかし、実際に運転してみるとそんなに気にならないのでこのままでいくことにしました。
とりあえずボロくてもレカロ。いいですね。
第2章<ブルジョワシートへの道>
さて、次はいよいよ運転席のブルジョワシート化。
ターゲットはもちろん「CSE」か「C−Classic」。
ブリンプのHPでは、AWには、
・CSEは左用をつけること
・C−Classicは取り付け不可
となっています。
ちなみにCSEは、シートの高さ・脇サポート・リクライニング・シートバック調整・(電動レールがあれば)スライド・シートヒーター等、ほとんどが電動です。
シートに調節ダイヤルがついていないので、狭いAWにも取り付けができるのでしょう。
凄いシートですが、私はあえて、C−Classicを選択。
つかなければ、つくように加工すればよいと深く考えずに購入。
センターコンソールに電動スイッチが当たると思うので、左用をゲットです。
そんな、C−Classicとは、
電動部分は、リクライニング・ランバーサポート・シートヒーターです。
また、手動で脇サポート、腿サポートの左右独立調整・肩部分の角度調整・シートの長さ調整をおこなうことができます。
腿サポートはCSEよりも大きくしっかりとサポートされます。
シートとシートレールを合体させるためには
スペーサーをかまさなければなりません。
モーターなどがシート下に入っているのでその分ベーシックモデルより張り出ているのでしょう。
実際に取り付けてみると、確かに
脇サポートの調整ノブがセンターコンソールに当たったり
腿サポートが当たったり
しますが、特に加工等の必要は無く、すんなりと装着できました。
おおっ、ブルジョワ!(助手席のシートとの違いがわかるかな?)
第3章<完全体をめざして>
とりあえず装着は終わりましたが、まだまだ完全体とはいえません。
○シートの着座位置が高い・・・純正シート以上かも・・・ので、より低く。
と、いうことで現在のレールについている「スペーサー(上記参照)」を取っ払うことにしました。
このスペーサーは厚さ1.3cm。取れば結構下がります。
これを取ると、レールのスライドレバーがシート下の金具に干渉します。
よって、干渉する金具をはずしてしまいます。
この金具は、シートクッションを支えている部分ですが、代わりにスライドレバーが支えてくれることになるので何とかなりそうです。
これで、1.3cm下げることができました。
欲を言えば・・・もっと低く・・・。