ロールセンターアダプター

しばらくホイールアライメントをとっていなかったので、そろそろかなと思っていたんですが、
ついでに、よくみなさんが入れている「アダプター」を入れてみました。
これの効能については、走りに詳しい方々のHPでどうぞ!

画像では小さく見えますが、実は結構大きい部品です。

左側がフロント用で厚さ25mm、右側がリア用で厚さ20mmです。
ほとんど形は同じですが、使用するボルトの太さが違うため、リア用の方がボルト穴が大きくなっています。

<フロントの取りつけ>
まずは、もともとのボルトを緩めます。結構なトルクで締め付けてあるので、

レンチにロングパイプをつけてヨイショ!っと。
外したらアームを手で引くと、隙間が開くので、

アダプターを挟み込みます。

ここで疑問が!上の画像に写っている(アダプターの上)シムのようなもの。

コレが右側だけに入っていて、左側には入っていませんでした。
自分が足回りを交換した時に左側をつけ忘れたのか、工場出荷時にアライメントを出すために右側だけかまされたのか・・・???
何だかわかりませんが、「自分のAWにも片方だけについていた」という何人かの証言もあり、せっかくなのでつけときました。

で、取りつけ完了。
今回はちゃんと、

T=820で締めときましたよ。

<リアの取りつけ>
リアもフロントと同じようなものです。

ボルトを緩めて、挟んで・・・・あれ?!
私のAWだけかもしれませんが、リアは手でアームを引いてもビクともしません。
てこの原理を使ってなんとか隙間を開けますが、アダプターが入ってくれるほどは開きません。
仕方がないので、

緩めていいのか?というアームのボルトをクルクル・・・。
そうしたらすんなり入りました。

装着完了。
ところがビックリ!
アライメントの狂いは覚悟していましたが、思っていたよりもトー角が大変!

あり得ないほどにトーインになってしまいました(フロントはあまり変化無し)。
走ってみると、リアタイヤは「キュッ、キュッ」と鳴りながら回転しています。

<アライメント調整>
次の日、某ートバックス東神奈川店に行き、調整しました。

↑テスターを取りつけているところ。

↑測定して、調整の準備をしているところ。

↑調整しているところ。

<結果>

チューニングショップやレース屋さんでは無いので、あくまでも基準値に入る形での調整でした。
(車高を下げたり、リアのネガキャンなどのファクターは想定されていません)
一応、リアのキャンバー以外は基準値内におさめてもらいました。
フロントをもう少しネガにしようかな。

見た目にも元通り。
アダプターのおかげなのか、アライメントのおかげなのかはわかりませんが、以前よりカーブで「吸いつく」感じがしています。