北米仕様シートベルト

海外仕様のAWには、国内仕様にはついていない機能がいくつかあります。
そのうちの1つが、

シートベルトです。
北米仕様には、シートベルトストッパーがついているのです。

上の↑のレバーがストッパー作動スイッチ?となります。
70スープラやSWなどには国内仕様にもついていました。
ドアを締めてシートベルトをすると、ベルトが元に戻ろうとする力が弱まり、体に負担がかからないようにする機能です。
また、ドアを開けるとストッパーが解除され、ベルトが収納されていきます。
ドアの開閉で上のレバーを動かすのが、

このパーツです。
AW用は品番「73021-17011」と「73022-17011」ですが、現在製造中止で手に入りません。
よって、形のよく似ているSW用「73021-17020」と「73022-17020」を使います。
これを、あの場所につけるのです。
わかるかな?

さて、シートベルト本体ですが、国内仕様とは形が結構違います(年式によるのかもしれませんが・・・)。
 
注)左が国内仕様左側用、右が北米仕様右側用です。

私のAWが最終型だからかもしれませんが、国内仕様の方が塗装もされていて作りがよいですね。

ベルトの模様が少し違います。色も北米仕様の方が青みがかっています。
また、バックルの穴の形が全く違います。

これが、ちゃんとはまるんですよ。不思議ですね。

シートベルトの脱着はそれほど大変ではありません。(画像は助手席側の作業を記録したものです)
樹脂カバーをはずして、ボルト4本で
上部のフック部分、14mm。

シート下の床部分、14mm。

ベルトガイドをはずすと10mmボルト。

本体のボルト、14mm。
脱着完了(画像は交換終了後のもの)。

次にあの部分のカバーをはずして、

ネジタップ受けをつけて、

前述の部品を、装着!!
これによりドアの開閉で、ストッパーレバーが動くのです。

SW用なのですが、作動にはあまり問題はありません。
この画像でイメージつくかなぁ・・・。
装着完了(手動ストッパーもつけているのは御愛嬌・・・笑)。
←画像をクリックするとストッパーの動きがわかりますよ(動画)。


・・・まあ、本来ついているものがついていないと、なんかイヤだったんで・・・・・くらいのパーツでした。