(リア)

KONI ショックアブソーバー
特に限界走行をするわけでもないし、足回り無頓着なので、ミーハーな私は「ビルシュタイン」を入れようと思っていました。
ところが受注生産で、注文が50を越えないと生産しないと言われ(1990年当時)、あきらめることに。

そこで、最もビルシュタインに近い設定ということで、ショップの方から勧められたのが、このKONIのショックでした。
(フロント)
このショック、頭に減衰力調整ネジがついており、無段階に設定ができるようになっています。
調整は画像↓のノブを合体させて行います。

最もソフトの状態から最もハードは状態まで、およそ2回転。
説明書には、簡単な設定アドバイスが書かれています。


さて、減衰力の設定ですが、装着してから19年間はず〜っと同じ設定でした。
トレッドを広げたリアタイヤとオーバーフェンダーが接触しないように、
「リアを思いっきり堅く、フロントをそれよりも少し柔らかく」という状態。
この信憑性の全くない設定のため、実際にはタイヤとフェンダーは接触するし、乗り心地はガチガチの最悪でした。

19年が経過したある日、ふと市街地仕様(前後とも最も柔らかい設定)にして乗ってみると。
「・・・いい。」
とても乗り心地のよいクルマになったではありませんか。
首都高速の段差も吸収してくれ、適度にロールをしながら素直に曲がる感じです。
なにより、リアタイヤがフェンダーに接触しにくくなりました(なぜだろう???)。
長い年月を経て、やっとKONIの良さがわかったような気がします(笑)。
現在は、高速道路仕様(半回転)にしています。

やっぱり、ちゃんと基本から始めなきゃ駄目ですね。