バルブタイミング調整
2002年10月26日、OTAさんの声かけで5台のAWが集まりました。
左から
「ジム号」
「TesimaAW号」
「4416号」
「森下号」
「OTA号」
です。
昼食をとりながらAW談義をした後、いよいよバルブタイミングの調整に入りました。
と、いうのも256度〜ノーマルカムに換装したとき、ある程度の計算でバルタイの数値を出して組んだのですが、
「きちんと調整をしたい」というOTAさんの善意で、実測で調整することになったのです。
バルタイの参考にした書籍は
グランプリ出版「バルブタイミング」
実は、理解度50%くらい・・・。
なので、今回もOTAさん主導のもと4416はアシスタント&見ながら学習となりました。
数値測定は、クランクプーリーに円形分度器を上死点=0度に合わせて貼ることから始まります。
(分度器画像なくした)
上死点測定中
測定方法は「精密中心角測定法」
だと思います。
バルブリフト量とダイヤルゲージの動きから、吸気中心角と排気中心角を求めていきます。
排気側測定中
私のAWには240度カムがIN・EXともに組まれていますので、
上死点(0度)からそれぞれ111度のところに各中心角がきていればOK(ノーマル設定)です。
<測定結果>
IN側 94.5度・・・・・・・・ズレ過ぎ
EX側 112.5度・・・・・・だったと思う(許容範囲)
IN側がずれている(可変スプロケのボルトも緩んでいたし)ので、調整。
カムに組んだまま
スプロケの可変ボルトを緩めて、OTAさんのニューロン&シナプスを使っての感性6度ずらし。
何度かトライして、IN側109.75度に落ち着きました。
調整後は(初めはわからなかったのですが・・・)、トルクバンドが前よりも少し高回転側に移りました。
よって、低回転から高回転まで「スゥ〜」っと伸びていく感じとなりました。
OTAさんをはじめ、工具を貸してくださったり、お手伝いして下さった皆さん、
どうもありがとうございました。