アマチュア時代は基本的にノーギャラでマジックをしていた。
でもアマチュアだからノーギャラでやるべきという考えではない。
自分の芸を老人ホームや子ども会等で演じることによって地域社会に貢献したいとか
大変お世話になった方への恩返し、好きな会を盛り上げたい、
マジック界の若者を育てたい貢献したい、名誉あるステージで演技したい等
お金に換わる何か意味がある場合にノーギャラで出演するのである。
出演が商用にかかわる場合はアマチュアでもギャラをもらうべきと考える。
(というよりも商用になる場合はプロに頼むべきである。)
ノーギャラに対するマナーも考えるべきである。
たとえば正式なギャラをもらっている場合はたとえお客様が一人しかいない場合でも
演技をしなければならない。
私も現場ではそのような事を経験したことがあるがギャラをもらっていれば割り切って
演技をすることができる。
しかし、ノーギャラの場合このようなことは大変失礼である。
きちんとマジックを見てもらえるような設定を主催者はするべきである。
アマチュア時代友人の結婚式の2次会で会が始まる前、まだ参加者が入場している最中に
マジックをしてくれということを幹事から依頼されたことがある。(当然ノーギャラで参加費も払う)
時間がないからということらしい。(10分ぐらいなのに)
もちろん新郎新婦もマジックを見ることはできない。
私は出演を断りました。(実際には10分ぐらいの空き時間はありました。)
私の演技がゲーム等に劣るということならあえてすることはない。
一般の方はマジックをすることがどれだけ準備が大変か、道具が重いかをわかっていない。
マジックを軽く考えているところにノーギャラで出演する必要はない。