妙にこだわる仮装ランナー

5th ACT 安政遠足侍マラソン2010を
 
鹿角市のゆるきゃらたんぽ小町ちゃんは走りぬけた!


2010年1月上旬


いよいよ新年が来た。単身赴任で激動の1年であったが、もう慣れたし!逆にこの単身赴任生活をフル活用して何か出来ないか?を前向きに考えて行きたいと思う(低予算で!)。いよいよ群馬県安中市の安政遠足侍マラソンまで5ヶ月!そろそろ仮装のネタを考えなければならない!(←マラソン大会だろーが!)















2008年 シャア大佐
















2009年 カオナシ






約9割くらいが仮装するこの大会ではそんじゅそこらの仮装では、全然つまんないのはわかっている!しかし、今回はひとつのこだわりを実現しようと思っている。それは群馬県内、関東平野のランナーが絶対に真似できない

秋田県御当地の仮装

を実現すること!去年お世話になった秋田県に恩返しをすること!この壮大なテーマに向かってキャラクターの選択に挑むことになった!



安政遠足侍マラソンに秋田県御当地の仮装で望む!


というテーマはいいが、どの素材で望むかが非常に困難を極める。なにせ侍マラソンの開催地は







群馬県安中市!

出場者はほとんど関東平野のランナーなのだ!そんなアウェーの地で








西馬内の盆おどりの衣装

で走ってもちっとも目立たないのだ!







関東平野のランナーが知っているキャラで走らねば!

じゃ何がある?



なまはげ?


竿灯持って走る?


山王工業バスケ部(←スラムダンク)でいくか?


と考えた場合、以外に無い!


いっそのこと
きりたんぽの格好で走るか?待てよ







...きりたんぽ?








きりたんぽー!


いた!秋田を代表するキャラでしかも










全国区のキャラが!






それは










たんぽ小町ちゃん!





ゆるキャラだ!次のテーマは。シャアのメット。カオナシの頭部。キャプテンハーロックのマント。T−1000の銃弾跡。いままでいかなる壁も乗り越えてきた妙にこだわる仮装ランナーであったが、今回は不安が募る。それは









でかい











ボディーがでかすぎる!


どう考えても、






マラソンなんかするな!


と言わんばかりの胴体!どうしてこのキャラをターゲットにしたのか?多少後悔してしまうようなボディーである。しかし、



壁は乗り越えるためにある!

悩んでいてもしょうがない。まずはいろいろ情報を集めよう。Firzの動画だけ見ててもしょうがないし!関連サイトを徘徊する。あるじゃん!

公式サイト(http://www.tanpo.or.jp/

公式サイトを見ていたらこのキャラは著作権があるらしい(http://www.tanpo.or.jp/blank006.html) ← 普通あるの!

そこには

んぽ小町ちゃんは、きりたんぽ発祥の地としての鹿角のイメージキャラクター。
その版権は、鹿角市にあります。鹿角市に住所を持つ個人や法人、団体で使用目的が適当なものであれば、たんぽ小町ちゃんの画像などを自社商品や広告などに、無料で使うことができるんです。


とちゃんと記載されている!シャアのときも、カオナシのときも、ハーロックのときもいままで全然気にしてなかった









著作権!

(↑よく気にしないでいままやってきたと思う)

文面を読むと鹿角市に住所を持つものしか使用ができないという...じゃ、高崎市民&秋田市土崎単身赴任中のふなきさんはどう考えても













使えねーじゃねーかぁ!

どうしよう...。いきなり2010年壮大な計画は暗礁にのりあげた。しかしホームページには

鹿角市に住所がない方が利用したい場合は、鹿角市に問合せてみて下さいね。

とも記載されている。鹿角市民でないふなきさんにも、まだ望みは残されていた。黙って作ってしまおうか?とも思った。いや、しかしやはり郷土の貴重なキャラ。軍人たるもの、ここはちゃんと仁義を切るべきだ!(←だれが軍人だ!)

ダメもとで問い合わせてみよう!







鹿角市役所 観光交流課へ!



たんぽ小町ちゃんのホームページにあるメアドに丁重に文字を入力していく。

鹿角市役所 観光交流課殿
毎々お世話になっております。

群馬県高崎市在住のふなきさんと申します。
昨年4月から秋田に単身赴任となり、家族を高崎に残したまま秋田市土崎の実家でおふくろと生活しております。

私はメタボ対策ではじめたランニングが、いつのまにか距離を伸ばし、昨年の東京マラソン2009でフルマラソンを走れるくらいになりました。群馬県の安中市には 安政遠足侍マラソン というユニークなマラソン大会があります。安政2年に当時の安中藩主が藩士の鍛錬のため、家来を碓氷峠まで走らせたというのが由来だそうで、マラソン発祥という見方もあります。その大会は侍の格好をしたりするのが恒例となり、今では侍の姿だけでなくいろいろなキャラクターで走るランナーもたくさんおり、安中市の春の恒例行事となっています。
<関連サイト>
http://www.city.annaka.gunma.jp/news/tooashi.html

<関連動画サイト>
http://www.youtube.com/watch?v=82Va75qNAxo&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=ygMenT8NnqQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=bw9p2TOc8JI&feature=related


私も侍マラソン2008への参加を契機に、仮装して走るのが常となりました(変な趣味ですが...)。
ただし、仮装するならできるだけ完璧に再現しようというこだわりをもっております。

過去の作品↓(私のホームページです)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~funaki/sub_kasou.htm

安政遠足侍マラソン2010は5月に開催されますが、今年も参加する予定です(当然仮装で)。その題材ですが、秋田に来てもうすぐ1年、一度秋田県のご当地キャラで走って見ようと考えておりました。

そこでたんぽ小町ちゃんランナー仕様を自分なりに製作し、群馬の地で20kmを走破しようと考えました。当然群馬での鹿角のPRもかねて。20km走破に対応するため、強度の確保、給水方法の検討、通気性の確保と難題はありますが、1月から検討すれば課題はクリアできると考えております。

私は鹿角市民ではないですが、たんぽ小町ちゃんのキャラは使用できないでしょうか? 
御意見をお伺いしたくよろしくお願い申し上げます。








これでいいか!行けー!











送信!

送ってからは”ダメだったらどうしようか?”と、そのあとのバックアップのことだけ考えていた。ダメだったとしても、あきらめきれねーなぁ...やっぱ勝手に作っちゃうか?いろいろ頭の中で考えていた(←仕事しろー!)









1週間後、





鹿角市役所 観光交流課から









返信が来た!

鹿角市観光交流課、観光班の○○と申します。

たんぽ小町ちゃんの一連の許可等については当課と「発祥の地鹿角きりたんぽ協議会」の2つで確認しながら進めており、協議会への確認に時間をいただいておりました。










昨日協議会の会長にも確認できまして、















ふなきさんのお申出を了承いただきました。





どうぞPR方についてもよろしくお願い申し上げます。

















許可されたぁー!










完全にあきらめてたが、










やってみるもんだー!




その後にはまだ文章があって...





最近はテレビCMの放送回数も減ってはきておりますが、CMに出演するにあたってメーカーの要望等もありますので、仮装の内容につきましては







たんぽ小町ちゃんの可愛らしいイメージを重視していただき、




品位を損ねない内容でお願い申し上げます。




やばい!プレシャーがかかった!








可愛いイメージで、品位を損なわず、






20kmを走破するボディーにしなけらばならない!


いよいよ過酷な製作は開始された!



鹿角市観光交流課のお墨付きは得られたものの、”可愛いらしいイメージを重視していただき品位を損ねない内容でお願い申し上げます。
というプレッシャーが重くのしかかった。さて、これからどうしよう。まずは、全体の構成を把握しなければならない。










サイズを割り出せ!

あのでかく見えるあのかぶりもののサイズがわからないことには、何の材料をどう使うか?の指針が打ち立てられない。しかし、現物を見ることはできないので、ネット上からたんぽ小町ちゃん関連の画像をまずはダウンロードする。








そしてその画像の中に写っている人、物体、佐竹秋田県知事、なまはげなどとの相対比較で、だいたいのサイズを割り出した。その結果、足元から頭の笠のてっぺんまで













身長2m









ボディーのきりたんぽの






直径56cm





でかい!


でかいこの直径56cmのきりたんぽをどーやって作るか?今回の製作の最大の問題である!20kmを走破する強度がなければならない。しかし強度を増すように頑丈に作ると今度は重くなる。難しい...。頭の中で思考してもいい案が浮かばない。悩んでてもしょうがないので、とりあえずホームセンターの資材館を徘徊する。

塩ビ、金属パイプ、木材などなど。実際に手をとりイメージを練り上げていく。だんだんわかってきたことは金属は今回使えない。重くなってしまう。
今回は接合部が多すぎる。メンドイ。しかも皮膚に接触して怪我するかも..。

プラスチック系の材料も可能性が低くなった。軽く仕上がるが、強度的に問題がありそう。それを考えると今回は









木材しかない!

木材加工でベースとなるきりたんぽの骨組みを作るのだ!強度的には多少の不安はあるが、そこは接合部を頑丈に作るしかない!きりたんぽの骨組みを自分の写メに重ね合わせてイメージをアップしてみた。

これしかない。このきりたんぽの木材の骨組みを











背負うのだ!


さて、どーやってこれを背負うのか?

妙にこだわる仮装ランナーは労働者の味方WORK MANに足を運んだ。




背負う!ランドセルのように背負うものをWORK MANで物色する。ベルト、フックなどいろいろあったが、丈夫でかつ、人体に影響のないようにするには、布が一番なのでは?つまり丈夫な服にきりたんぽの骨組をとりつける。丈夫な服...あった!



とび職の人が着ているベスト

これは頑丈だ!ちょっとやそっとじゃ破れそうにない!走行中骨組みがぶれないようにするためにサイズは多少きつめにしなければならない。WORK MANの試着室でM,Lサイズを試着し、サイズはMに決定した!色は白。黒だと外から少し透けたことを考えて目立たないようにするために。

早速、土崎仮装総司令部に持ち帰り、衣料班長(←おかん)に相談。

ふなきさん「これ(ベスト)に後で板付けてくれ。こーゆー感じで緩みがないようビタっと!」

衣料班長「あぃ、まだバガな事考えてるんだが?」

ふなきさん「んだ!」

困惑する衣料班長を無視して、家の玄関で先週ホームセンターで200円で買ってきた木材の端材の加工をスタートする。大体の位置にマジックで印をつけ、昨日、兄から借りてきた電動ドリルフル稼働させ6mmの穴を開けていく。外は雪。家の中とはいえ玄関は寒い。寒さに耐えながら必死に穴を開けるアホ親父の姿がそこにあった。



穴を開けた後、長いボルトで板を頑丈に接続していく。









できた!これが骨組みのベースとなる。で、衣料班長に相談。










ふなきさん「これ(骨組)をこれ(ベスト)にこー付けでけれ!ビダっと!」



衣料班長「んー、難しな!なんとへばいいべ!こーするか?」

衣料班長はベストに板を仮置きして、布をどう縫い付けるか?を思考し始める。

ふなきさん「縫い付ける布、何がいい?丈夫でねーばダメだから、Gパン生地か?」

衣料班長「...んんーんだな!Gパンだな!」

ふなきさんは長靴履いて雪の中に突入した。歩いて15分くらいのところにあるリサイクルショップでGパン生地の子供服を300円で購入。総司令部に戻り、衣料班長に渡す。

ふなきさん「これでやってみでけれ!切ってもいい!」



衣料班長「わがった!やってみる!」

翌日、会社から戻ったらそれは完成していた。





早速試着!



骨組みのベースの人体への接続成功!たるみは無く、ビッチリしている。

衣料班長「大変だった!ミシン使えねし、手で縫わねばだめだし、布硬いから針が手にささって...(ぐたぐた)」

ふなきさん「ハイハイ」

親不孝者...



大黒柱を接続しよう!

たんぽ小町ちゃんを支える頑丈な大黒柱が必要だ。さっそく雪の中、近所のホームセンター”SANDAY”に行き、木材コーナーを物色。いろいろある。どれを購入していいか?わからない!これは本職に聞くしかない!










群馬にいる大工さんに!

さっそく群馬県にいる大工”キーボードゆっくり”さんに電話

ふなきさん「どもー!今目の前にいっぱい木材があるんだけど、どれが丈夫なのかね?ヒバ、マツ、ヒノキ...」

大工「ヒノキみたい!(←だれかに聞いた答えみたい..。)」

よし!ヒノキの角材2本を購入!自宅で切るのもメンドイんでホームセンターの切断サービスで50円払って、130cmに切ってもらう。切断面もきれいにできた!では早速自宅に持ち帰り、加工を開始。ベストに縫いつけたベースの上に角材を仮置きし、位置決めしマジックでマーキング。マーキングした位置をピンポイントに6mmのドリルで穴を開けていく。



穴に同じサイズのボルトを挿入しナットで固定する。










できた!結構頑丈だ!










さっそく試着!














単なるアホだな




見ていたおかん、言葉を失う...



きりたんぽの巨大円柱を作れ!

たんぽ小町ちゃんは円柱である。円柱をつくるには向かい合った円を作らなければならない。しかもその円は、ふなきさんが入り込めるように中をくりぬかなければならない。そんな微妙なもの、単身赴任中でまともな工具が無いふなきさんが作れるわけがない。(←単身赴任でもあまり工具は持ってない!)これはなのむしかない。







群馬県の大工に!







2009年1月31日(日) 群馬県桐生市新里中央小学校体育館

そこに小学生バレーボールチームの監督である群馬を代表する甘党大工”キーボードゆっくり”さんがいた!

ふなきさん「うーす!久しぶり!あったけーな!」

キーボード「雪はどう?雪は?」

ふなきさん「(秋田は)さっむいどー!ほれ土産(←秋田駅ビル”トピコ”で購入した菓子を渡す)」

で、早速本題に入る!秋田で作成した円板の設計図を手渡す

ふなきさん「これ作ってもらいたいんだが...できる?」

キーボード「(菓子食いながら)厚さはどれくらい?」

ふなきさん「11mmくらい。11mmくらいあれば結構強度は保たれるだろう?これを2枚作ってもらいたい。くりぬくの出来る?」

キーボード「(菓子食いながら)できる。急ぎじゃないよねー」

ふなきさん「2週間後にまた群馬にくるから、その時まででいい。」

キーボード「(菓子食いながら)わかった。ところで(バレーの)審判やっていかない?」







誰がやるかぁー!

こうして群馬の大工さんは円柱つくりに協力してくれた。

その会場には、たんぽこまちちゃんの外壁に貼る2mmのフェルトを準備してくれる、やはり小学生バレーの監督である群馬の刺繍屋”東のデザイナー”さんもいた。そこでフェルトをもらう予定であったが、試合が終わった東のデザイナーさんが近ずいてきて

東のデザイナー「ひさしぶりー!あー!(フェルト)忘れてきた!!」




あーぁ...






2009年2月14日(日) 群馬県伊勢崎市殖蓮小学校体育館

この日もキーボードゆっくりさんと東のデザイナーさんは、小学生バレーの支部予選のためこの体育館にいた。体育館の中でキーボードゆっくりさんを発見!

ふなきさん「どもー!これ土産、食え!」

秋田駅KIOSKで買った”オランダせんべい”を手渡す。

キーボード「(例のもの)あっちにある!」

早速体育館のステージに行って現物を見る!






ふなきさん「おぉー!すげー!」

ほぼ目論みどおり!そんなに重くなく、強度も申し分ない。ふちの面取りもちゃんとやってある。

キーボード「(オランダせんべい食いながら)だいたい切ってあとバリ取って。あとはビスで固定すればいいんじゃない?」

これでなんとか円柱ができそうだ。そして試合が終わった東のデザイナーさんもこっちにやってきた。

東のデザイナー「今日は(フェルト)持ってきたよ!」







全長5mのフェルト、しかも2mm厚。となると結構重い!生地を見てみると、さすがに業務用なだけにいい素材だ。100円ショップで売っているものとはあきらかに違う。

ふなきさん「いいー生地だ!いくらくらいかね?」







東のデザイナー「
いいよ!(ただで)やるよ!」







相変わらず







太っ腹じゃねーかぁ!

近くにいた女性審判委員曰く










女性審判委員「いいーんだよ!(刺繍屋)
儲かってるんだから!」

そーか!リーマンショックそっちのけで刺繍屋って儲かってるんだ...

それにしてもこの円板は
デカイし、このフェルトは重い!出張で群馬にでっかいバックを持っているにもかかわらず、更にでかいブツを持って秋田に移動することになった。そのまま持っていくのもできないので、ユニクロの袋いっぱいに無理やり積めてMAXとき→特急いなほで秋田を目指す。








周りの乗客、変な手荷物をジロジロ見る。


いよいよ円柱とフェルトは群馬の地を離れ、秋田の地へ輸出される。

5月の本大会では、かっこいい姿になって戻ってくるに違いない!



パーツは秋田の仮装総本部に無事に運ばれる。そして休日の日曜日、近所のホームセンターサンデーに出向き、小ぶりの角材を購入する。この角材すべてを130センチに切断してもらい購入。これを原チャにつんで自宅まで帰る。当然原チャに突く訳はなくて、足元のステップの部分に立てかけて運搬する。








たぶん、道路交通法違反です!

角材も無事に運搬終了!では、製作開始!



まずはベストに取り付けた大黒柱の上部と下部に太っといボルトで固定する。




群馬でキーボードさんに加工してもらった2枚の円板はほぼ平行に取り付けられ、いよいよ骨格ができてきた。




そして円板の周囲を角材でほぼ等間隔になるように釘で取り付ける。



1本、2本と数が増えるにつれ、だんだん強度が増していく。そして購入した8本をすべて釘で取り付けると、基本の骨格がここで完成した。ついでなので早速これを装備してみる。ここで気がつく。







これ、一人で着るのつらい...

横にして内部に侵入し、腕を折り曲げてベストを着て、立ち上がって...。でもなんとか装着に成功!











これは牢屋の中にいるアホ親父だな...。

おかんに見られる。おかんあきれて声が出ず。まあ、心臓麻痺起こさなかったので良しとするか!

この周囲に平金網を結束帯を使ってガッチガチに固定する。











おかん曰く











おかん「
おめ、鳥カゴ作ってなんとすんだ?















鳥カゴじゃねーよ!



おかんが間違えるこの鳥かごもどき。ちなみにおかんには何を作っているのか?この時点で何も公表していない。ここでさらに追い討ちをかけるように、衣料班長(おかん)に注文!群馬の東のデザイナーさんからもらった、業務用の2mm厚のフェルトを取り出して

ふなきさん「これ、全部1枚に縫い付けてけれ!」




東のデザイナーさんからもらったフェルトは3枚。これを直列に縫い付けて長くする必要があったのだ。

衣料班長「生地厚いねが?ちょっと待て!」

外は雪。昼にもかかわらず薄暗い秋田。ミシンの横のスタンドをONにし、3枚を縫い合わせていく。



簡単なミシン操作なので、ふなきさんでも出来そうだが、生地が厚くミシン針を折ったら大変なので、ここは衣料班長に丸投げする。

衣料班長「ほれ!でぎだ!」

さっすが衣料班長。ものの10分で完璧に仕上げた。縫い目も非常にきれいである。

ふなきさん「んだば、これくらいの長さに切ってけれ!」



衣料班長、指定した長さに切る。これに毎度お世話になっているマジックテープを縫い付けて、鳥の巣にくくりつけてみる。











きりたんぽの原型が見えてきた。








フェルトは完了した。一時取り外して次は、100円ショップで購入した模造紙をとりだし、これをさらにガムテープで連結しでかい模造紙をつくる。これを鳥かごの上に巻きつけ、たんぽ小町ちゃんの衣装に近い形に切っていく。



衣装の型紙が大体できた!

ここで初めて衣料班長にたんぽ小町ちゃんの写真を見せて、これを作りたい旨を説明する。

衣料班長「んだなぁ、せば、この襟のところ少しこー切らなねばダメだ!左前に折り重ねて...(中略)」

衣料班長のうんちくが始まる。ここですかさず、昨日会社の帰りに購入したピンクの布1.1mx6mを取り出し

ふなきさん「型紙できたから、作ってけれ!」

衣料班長は前々から型紙があればなんでも作ってやる!と言っていた。で、できあがった型紙が今回は大物!

衣料班長「あぃスカ...なんとせばい?(どうすればいい?)」

でかい型紙とピンクの布を見つめては、触りながら思考錯誤を開始したじめた。



いろいろ考えまくってようやく口を開く。











衣料班長「
お茶のんでくる。





単に口が乾いただけじゃねーかぁ!




衣装班長は行動を開始した。しかし、「日曜日、お寺さん(←坊さんのこと)くるからその後だ!」と実作業は坊さんが来た後にゆっくりとスタートするのであった。

では、ふなきさんは次の行動を開始しよう!パソコンでたんぽ小町ちゃんの画像を拡大してじーっと見つめる。見つめること約10分!





よっしゃ!やるど!

過去の衣装を作成してきた工作用の方眼紙を取り出し、鉛筆で大体のアウトラインを書いていく。それをハサミでジャキジャキ切る!



型紙は出来た!次なるは、100円ショップで購入したフェルトの登場。これを型紙に従って丁寧に切っていく。










出来上がったパーツを床に並べてみる。











顔ができた!以外と簡単だった。あとは白のフェルトに縫い付けるだけだ!いよいよ3月も後半。ラストスパート!残るはあの笠だ!しかし、この時点でこの笠を作るのが以外に難しいことがわかってしまった...



2010年3月25日

衣料班長に衣装つくりを依頼してから出張が長かったため、久々の衣料班長と会話ができた。

ふなきさん「服でぎだが?」






衣料班長「
でぎでる!

よし、衣装合わせができる!早速、衣装合わせをする広い和室にガスストーブをつける。3月になっても外は雪まじりでとっても寒いのだ。さっそくでっかい鳥かごのような本体に、白いフェルトをセットする。それに目玉、ほっぺ、口のフェルトをセロテープで仮止めしていく。つけては取り外し、位置調整を繰り返す。たんぽ小町ちゃんの画像を見ながら試行すること約10分







ふなきさん「でぎだ!」

衣料班長「ん!んだな!」






顔のパーツの位置あわせができた。目の部分はここをいずれくり貫く。でないと見えないからねー。口とほっぺはこのままにして後ほど衣料班長の言う”接着紙”なるもので接着することにした。本物からそんなにずれてはおるまい。で次は衣装をマチ針で白いフェルトにくっつけていく。衣料班長の衣装の出来ばえは完璧であった。とてもババア一人で作り上げたとは思われない作品である。これがここ、土崎仮装総本部では無料でできるのだ!




衣料班長に手伝ってもらわないと仮止めができない。とても一人でのセッティングは無理なほど、デカイ代物である。多少衣装にゆるみがあるが、それは個人の作品ゆえしょうがない!

衣料班長「だいたいこんなもんでいいか?袖どこにつける?」

こればっかりは外部からだとわからない!

ふなきさん「よし!中に入ってみる」

衣装の下からもそもそと進入するアホ親父。スカートの中を覗き込む






エロ親父と同じじゃねーかぁ!

腕のでる位置を内部から指さし

ふなきさん「この辺だ!この辺!」

衣料班長「よし!待で!」

衣料班長は指定した箇所に印をつけた。これで腕の場所はOK。次に、

ふなきさん「この状態ですそ見てくれ!すそ!」

衣料班長はすそ上げの部分にマチ針をつけた!

第一次、衣装合わせ終了!

次の衣装の修正方向が見えてきた。

すそ上げと袖付けの作業をどのようにするか?衣料班長には次なる課題が待ち受けていた。








衣料班長が悩んでいる姿を見つめて、たんぽ小町ちゃんは微笑んでいた




2010年3月29日

もうすぐ4月、あいかわらず出張は多い!そのため作業時間は限られる。毎日チマチマ進めておかなければ、大会直前でまずいことになってしまう。今日は先日、衣料班長に頼んでおいた袖の長さを決めよう!

会社から帰って、早速床の間に行き衣装を鳥かごに安全ピンでとめてセッティング。で、円柱の下からゴソゴソ入り込みたんぽ小町ちゃんをセットする。春休みを利用して、群馬から秋田に遊びに来た家の次女、親父のバカな格好を見て







バカウケ





うちの娘はきっと






おとうさんは秋田でこんなことばっかしていると思ったに違いない...

で手を外に出して、衣料班長に

ふなきさん「ここだ!ここ!はよ測れ!」

衣料班長、袖の長さを測る。結局、前腕しか外にでない。かなり腕の自由度は限定されそうだ。

よし!次は目をくりぬこう。たんぽ小町ちゃんを装着する機会が多くなってきたので、そろそろ視野を確実に確保しておかなければならない!そこで白いフェルトにセロテープで取り付けた目の型をマジックでなぞる。そのマジックのラインにそって、ハサミでザックザクカットしていく。



フェルトが2mm厚故、結構切りずらい。それでもなんとか目の玉部分を切り抜いた。

たんぽ小町ちゃんは、妙にお化け的になった。



後ろの仏壇が輪をかけて恐怖感をかもしだしている...

次女、仏壇のある部屋にあるでかい化け物を見て逃げてった...


2010年4月04日

くりぬいた目玉の裏面部分には、カオナシのときに使用した車の窓に張るフィルムをボンドで貼り付ける。



これでようやく視界が確保できた!ボンドが固まったところで目の中心部の白い部分に切ったフェルトを貼り付ける。




ようやくかわいらしく仕上がった。これに衣料班長作成の衣装をいよいよ装着!装着は各部に貼り付けたマジックテープでバシバシくっつけていく。位置決めは事前に検討しており、手の位置、中心位置、上下位置のバランスを実物の写真を見ながらそれに近ずくように決定しておいた。

それに帯、襷を安全ピンでくっつけていく。春休みで群馬から秋田に遊びに来た次女も手伝う。
こらーやっぱり一人でセッティングするのは大変なキャラだ。しかし...



ようやく全体像が現れてきた!



パーツの位置決めは終了した。帯、襷はマジックテープで着物に着ける予定であったが、衣料班長への負担がまた増えるために本番でも安全ピン止めすることに決定した。安全ピンしてても、そんなに気にならないだろう。





出来た!笠から下が!

それでは試着してみよう!着物の下からモソモソと進入する。内部に入り、さらにゴソゴソ。だいぶ内部での体の動かし方がわかってきた。たんぽ小町ちゃん装着完了!そして腕を外にだす!袖の先につけた手袋もドンピシャの位置で、手のひらがすんなり挿入できた。











たんぽ小町ちゃん大地に立つ!

衣料班長「あぃ...バガでね...(あきれる)」

次女「ぎゃはは(笑いこける)」

ぴったりだ!寸法としてはほぼ予想どおりに仕上がった。問題は走れるか?だ。これは外に出るしかない!早速玄関から外にでる!






ゴン!



頭ぶつけてしまったぁー!


全体の寸法を考えて行動しないと、そんじゅそこらにぶつかること必死!特に次、笠が合体したらさらに注意しなければならないだろう。







たんぽ小町ちゃん外にでる!

早速、軽くジョギング!

走れる!走れるぞ!(ガンダムをはじめて操作したアムロの気持ち!)

なんとか行けそうだ!しかし、裾の長さがちょっと気になる。これにひっかかって転んだら、たんぽ小町ちゃん絶対に







大破!

これはリスクを避けるために少し裾上げをしなければ!

ふなきさん「おかん!3cmくらい裾上げしてけれ!」

衣料班長「ん、んだな!」

衣料班長も納得したところで最後の衣装修正。いよいよ最終段階に突入した!




体の部分が出来た!なんとか形になった。しかし、最後にのこったのが頭部の








これが実は凄いハードル!直径80cmくらいの円に、あの東京ドームみたいなあの曲線をどう作ろうか?当初は天井灯のかさを考えていた。しかしこれが、結構値段がする。ヤマダ電機の店員さんに聞いたら5000円くらいとのこと。







そんなもん買えるかぁー!

実際に作っている竹製のの編み笠を使おうか?しかし、そんなもん探しているひまがない。

これはやはる自作するしかない。直径80cmくらいの円の物体に、棒を曲げて立体化するしかない。さて、この直径80cmくらいの物体がなかなか見つからない。





自転車のタイヤ





ポリバケツのふた

しかし、直径80cmって結構大きい。100円ショップにもホームセンターにもないこの物体を、ようやくトイザラスで見つけた。それは






フラフープ!

これしかない!強度的には少し不安があるが、時間もあまりないのでこれで製作するしかない!500円で購入。原チャに乗せて土崎仮装総本部に持ち込む。(←ちなみに原チャからフラフープが完全にはみ出るわけで、この姿を見たドライバーが珍しそうに覗き込んでいました)

ではこの上にアーチ状のドーム型を作るベースの骨組みの材料を探そう。今度は100円ショップにあるだろう。物色時間20分!あった!それは









花壇用の曲がる支柱

これを3本買った。早速、加工スタート。フラフープの内側に正六角形をイメージし、その頂点に電動ドリルで穴を開ける。次に曲がる支柱を適当な長さに切りフラフープの穴の一方に挿入し、反対側の穴に支柱をぐぅーっとまげて挿入する。これを3本立てて、ボンドで固定する。支柱の中心部分を結束帯で固定し、本体と接続用の木材も固定すると




なんとなく全体像が見えてきた。これに黄色の布をボンドで張っていくしかない。

ふなきさん「おかん!(会社に出社している間に)張っといてけれ!」

親不孝ものー!

しかし、会社から帰ってくると





 

ちゃんとできているのである。後ろには網の部分をつけた。これが空気穴となり、酸欠を防ぐ。笠の形もなんとなくできた。まだ、残るものがある。笠について
いるあのヒラヒラ...

あれがないと小町っぽくないよなぁ。しかし、あんなうすっぺらのヒラヒラ、どこにあるだろうか?

よし!あそこに相談しに行ってみよう!




シャアの肩章を作るために、緞帳のしたのふさふさの部分をなんと無償で提供してくれた、仮装ランナーにやさしいカーテン屋さん





インテリア美鶴


ここに頼んでみるしかない!たんぽ小町ちゃんの笠についている、よくベリーダンスのねーちゃんがかぶっているような、うすっぺらいヒラヒラの布なんつーのは100円ショップにはなかった。





きっとここにはあるはず!

実家の土崎からインテリア美鶴までは約13km。ポカポカ天気の日曜日。ランニングしたついでに頼みに行ってみようか?ということでインテリア美鶴まで走ることにしました。約1時間15分後、到着。4月なのにこの日は結構暑い。

ふなきさん「すいませーん。おひさしぶりでーす。」

おねーさんA「あ、こんにちわ。久しぶりですね。ここまで走ってきたんですか?たまに(ホームページ)見てますよ!どうですか?たんぽ小町ちゃん?

ふなきさん「あ、見てくれてるんですか?うれしい!実は
ご相談したいことが...」」

おねーさんA「ちょっと待ってください」

この日、店内は








(実際にカーテン買ったかは別にして)




客でいっぱいじゃねーかぁ!








そんな中、
13km走って汗だくになったゼーゼーしているバカ親父がただ一人。










周囲は完全にドンびき!

しかし、仮装ランナーたるもの、そんなことを気にしてたら何にもできないのだぁ(←周囲の視線には完全に免疫ができている)。客もようやくいなくなり、いよいよ交渉開始!

おねーさんA「おまたせ!どうしました?」

ふなきさん「あの、たんぽ小町ちゃんの笠についている、うすっぺらなヒラヒラないですかね?」

おねーさんA「んー、ウチにあったかな。」

おねーさんAと一緒に2階の物資置き場にいく。おねーさんAはゴソゴソと探して一枚の布着れを見せる。

おねーさんA「こんな感じですかねー」

ふなきさん「これー!これこれ!これください!」

まさにイメージしたとおりのシースルーの布が目の前にあった。触ってみてもイメージどおり!さっすが!
インテリア館・美鶴!






仮装ランナーのかゆいところに手が届くマニアックな店!

ふなきさん「く、ください!いくらですか?」

おねーさんA「あ、(ただで)
いいですよ!








2010年になっても太っ腹じゃねーかぁ!








インテリア館・美鶴よ!








いずれこの店は、仮装の衣装用の布地を購入したい者たちのメッカになるであろう!

本当にありがたい!美鶴のためにもたんぽ小町ちゃんは完成させねば!そして完走しなければ!

布地は帰りも走って帰るので、後日取りに来ることにした。では13kmの帰路に戻ることにしよう。その前に

ふなきさん「あ、すいません!水1杯もらっていいですか?」

おねーさんA「あ、いいですよ!」

と言って、グラスになんと
ポカリスウェットを入れてくれた!







インテリア館・美鶴よ!









いずれこの店は、国道13号線を走るランナーの給水地点のメッカとなるであろう!



インテリア美鶴からもらったヒラヒラカーテンは早速適当な大きさに切断され、笠の後ろ部分のがっしり取り付けられる。




ちょーどいい按配だ!ヒラヒラ感が!

できた!すべてのパーツが出来上がった!もう土崎仮装総本部で本腰入れてやることはなくなった。あとは高崎の自宅で調整をするだけだ!よし!







高崎に運ぶぞ!

本体はさすがに運搬が困難であったため、事前に群馬に行く都合があった友人の車に無理やり乗せて運搬してもらった。なのであとは笠と衣装類を手で搬入すればよし!丁度群馬に出張の予定ができたので、寝台特急あけぼので搬送することにした。
スーツ姿に右手にスーツケース、左手にこまちちゃんの笠を持った変なビジネスマンが秋田駅を行く。






周囲の視線が集まらないわけがない!

でも本人ちっとも気にしない。



たんぽ小町ちゃんの全パーツは、寝台特急あけぼので決戦の地、群馬県へと運ばれる。大会まで1週間。時間が無い。最終調整してバグをださねば!早速組み立て...のその前に、アホ面してこまちちゃんのパーツを覗き込む長女が横にいたので

ふなきさん「おめ、ちょっと着けてみるか?」

長女「うん!」

一応バレーボール部のキャプテンなので、これ着けても死ぬことはないだろう。暇つぶしに着せてみることにした。

ふなきさん「こーやって下から入って、中のチョッキを着て、ボタンつけたらそのまま立て!」

装着方法を伝授した。しかし






長女「
ぎゃー!







悲鳴







長女「
立てない...



こまちちゃんはニコニコ笑っているのに、その中で立ち上がれずもがき続けるアホ娘の図がそこにはあった。
このこまちちゃんは、身体を微妙にくねらせて装着し、微妙に立ちひざをして立ち上がらねば操縦しきれないのだ。つまりほぼ







ふなきさんカスタム!

アホ娘のもがきでバカ笑いした後、本業の接続作業をスタート。まずは笠と本体を接続。接続は、接触部に取り付けておいた?型の金具をゴムで相互接続する。強度的には、接合箇所を6箇所にしておいたので、1、2箇所のゴムが切れても大丈夫だろう。



額の部分が多少広い感じがするが、もう気にしている時間はない。これでいく!これに衣装をマジックテープでさくさく取り付けていく。帯は安全ピンで衣装に接続。最後に襷をやはり安全ピンで衣装に取り付けて作業完了。衣装関係は比較的すぐできたが、やはり笠と本体の接続に時間がかかることが判明。当日この作業を早めに終了しなければならない!そして衣装のしたから、モゾモゾ内部に入り込み装着作業をイングリモングリする!





どーだ!完成!これが







ハーフマラソンを走るべく改良された







たんぽ小町ちゃんだぁー!



ここに完成!

つらかった。特に衣料班長は大変だったと思う。そして、本体を加工してくれた大工のキーボードさん、フェルトを提供してくれた東のデザイナーさん、カーテンを提供してくれたインテリア美鶴さんには本当に感謝します!








ありがとうございました!

で、早速その場で足踏みしてみる!









走れる!

こんなでっかい図体でも、走れる!しかし...









重い...

全部のパーツが出揃うとかなりの負荷だ。そして...









暑い...

動いていると、内部が非常に蒸してくる。フェルトの通気性が悪いのだ!これは本番で換気をどうするか?を本気で考えないといかん。今回は予行演習なしの1発勝負!

なんとしても、ゆるキャラがハーフマラソンを走るという









伝説をつくるのだ!

そして、水面下で準備していたもうひとつのものができあがったとの連絡が入った!わが師匠”邪王”さんに冗談で提案していたものがなんと
3倍のスピードで出来上がったのだぁ!それは


















仮装ランナー専用サイト用






のぼり


(モデル ”邪王”氏)

大会に行くと、”○○ランナーズ”とか”○○走友会”とかののぼりがあって、その下でみなさん楽しくやっているのがうらやましかった。仮装ランナーでそんなことしてはダメなのか?
冗談半分に”邪王”さんに深谷シティマラソンで会ったときに提案してみた。

ふなきさん「仮装ランナーの用ののぼりつくりませんか?」

邪王「やりましょう!知り合いいるんで作ってくれますよ!(←全然反論せず、やる気満タン)」

こーしてのぼりプロジェクトが始動した。そして、夢は現実になった!(言いだしっぺなので、制作費はだします)

(詳細は邪王氏ブログでも公開中→こちら









仮装したくても恥ずかしくてできない人







仮装して沿道の子供を笑わせたい人







この旗を見つけたら集まれ!







志をひとつにし、共に戦おう!


(誰とよ!)



2010年5月9日(日) 晴れ

去年はまさかの真夏日でとんでもない1日だったが、今年は絶好のマラソン日和。風もない!朝5時45分、車で会社の若いヤツ”りんりん☆”を迎えに行き、安中を目指す。りんりん☆も今回、ふなきさんから赤のロングパンツ(←シャアのときに使用したヤツ)を借りてなんかヤルという。しかし、それが何だか全然想像がつかない!

二人は国道18号線を西に、安中を目指す。途中沿道で、
セーラー服姿の男が路上で相乗りする車を待っていた...。

安中に近ずくにつれ









変なヤツがだんだん増えてきた!

そして会場に無事到着!たんぽ小町ちゃんを車から取り出して会場内に進入!







なんだこりゃ?

と周囲は目玉付のでかい円筒形を見て、明らかに疑問を抱いている。さて、ベースキャンプを探すか?






シャア専用”ののぼりを!

会場内をぐるぐる回っているうちに、”シャア専用”ののぼりを組み立てている黒ずくめの男が一人!わが師匠







”邪王”さん

ふなきさん「いやぁー久しぶり!(りんりん☆の紹介)こっち去年も参加していたウチの会社のヤツ(←名前は言ってない!全然紹介になってない!)。」

邪王「知ってますよ!去年ギター侍でやってたでしょ!こちらアメブロのなかまのポドゥルさん!」

ポドゥルさんを紹介してもらった。全然無駄のない体型をしている。これこそ



ランナー的身体!

対するアチキは、筋肉質でしかも多少アルコール脂肪が付着している








格闘技系親父体型!

それは...
この日のために養ってきた身体かもしれない!(←勝手に美化している)

時間まで1時間20分。とりあえず組み立てをしてしまおう。本部席から折りたたみイスを2脚借りてきて(←勝手に)その上に小町ちゃん本体を乗せ、まずは笠を接続。そして着物を接続。帯、襷を接続し。外装は完了。では内部コックピットに入り込む。しかし、その作業が一人では大変なのだ。
邪王さん、りんりん☆に支えられ





その内部に入り込む!






たんぽ小町ちゃんついに安中の地に立つ!


(ポドゥルさんとツーショット)

今しかない!記念写真撮ってみよう!ということでポーチに入れた携帯で写メを撮ろうと思ったが思うようにとれない。これはたんぽ小町ちゃんの内部コックピットから撮影するしかない!それで撮ったのがこれ!

ターミネータT-800 (邪王)

(たんぽ小町ちゃん内部コックピットより撮影)

コブラ (りんりん☆)... 足短か!

(たんぽ小町ちゃん内部コックピットより撮影)

いよいよスタートは迫る!



たんぽ小町ちゃんの内部コックピットからの写メは疲れる!なので、いろんな人に写真を撮ってもらった。


姫ねーさまと


りんりん☆と
(足みじかぁ!)


邪王さんと(ただし、たんぽ小町ちゃん整備中)








まったくこの大会は







まともなヤツいねーじゃねーかぁ!
(そーゆー大会です。まともなヤツが浮いてます!)






写真をひととおり撮ったあと、スタートまであと30分。スタート地点までの移動を開始。



今回は従来のスタート地点が変わったため、会場からその地点までゾロゾロ歩く。変な格好の大集団が安中の民家の脇を歩くという











異様な光景がそこにはあった。

さてスタート地点に到着!午前8:00、太鼓が6つ鳴らされいよいよスタート!
スタート直後、並走している












矢島美容室がうるさぁーい!

ラジカセで矢島美容室の歌をがんがんにかけて走っている。まあ、お祭りだからいいか!

小町ちゃんはりんりん☆と並走することにした。さて、このデカイ身体で実際に走れるのか?








走れるンです!

ジョギング程度の歩幅ですが、走れます。裾を足で踏まないように調整した設計の勝利です!しかし、暑い。白の外壁のフェルトが予想以上に通気性が悪い。見る見るうちに汗が噴出してきた。顔には汗。しかし、汗を拭くこともできない。これを想定していたので、目に入らないようにヘアバンドを額にしていたことで、顔の汗は噴出していたがあまり気にはならない。







それにしても内部に風が欲しい!

走っていていろいろやった結果、手を振って走ると袖から風が内部に入ってくることを確認。そこで小町ちゃんのほっぺの部分をポンポンと叩きながらリズミカルに走ることで空気を内部に送ることに成功!





これで酸欠にはならんだろう!

知らないウチに並走していたりんりん☆(←病み上がりと言っていたが元気)が視界から消える。この野郎、査定下げてやる!
そして最初に給水地点が近ずいてきた。

給水できるだろうか?



給水地点に到着。








給水だ!

ボランティア「あらぁ、水飲めないじゃない?」

ふなきさん「ちょっと待って...」

ここでシミュレーションどおりの給水行動に移る。

まずは手袋をはずす

コップを受け取る。

そのまま手を袖の中に引っ込め、手を本体の中に入れる

本体の中で無事給水

コップをそのまま下に落とす


と完璧なはずであった...しかし思うように自由がきかない!コップを手にして腕を中に入れる際、

水が思いっきりこぼれ、たんぽ小町ちゃんの衣装に水がかかる!丁度たんぽ小町ちゃんの股のあたりだったので、たんぽ小町ちゃんが




おしっこ漏らした感じじゃねーかぁ!

これは、無理だ!別の方法をトライする。片手を本体に入れた状態で、下の部分から手をだす。外から見ると、たんぽ小町ちゃんの股間から手がにょーっと出ている





異様なゆるキャラの姿がそこにはあった!

給水のボランティア、驚いたあと笑う...でもしょうがない。これしか給水方法がない。駆けつけ3杯飲んで再び走ろうとしたとき、足が何かにつっかえているのがわかった!





早くもトラブル発生!

なんだ?何がひっかかっているんだ?




何が起こっているのかが全然判らない!まずい。こんな序盤にトラブルなんて!どうしよう...

そんなとき近未来から救いのターミネータが現れた!






邪王「
が下にたれすぎてるね。(安全ピンをだして)ここを止めておくから、これで大丈夫と思うけど!」


襷かぁ。そーいえば安全ピンを上側1箇所で止めただけだったもんなぁ。走っているうちに位置が変わってきて足にからまってきたんだ。それにしても、丁度いいときに現れたターミネータは、










まさに救世主!
(格好は極悪だが)

シャア専用アライアンスメンバーの助けで、たんぽ小町ちゃんは再び走り出す。

ターミネータはそのまま姿を消し、りんりん☆はいつのまにかおらず。あとは後方からいろんなランナーに越されながらの走りとなる!沿道の観客からは大きな応援と歓声の声をかけてもらう。ここで、歓声のベスト3を上げてみよう!








第3位




すごいねー!大変だのー!よく走れるのー








第2位





がんばれー、たんぽ小町ちゃーん!











そして圧倒的な


第1位
















かわいー!

秋田県鹿角市役所観光交流課のみなさん!

たんぽ小町ちゃんは上州の地でありがたい応援をたくさん受けましたよ!

そしてレースは後半に突入する!



さて、逆にたんぽ小町ちゃんは沿道の方々、ランナーのみなさんにどのように声をかけていたか?そのベスト3は




第3位




がんばりましょう(極めて普通)








第2位





秋田さ遊びに来てけれー!












第1位
















きりたんぽ食べてけれぇーー!


たんぽ小町ちゃんはきりたんぽなのだ!やはりきりたんぽをPRしないとダメだろう。ということで、この言葉を叫びながらPRしていった。この大会は途中何キロか?がちっとも表示されていない。いまどの地点なのか?強制収容されはしないか?を心配しながらゆっくりと走る。

約13キロ付近であろうか?足がつりそうになる。早い!早すぎる!13kmで足がつる感じがする。やはり小町ちゃんの本体は、かなりの負荷である。ここは勇気を持って






歩いた!




堂々と歩いた!

もし足がつったら、このゆるキャラの格好では









足を自由に伸ばせないからだ!

足がつったらレースは終わり!と思っていたので、完走するためにはここで勇気を持って歩いた。周りを見ても、歩くランナーが増えてきた。給水ポイントで水を飲み、沿道の方々が差し入れてくれる梅干、レモンを沢山食べた。


差し入れをもらうために







たんぽ小町ちゃんの股の下から手を出して!

元気だすために、ホムペを見てくれている侍の仮装をしたおねーさんとロッテのFitzの踊りを披露!こんなことしてたら、足の疲れがとんでいった。いつのまにか走行ルートは歩道になる。

周りの選手もみな歩く。走るランナーはもういない。みんな堂々と歩いてゴールを目指す!

そして強制収用の時間をクリアし

峠の関所を通過したときには3時間を越えていた。

いよいよゴールが近ずいてきた!最終コーナーを過ぎたらゴールの関所が見えてきた。最後の力を振り絞り走る!



走る!そして







ゴール!


(写真提供 阿修羅さん)


3時間15分






秋田のゆるキャラは伝説を作った!






ゆるキャラでも
20km走れるのだ!




つらかった!重かった!暑かった!しかし、今となっては心地よい疲労感である。途中でどっか行ったりんりん☆は約20分前にゴール!病み上がりの身体ながらサブスリーの偉業を達成していた(20kmですが)。



20km走っての反省点は、フェルトが多少くしゃくしゃになること、襷の位置を少し上にしないと衣装の裾に引っかかってしまうこと。これの修正は次回へフィードバックしよう!(←まだ使うのかぁ?)

しかしそれ以上に







20kmを故障もなく走れたのは賞賛に値する!

途中、一反木綿が大破していたがたんぽ小町ちゃんは









頑丈だった!

多少のトラブルは想定していたが、全然なかった!すべてシナリオどおりに進んだのが怖いくらいだ!ゴールの感動はそれくらいにして、そろそろ小町ちゃん分離作業に入る。ひざまずいて、ちょうちょがさなぎから成虫になるようにゆっくりと脱ぐ。








パイロット離脱完了!

たんぽ小町ちゃんお疲れさまでした。




たんぽ小町ちゃんとパイロットはゴール地点で記念写真!(足短か!)



さて、無事終わったことだし、帰宅するか?早速、JR横川駅への無料バスへ乗り込む。しかし、そのとき初めて気がついた。


いかに小町ちゃんの本体が
かさばるものかと言う事を!

笠をりんりん☆に持たせ、本体をかついてバスに乗り込む。通路が狭い!通路の幅以上に






小町ちゃんの直径でかいー!





すいません!すいません!

と座っている人に謝りながら、車内の奥へと進む。なんか運転手もムっとしているし!途中の座席に座ろうと思ったが、結局これほどかさばる荷物なので、一番後方に陣取る。しかし、こまちちゃんは3席分を占領するので、普段なら5人は座れる最後尾の座席は、こまちちゃん+りんりん☆+ふなきさんで占領。



大迷惑!

次回は、バス乗車のときに迷惑をかけないキャラにしよう!そして横川駅に到着!


帰ろう!ふるさと秋田に!












仕事が終わって

JR横川駅ホームにて秋田をしのぶたんぽ小町ちゃん



秋田に帰りたいよぉ〜〜






はたして、たんぽ小町ちゃんはふるさと秋田に無事、帰れるのか?









第5弾 たんぽ小町ちゃんの章 完!







第6弾 製作決定!

(↑ストーリーが完了したときに、すでに次回作が決定している。名探偵コナンの映画みたいだ。)


(妙なこだわりは更に続く)

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