妙にこだわる仮装ランナー

リサイクル編 三沢米軍基地ハーフマラソン2010を

リキッドメタルT−1000は走りぬけた!


2010年8月23日


日本海メロンマラソンでお世話になった青森のランナーさくれれさんからgmail入電。








著作権に抵触しまくりですが、予告編ができました!









その映像がこれだ




















すげー!出来じゃねーかぁ!

SAKURERE Film そのうち一部上場か?

さて、そろそろ三沢米軍基地マラソンのために準備に入るか?


2010年8月24日

まずは何か作ってみっか?丁度レンタル屋GEOで古着セールしてたのでそこで赤いシャツとジーンズを購入。各々





150円




バカ安!

ではこの赤いシャツを






























切り刻む!

新品を切り刻むなら多少胸は痛むが(←今までもっと痛むことしてきたのに)









150円だからいいのだ!

ここから衣装班長と相談

ふなきさん「このシャツ、この部分もうすぐ切って黄色のボタン3つ付けてけれ!あとGパンはこの位置から切って、切ったところに2cmくらいの白いタオルぬってけれ!」

衣装班長「ん!わがった!明日やってやる!」



衣装班長快諾!いつも注文しているものよりは、はるかに
ハードルの低い作業だからだ。

次にホームセンターで購入した麦わら帽子。ちょっとツバの部分が長いので外周2cmくらいを取り去る










このままだと色がつまんないので











黄色に着色




ふなきさん「この帽子に、赤いシャツの切り取った部分でリボン付けてけれ!」

衣装班長「ん!わがった。明日やってやる!」


今回はなんと3日だ!







3日で完成した!






1000円で完成した!














モンキーDルフィ

仮装ランナー史上、もっとも好タイムが期待できる衣装ができた!






さて











遊びは終わりだ!











三沢の準備をしよう!



三沢米軍基地マラソンの場所はその名のとおり、米軍基地の中!そこは




アメリカなのだぁー!

ということは、ランナーも観客もアメリカ人ばっか!つまり、仮装キャラもアメリカ人ウケするものでないと、ちっとも盛り上がらないのである。ということは、いままでの歴史でいうと2体のキャラがヒットする。







リキッドメタルT−1000







インディジョーンズ



でインディさんは、先月走ったばっかりでほとぼりが冷めるまで使いたくないといのが本音。

また

対戦相手がアメリカ軍となれば、やはり対抗できるのは...




スカイネット社の近未来ロボットしかない!



リキッドメタルT−1000

米軍との全面戦争に望む!







じゃ、準備するか?今年のふかやシティハーフマラソン以来の登場のリキッドメタルパーツを倉庫から取り出す。パーツをそれぞれチェック。



ん?待てよ。申し込み要綱に基地の中に入るときに
手荷物検査があるとか言ってたなぁ。手荷物検査で引っかかって中に入れなかったら元も子もないわ!









これはやめておこう...






では、前回できなかった部分を仕上げていきましょう。まずは10円玉くらいの大きさの塩ビ板に、小さくちぎって形を整えたアルミホイルを丁寧にボンドで接着していく。



気長にこの作業を5時間くらい続ける。

できた!





3つの造形物。

これは何か?これを上着の背中3箇所に縫いつけたマジックテープに接続する。



つまりこれは、リキッドメタルが前方から銃弾を撃たれたときの貫通痕なのだぁ。

さて次は...



まずは100円ショップで購入したラッピング用ペーパー



これはかなり光沢がある。しかも多少七色に変化している。これをくるくるの細長い円錐状にすると



半年ぶりにできました。何故このラッピングペーパーにしたのか?このペーパーは多少変形しても、ガチな折れ方しない限り形が元にもどるのだ!これはハーフマラソンを走る人間にとってはありがたい。(←というか、走る以外のところでこれ使って結構遊ぶからありがたいのだ)

これでパーツのプチ準備OK!

あとは参加通知がまだ来ない!1週間をきってもまだ届かない。噂によるとこの大会はギリギリまで通知が届かないらしい。大会6日前、ようやく群馬に届いた。しかし、今回ふなきさんは秋田にいるので、秋田に届けてもらわんと困るのだ。急遽かみさんに連絡して秋田に宅配で転送してもらう。(かみさんが怒っていたのは言うまでも無い...))

大会4日前



ようやく到着した!
これで米軍基地に入れる

三沢までの往復きっぷも購入した!準備は完了!






T−1000と米軍との対決がいよいよ始まる!


2010年9月11日 大会前日

よし!青森県三沢市をめざそう!当初は原チャで三沢まで行こうか?と考えたが、周囲があまりにも”無謀”というのでやめた。13時、秋田新幹線こまちで盛岡へ移動。ここから東北新幹線はやてで八戸を目指すが、乗り次ぎ悪く50分待ち。
八戸に着いたのが16時。ここで東北本線に乗り換える。

入線してきた三沢行き在来線に乗ると、隣にいたほぼ同じくらいのときの男性が声かけてきた





マラソン出られる方ですか?(U字工事風)」





ふなきさん「はい」





初めて出られるんですか?(U字工事風)」









この人絶対














栃木県民だぁー!

イントネーションが思いっきりU字工事。案の定話を聞くと栃木の鹿沼から来たオン・チョンイルさんで、ブログも運営しているとのこと。さらに聞くとホテルはふなきさんと同じルートイン三沢。

そのままいろいろ会話しながら三沢駅に到着。雨も降っていたのでオン・チョンイルさんとタクシー相乗りでホテルに移動。ホテルに着いてびっくりした。





ふなきさんの部屋 
1007号室





オン・チョンイルさんの部屋 
1006号室





隣じゃねーかぁ!


こんなことってあるんですね。これも何かの運。このあと一緒に日帰り温泉行って、飯も一緒に食った。

ホテルのルートイン三沢は会場となる米軍基地の正面ゲートのすぐ近くにある。







周囲の店の看板は、ほとんど英語表記が併記されている。

  

歩く人もアメリカ人が混ざっている。

ここは青森県の中のアメリカ。東北の雰囲気はここにはない。そんな雰囲気の中で、明日のために早めに就寝。






2010年9月12日 大会当日 AM4時

ホテルの向かいにあるBARで騒ぐ







アメリカ人がうるせー!

店の中のカラオケの音が聞こえてくる。








AM5時

外で肩組んで、片手に酒持って騒いでいる...










AM6時

外でかみさんらしき金髪と口論している..








おめーら









何時まで騒いでいるんだよー!











米兵はタフであることをここで知る。



では早速、朝飯を食おう!先月の日本海メロンマラソンでは後半完璧にスタミナが切れた。





二の舞は許されない!

がっつり食おう。でも大会当日なので消化のよいものを食うことにする。ルートイン三沢の朝飯はバイキング形式。トレーを手にとって食べるものは...







お粥



バナナ



梅干!


この3品をゆっくりと時間をかけて食いまくる!

結局









お粥 



バナナ 




梅干 
20pcs

を食った!これだけ食えば足もつらんだろー!でも店員さん、必死に梅干補充してるし!
大迷惑!部屋に戻って風呂に入って準備を開始。開会式の9時に向けていよいよ衣装を着る。ズボン、ベルト、シャツ、サングラス、ヘルメット。8時45分。完成!そのままの格好でチェックアウトする。










ホテルフロントの方、目が点

で、ホテルにでる。出たところで待ち合わせていた青森のランナーさくれれさんに










挨拶がわりに












一突き!

8月のメロンマラソン以来、1ヶ月ぶりにさくれれさんと再会!さくれれさんは子供と一緒。かみさんも一緒に来ているみたいだが、近未来ロボットが怖いみたいでどこかに逃げていったらしい         ...(うそです)。

近未来ロボットを見て感動のさくれれさん。ドン引きのさくれれさんの娘。そのまま3人で米軍基地正面ゲートへ移動。正面ゲートにはUS Air Forceの文字が。












リキッドメタルT-1000 三沢米軍基地に降り立つ!







そしてそのまま










開会式に参加


(写真提供:さくれれさん)

後方に変なランナーがいることを悟ったランナーが数人いる。会場のアナウンスは英語と日本語。あきらかに普通のマラソン大会ではない。第一、米兵ランナーがいっぱいいる。男も女も。そのわりには仮装ランナーがちっともいない。またしても完全アウェー状態の大会である。開会式も終わりいよいよ基地内に潜入する。しかし...



開会式は正面ゲートつまり基地の外である。スタート地点は基地の中である。開会式が終わり







いよいよ基地内に潜入!

T-1000は基地の鉄格子など関係ないのに







妙に緊張していた!

なぜなら、

受付のねーちゃんいわく







「基地内は
カメラ撮影ダメです!逮捕されますよ!

他のスタッフもほぼ同様の回答。携帯で写メ撮ろうと思っていたのにプチ残念!しかしとりあえず基地内に持っていって、撮らなければいいのでは?ということで携帯持って基地内に潜入。特に手荷物検査があるわけではなく、ボディチェックもあるわけではなくすんなり入れる。







基地中には立派な戦闘機のモニュメントがあるではないかぁー。



かっこいい!

さくれれさんに撮ってもらう。



基地内で撮影してしまったぁー!




逮捕されるー!

でも周りを見ると、日本人もアメリカ人も普通に写真撮っているじゃねーかぁ。

受付のねーちゃんガセネタ流しやがって!では記念に撮りまくろう。







Are you Sara Coner?
 











Wolfy is OK. John... Where are you?





それにしても今回も仮装してるやついねーなぁ。なので




目立つ!







目立つので









(写真提供:さくれれさん)

米兵も盛り上がる!





おめーらが盛り上げろー!


スタート地点でアホしているうちにハーフマラソンのスタート時間10:30








John Conerを探しに





(写真提供:さくれれさん)
T-1000暴走!




基地の中は広い。暑くもないし、しかもフラットで走りやすい。しかし、







観客がいない!

せいぜいいるのは対向車から見ている米兵くらいだ。今回は走りながら少年期のJohn Conerを探すというストーリー仕立てなので(←勝手に!)視界に入ったガキを常に注視していくことにした。




スタートして2-3キロ地点、マッチョな黒人女子ランナーと並走するマウンテンバイクを発見。多分、このマッチョな黒人ランナーの子供。興味があるのか?T-1000の横に来た。


(写真提供:さくれれさん)

T-1000「
Hey! How old are you?

ガキ「
seven

T-1000「
Do you know me?

ガキ「
No.

T-1000「
You had better go to Tsutaya, and watch TerminaterU The Judgement Day, OK?

ガキ「...」(はにかんでママの横に戻る。)










おー、普通に会話してもた!

このガキ、たまにT-1000の横にくる。なので

T-1000「
Hey John!(←勝手に命名). You bring me a water! Hey John, Give me your bicycle!」

とか言ってたら、









もう横にくることは無かった...







あいそつかされたじゃねーかぁ!


それにしてもどこまで行っても観客がいない。いるのはボランティアのスタッフ、倉庫で働く米兵、対向車内の米兵...それでも6kmくらいであろうか?
歩道でたたずむ夫婦と子供(男)






いた!John Coner!








いきなり歩道に歩いて行き








(写真提供:さくれれさん)
Are You John?
と言って近ずいていく




親にはウケているが、John Conerはあきらかに







ビビッている!




10km過ぎ。折り返ししてきたランナーとすれ違う。その中の米兵の一人がすれ違いざま声かけてきた。

米兵「
You have see John Coner?

返答

T-1000「
No! Not yet!



即答しているし!われながら米軍基地内で妙に馴染んでいた。


15km過ぎ、前方の給水場手前で水鉄砲をかけ騒いでいるアメリカンガキを発見。





ここはクールに歩く...





歩く...





ガキに近ずいて歩く...





ガキの手前でいきなり指アイスピックを振りかざす!


(写真提供:さくれれさん)

ガキ逃げる!







周囲の大人、バカうけ








20km近く...






Are You John?


(写真提供:さくれれさん)




赤ん坊じゃねーかぁ!

いろいろ遊んでいるうちに、いつのまにかゴール近くになっておりました。今回は楽に走れたぁ!特に歩くことも無く(←ガキをビビらせるときは歩いたが...)完走できそうだ。

ゴール直前、結局John Conerはいなかったが(←あたりめーだ!)John Conerを追いかけるように全速力で











ゴール!




2時間3分44秒


まあ、T-1000だったらこんなもんだろう。(←衣装を選択した時点で、大体のタイムが予測できる)




ゴール後、記念にやたらテンションの高い黒人のおねーさんに

T-1000「Would you please take photograph with me?」

黒人のおねーさん「Off Course!」



おいおい...








乳当たってルンだけど...









T-1000は液体だが、











乳の感触だけはプログラムされているようだ



後日、株価急上昇のSAKURERE FILMから動画完成の連絡が入る。

それがこれだ!






特別編まであるし!



作成してくれたさくれれさんに







感謝!

(おしまい)




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