ふなきさんの本業はハンドボールのゴールキーパーです。それしかしらない体育会系バカ親父が、何故小学生バレーの審判に挑戦したのか?その知られざるおいたちを説明しよう。 小学生3年12月に群馬県前橋市の城南クラブに子供が入部。当然のことながら市の大会で審判やれ!と武藤監督に注文される。小学生4年の7月。場所は生涯学習センターで行われた高前交流戦(ペプシカップに出れなかった高崎、前橋のチームの交流戦)での出来事。対戦は二ノ宮Jr vs 滝川小。審判は主審が城南の武藤監督、副審が体育会系バカ親父。 そのとき当時の滝川の加藤監督がこっちに向かって吠えている。 「一応、公式試合だからあんなのいれちゃ駄目じゃないの?」 見てみると二ノ宮Jrのベンチの父兄が一人と幼児が一人。でかい大会ではないので問題ないと思っていたが、当然のことながらスターティングラインアップシートに書かれてない人、及び「監」「M」「C」のバッチをつけていない人のベンチインは認められていない。 加藤監督の勝ち。 要求どうり二ノ宮Jrの父兄一人と幼児一人をベンチからステージの方へ移動させた。簡単そうだったが、審判も結構気苦労が多いものだと思った。 同じ年の秋のブロック別選手権。城南クラブはCブロックで出場なるも敗退。即帯同審判。チェリーズの方が主審、副審が体育会系バカ親父、試合は福島あすなろvs時沢 。何も無ければいいのだが、やってしまった時沢さん。アウトオブポジションの犯則。つまり、サーブを間違えた。サービスは、すでに実施されていたので副審の私はすぐに吹笛をして試合を止めた。この時、時沢のアウトオブポジションの犯則として福島あすなろ側に1点やっておけばよかったのだが、 はっきり言ってそんなこと知っているレベルではなかった。 試合を止めて主審と相談。(ちなみに主審も結構ルールに精通している人ではなかったので)でた判定がダブルフォールト。つまり、ノーカウント、もう1回。怒ったあすなろの高橋監督 「なんでーー?」 とでっかい声でアピール。しかし、ルールとしては明らかに福島あすなろ側に1点が入らなければならないことは、今考えると当然の結果であった。 試合後、高橋監督は大会本部にアピール。役員席からとんできたのは玉村やまちゃん。 「ちゃんとやってもらわないと困る!」 と怒られました。(←とうのやまちゃんは覚えていないと思う) この1件がトリガーとなり眠れるB型人間を完全に目覚めさせてしまいました。 完全にルールを理解して、もう一言もイチャモンをつけれないようにしてやろう! 会社の昼休みはルールブックを熟読。インターネットのルールサイトを閲覧。出張のときは必ずルールブックを持参し、新幹線の中で熟読。しらないうちに購入したルールブック、解説書は6冊。練習試合では率先して、主審をする週末。 ルールを究極まで勉強していくと結構疑問が湧いてくるもので、例えば1レシーブ、2トス、3アタックでアタックしたボールが相手ブロックにあたらないで、ネットにあたり戻ってきたボールをそのアタッカーが触った場合、このハンドシグナルは ダブルコンタクト? フォアヒット? この質問を、練習試合にやってくる監督さん、コーチさんに質問してみました。明確に答えれた人はホトンドいませんでした。 この時点で私は、群馬県内の小学生バレーの指導している監督よりは、ルールを熟知したことを確信しました。(ちなみに答えはダブルコンタクトをとります。個人の犯則のダブルコンタクトをチームの犯則であるフォアヒットより優先を高くするみたいです。渋川審判部長も同じ意見!) そして小学生5年の4月。役員改選。何故か私の名前が前橋支部の審判部のところに記載されていた。 何々? 支部長推薦だぁ? 北村さぁーーーーん!やってくれたじぇー。 しかし、北村支部長に命を捧げるふなきさんは、この運命を素直に受け入れた。 支部長推薦とはいえ、これから2年間審判部として仕事をしなければならない。別のそれはいいけど... 一言くらい、事前に相談してねー。 初めて行った県の仕事がペプシカップ。審判団のみなさん、さすが貫禄あるねー。バレー歴長そうだ。 知っている人は桧山さんと高山さんだけだ。こりゃとんでもないとこにきちゃったね。どーなることやら。 と思っていたら、いきなり準決勝の利根ラビット vs 高崎東部 の副審をやれ!と審判部長から言われる。 おいおい、いきなり準決勝かい。ペプシの。おらぁー初めてだわ、こんな緊張する試合。主審は、笠懸VBCの桧山さん。 試合が始まり、今考えると真っ白になって仕事をしていました。 ようやく終った。初の県での大仕事が終った。桧山さん曰く 「副審、うまいっスねー」 とお褒めのお言葉。よかった。とりあえず無事に終了したと思ったら、記録をしていた勢多支部長の下田さんにあーでもねーこーでもねーと指導を受ける。 やっぱり、県まで仕切るとなるとまだまだ学ぶことがあるみたいだ! そして忘れもしない小学生6年の9月のとき、関東ブロック審判講習会に桂東ラビッツの高山さんと参加。関東一円の審判の先生たちに混ざって、いろいろ御指導をうけてかなりへこまされて帰ってきました。(詳細は城南クラブのホームページを参照)しかしながら、この講習会で他の県の先生方の技を目の当たりにすることで、自分に足りなかった部分を自分の物にすることができました。 かなり、へこまされたが逆にかなり勉強になり、自信となりました。 そうして臨んだ県スポ少秋季大会。ふなきさんは渋川審判部長のチームからキャッチボールを堂々と3回とりました。その後、支部、県の試合と笛を吹いてきましたが、少なくとも私の主審に対するクレームはなかったと思っております。 11月に行われた前橋支部秋季大会で清里JVC vs 下川Jrで清里から3本のキャッチボールを取りました。その後、大会本部のギンギラギンのジャケットを着た幹部クラスの方から「(審判)うまいねぇ」と褒められました。 こうして、ふなきさんの小学生バレーでの審判技術が確立されました。 他の人はどう見るかは不明です。自分もまだまだ下手だとは思っておりますが、これから審判をやろうとする人を教育するくらいはできると思ってます。 こんな人間が書くサイトですが、興味があったら見てください。 |