審判講習会を受けて晴れて資格を得た皆様、練習試合でも元気に笛を吹いて練習しておりますでしょうか?
ふなきさんも初心者の時は、練習試合では結構自分から率先して吹いたもんですよ。

でも
試合になったらいきなり失敗したんだぁプロトコールで。どーしても練習試合では、このプロトコールってやつは練習しないんですよ。練習試合では一般的にウザいんで。でも、試合ではどうしても通過しなければならない登竜門でございます。

プロトコールは簡単そうなんですが、結構奥が深い部分もあるのでしっかり覚えておいたほうが無難ですよー。では、プロトコールを制覇するの章の始まりでございますぅ〜。

この章の前提は、群馬県の県大会をベースに記載したいと思います。



1.プロトコール開始前
プロトコールの開始時間は、記録用紙の右上の開始時間に記載されています。厳密に言えばこの時間が、プロトコール開始時間です。しかし、開始前にはやるべきことが既にあるんですワ。
プロトコールは開始時間前から始まっているのである!

ACT.1 帯同審判員は速やかにフロアに入ろう!

まずは、審判員の人がコートにいないと始まらない。まずは速やかにフロアに入りましょう。たまにいるんですわ。「○○チームの帯同審判の方、準備をお願いします!」と放送で呼ばれる人。試合全体の進行の妨げとなるので、一服するのは審判してからにしましょう。さて、フロアにくるとき
審判アイテムを忘れないように!笛、時計、コイン、日本バレーボール連盟のワッペン(←持っている人は)は当然持っているように。

ACT.2 コート内にでて主審、副審の分担を決めよう!
県大会はトーナメント形式で行われ、1、2回戦は帯同審判制で進行します。トーメントは各ブロックごとに、左図のように振り分けられ、A1→A2→A3→A4→A5→A6→A7という具合に進行していきます。このとき、A7あたりから審判委員が審判部長の
「お前主審やれ!」の鶴の一声で、ノコノコ登場してくるはずです。それ以外のA1〜A6までは、すべて帯同審判制となります。

帯同審判の際の担当は、その試合の一つ前の試合のチームがそれぞれ担当することとなり、大抵、勝ったチームが主審、負けたチームが副審、記録、ラインジャッジ、得点掲示をすべて担当するという
”負けチーム総取りルール”が暗黙の了解となっています(←大会によっては変わるかもしれませんので、その際は事前の代表者会議、監督会議で連絡があると思います。確認しておきましょう。)

では、前の試合の無い第一試合A1の審判はだれが担当するんでしょう?それは1回戦第4試合のA4のチームが担当することとなります。なのでA4のチームは第4試合にもかかわらず第1試合から会場にいなければならないという、非常に損な役割になります。第一試合の審判担当の際は、”負けチーム総取りルール”が適用されないので、お互いフィフティフィフティで担当しましょう。

理想は
主審とラインジャッジ
副審と記録、得点掲示

とにわかれれば連携が取りやすいと思います。

ACT.3 記録員、ラインジャッジを準備させよう!
記録員に決まった人は直ちに大会本部から記録用紙をもらって、記録席に座り記入をスタートさせましょう。プロトコールが始まる前でも記載できる箇所はあります(記録を覚えよう!のコーナーを参照)。バンバン書いていきましょう。また、スターティングラインアップシートに記載された選手がコートにいるか?あるいはいないか?を確認しておきましょう。

ラインジャッジは、担当のポジションを決めておきましょう。そして記録席の後ろ側にスタンバイさせましょう。よくあるのが、フラッグをもってすぐにラインジャッジの
定位置に行って体育館座りをしている方がいますが、これから公式練習をしようとするチームにとっては邪魔なだけなので、記録席の後ろにスタンバイしましょう。記録席の前にいると、記録員が選手、コーチングスタッフを確認する作業の邪魔になるだけなので、後ろにたむろするよう指示してください。

ACT.4 試合をするチームを観察しよう。
プロトコールまで、あと数分。この間もボケっとしないで担当するチームを事前にチェックしておきましょう。何をチェックするか?

Check.1 監督、コーチ、マネージャがちゃんといるか?いるのであれば、その人たちはそれぞれ”監””C””M”のワッペンをつけているか?

Check.2 監督、コーチ、マネージャの服装は統一されているか?→これは、まれに違っている奴がいます。いたら注意しておきましょう。それでも「今日忘れてしまってさぁー!ゆるして!」と言われた場合は、????どーなるんでしょう?口頭注意のみ?退場?後で聞いておきます。

Check.3 選手のユニフォームは統一されているか?多分、統一されているのでキャプテンはちゃんとキャプテンマークがされているのか?をを確認しましょう。

Check.4 プレースタイルをチェックしましょう。特にキャッチ気味のセッターがいないか?は事前にチェックして心構えをしておいたほうがいいでしょう。

んな感じですかね。

つまんないと思う方は、見ててもダルイだけですから別のサイトへgo → 




2.プロトコールスタート。試合開始11分前
いよいよ本番ですよー。緊張していきましょう!


ACT.1 両チームキャプテンを呼ぼう!

主審は記録席の前から大きく吹笛をして両チームのキャプテンを呼びましょう。同時に自分が呼ぶべき選手がキャプテンであることを示すために、腹部に人差し指を横にしてキャプテンマークを示してから吹笛すると外野から見ててもわかりやすいので効果的です。

もしもキャプテンが主審の吹笛に気が付かなかった場合は「キャプテーン!」と声をかけて呼びましょう。


ACT.2 位置につこう!
両チームのキャプテンがきたらいよいよコイントスを行います。主審の方はコインを準備していますか?練習試合みたいにジャンケンはだめですよ。


さて、コイントスをする時の主審と副審の位置について説明しましょう。よくネットごしにやっている人をよく見ますがこれはNGです。なぜなら
記録員からコイントスの位置が見えないから
以下はふなきさんが直々に群馬県審判部長のK氏に聞いて教わったことです。主審は記録員と対峙するように立ちます。主審と記録員の間に両チームのキャプテンを立たせましょう。副審は記録員からコイントスの結果が見えならない位置ならどこでもいいですが、主審の横に立つのが素直だと思います。つまり左の図のようになるはずです。















ACT.3 握手をしよう!
主審、副審、両チームキャプテンが定位置についたら握手をしましょう!まずは主審から自己紹介を兼ねて「主審の○○です。よろしく!」と言って両チームのキャプテンと握手しましょう。握手の順番はどちらからでも結構です。
つぎは副審で「副審の○○です。よろしく!」同じく両チームのキャプテンと握手をします。
そのあとお互いのキャプテン同士握手させましょう。

ACT.4 コイントスをしよう!
いよいよコイントスをします。主審は準備したコインを両チームキャプテンに見せて、「こっち側が○○JVC、こっちがでたら○○ジュニア!」ってな感じでどっちがでたらどっちのチームに選択権が発生することを、
主審が決めてください。よくあるのがどっちかのキャプテンに「はい、あなたのチームが早くここに来たから選ばせてあげる!」という人がいます。これは駄目!だめ!ダメ!不公平だから。選ぶことができないチームが完全に不公平になりますよね。なので、表裏とチームの対応は問答無用で主審が決めてください。

で、準備したコインを親指で跳ね上げてそのままフロア−に落としましょう!途中で手の甲でとめたりしません。。サッカーの主審が飛ばしたコインを手でとめるのは、下が芝生だから表裏が出にくいからです。バレーボールのフロア−は芝生じゃないんで手でとめる必要はありません。
コインが落ちたあと靴、支柱、机などにぶつかった場合などはあまり公平とはいえないのでもう一度トスアップしましょう。よく大きいので500円玉を使う人がいますが、転がりすぎてフロア−の脇の床の穴に落ちたら大変なのであまり使わないほうがいいと思います。リッチなチームは別ですが。ちなみにふなきさんは、ワールドカップドイツ大会のときにコカコーラについていた景品のコインを使っています。大きくて見やすいですよ。結構普通の硬貨って、床に落ちたときの表裏が見ずらいですよね。選手にも記録員にもはっきりと判別できるコインを使えば親切と思います。

ACT.5 キャプテンに選択させましょう!

コインがフロア−に落ちて、表裏が判明しました。たとえば今”裏”がでたとします。”裏”を選択していたチームキャプテンに選択権が発生します。何を選択できるのか?というとこの3種類

選択権1.サーブを打つ
選択権2.サーブを受ける
選択権3.コートを選ぶ


です。ふなきさんの経験上99.9%が選択権1.の”サーブを打つ”を選択します。選択権2,3を最初に選ぶチームはほとんどありません。但し、選択権が発生したキャプテンが”サーブを打つ”を選択する際に約70%が「サーブ!」って言います。

大抵のペーペー審判は、”サーブを打つもの”として処理してしまいます。しかし、ここで確認するべきです。

サーブを打ちますか?受けますか?

と!このページを見た方は是非キャプテンが「サーブ!」って言ったら「サーブを打ちますか?受けますか?」と聞きなおしてください。
審判だったら普通に聞き直さないと先が進まないと思います。これを踏まえて、以下の3ケースを想定しました。その際の対処法を記載します。
 
●先のチームが”選択権1 サーブを打つ!”を選択した場合。
後のチームは自動的に”選択権2 サーブを受ける”が選択されます。でもこれだと不公平なので後のチームにも選択権を与えます。このとき後のキャプテンは経験上40%程度は「コート!」っていいますね。このように言った場合は「コートはどちらにしますか?」とちゃんと聞きなおしてください。

●先のチームが”選択権2 サーブを受ける!”を選択した場合。
後のチームは自動的に”選択権1 サーブを打つ”が選択されます。そして後のチームにはコートの選択権が与えられます。

●先のチームが”選択権3 コートを選ぶ!”を選択した場合。
後のチームは自動的に”選択権1 サーブを打つ”か”選択権2 サーブを受ける”の選択権が与えられます。サーブを打つか?サーブを受けるか?をはっきり選ばせましょう。


両キャプテンの選択が終了したら、スコアラーは、サーブ側レシーブ側を記録用紙に明記しましょう。

さてここでこれを覚えておいてください。
サーブを選択したチームから公式練習を始めます。新人の帯同審判さんは結構知らないんですよね。
試合の現場を仕切ることになって初めて気がつきます。ちなみにふなきさんもそーでした...。

両キャプテンのサーブ、コートの選択が終了したら、そこで終わり!ではないんですよ。ここで主審から両チームのキャプテンに注意事項、連絡事項をこの時点で簡潔に伝えましょう。例えば

●ボールを返すときは転がして返すこと。投げて返したりはしない。
●コート外へ行ったボールは全員で取りにいかずに、一人代表して取りに行くこと。
●靴の紐をちゃんと結ぶこと。結ぶために時間を必要とアピールした場合は、遅延行為とみなすこと。
●大会特別ルール(例えば3セット目はないとか、21点取った時点で終了とか)の伝達



などなどを手短に伝えましょう。以上で終了です。両チームキャプテンをチームにかえしましょう。


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3.公式練習開始。試合開始10分前 

ACT.1 吹笛をしよう!

両チームキャプテンがコイントスの場から離れ、コート上で練習しているチームに合流したと思います。では公式練習を開始します。
主審は吹笛の準備をしてください。副審は計測の準備をしてください。まず、主審はコート上から
後に公式練習するチーム、つまりコイントスで結果的にレシーブを選択したチームをコート外にだしてください。声で伝達するのもいいですし、軽く”ピ!”っと吹笛をして、「(後で公式練習するチームに)出てくださーい!」と言ってもかまいません。

後で公式練習をするチームが完全にコートの外に出たら、主審は大きく吹笛を吹いて、公式練習スタートを知らせてください。副審は時計で計測を開始してください。その際、できれば主審も計測をしてください。鳴れてない副審が計測をすると、たまに間違えることがあります。アナログ時計の長針を見まちがえて2分後に吹笛をした副審を、ふなきさんは見たことがあります。

公式練習がスタートしたら、監督、コーチ、マネージャとスターティングラインナップシートに記載された選手以外の人、たとえば、父兄とか、OB,OGがいたら、主審、副審はコートの統制エリアの外に出るように指示してください。

ACT.2 サービスオーダーをもらおう!
副審(あるいは主審)は両チームベンチからサービスオーダーをもらい記録員に記載するよう指示してください。小学生の場合、ローテーションがないのでサーブが先、後でサーブ順を変更することはまずないと思います。なので、コイントス前にサービスオーダーを提出するチームが多々あると思いますので、それは受け付けましょう。

記録員がサービスオーダーを記録用紙に記入したら、
主審(あるいは副審)は必ずサービスオーダー順に書かれているか?確認してください。記録員が子供の場合よくあるのが、AチームとBチームを右左逆に書くケースがあります。これを予防する意味でも、サーブ順に記載はよく確認しておく必要があります。

ACT.3 打ち合わせをしよう!
公式練習の合間を見て、主審はラインジャッジの4人と十分打ち合わせをしましょう。

●ハンドシグナルの確認
●アイコンタクトの指示
●主審とジャッジが異なった際の対応の説明  などなど

をしておくべきです。
ラインジャッジも審判団です。第3セットが終了するまで、審判の補佐をする必要があります。試合中、ライン際の判定で泣くも笑うもこの打ち合わせにかかっています。ラインジャッジを審判団として最後までモチベーションを持ち続ける意識付けをしておくことが重要です。


また打ち合わせはラインジャッジだけでなく、副審、記録員を入れて
サーブ順チェックのアイコントの確認を必ずしましょう。サーブ順があっていたら記録員は、主審を見てうなずく、サーブ順が違ってたら首を振って副審に伝えるなどをあらかじめ確認しておきましょう。もし、記録員が背番号を確認できないとき(よくボールと重なって見えないケースがある)が、主審は記録員に「立ち上がっても確認するように!」と念には念を押したほうがいいと思います。ロングサーバーを出して、後味の悪い試合にしないためにもこの打ち合わせでのサーブ順確認のプロセスは重要です。



4.チームの交替。試合開始7分前 
公式練習が始まって3分丁度が過ぎたら、今度は
副審が吹笛をしてチーム交代を宣言します。この際のハンドシグナルは特に決まっていませんが、ふなきさんは選手交代と同じく腕を糸まき糸まきするハンドシグナルを使います。外から見てわかりやすいし、関東大会での先生も使っている人がいたから。

おそらくこの時点で後から公式練習をするチームがコートに入って練習を開始するまで5秒くらいかかると思います。もし先のチームがコートの外にでるのが遅れたら、もっとかかるかもしれません。なので公平さを期すためにこの移動にかかった時間分だけ、後のチームには練習時間を延ばしてあげましょう。つまり、副審が吹笛をしてからこの場合3分5秒後に終了の吹笛をすることになります。

打ち合わせが終わってない場合は、続けて実施しておきましょう。但し、打ち合わせに集中しすぎて、吹笛のタイミングを忘れないように!




5.公式練習の終了。試合開始4分前 

副審は後チームが練習を開始してから3分が近ずいていることを主審に伝えます。「残り1分前です。」「30秒前です。」「10秒前...5.4.3.2.1」というふうに。主審を副審からの伝達をベースに、タイムリミットがきたら主審は大きく長めに吹笛をして公式練習終了を伝えます。項番5でも記載したように後のチームに数秒のボーナスタイムを設けるときは、その分時間を取って吹笛をします。

ハンドシグナルは特に規定されてません。
ふなきさんが主審のときは、会場全体からもコート内の選手からもわかるように、吹笛をしながら数歩コートに入って行き、くるっと記録席側に振り向いて、両手を下から出して「ベンチに戻れ!」ポーズをします。

この時点で主審、副審はラインジャッジ4人を所定の位置につかせましょう。「じゃ、がんばって!」とか声をかけると効果的です。

ふなきさんはこの時点で記録員とも握手します。記録員も大事な審判団ですから敬意を表して。
主審も副審も審判台に向かって主審が左側、副審が右側にスタンバイしていましょう。これから選手が整列しますが、

選手のユニフォームが統一されていつか?
ベンチスタッフの服装は統一されているか?
監督、コーチ、マネージャのワッペンは左胸にちゃんとついているか?
ベンチに不要なもの例えばボールケース等がないか?

を今一度チェックします。

主審は主審サイドのチーム、副審は副審サイドのチームを確認したほうがいいでしょう。効率良く作業を分業したほうがいいです。









6.公式練習の終了。試合開始3分前

選手が整列します。もし、整列に手間取っているチームがあるなら主審あるいは副審は
「整列してください!」と促しましょう。

選手がエンドラインに整列したら、主審は主審側の選手を、副審は副審側の選手を、記録員は両チームの選手の人数を再度確認しましょう。
背番号まで確認できればベストです。また、主審、副審は自分のサイドの監督、コーチ、マネージャが正規の位置についているか?確認します。例えば、マネージャが真ん中に位置していてはいけません。ネットに近い順に監督、コーチ、マネージャです。





これがOKであることを主審、副審がそれぞれ確認できたら、主審、副審は審判台のほうに歩いて行きます。歩いていきながら選手の靴ヒモがちゃんと結ばれているか?も最終確認しておきましょう。
審判台側のエンドラインまで行ったら記録席側に振り返り、主審は両チームに握手するように長い吹笛を吹きます。両チーム選手はネット越しに握手し、ベンチに戻って行きます。この時点で主審、副審はお互い握手し、審判は審判台に登り、副審は記録員側に移動します。










7.公式練習の終了。試合開始130秒前


副審は選手をコート内に導きます。長々と作戦を練っているチームがいたら堂々と注意しましょう!「(コートに)入ってください!」と。
選手はサーブ順に副審側を見るように一列に並ぶはずです(2006年度より)。ネット側にいる選手から1番⇒6番の順にならびます。

副審はどちらかのサイドのチームを記録員と共に、サービスオーダー表を見ながらサーブ順があっているか?を確認します。副審は、自分の確認結果と記録員の確認結果がOKだったら、
並んでいるチームの整列を解除します。解除のやり方は特に規定されてませんが、「いいよ!」
とか行って手のひらでもそのチームに見せれば自然に解除すると思います。重要なのは、
副審は記録員もOKであることを確認することです。なので、自分がサービスオーダーを見ながら結果OKだったら記録員を見て「OK?」と記録員の結果を聞くようにしましょう。




このときよくボールを脇に抱えながら確認する副審がいますが、
ボールは邪魔なだけなので記録席の上でも下でも置いておきましょう

反対側のチームも同様に確認し、副審、記録員共にOKだったらこちらのチームも整列を解除します。よくこの時点でOKサイン(両手を挙げて主審に合図するハンドシグナル)を出す副審がいますが、まだOKサインをだしてはいけません。まだです。あせらない!あせらない!

このオーダー確認の時間を使って主審は、ラインジャッジのポジションをよく確認しておきましょう。ラインから2mの位置にいなかったそのラインジャッジに対して「もっと前!」とか「もっと後ろ!」とか指示しておきましょう。

両チームの選手がいよいよコート内に散りました。ファーストサーバーがポジションにつきます。

副審はサーブ権のあるチームのコートにボールを入れましょう。



8.戦闘開始。試合開始直前

ファーストサーバーがボールを持ってサーブを打つ準備ができました。
記録員はサーバーが正規のサーバーを確認したら副審に対してOKサインをだします。それを受けて、副審は初めて主審に対しOKサインをだします。この副審のOKサインのハンドシグナルを見て、問題なければ初めてサービス許可の吹笛をします!

やったぁーーーーー!

試合が始まったということはプロトコール終了!どうですか?連盟からもらう説明資料ではわからない部分がいっぱいあるでしょう?それくらい気を使うんですよ。

わかりましたかね?

やっぱりわからない...。

困った。それは

1.自分で失敗しながら体験していくこと
2.決勝大会の審判委員の仕切る姿を見ておくこと
3.いまいちどこのホムペを見返すこと


で対策!
このホムペが、47都道府県の御父兄の役に立てばふなきさんはうれしいんだけどなぁ。もし役だったら、気持ちでもいいですから掲示板のほうに“役立ちました!”の一言でいいのでカキコしていただければ、それだけで十分でございます。

尚、プロトコールは大会によっては省いたりすることがあります。よく大会本部の説明を聞いて実施してください。


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