あかがししの家

平成28年12月に閉館しました。

あかがしの家の活動

 あかがしの家の開館は平成9年4月12日でした。19年間に渡って会の活動を支えてきました。
 当初は借りていましたが、平成14年に家主さんの希望で川内野が購入しました。
 利用度が高かった頃は年間延べ400人ほどが利用していました。しかし、最近は利用度が極端に減少していました。長い間続けて来たサマースクールも昨年で終了しました。平成27年度に会で利用したのは山菜摘みと総会・サマースクール・収穫際・忘年会の4回でした。今年は山菜摘みと総会の1度しか使っていません。利用しなくとも、維持管理や維持費は必要なので、昨年から閉館(売却)を考えていました。
 これまで、数人の方が購入を希望して見に来られましたが、いずれも話がまとまりませんでした。10月に二人の方が見に来られ、その内の一人が即決されました。移築して使われるそうで、1月一杯で明け渡すようになりました。
 今後、家財道具等の処分をせねばなりませんので、その際にはお手伝いをお願いします。
ここで、改めて「あかがしの家」のこれまでの経過を紹介します。

●そもそもの始まり
 そもそもは世知原町に移り住もうと考えていた川内野に知人が紹介した家でした。
ところが、12年間空き家だったので家の裏は壊れ、かなり手を加えなければ住めそうになかったことと家族の同意が得られそうもなかったのでことわりました。しかし、中に入ると梁は立派ですし骨組みもしっかりしていましたので、このまま朽ち果てるのはもったいないなぁ〜との思いがありました。

●別荘にしよう  
 大工仕事の好きな友人の池田君に話しをたところ「手直しをして別荘として使おう」と話がまとまりました。会の理事会でこのことを話題にしたところ、別荘だけではもったいないので、有効に使うために、「子供たちと自然の触れ合いや、当会の会員の交流の場」にしてはどうかとの意見がでました。
 方向は定まりましたが修繕には資金が必要です。当会が発足してまだ1年ほどでしたので修繕にあてる資金はありませんでした。そこで有志10人が発起人となり一人5万円を出し合い修繕費としました。会員で建築業を営んでいる松本さんは材木も提供してくれました。
 特に柱の立て替え、サッシの取り付け、五右衛門風呂の取り替え、トイレの設置などの大きな修繕は池田君がいなかったら出来なかったでしょう。利用できるようになるまで約半年かかり、修繕に参加したボランティアは延べ100人ほどになりました。

●あかがしの家と命名  
 当会のシンボルは「アカガシ」です。そこでこの家を「あかがしの家」と名付けました。あかがしの家のオープン(1994.4.14)は地域住民の方々も招いて開催しまた。その席で地元の方が「ここは槍巻だから、槍巻山荘を頭につけたら」という意見が出たことから正式な名称は「槍巻山荘 あかがしの家」と決まりました。

●利用状況
 あかがしの家の利用を会員に限っているのは、「当会の活動の趣旨を十分に理解して頂いている方に限る」こととしためです。
 利用者が多いときは年間延べ400人ほどが利用していました。あかがしの家の維持には、家賃・火災保険・電気・水道・ガス・トイレのくみ取りなどで毎月15,000円ほどが必要です。これは「あかがしの家運営委員(発起人)」が月1,000円を出し合い、それにあかがしの家の利用料金を加えて維持費としていました。そして、あかがしの家の管理は「あかがしの家運営委員会」が当たっていました。
 会の事業で利用することが多く、しかも、会の財政が比較的豊かになったことで、平成23年度には「あかがしの家運営委員会」を解散し、その後は会が毎月の維持費を支出しています。
以下にこれまでの活動のほんの一部を画像で紹介します。


..................................山菜を摘もう04/4/11 .............................................. 総会13/4/7



...........探検隊(どんぐり豆腐作り) 04/11/4 ........ .................サマースクールを終えて 05/7/31


「あかがしの家」付近の自然情報を掲載しています。
「かいさく よかばい」・・・http://kaisaku.at.webry.info/



あかがしの家や野外での子供たちの活動

 
まずはまき割り                       かまどでご飯を炊く おいしく炊けるかな?

 
夕食の準備 定番のカレー                いただきま〜す

 
後かたづけも自分たちで                 五右衛門風呂を沸かす

 
いい湯だな〜〜                     いろりを体験する  

 
水鉄砲を作ろう                      国見山登山 
 
 
国見山のアカガシ原生林(樹齢300年の樹の前で)  夜の観察でシロマダラを捕ま える

 
竹でいかだを作る                          沢のぼり

原体験サマースクールはあかがしの家を拠点としていました。


あかがしの家の囲炉裏が さつま白波 の宣伝
に使われました。

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