2004.1.17

漫画家 浅田弘幸さんからメッセージをいただきました。


                        (画;浅田弘幸氏)


                      “去年の12月28日、新宿LIQUID ROOM、HARRYのライブのオープニングアクト、
                     華奢ながら存在感のある女の子がステージに立っていた。
                     一発目、16ビート、疾走感溢れまくるアコギのカッティングに血が踊る。
                     そう、”りつ”さんの奏でる「イナヅマ」は、歌詞の中の「イナヅマ」の様に「胸を刺す」んです。
                     ひたすら格好良くて渋いJAMESさんのベース、
                     心地よく弾ける松本さんのパーカッション、
                     そのうねりの中で、殺傷力と優しさ、両方のバランスを持ったギターと歌声が、
                     油断していた場の空気を一瞬で変えていく…。
                     その日、彼女の歌はたったの3曲。極上の3曲。もっと聴きたくなる3曲。
                     あの夜の続きを聴きたくて、僕は今年も”りつ”さんのライブに足を運びたくなりました。
                     そしてまた、次の夜に続いていくんです。

                     多くのスライダーズファンがそうであるように、
                     ストリート・スライダーズというバンドは、僕にとって今でも普遍的な存在です。
                     自分がくたばるまで大切に出来る確かなもの。帰る「場所」の様な音楽。
                     そのベーシスト、JAMESさんの導きで”りつ”さんの存在を知り、
                     またひとつ、そんな「場所」が出来そうな気がしています。
                     スライダーズのファンはもちろん、沢山の方に”りつ”のライブに足を運び、聴いてほしい。
                     ”りつ”さんの回りは、みんな心のある人ばっかり。
                     そこから生まれる、あったかい空気とキレのある夜が待ってます。
                     そしてきっと、次の夜に続いていくはず。

                     また、いい音、聴かせて下さい。応援してます!

                     イエー。”

                     
                   
浅田弘幸氏
                       漫画家。1986年デビュー。
                       現在は月刊少年ジャンプにて「I'LL〜アイル〜」を連載の他、
                       季刊S(エス)でイラスト、ダ・ヴィンチで
                       大槻ケンヂ「ロッキン・ホース・バレリーナ」の挿絵を連載中。
                       代表作に「蓮華」「眠兎」、画集「骨の尖」など。





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