泰明Birthday記念画2004 目覚め

 

 

2004年の泰明さんのお誕生日記念画ですv

ああ、何とか間に合った〜\(^◯^)/

 

泰明さんがこの世に生誕して目覚めた瞬間…

というようなものを描いたつもりなのですが

果たしてそういうふうに見えてくれているでしょうか?(ドキドキ)

今回は描きたい構図は決まっていたものの

何回描いても思うように描けなくて

何度も何度も下描きを描いては消してを繰り返しました。

だってだってお団子と狩衣がないと誰だかわかんないんですもの〜(>_<)

それに裸体(////)だと体の線もごまかしが利かないし…

いや〜、本当に苦労しました。

今の私にはこれでいっぱいいっぱい。

 

こちらのイラにも泰継さん同様SSをつけましたので

お時間がありましたら、ちょこっと読んで行ってくださいな〜

 

 

私のこれは罪ではないのだろうか?

どのような理由があるにせよ

ひとがひとを作る…

その行為は理に反した行為だ。

 

ただ陰の気を閉じ込める器…

それだけのはずだった。

ただそれだけのはずだったのに

なぜ私はこの器に生命(いのち)を与えようと考えたのか?

きまぐれ?

否、きっとこの子自身が望んだのだ、それを…

「生きたい」と。

そうでなければこのような美しい魂がこの器に宿るはずがない。

私はその声に応えた。

応えなければいけないと思った。

そして…

生まれた新しい生命(いのち)

 

うっすらと目を開けたこの子の目に私の姿が映った。

その瞬間、私の体の内から何とも言えない愛しさが一気に溢れ出して来た。

罪と思いながらも私はこの子が愛しい。

私の一部がまだこの子の中に残っていて

見えない糸でつながっているようなそんな錯覚さえ覚える。

女が子を産む時もこのような感覚なのだろうか?

自分でありながら他人…

他人でありながら自分…

実に不思議な感覚だ。

 

この子はこれからどのように生きて行くのだろうか?

その存在自体を罪と思いながら生きて行くのだろうか?

いや、この子に負うべき罪はない。

罪を負うべきは私なのだから。

ならば私はこの子を全身全霊で守り、導こう。

いつかこの子が真実“ひと”となるその日まで…

 

この子の生誕に祝福を…

この子の上にいつか本当の幸せが訪れる…

その日が来ることを

父として切に願う…

 

 

というわけで、泰明さん生誕の際の

お師匠様のモノローグなんぞを書いてみました。

いかがでしたでしょうか?

自分が産み出したものが愛しくないはずがありません。

そんな父心が生まれた瞬間のお師匠様を書いてみたのですが

その微妙な心の変化なんぞを感じ取っていただけたら嬉しいな。(*^.^*)

そして…

この後、うちのお師匠様は

皆さまもご存知のように

ものすご〜い親バカに育って行くわけです。ははっ(^0^)

 

で、いつものごとくまた縮小した際に目の部分が

ちょっと不鮮明になってしまったので

恒例の(笑)アップバージョンです。

実は上の全身絵の方は縮小したら特に左目の色がほとんど黒っぽくなっちゃって

緑色に見えなくなってしまったので

その部分だけちょこっと描き直しました。

でも、アップにしちゃうと

どんな絵なのかてんでわからなくなっちゃいますね。(^-^ゞ

 

 

このイラは2004年9月末日までフリーで配布しておりました。

お持ち帰りくださった神子様方、本当にありがとうございます。

 

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