「ガラスの器」ポスカイラスト

 

藤原 柊子

http://hiiragi.milkcafe.to/

 

藤原 柊子

http://hiiragi.milkcafe.to/

 

上はやはりイベントで配布しております

“泰継ポスカ”のイラストで、

そして、下は神凪 涙の小説「ガラスの器」の扉絵の

タイトル字なしバージョンです。

 

この絵は「『ガラスの器』にぴったりの絵が描けたよ〜v」と

相方から連絡をもらって、結構早い時期に見せてもらいました。

無垢なイメージの泰継さんなのに

そのお姿に思わず萌えてしまったりしてv (^-^ゞ

最初に見せてもらったのは確か下の絵のカラーバージョンだったと思います。

当初はまだポスカ化は全然考えていなかったので、

このガラスのイメージをモノクロで出せるのかなぁと

イラストが素敵なだけに少々心配したりしました。

ですが、これも仕上がりは本誌で見ていただいた通りです。V(^0^)

 

≪藤原 柊子のコメント≫

涙ちゃんの代表作「ガラスの器」はこの本の表題作でもありました。
ガラス=みえない壁というイメージで描かせて頂きました。
泰継さんと世間?を隔てるものは、陰陽の断わりであったり、

長い時間であったりするのではないかと思います。

でも涙ちゃんの創作をお読みくださった方ならわかっていただけるでしょうが、

彼は全く世間と隔絶されているわけではなく、

紅牙沙さん、吉平さん、吉昌さん、永泉さんといった面々から温もりを受けています。

そしてそれを少しずつ感じながら彼らを見送らなければならないという

孤独を背負わなければいけかったのですから・・・

そのへんを表現できているのかなといった不安はありました。
でも結局手の動くままに描いちゃったというのが本当の話です。
最初から温もりを知らない孤独より

知ってから失う孤独がどんなに恐ろしいものか・・
温もりの中にいてそれに気付いていなかった泰明とは

その点が大きく違うと思うのです。

 

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