第1回 発表(2002年4月27日)

 

『ガラスの器』終了後のとある方々の会話

「シクシクシクシク」

「晴明か? おめでたい席だというに、何で泣いておるのだ?」

「涙はひどいやつだ〜」

「ど…どうした!? お主らしくないぞ。」

「ぜ〜ったい最終回までにもう一度ぐらいは我を呼んでくれると思っておったのに、

 話が終わってしまったではないか〜〜〜〜〜

 紅牙沙、お主はいいよ。ラスト3話の重要な回に出れたのだからな。」

「だが、仕方がないではないか。お主は歴史上の有名人物。いかな涙とはいえども

 史実は簡単に変えることはできぬゆえ、わしのように簡単に復活させるわけにも

 いかなかったのだ。それに番外編にもしゃしゃり出て、わしのおいしいところを

 すべて持っていってしまったのだから、よいではないか。」

「でも…本編に出たかった…(クスン)」

「ああ、だから泣くなというに!」

 

――しばらく、晴明の泣き声が響く…

 

「ところで、晴明、“あの”話を聞いておるか?」

「あの話?」

「もしかしたら、お主ももう一度活躍できるやもしれぬぞ。」

「本当か?」

「ああ、詳しくは下の“最新情報”なるものを見るがよい。」

「よし、見よう! 今、見よう! すぐ見よう!!」

 

というわけで、さらにここまで読んでくださった神子様方にもう一つお知らせが…

それは…

 

題して

『ガラスの器』同人誌化計画!!

 

ことの発端は、私が『遙か』小説を書くきっかけともなりました私のあこがれの

あるサイトマスター様の作品を本にして出してくれないかなぁ〜と私自身が思っ

たことであります。

パソコンがなければ読めない…ではなく、その作品をいつも手元に置いて、読み

たい時に読むことができたら…そう思ったのです。

 

もちろん、私自身もすご〜〜〜く大昔には作家になりたいと思っていたことが

ありまして(遠い目…)、自分の作品を本にして、多くのみなさんに読んでいた

だきたい…という願望もございました。

 

そこで、当たって砕けろで、その方に私のこの『ガラスの器』とその方の作品と

で一冊の同人誌を作ることを申し入れたところ、な…なんと快く承諾してくださっ

たのです〜〜〜〜〜

 

もちろん、涙は同人誌初心者ですので、これから学ばなければならないことが

たくさんあると思います。ですが、よき先輩にも恵まれ、その方の指導のもと、

頑張って作ってみようと思っております。

 

経過はサイトの中で逐一報告して行きますので、この作品を気に入ってくだ

さった神子様方にはぜひぜひ応援していただきたいのです。

(ちょっと図々しいかな…;;)

ぜひぜひあたたか〜く見守ってくださいませ!!

 

それでは、まずは最新情報のお知らせまで。

 

 2002年4月27日(土)大安

                              神凪 涙

 

 

とここまでが、4月27日の発表でしたね〜

この一緒に本を作ってくださる方がどなたなのか気になっている皆さまも

いらっしゃるのではないでしょうか?

ご本人様の許可をいただいてここで発表いたします。

それは『そらのお城』というサイトを運営していらっしゃる柊さまで〜す!

このサイトでもいただいてまいりました超美麗な泰明&泰継画を多数展示

させていただいておりますので、ご存じのお方も多いのではないでしょうか?

柊さまのイラストはどれも超絶素晴らしいですが、彼女の書かれる小説の

数々はそれに負けず劣らず素晴らしいのですよ〜!!

もうもう一度拝読してから、私は柊さまの小説のとりこになりました。

何しろ、長年、小説らしきものを書いていなかった私に『遙か小説』を書く

気を起こさせてくださった方ですからね。中でも今回合本をお願いした泰明

の誕生秘話のお話は何度でも読み返したくなる素敵なお話ですよ〜vv

皆さま、本の出来上がりを楽しみにしていてくださいね。

柊さまのお話を一足早くお読みになりたいという方はこちらのサイトから

リンクしておりますので、リンクのお部屋からどうぞ!!

 

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