雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
SMAP CONCERT TOUR 2002 << DRINK! SMAP! TOUR >> 10.9 東京ドーム
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※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。 メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、 会話部分などは意訳もあるとお考えください。 とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。 ------------------------------------------
Nakai Kimura Inagaki Kusanagi Katori
今回は外野と内野のちょうど境目にあたる席に座りました。 そうかぁ、外野席って背もたれが無いんだよね。傾斜も急だし、跳ねたら転げ落ちてしまいそうだわー。 …などと心配していたのは開演前まで。始まってしまえば転げ落ちる心配なんざ記憶の彼方でございました。 スクリーンは右側の一つなら辛うじて何が映っているかどうかが判る程度。 いわゆる見切れ席なので、これが今年第1回目の参加の方だとちょっとツラいかな…という気がしますが、 個人的には今まで見逃していたものも見ることが出来て、とっても楽しい席でした。 そう、例えば、 □オープニングでの白スーツへの衣装替え。 スモークの影でせっせとスターウォーズ衣装を脱いで奈落へ投げ込む素早く、かつ余裕ある動きがプロフェッショナル。 ちなみにジャケットの下にはサスペンダー使用。 □『SHAKE』を唄い終わった後の奈落への飛び降り。 あんな小さい穴に、ストンと飛び降りられるってだけで尊敬するわ。私だったら、確実に顔面強打するに違いない。 □『FIVE RESPECT』の銀色パンツは黒いベルト部分に銀色で「smap」って文字が入っていたのねぇ。 中居くんがMCの最中にトップスをたくし上げてお腹触ってる時に見えたのですが。 なんかこう、女子高生が書きそうな崩し文字で、アイドルなのね、キミたち…って感じで (それとも中居くん限定ver.なのかしらん)。 □『freebird』でグウィーンと上がる大階段には5枚の短い板が渡してあって、 スマさんたちは、そこに足を置いて立っているのでした。 あれって、高所恐怖症の人にはクレーンより辛いかもしれないですねぇ。今度、ゴロちゃんに注目してみよう。 …etc。 そして、生着替えのカーテン裏が見えるんじゃないかと、一瞬期待に胸を膨らませてしまったことを告白いたします。 でも、ぜーんぜん見えませんでした。当たり前です。 そして、横位置から見る踊るSMAP、クサナギさんの踊る姿はとてもしなやかで美しゅうございました。 特に肩と背中の動きがねぇ(嬉し泣き)、肩甲骨フェチの私には、もー、たまりませんです。 それから指先もね。オープニングの殺陣で (バク転はスクリーン櫓の隙間から覗き見状態でしたが)、 左手がひらひらと舞う様子に既にウットリよ。 サンバメドレーでも…と、ひとつひとつ挙げていくとキリがないので、やめておきましょう。 ちなみに、今回のチョナンからクサナギツヨシへの黄泉がえりでは、 戻って来がてら、こっそりと暗がりの中で頬っぺたフキフキしておりました。 あ、今回は2回目のMCでチョナンシのコメント解説がありましたね。 「完全に秋ですね」と言っていたそうで。 「でも、お客さん、みんなポカーンとしてたから、日本語で『聴いてください』って言ってみたの」 MCは、2曲目から既に休んで水を飲んでいた中居くんへの告発、 「ようやく暖まってきて、これからって時に!おまえ!」から、 「じゃぁ、死んでもいいんですかっ?」 「いや、困る…また4人でやることになったら…去年どれだけ大変だったか…」 で、おかえりゴロー話へ。 でも、踊りのレベルはUPしてたよねー、DA PUMPみたいだったよねー等々、口々に言う中で、 「そう、遅れられなくて大変だった。普段はさ、ちょっとくらい遅れても、ほら、もっとドーンって人がいるから…」 と言ってみたら、酷いこと言うなぁ、言って良い事と悪い事があるだろ!と兄ちゃんたちに責められて、 「な、な、なんで?みんなと同じようなこと言っただけなのに、なんで、こんなに責められるの?」 と戸惑う慎吾ちゃんが可愛いかったです。涙目になってそうだったわ。 木村くんの「でも、正直、歌はツラかった…」に、 「はっはっはっはっはっはっ」と勝ち誇ったように笑うゴロちゃんの指は、 まず中居くんを指し、続いて「一般参加?」のクサナギさんへ。 ここでやっと口を開いた一般参加の人は、あまりに端っこに寄ってたことに気付いて、 「あ、ちょっと、離れ過ぎてた」と、ちょこっと中央へ。 なんかねぇ、ここまでの間はアリーナ席のお客さんとフツーに話したりしておりましたよ… 「どう、剛は?」 「そうですね、いや、ボクはホントに嬉しいです。ゴロちゃんが帰ってきてくれて。 ほら、うるさいじゃない、この人たち。ゴロちゃんがいないと、全部ボクが受けなきゃいけないんですよ。 ゴロちゃんは中間職だから…」 「中間管理職?」 「ゴロちゃんが居てくれると、ここで1回クッションきいてから来るから助かるんですよ。 だから、ほんと…帰ってきてくれて、ありがとう、ゴロちゃんっ」 「うん、ボクたち、いぢめられキャラだもんねーっ」 と、肩を組む2人。私の位置からだと、お互い小さくポンポンと肩を叩き合うのが見えて、あな嬉し。 「東京だとさ、みんな終ってから家に帰るじゃん。だから、剛がスッキリしてるよな」 あー、つまり飲み過ぎないからですね。 「そう、この人、ホンットに寝ない」 「いや、なんか、その、ボクはですね、地方に行くと嬉しくなっちゃいまして。 眠れなくなっちゃうんですよ。ほら、ホテルとか泊まれるじゃないですか。家に帰らなくていいじゃないですか」 「初日からだったもんなぁ」 「それは、ほら、夏から始まるじゃないですか。だいたい夏休みの頃から。だから、夏休みのワクワクした感じっていうか。 それに…そう!ボク、乗り物が好きなんですよ!」 「夏休みって、おまえ、コドモの時から飲んでたのかよ?」 「や、そうじゃないけど、ほら、飛行機とかさ、電車とか、いろいろ乗れるから嬉しくなっちゃって」 えーと、飛行機とお酒は関係あるのでしょうか? で、木村くんから「オレはこういう剛が見たいんだ!」とポスターを指差しながら怒られたので、 「それで、心を入れ替えようと思って…」と言ってみたものの、 「おまえ、今年もおんなじコトしてんじゃねーかよっ」と、結局怒られてしまうクサナギさん。 いぢめられっ子同盟のゴロちゃんにも、 「なんか、こっち側に行きたくなってきた…」と見捨てられ、4対1になってしまうのでした。 そして、さて?という雰囲気の中でクサナギさんが発した言葉は、 「はい、以上で話すことはもう無いです」 いや、まぁ、分量的には結構話した方だと思いますけどね…って、甘やかしちゃいかんよな。 その後は、「ほら、ここ(MC)は中居くんの見せ場だから」と、中居くんの歌唱力話へ。 控え室で『夜空〜』を輪唱状態で練習していたナカツヨに、木村くんの親戚が「…誰?」と訝しげに訊ねたそうな。 この話題がしっかり伏線になって、この日の『夜空ノムコウ』は大変でしたねぇ。 歌う前にさんざんプレッシャーかけられて (「だいじょぶ、剛?」「大丈夫」「もうイケる?」「いけます」)、 冒頭で声が震えてしまうクサナギさんに会場からはクスクス笑い。止めそうで止めない兄ちゃんたち。 結局そのまま歌い進み、本気出して歌いあげるリーダーを苦笑を浮かべながら睨みつけるクサナギさんなのでありました。 2回目のMCも、歌の話から。『夜空〜』の感想を訊かれて、 「かなり危なかったけど、みなさんのおかげで歌い切れました」と言うクサナギさんがケナゲです。 「木村、歌、うめぇよなぁ。『幸せの果てに』の大サビのとこあんじゃん。 オレ、あそこスクリーン見上げて見てたんだけど、ほんと、プロだなぁと思って…」 うん、ま、プロだからね。 でも、それよりも、そのシーン、別の意味で私も印象的だったのです。 スモークが流れる幻想的なステージ、薄いパープルのライトの中に浮かびあがる2人。 同じ姿勢で、じっと静かにスクリーンを見上げている中居正広と草なぎ剛の横顔。 なんというか、両性具有の二卵性双生児みたいで(何だそりゃ?)、見とれてしまったのでした。 「でもさ、人のパートって歌っちゃいけないの?」 ライブなんだから、もっと柔軟でもいいじゃん、と言いたいらしく。 「歌うのはいいけどさ、音はずすのはルール違反だろ」 「違反っていうなよ、違反って!」 ぴくっと反応するゴロちゃん。 「あ、えーと…(と、ゴロちゃん方面を仰ぎ見る)」 右手を上げて「おーい」と手を振るゴロちゃんがめちゃめちゃキュート。 「あ、いたいた」 中居くんソロコーナーの前フリでトイレ話。 「ライブの間にトイレ行きたくなったら、いつ行く?」 「そーれは、言えないなぁ〜」 「なんだよっ、いつ行くんだよ」 「昨日さ、中居くんのソロのところで、つよぽんが誘いに来んだもん。『慎吾、トイレ行こうぜー』って。フツーに」 「だって長いんだもん、中居くんのソロ。進行表見るとさ、ビックリするよ。 "20分"とか書いてあってさ、えぇ?!って。他のコーナーとかより長いんだよ」 そんなこんなで、恒例のナカツヨコーナー。 あ、その前に、ハケて行きながら 「ほら、もう髪がクリクリだよ。なかなか見れないよ、このクリクリ」 とモニターに映る自分を解説してるゴロちゃんが不思議なテンションで可笑しかったです。 ゴロちゃんは全体的にハイだったなぁ。 で、ナカツヨ。 ぴたぴたとお互いの肩を叩き合って、 「中居くん、ごめんね、トイレ行っちゃって」 「いいよ。それよか、オレも剛に謝んなきゃいけないことあるんだ」 「?」 「ゴメン。"ナギ"って字、書けなくて」 そして、中居くんが右手でつよぽんの髪をくしゃっと触ったのを私は見た!…気がするんですけど。 さて、クサナギ的メインイベント、『真夜中の〜』のバク転です。 え、今日は無しなんですか?と思うほど、 間奏が始まってもノンビリ手を振りながらステージを歩いていたクサナギさんですが、 「剛、剛!」と呼びかける中居くんに、ちょっとイタズラっぽく笑いかけた後、 ジャケットと靴を花道の付け根に脱ぎ捨て、バンドメンバーと手を挙げて、ダイブ!バク転6回にバク宙1回のオマケ付き。 いや、もう、感動しました。真横から見ると、本当にキレイに大きな弧を描いて回ってるのが分かるのよー。 もう、私の記憶の引き出しには連続写真状態で焼き付けられました。出力できないのが残念です。 回り終わった後は両手をぶんぶん風車みたいに振り回してステージへ (これも連続写真状態で保存)。 でも、靴を履いてジャケットを拾い上げてこちら側に歩いて来たクサナギさんは、 さすがにパワー使い果たしたのか、白い顔でふらふらしておりました。 これがですねぇ、乱れた髪が顔にかかって、えらく色っぽかったんですけどね。んふふ。 アンコールでは今までで一番間近に白い背中も拝見しまして、 その滑らかな質感にも (って、エロおやじっぽい発言だなぁ )小さな胸をときめかせたワタクシであります。 あ、それと、木村くんとゴロちゃんのトロッコにはJr.さんが山盛りになっていたのですが (「俺等の後輩!」って紹介の仕方が、なんとなく木村くんぽいな)、 私が判別できたのは、山下くん、風間くん、生田くんだけでした。みなさん、お綺麗でしたわ。 そして、この日、私にとって一番印象に残った曲はというと、月並みではありますが『世界にひとつだけの花』で。 オペラグラスを覗いていたら、かーっと鳥肌が立って、全身が熱くなって、ちょっとウルウルしてしまいました。 なんなんだろう…SMAPの実在感というか、確かにそこに居る感じというか、 5万人のエネルギーを全部受け止めてる大きさというか…タダモノじゃないね、キミたち!(何を今更) 【2002/10/14 UP】 |
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