雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
SMAP SAMPLE TOUR FOR 62 DAYS FINAL 2005.9.29 東京ドーム
※メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳も多々あるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
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Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori




今回の席は、一塁側スタンド下段前方。ステージに向かって、ちょうど斜め45度くらい、
ネットにもちょうど引っ掛からない高さで、とても見やすいお席でした。
ワタクシ的に、ドーム会場は3年ぶり。今年初めてのスタンド。客電が消える瞬間に広がるペンライトの海。

鳥肌がたちます。


■MC

「すまっぷらーーーいぶ、いん、とうきょうどーーーむ!ふぁいなるーーー!…はい、お座りくださーい」
ということで、始まりました、ラストMC。
「62日間、21公演、無事にファイナルを迎えました。どうですか、ゴロちゃん」
「最高ですねー。テンションあがっちゃうね!もう誰もボクを止められないっ。キャントストップ吾郎!」
「テンションあがってますね、ゴロちゃん。顔が普段と違うもんね」
目が大きい、目が。眉毛もあがってます。
「テレビではしない顔です!でも、テンションあがりすぎちゃって、このあと最後まで持つか、不安です…」
恒例の髪の毛チリチリ話も入りつつ、
「どう、ツヨシ!」
「きたね!最高ですね!今日でボクの夏は終わりますっ。もう明日からボクは秋モードになります。
明日からは夏物は着れませんっ。冬物出すので、明日衣替えしますっ」

なんだか、一言一言チカラ強いよ。
「ライブ基準なんだね。じゃぁ、もう、こういうの着ないんだ」
「半袖は着ないね!仕舞っちゃいますね!」

「ラストですんで、まあ、まだ、この後もありますけども、あえて反省してみましょうか。
21公演振り返ってみて、ここは不満だったなーとか、反省点はありますか?…あの、ひとつ言ってもいい?吾郎?」

「えっ!な、なんかあるの?」
「うん、でもなー、コレ言ったら、吾郎キツいかなー、この後…」
「言われないほうが、キツいよ!言ってよ!」
「あのね、一人一人ソロで踊るとこあるんですけど、あそこのゴロちゃん、うしろの人たちと踊りが合ってない」
「ちがっ、違います。あそこは、そーゆーフリツケなんです!」
「いやぁ、そんなことないと思いますよー。それとね、あの、こういうヤツ(顔の前に手をガッ!と)、ヘンだなーと」
「ずっと思ってたの?言ってよ、早く!」
「思ってた。せめて、こういうの(サンキューゴロー)の方が良かったんじゃない?」
「じゃぁ、久しぶりにサンキューゴローバージョンでいきますか?…いや、絶対思いっきりガッ!ってやる!」
後ほど、思いっきりガッ! やってましたね。客席から、おぉ〜とどよめきが(笑)。

木村くんからは、ニコニコ踊ってる慎吾くんが後ろ向いたとたん、ぜーはーなスゴい顔してるというご指摘。
「つまり、慎吾くんは裏表があるってことですか?表向きは、若くて可愛くて、ぽっちゃりした慎吾ちゃんなのに」
「ぽっちゃりって!」
「それは直接的過ぎるでしょう。せめて、ぼやかしたら?…たとえばさぁ、ダフッとした、とか」
「若くて可愛くて、ダフッとした…」
「それはないでしょ、ダフッて…」
「ムチムチしてるよね」
「若くて可愛くて、ムチムチした…ツヨシは?」
「…ぷっくり、じゃない?」
「若くて可愛くて、ぷっくりした…」
「なんだよっ、ラストだよ、ラストなのに、どうしてオレの脂肪率の話になるんだよ!」
慎吾くんはツアーの間に2s痩せたんだそうですよ。
「でも、水5リットル飲んだら、5キロ増えるんだからな。5-2で3キロ増えてるんだよ」
「5リットルって、5キロなの?(小学生モード)」
しかも、
「なんか、4人対1人のカタチ作ろうとしてるでしょ?しかも、なんか、4人カッコいいし…カッコいい、すまっぷー!」
あれ?この構図って、クサナギさん1人対4人のパターンではよく見るような…

木村さんから更にご指摘。
「オレ、本物見ちゃった。曲の最中に普通に…」
と、チャカチャカ踊る人→とっとっとっと後ろでしゃがみこみ、水を飲む人→何もなかったようにチャカチャカ踊る人。
「それはね、歌ってるとノドがくっついてきちゃうわけ。くっついて死んじゃったら困るでしょ、ココで。
中居、死んじゃったよ〜ってなったら、みんなちょっと迷惑でしょ?そこでライブ終わっちゃうし」

「そしたら、ブリブリマン、誰がやればいいんだろ」
「…案外、やっちゃうんじゃないのぉ?」
と、観客化してる人をつんつん突っつく中居さん。
「ツヨシにピアノはキビシんじゃねぇの?」
「そーだねぇぇ(納得!)」
その必要以上に感情のこもった「そーだねぇぇ」に一同脱力。
「おまえ、『そーだねぇぇ』って!劇団ひまわりかよ!で、ツヨシくん、ライブの反省点とか、不満なとこありますか?」
「楽しかったね〜!(深々)」
その邪気のない台詞に、またもや一同脱力。
「『そーだねぇぇ』の次は『楽しかったね〜』って!」
「卒業式かよ!(大うけ)」
「不満なとこ、反省点はって訊いてるんだよ」
「不満なとこ?不満なとこ…ないんだよね〜。んー」
しばし絶句。
「あー、えっとー」
私の隣のおねぇさんが「ムリしなくていいよー」と呟いてました。まったくだ。
「反省するとこ、ないんですよ。楽しかったもんねぇ」
あー、ホントに楽しかったんだね。毎回毎回、楽しー!って思ってたんだね。
なんだか、すごく救われた気がしました。私も3回が3回とも楽しかったよ。ホントに楽しかったよ。ありがとね。

慎吾くんからは、『クイズの女王』直前の木村さんについてダメ出し。
「なんかね、すんごい疲れてるのよ (ぐったりな顔実演)」
「えっ、そんな、木村は裏でもさ、常にカッコいい木村拓哉でいてほしいと思うじゃない」
「いや、それがテンション落ちてる感じなのよ。なんで?っていうくらい。
ちょ、ちょっとテンションあげてほしいな、っていう…だから、ボク、ちょっと話しかけてみたりするわけ」

「あ、あれって、そういうことで話しかけてくれてたわけ?」
と、舞台裏で「木村くーん」と言いながら近付いてくる慎吾くんの歩き方を実演。ちょっとお相撲さんチック。
「あ、ちょっと重い感じの歩き方してる」
木村さん談によると、ちょうどソコで前半戦の木村拓哉と後半戦の木村拓哉が入れ替わるらしいです。
でもって、待ってる時間が長くて(ここでモニターに中居さん大写し)、ちょっとツラかったらしいですよ。
「ちょっとね、曲が始まって出て行く時も引き摺ってたりするの。もっとテンションあげてよー!っていう」
「でも、曲の間、オレ、ノリノリよ。すっげぇ踊ってるよ。でも、オレよりさ、ツヨシなんて歌っちゃってるからね!
おまえさぁ、アソコ歌っちゃまずいんじゃねぇの?って言ったら、違うよ、ハモってるんだよって言ってたからね」

「ハモってるの?」
「うん。ボク、あそこは上いってるから」
「ハズすのと、ハモるのは違うからね」
「あのね、ちょっとハズれたのが、ちょうどいい感じみたいなの」
ちょうどいいのかどうか私の耳では判定不可能ですが、とにかくメガネくん2人は異常に可愛いし、
マイクに口を近付けて「じんせいげーむさんびょうるーる」言ってるクサナギ博士は、
「萌え」という言葉がどうにも受け入れられない私にさえも、もしかして萌えるってこういう感情?と思わせるものがあります。はい。

ステージに戻りつつ、
「そういえば、今日、本番直前に吾郎がブリブリマンだっただろ」
と、小学生な話題に。中居さんと吾郎さんが個室で隣同士だったそうで。
「おまえさぁ、オレが隣に入ったんだから、もうちょっと遠慮しろよ。ブリブリってー」
「キミさ、途中であきらめたでしょ。途中で出て行っちゃったから、ボク一人取り残されちゃってさぁ、心細くなっちゃたよー」
「…あのさー、ラストだよ、ラストなんだから」
そうそう、そういう尾篭なお話は慎まないと…
「ラストなんだから!少しは喋れよ!!!」
突然怒られてビックリな人は、そう、クサナギツヨシさんです。キョトンとしてます。この人も小学生みたいです。
「えっと、なんか、お腹の調子が悪くなってきちゃった」
そういうオチですか。


■コント

ダメ人間。吾郎さんのノリツッコミはイマイチ決まらず、「このチリチリ頭が!」言われてました。
あ、でも、巨大ペンライトを持ってるダメ人間に「そーだねー、一番のSMAPファンはキミだもんねー」
って、鋭い指摘してたなー。
「阪神がマジック1ですわ〜。たぶん今日優勝すると思います〜。そんな日にボクは東京ドームにいる…縁だなって…はぁ…」
そう、この日、巨人を破ってリーグ優勝しましたね。個人的には3位争いの方が切実なんですが。古田現役続けようよー(余談)。

レッサーパンダ・ツウ太くん。前のめりにトテトテ走る姿が可愛いです。ちなみに、どっかの曲の合間にもこんな走り方してました。
「マシュマロキャッチします!」
あっ、マシュマロって言えた!
「ましょまろ、持ってきました」
あ、あれ?
「む、コレ、手が滑って…」
ジップ付きの袋が開けられません。
「こ、これは、予想外のアクシデントだっ。ん、ん、カ、カメラさん、ちょっと開け…あ、開いた」
お騒がせしましたが、キャッチは2回目で成功。やっぱり室内はいいねー。
マイヤヒ〜のお歌はイタいですが、本物に合わせて踊ってる姿はso cute!
スポットライトが消えて、くるっと後ろを向いて、トテトテ去っていく姿もso cute!

カツケン&ヒカル&優雅への"もう1回コール"には、ちと飽きてしまった私ですが、
「おまえじゃないよっていう5万人の空気が…」
と言いながら、頑張ってコールするカツケンがケナゲで、おねぇさん、涙。

島男。
「これは、パッ、ハッキングじゃない。さーばしんにゅうがたの、しんがたういるすだっ」
あ、あれ?
「21回もやってるのに噛んでしまったっ」
うん。
「2005年、島男は燃え尽きました!」


■ランダムに

・&Gは純粋に良い曲だと思う。ジンとしてしまいます。バックに映る写真が好き。フォトスタンドに入れて、机に飾りたいくらい。

・『ハヌル』を歌い終えたチョナンの顔が、切なさと晴れ晴れしさが同居して、とても良かった。充実してるんだね。

・えっと、前半で中居くんが自転車使うのって、どの曲でしたっけ。ゴロちゃんが二人乗りしようとして振り落とされてました。

・本編ラスト、クレーンの柵から片足を乗り出すクサナギツヨシ。近くで見てたんで、ぐいーんとバランス崩しながら乗り出す姿がちょっとコワかったよー。

・Wアンコール。
「やるのか?ファイナルツヨシ!ファイナルツヨシ!」
の声でクサナギさんに注目が集まります。ありがと、中居くん。
で、バク転7回…回ったと思うんだけど、中居くんの「1回!2回!」が1回遅れていたので頭ごちゃごちゃになりました(笑)。
少なくとも6回は回ったはず。最後のバク宙は無しでしたが、バリバリのブレイクダンスを披露するクサナギ氏。
でもって、最後におまけのバク転1回。これでホントに燃え尽きたようで、しばらく花道に転がってました。おつかれー!

・疲れちゃったせいか、バンバカでは中居くんからクサナギさんが自転車奪取。
「あぶねーだろー!」の声に驚いて目をやったら、床に転がった中居くんと、猛スピードでメインステージを爆走するクサナギさんが。
しかも、そこはキミのソロ部分だったじゃんか。自転車奪うのに夢中で歌い忘れましたね?
右脇花道で一度乗り捨てたけれど、さらにデベソに向かって爆走。や、止まれなくて落っこちるんじゃないかと思うほどでしたよ。


■ラスト!

室内にしては豪勢に花火があがった後、
「まだ終わりだと思うなよー」
「え、何かやるの?何やるの?え?え?」
「今日でツアーファイナルだけれど、SMAP、初心忘るるべからず!!」

Can't Stop!

うははー、コレできたか!いいね、いいねー!で、キラキラ星のところでメンバーご挨拶。
クサナギさんのお言葉は、
「ボクの夏は今日で終わりますが、今年もみなさんから沢山のエネルギーをもらいました。
これを胸に、明日からまた頑張って生きていきたいと思います。皆さんもずっと一緒に生きていきましょう!」

プ、プロボーズされちゃった (ぽ)。
中居くんが力強く
「SMAPはまた来年、必ず、帰ってきます!」
って言ってくれたのが本当に嬉しかったです。初心を忘れず、そして、また帰ってくるのだな。

シャンパンシャワー。
「やだーっやだーっ」と逃げ惑う吾郎さんとか、いつの間にかハードゲイな中居さんとか、
シャンパンぐびぐびラッパ飲みのクサナギツヨシとか。もー、勝手にやってください!それを観てるのが楽しい5万人。
そして、最後はステージの上で円陣。
「みんなも隣の人と手繋いで!繋いで、ほら!」
私、今回は一人参加だったわけですが、両隣の方としっかり繋いでいただきました。ありがとう。

おそらく、ここでしか出会わない人たち。近くて遠いステージの上の人たち。でも今は手を繋いでる。
なんか、スゴイね。不思議だね。ありがとう。


【2005/10/01 UP】


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