雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
SMAP CONCERT TOUR 2001 8/11 安比高原・野外特設会場
※今回は特に、終始クサナギ氏に視点がロックされておりました。
よって、かなり偏った感想になっております。
また、記憶が曖昧な部分もございますので、誤謬等はお許しください。




18:00pm、高原の夕暮れはさすがにヒンヤリ。
陽はまだ落ちておらず、見上げると厚い雲が空を覆っています。
今朝までは雨に降られることを覚悟していたし、山の天気は変わりやすいって知ってはいるけれど、
なんだか、このまま最後まで絶対に降らないだろうなぁと確信めいたものを感じてしまう。
実際、その通りになったのだけれど。

始まって間もない時(えーと、何の曲の時だったっけ?)、
コドモの様な嬉しそーな笑顔で、右前方を指差して隣の中居くんに何かを叫ぶクサナギさん。
私も思わず振り返ると、ブルーグレーの雲間からオレンジやパープルの光がグラデーションになって
零れ落ちているような、ものすごく綺麗な夕焼け空が広がっていたのでした。
その後のトークで、「こいつ、踊りながら、あっち見ろ!って指差すんだぜー」って言う中居くんに、
「だって、すごくキレイだったから、誰かに一緒に見てもらいたいなーと思ったの」と仰るクサナギさん。
まったくもー、そーゆー可愛いこと言っちゃって、おねぇさんゴコロをくすぐるんだからっ(笑)。
そうやって話してる間も、夕焼けをバックにした横顔が絵の様に美しくて、クラクラきちゃいましたわ。

そんなわけで、夕間暮れトークは定番の“これからのお仕事予定”みたいな話題ではなく、
慎吾ちゃんの「『正義の味方はあてにならない』で♪夕日に向かって走るぞー、って歌ったら、
マジで5人全員が同じ方向を指差して走ってんの!」とか、
「茜色の雲…」と呟いたゴロちゃんが「さっすが馬耳東風っ。エッセイスト!!」と突っ込まれる
“夕焼けトーク”や、岩手山はどれだ?等々、この会場ならではの話題が中心になったわけです。

今回、私の席は中央花道サイドのAブロックの後半で、
彼らが花道突端に立つと、やや斜め後ろ至近距離から見る感じ。
久しぶりに思い出しだしたんだけど、そう言えば、肩甲骨フェチだったのよね、私ってば。
や、つまりですね、こう、生の背中っていうよりも、
服の上から感じる肩とか背中の動きが、きゅっと引き締まってる感じが好きなのね。
だもんで、つよぽんの斜め後ろから見る『Smac』『らいおんハート』『Let It Be』等々は、
もう、感動モノなわけですよ。
流れるように滑らかなのに、きゅっと止まるところは止まるタメの効いた肩甲骨の動き。あぁ感涙。
しかも、背中に見入っているところへフッと振り返られたりしたら、もー、卒倒寸前でございます。

韓国からチョナン・カンもANAに乗って来日。
スクリーンで元気良く歩いてきて、「ヨロブーン!」と挨拶するチョナン氏がキュート。
でもねー、やっぱり知らない人が多いみたいね。会場の反応がいまいちハンパかなぁ。
放映してない地方もあるし、中居くんファンのMちゃんも「深夜だから見てなーい」って。
『朝日を見に行こうよ・韓国語ver.』は、とっても上手になったな、と思うけど、
やっぱり間奏の「♪はぁあぁぁぁ〜」には冷汗が出ちゃうさー(笑)。
日本で歌うのは慣れていないらしく(笑)、昼過ぎのリハでもフルコーラス歌ってました
(つまり1日に2回も聴けちゃったわけで、早く到着してたファンはラッキー!だったのです)。
そうそう、チョナンコーナーの前の曲が終わった時、暗転したステージ上を
物凄いダッシュで引っ込むクサナギさんのシルエットが、なんだか可愛かったわ。

今年は、昔の曲の可愛いSMAPやら、お遊びコーナーのコントキャラ登場もありつつ、
ちょいエッチっぽいSMAPもちらほら。
生着替えコーナーとかねー。そこまでファンサービスしなくとも… や、嬉しかったけど(笑)。
「カッコいいSMAPコーナー」は、黒いロングコートで踊る姿がホントにたまんなくカッコいい。
で、コートを脱ぐとスケスケのお洋服なのよね(LIVE BIRDMANの時にも、似た衣装があったっけ)。
女性ダンサーとの絡みが、みょーに色っぽくて、
ダンサーが彼らの背中に両手を這わせた瞬間には、会場から「いやー!」の声が。
私も思わず「え゛〜!」と叫んでしまいましたわ。
でも、このコーナーは振り付けもビシっと決まってて見ごたえあったなぁ。
ライブ冒頭の昔の曲が、思い出しながら踊ってるような不安定な状態だったんで、余計に感じちゃった(笑)。

ダブルアンコールの『オリジナル・スマイル』で頭ん中爆発状態に達した時、夜空高く、打ち上げ花火。
想像してたよりも豪華だったなぁ。
SMAPくんたちも花火を見ようと花道に戻って来たので、
すぐ横で「すげー!これ、明日の分が無くなっちゃうじゃないの?!」と
叫びながら空を見上げてるクサナギさんと、空の花火、
いったい私はどっちを見ればいいのっ?!状態なのでした。取り乱しちゃったわよ(笑)。

…なんだか、残しておきたい記憶がいっぱいで、何を書いてるんだか分かんなくなってきちゃったわ。
とにかく、何が言いたいって、近くで見る生つよぽんはやっぱり美しかったな、と。
特に客席に目を向ける時の彼は、可愛いっていうよりも、綺麗で優しいクサナギさんだな、と。
ええ、早い話が、またまたメロメロの私なのでした。

【2001/08/13 UP】

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