やがて楽しき
2001.03


クサナギ氏中心のSMAP観察日記。脱線御免。

草なぎ剛 草ナギ剛 つよぽん


2001年03月01日(木) 甘味いろいろ


あ、染ちゃんだ。(去年の夏は“染様”なんて呼んでた私 σ^^;(2000/08/27)
フードファイターが2人で御出演の『どっちの料理ショー』は、だんごvsドーナツ。

ここのところ普通っぽい服が続いてたクサナギさん、今夜も一見地味な黒いトップスかと思いきや、
鳥とお花&リボンのモチーフ付きなのね。可愛い。
その甘さ加減が、あたかも本日の特選素材“和三盆”の様で。
はたまた、髪も長めで美人さんモードのくせに、発言口調はオトコっぽかったりするところが、
これも本日の特選素材“いちごジャム”の様でもあり。
食べれなかったのは可哀想だったけど
(どう見てもドーナツ優勢だったでしょうに…。確かに、私もみたらし団子には惹かれたけども)、
山田花子ちゃんと歌いながら去って行く姿は、最後まで可愛いモードでよかったです。堪能。

今週は『「ぷっ」すま』の「記憶力絵心対決」も適度なヘナチョコぶりで可愛かったな。
つよぽんの描いたツチノコ(描きたかったのは、ラコステのワニなんだけど)が
ツボに入っちゃって、笑いが止まらんかったですよ。

読書話。
北村薫『リセット』を読み終わりました。
北村さんの小説は嫌いじゃないんだけど(何よりの証拠に、刊行されてる作品はほぼ全部読んでるはず)、
微かに違和感を感じることが多かったんですよね。
それは、たぶん、登場する女性が、なんらかの意味において作者の理想に基づいて描かれているように思えるから。
内省的で、迷っていて、でも芯は強くて、自分の歩いて行く道を おぼろげながらも見つけていける女性。
今回の作品もその道を踏み外してはいないんだけど、男性の一人称で語られる章が挟まっていることと、
ドラマティックな展開に至るまでの日常が淡々と静謐に語られるているせいか、新鮮な印象でした。
ラストシーンは、ちょっと涙ぐんじゃった。最近、涙腺弱いなぁ(昔からか?)



2001年03月04日(日) アンタイトルな週末


今週は、いつもよりSMAP濃度低めの週末だったような。

いいとも増刊号、家にいても、他の事をやりながら見てると、
何故か金曜の放送終了後だけをキレイに見逃しちゃうんだよね。
今日は久々に遭遇した!と思ったら、一言もしゃべらないじゃないの、剛さんてば…
ま、ベーカリーショップのお兄さんみたいな赤いチェックシャツは可愛かったし、
だんだん減らしましょーの四字熟語シリーズ(?)も新しい試みってことで、良しとしましょう
(でも『酔生夢死』って、耳で聞いただけじゃ分かんないよ…^^;)。

昨日は下北沢ザ・スズナリで、“MONO”の『何もしない冬』
この前の“飛ぶ劇場”もそうだけど、最近、東京以外を拠点にしてる劇団が魅力的。
ただ、今回はあまりに前評判が良かったので、ちょっと期待しすぎちゃったかな。
でも面白かったです。会話のズレや間のとり方で人間の弱さと自意識過剰さが浮かび上がる感じ。
あ、私に似てる…って思うシーンがいくつもある。
毎回、作風が変わるらしいですね。とりあえず、次も観ようって思える劇団。

日曜夜のお楽しみ、ドラマ2本。
『北条時宗』は、ついに和泉さんと渡部さん登場しましたね。
すっきりした美少年の時輔が急にヤサグレちゃったりして、ちょっと時間の流れと年の取り方にムリがあるけど。
『白い影』は、三樹子さんが気の毒になっちゃったなぁ。
この人もこの人なりに直江先生のことが好きなんだもんね。
それにしても、髪が急に黒くなったような気がするぞ、直江せんせ(笑)。



2001年03月05日(月) 今夜のスマスマは懐かしのメロディ


わ、『Take on Me』ね〜。あの頃、私は若かった。
金髪モートンくん@剛は、キレイって言えばキレイなんだけど、ちょっとビミョー。
Tシャツの顔がバッチリ決まってるのが、これまた、なーんか可笑しい。

おぉ、『SOMEDAY』だ。あの頃、もっと私は若かった。
…って思ってたら、そうですか、あなたは小1だったのですか、クサナギさん。
小学生のツヨちゃんを想像しようとすると、どうしてもドラクエのCMになっちゃうんですけど…
(でも、真剣な顔でおイモを焼くチビツヨが思い浮かんで、ちょっと顔が緩んじゃう)。

『すいかの名産地』、私も唱和させていただきました(笑)。
音楽の教科書に載ってたよね?超スタンダードなのかと思ってた。
今日のEDトークはみんな可愛かったけど、稲垣さんのキョトンとした顔がだんとつラブリーでしたわ
(ドライヤーも物凄くバッチリ決まってらして)。

「早押しツヨポン」、今回はけっこう面白かったかも。テンションあげて頑張ってたし。
でも最後の最後に、自分に笑って噴出しちゃうところが、お笑い芸人としてはまだまだ甘いな
(いや、お笑い芸人を目指してるのかどうか知らないけど ^^;)。
今回は他にもツボが多かったです。
ビストロでの曙親方への抱き付きっぷりも可愛かったし、
中居オーナーとの抱擁(なんだか、すごくフツーにやってたなぁ)とか。
あ、そういえば、すっごく久しぶりに勝ちましたね、ビストロ。
木村くんにも噛み付いてもらって、めでたしめでたし。

今、つよぽんは香港の空の下だそうで。向こうのメディアには、けっこう取り上げてもらってるみたいですね。
香港かぁ。私も久しぶりに海外行きたいなぁ。
とりあえず、今週末は近場でリゾートだ。



2001年03月07日(水) ゴダードとかけて、つよぽんと解く?


だっしょだっしょやっぱそうだっしょぉだっしょだっしょやっぱそうだっしょ
(月曜の夜以来、木村くんが頭の中で歌い続けてるんだよ〜。なんとかしてくらさい…)

さて、ロバート・ゴダードの新刊『永遠に去りぬ』を読み終わりました。
うん、面白かった。
たぶん、もしも他の作家だったら、「すごく」面白かった、ってことになるのかな。
でもゴダードだと思うと、もっと上を望んじゃうんだよね。

『リオノーラの肖像』(1988)、『さよならは言わないで』(1991)の邦訳が出た頃(93〜94年頃ですね)は、
物語の世界にずるずる引き込まれるようなプロットの重厚さに、電車を乗り過ごすほど夢中になって読んだなぁ。
まだ、それほど注目されてなかったせいもあって、密かにすんごい拾いモノしたような気分になったもんです。
(このあたり、いつも画面の端っこにいて、口を開くと「いんどぉ〜」としか言わない黄松くんのことを
あれ?もしかして、すごくキレイな顔してるなぁ…って発見した時の心持ちに似てたりして。)

4年位前からかな?処女作の『千尋の闇』(1986)の邦訳が出てからは怒涛のごとく新刊が出て、
それはそれで嬉しかったし、
『闇に浮かぶ絵』(1989)『蒼穹のかなたへ』(1900)あたりまでは、
ゴダード独特の“時間の襞”に心地よーく翻弄されていられたんだけど。
その後の作品もハズレはないんだよね。ないんだけど、ちょっと小さくまとまっちゃってる感じなんだなぁ。
(これは、クサナギさんとは違うな。
でも、今週の『「ぷっ」すま』で、雛形さんに腕まくらしたり(自分から!)、クイズで考えたボケをかます姿を見てると、
つよぽんもすっかり芸能人ぽくなってきたなぁ…と、一抹の淋しさも感じたりもする。
そりゃぁ、彼もなんだかんだ言って芸能界で10年以上生きてきてるんだしね。
ファンの勝手な思い込みだって分かってるけどさ。ぷん。)

でも、今回の『永遠に去りぬ』(1995)は、物理的な時間の振れ幅は小さいんだけど、
ほんの一瞬の出会いが、いかに他人の人生を支配していくか…っていう、
ある意味、精神的な時空の大きさを描いて秀逸ではあります。
去年出た『一瞬の光の中で』(1998)も往年の雰囲気が戻ってきていたし、これからも読み続けることは確か。
新作が、わたくし的に揺るぎないベスト1の『千尋の闇』を超えてくれることを祈ってるよ、ゴダちゃん!



2001年03月10日(土) その本を閉じて出かけよう


これは風邪なの?それとも、もしやこれが花粉症ってヤツなのか?去年まで全然平気だったのにぃ。
鼻炎薬のせいで眠いこと。こうやってパソコンのキーを叩いてても、うつらうつらしてしまふ。

ぐじゅぐじゅする鼻を持て余しながらも、ぷちバカンスしてきました。
今回のコンセプト、「海を見ながら、ぼーっとする」に不足なく、ややピリッとくる気温ながら、
波頭がキラキラ光る良いお天気でございました。
アロマテラピーエステなんかもやっちゃって、あまりの気持ち良さにぐーぐー寝てしまったわ。
もしかして寝言とか言ってた気がするんだよね、夢まで見ちゃってたから。
鼻がつまってたからイビキかいてたような気もするし。
エステティシャンのおねえさんは、「少しお眠りになってたようですねー」なんて
穏やかにおっしゃられておりましたが。
旅のお供は、読みかけだった加納朋子の『掌の中の小鳥』
ホント言うと、読んでいて こそばゆい思いをする部分もあるんだけど、
創元社の新刊案内の言葉通り、「書を捨てよ町へ出て恋をしよう」って気分になるお洒落なミステリの小品。
本はもう一冊持っていったんだけど、そこまで至らなんだ。

しかし、あれですね。
海を見て心軽く過ごしていたりすると、仕事やら何やらのシガラミはもとより、
SMAPくんのこともあまり思い出さない。
つまりは、私にとってのストレスの調整弁なのね、SMAPって。

帰ってきてから、溜まったビデオを見ました。
最近、つよぽん的にはカット割りがブームなのか?年末頃から多いよね、カメラさんへの確認。
今週の「どっち〜」でも、スイッチングとの因果関係に悩んでおられたし。
「いいとも」ではお肌の調子が今ひとつとお見受けいたしました。
香港帰りでお疲れ気味?(もしくは喰い過ぎか?)

卒業の季節ですねぇ。
先週も某国立大の前を通ったら、お花を持った学生さんがいっぱいで。
モー娘。の中澤ねーさんが脱退するやら、野猿も撤収するやら(最後の曲が、アレって…^^;好きだー、野猿)。
学校を出ちゃうと、自分で決めない限り「卒業」って有り得ないのがツライっすね。
『夜空ノムコウ』を初めて聞いた時は、そんな気分を言い当てられたような気がして泣けたもんだ。
だから、時々旅に出たりして、それなりに句読点を打つのだな。



2001年03月12日(月) あいどる新旧


スマスマは、なんと言ってもじゅり〜〜〜!でしょう。
やっぱり『オードリー』の穏やか〜な麻生先生より、歌ってる沢田研二の方がいいわ。
や、確かにね、ビジュアル的には昔通りとはいかないけども、
声の艶っぽさは、SMAPもまだまだ追い着けないっしょ。
彼の全盛時代の私はお子様だったもんで、心の底ではカッコいいなぁと思いつつ、認めたくないっ!みたいな、
今考えるとナンじゃそりゃ?っていう感情を抱いていたのよねぇ。
それだけ、強烈だったんでしょうな、きっと。
いつぞやの紅白で『アマポーラ』を歌った時も、色っぽかったんだよねー。

つよぽんのお洋服は、うーん、嫌いじゃなくって、むしろ好きなんだけど。ちょっと服に着られていたような感じ?
でも、ふわふわセットの髪は可愛かったし、歌もさほどBad Tuningでなくて良かったわ。
『TOKIO』では、アップになった時にキメキメの顔してましたね。ちょい赤面する私(なんで?)。
EDトークでの「ギタープレイ」にも、なぜか赤面(だから、なんで?)。
しかしながら、一番のお気に入りは、中居くん言うところのハッスル・ゴロちゃん。
どうも最近、ゴロちゃんに一番を持って行かれがちだな。

「闇医者ジャック」、中居くんの過剰なメイク(はなげ…?)は、直江先生との差別化なの?(笑)
最後にドアから覗く顔は『Cats』に見えちゃった。

ところで、Smapシリーズは終わってしまったんでしょうかね。
『Happy Train』で、つよぽんのバック転が見たかったのに。
まぁ、もうすぐライブビデオで見れるからいいんだけどさ…
(やっぱり、全国ネットで見てもらいたいじゃないですか、ねぇ)



2001年03月14日(水) つよぽん的CM考


ゆうべ、サントリー「熟茶」のCFに遭遇。
おぉ、念願のキレイ系クサナギツヨシ!実は初めてじゃないですか?CFで、こういう風に撮ってもらったのって。
で、今朝電車に乗ったら中吊りポスターがっ。これが、またCFを上回る美しさで…(感涙)
しばし、ぼーっと頭上を見上げてウルウルしていた私は、ちと危ない人に見えたことでしょう。
加えて駅前では試飲品のサンプリングも。
ふふふ、リーフレットGETしちゃったもんね(こちらは、にっこりアイドル顔の小さなカットですが)。
お茶自体もなかなか美味しいです。紅茶のようなウーロン茶のような、まろやかな味。

白いヒラヒラのお洋服で雪を降らせていた某お菓子CFを ほろ苦い思いで見ていた昔から、
あぁ、もしも私が羽振りの良いメーカーの広告担当だったなら、極上のクサナギCF作ったるのに!
彼を起用してるクリエーターや広告担当者は、なぜに広告素材として最大限に魅力を引き出そうとしないの?
…と、つねづね歯噛みしておりました。
(私もクライアントとして広告作ってたけど、有名タレントを使うような潤沢な予算は無かったのよ…
そういや、うちが使ってた隣の撮影スタジオで同じ日にSMAPの撮りをやってたのに、
撤収してから気がついたという、なんとも悲しい思い出もあるのだった…
千載一隅の機会を逃して、めちゃめちゃ悔しかったんだよー。)

そういう意味で、今までで一番良かったのは「ドクターエリス」です。
少なくとも、横顔のキレイさを生かしてたもんね。
メール読みマウスとか、昆布ぽん酢も可愛いかったけど、でもでも何かが違うのよぉと思っておりました。
一度見てみたいのは、アンドロイドっぽいクサナギツヨシ。無表情、硬質な感じで。
顔のラインがシャープだから、けっこうハマルと思うんだけどなぁ。

全国のSMAPファンのみなさまは、Smapビデオで盛り上がっていらっしゃることでしょう。
私もいそいそとDVDを購入して参りました。
でも、まだ見てないのね。今、目の前に鎮座しておりますが。
ビストロ本も、もうちょっと先の楽しみにとっておこう。

出久根達郎『逢わばや見ばや』を読み終わりました。
古き良き時代、古本屋に勤める少年が成長していく様を追った自伝的小説。
来世は閑な本屋の店番に生まれ変わろうと思ってる私なもんで、とても楽しく読めました。



2001年03月17日(土) まんまとハマる(例えばLIVE Smap)


今朝は、昨夜ワインをくいくい飲んだわりには爽やかな目覚めだったこと。
でも午前中から、BSの『オードリー』で大竹しのぶの演技にひと泣きいたしました。

さて、どんな風に書こうかなぁと考えておりました。『LIVE Smap』
実は買ってきたものの、なんとなく見る気が起きなくてグズグズしてたのね。
でも、とりあえずオープニングだけ見とくかねぇって手を出したら、ズルズルと最後まで見ちゃいました。
それどころか、最後にもう1曲だけ、もう1曲だけ…ってリピートを重ね重ねて、
結局ふた廻り見てんじゃん^^;って感じ。

何度も書いてるけど、今回の振り付けってホント好き。
溜めが効いてる箇所がカッコいいんだよね。『Theme of 014』とか、デジロックとか。
つよぽん的には、『LIVE BIRDMAN』がスッキリ可愛い顔が多かったのに比べて、
今回は険しい男っぽい表情が多いかな(それが、当日には疲れ気味に見えちゃったんだけど)。
だから、ふっと穏やかな表情になった瞬間が普段より印象に残ります。

ツボを書こうとすると際限なくなりそうだなぁ。
『巡恋歌』の抜刀は言うに及ばず、『$10』の「…nine!Ten dollors!」で思わず椅子から立ち上がっちゃった私。
あぁ、久々に頭の中がボン!と音たてて真っ白になったわぁ。快感だわぁ。
空気感では『夏の風を〜』から『ラストシーン』の流れが好きです。
特に、つよぽんとゴロちゃんの2ショットには夢心地。私のアイドル幻想をキレイに刺激してくれるのね。

まぁね、ビクターさんに言いたいことは数々あるけども
(あのバストアップ固定のマルチアングルは何?とか、どうしてココでこのアングルなの?とか)、
版権問題もクリアして中居くんとつよぽんのソロを入れてくれたことだし、とりあえず脇に置いとこう。
あ、そういえばマルチアングルにも一つツボが。
アカペラの後、小刻みに上下するクサナギさんの肩。なんとなく生身っぽくて、いいなぁ。

今朝の朝日新聞に『Smap Vest』の広告が載ってると聞きつけたので、
実家へ行って、半ば呆れられながらチョキチョキと切り取ってくる(うちは絶対に載りそうもない日経なの)。
この写真いいなぁ。つよぽん、楽しげだし。
でも、みんな動いてる中で一人真ん中で佇むゴロちゃんも良いわね。
(これってSmap Tourプログラムの撮影時だと思うけど、ゴロちゃんからヒゲが消えてる…
一人だけ撮り直したのかな?)
このカットって、ちゃんとブックレットに入ってるのかしら。
12色のジャケットなんかより、そっちの方がファンの気を惹けるのに。

近所のスーパーで熟茶2Lボトルを購入。
マーケティングにまんまとハマるのが、一種の快感になってきたような気がする今日この頃です。



2001年03月20日(火) 春なのねぇ。


あったかかったなぁ、今日は。
いいお天気だったので、おNEWのTシャツ(ポップで可愛いんだよー)とジーンズに、
皮ジャケを羽織ってお出かけ。
でも、お出かけ先は会社なの(泣)。おかげ様をもちまして、休日の予定まるつぶれでございます。
悔しいので、帰りに美容院へ(無理やり予約入れてスミマセン、担当さま)。
で、カットしてもらいながらパラパラと雑誌を見てたら、久々に物欲復活の兆しが
(いえ、物欲はあったんだけど、SMAP系に偏ってたのよね)。
今年はまだ春物の服、買ってないもんなぁ。コスメもそろそろ新しい色、揃えたいなぁ。
あ〜、春なのねぇ。

さて、『白い影』最終回。なんだかんだ言いつつ、結局、泣きましたねぇ。
なんだかんだって、ほら、“毛布にくるまって朝日に向かって立つ2人”ってベタ過ぎやしない?とか、
遺言がビデオって、やっぱりスポンサーが電機メーカーだからなの?とか、
最後に全員が善人になっちゃうって日曜劇場の伝統だよなぁとか、突っ込みいれたくなるじゃないですか。
でも、ビデオの台詞を聴いてたら、すっかり倫子にシンクロしちゃってボロボロ。
直江先生がビデオのスイッチを切ろうとした時は「あーん、行かないで、せんせー!」って感じでしたわよ。
彼の優しさだけじゃなく、弱さやエゴも感じられて、泣けました。せんせー!
うん、しっかりしたドラマだったなぁと思います(最後はちょっと展開早かったけど)。
役者・中居正広にとっても、財産になったよね、きっと。

スマスマ『ビストロおいしい総特集』
5人でコチャコチャやってる姿って、ほんと、心和むなりね(ファンじゃない人には、どうなんだ?って思うけど)。
中居くん相手だと、つよぽんの毒蛇っぷりも発揮されるし
(でも、つよぽんって、毒蛇もフォローも「素」っぽいところが好きよ(甘?))。
木村くんのカブリつきって密かに好きだったので、ランキングは美味しかったです。
つよぽんのカジられOKの理由、「だって、齧られることって無いじゃん」が、なんだか可笑しかったわ。

さて、後は『HERO』の最終回も見なくちゃいけないし、ビストロ本もまだ見てないし、
今週は雑誌も多いし(アサヒグラフの「person」に、かなり期待)、あぁ、クラクラするぅ。
でも金曜の『「ぷ」っすまSP』は、うーん、予告を見る限り、ファンにはイタイ内容のような気がするなぁ。
今夜の放送で、100倍激辛カレーを男らしく完食して壊れるクサナギさんは良かったけども。うーん。



2001年03月21日(水) ちょなんかん?


今日は外出先から早めに直帰だーい!…のハズだったのに、結局、明朝までの仕事を家に持ち帰るハメに。
さっさと帰宅して書類作んなくちゃだわ状態だったんだけど、
悔しいので(昨日もあったな、このフレーズ)、本屋さんに寄り道。
そういえば、新聞の書評に志村ふくみさんの書簡集が載ってたんだよなー、と思って探したんだけど、
書名も出版社名も憶えてなかったもんで見つからず、ちょっとフテクサレる。
志村さんの文章に触れたら、荒んだ私の心も少しは浄化されるかなぁと思ったのにさ。

好きな作家さんは数あれど、日本語の美しさを心から実感できるっていう意味で、
私の中で神々しく在らせられるのは、志村ふくみさんと須賀敦子さんのお二人なのです。
こればっかりは、真似しようとしても真似できない、
自分の道をしっかり歩いてきた人だけが書ける、凛とした日本語。
文章には書き手の生き方が滲み出るものなんだなぁと、つくづく思うのでした。

あ、つよぽんの文章もすごく好きよ。
彼の場合は「日本語の面白さ」って感じだけど、これも真似できないクサナギテイスト。
『これが僕です。』を読むと、まぁとりあえず明日も頑張ろっかな、って気分になるもんね。

で、結局、SMAPさん表紙のザ・テレビジョンを買って帰ってきました。
熟茶の画面と撮影エピソードも載ってて、ちょっと幸せ。
ほー、4月からの新番組『チョナンカン』とな?
「草なぎ剛が韓国で大スターになるまでのドキュメント風バラエティ」。ほー。
『稲垣芸術館』『TV's High』の後継なんだー。あのノリって好きなんだよね。これは楽しみ。



2001年03月23日(金) ぷちカバチタレ。


昨日も今日も残業ご苦労様です>私。
でも、最近は遅くまでお店が開いてるから助かるやね。
ってわけで、『person』創刊号と『Smap Vest』を買って帰りました。

『person』って、今はなき『UNO!』と初期の『CREA』を足して2で割って、アクを抜いて上品にしたような。
(でも、インタビュー中心ってことは、大人版JUNONだったりするんだろうか?)
しかし、ターゲットの30代を引っ掛けるのに、表紙の黒スマさんに勝るものはないわよねぇ
(ちゃんと引っ掛かったヤツがここにも1人)。
写真は終始、男前モード。つよぽんの髪のくしゃくしゃ加減が良い感じ。
なにげに好きなのは、中居くんのムコウで立ち話中のぼやけたシンツヨだったりして。
しかし、インタビューでクサナギさんだけタメ口なのは何故なんだろ?(笑)
前半は「わかんない」の連発で、さぞかし聞き手さんは困ったんではないだろか。
鳥越さんのコメントには、そんなにおホメいただいちゃって恐縮ですぅって感じだけど、
ちょっとジンとしてしまいますねぇ。
最近、会社のおじさま方にもウケが良いSMAPくんたち。
そんな時、なんだか必要以上に照れてしまう私って何?(笑)

『Smap Vest』は、店頭で見てイエローを買いました。
このデザインワーク、うーん、ビクターさんの気持ちはわからんでもないんだけど。
『Smap』の三色ブランドロゴがちょっと業界ウケしちゃったりしたもんだから、
もうちょいブランド路線で発展させてみたかったんでしょうねぇ。
だから、色見本作って、20頁立てのカタログ作って、
新聞見開きでヴェスト2枚の広告載せて、CD本体はシンプルに。
歌詞カードの素っ気なさに至るまで筋が通ってるわけですよね、作り手としては。
もはや日本国民で知らない人などいないSMAPの、老若男女が買うベストアルバムだからこそ、
こういうのもアリだと。
…わかるよー、わかるんだけどさー。やっぱり、ちっちゃくてもいいから写真が欲しいのさ。
それがファンっちゅーもんですよ。
でも、ディスクの色はピンクとパープルで可愛いよん。

新聞の書評で、フィニィの『ゲイルズバーグの春を愛す』とウッディ・アレンの映画『カイロの紫のバラ』に
例えられていたのに興味をひかれて、『黄金座の物語』(太田和彦 著)を読みました。
週に1回だけ古い日本映画を上映する映画館と、映画から抜け出てきたような人々の住む街のお話。
映画批評と物語が上手く繋がった、ちょっと珍しい小説でした。
戦前の日本映画をほとんど知らない私でも、すんなり読めたし。
でも、もうちょっと文体に枯れた味わいがあったら、もっと良かったかも…これは、好みの問題だと思うけど。

なんだか今日の日記は、ちょいカバチタレだな。
そういえば、HEROとカバチタレ!の最終回、まだ見てないや。いつ見れるんだ?日曜も仕事だしさ。
今夜の「ぷっ」すまSPは、見るのにちょっと勇気がいるなぁ。体調のいい時にしよっと。



2001年03月24日(土) 回顧なSMAP


貴重なお休みなのに起きた時から頭痛肩こり。なんだか最近、休みなると一気に疲れが噴出するなぁ。
プール通いをサボりがちなのが原因かしら。スポーツクラブに1万円の会費払って、1ヶ月に1回はダメよね。

で、おとなしく家でビストロスマップ 新世紀こだわりレシピを読んだりして過ごす土曜の午後なのでした。
今回は読み応えがあって嬉しいですね。最後まで通して読んだら、何故か泣けてきちゃった情緒不安定な私。
だって、BGMは『Smap Vest』だったりしたもんだから、
いい感じで成長してきたよねぇ、すまっぷ…などと、回顧な気分になっちゃったのね。
シンツヨの「バナナとあんこの春巻き」も懐かしいわぁ、ってわけで、
スマスマの“森且行スペシャル”のビデオを引っ張り出しちゃったりして。
桃井さんの春巻きへのコメント「この子たちズ、って感じ」がとっても好き。
ドロンコ遊びみたいな春巻きを作ってた彼らも可愛くて好きだったけど、
当時は5年後に今みたいに立派な料理人になってるなんて、チラとも想像できなかったよね。
ヒトとは成長する生き物なのですね。
(…と、我が身を振り返ると5年前となーんにも変わってないんだけどさ^^; 。少しは見習おうよ。)
このビデオを見るなら、やっぱり森くんのお別れシーン(別名・中居くん号泣シーン)も見なければ。
ってわけで、再び涙。この場面を見ると、ずっとSMAPを見届けていこうって気持ちになるんだな。

中国・四国地方で大きめの地震。
この日記を読んでメールをくださる方が住んでらっしゃるので、心配です。



2001年03月26日(月) なんかヘンだわ。


なーんかヘンだと思ったら、スマスマのない月曜日なのね。
おかげで心置きなく残業できましたことよ。ぷん。
でも、今日の私は何故かハイテンション。ちゃきちゃき仕事しちゃってるじゃん、お姉さんってば。
なのに、家に帰ってきてメール開いたら、ちょっとイヤな感じの仕事メールが入ってて、
一気にめりこんじゃったわよ。
やっぱり、会社のメールを家のアドレスに転送するの止めようかなぁ。
便利は便利なんだけど、気分の切り替えが出来ないんだよね。
こんな時にスマスマでも見れば、ちっとは気も晴れるでしょうに。

先週の「ぷっ」すまSP、まだ見てないんだな。
予告見ただけで、こりゃキツそうだ…って感じだったでしょ。
で、放送後にファンサイトの掲示板を覗いたら、案の定、みなさん慰めあってるじゃぁないですか。
うーん、やっぱり気持ちに余裕のある時まで封印しとこう…
だけどさ、なんで好きなヒトの出てるテレビ番組を見るのに、こんなに躊躇せなあかんの?
考えてみたら、ヘンだよねぇ。

土曜日にNHKの土曜スタパで、クサナギ氏がナレーション録りしてる場面とコメントが流れたそうで。
家にいたのに、見逃して悲しいキモチの私。縁が薄いのかしらん。
でも今夜、12時近くに帰宅してテレビのスイッチいれたら、ちょうどマイクに向かって喋ってるお姿が!
あぁ、やっぱり縁があるのね、私たちっ。
(と思ったら、もっと早い時間にはコメント付きで流れたみたい。あ、そうですか…)

あー、なんだかテンションがヘンだわ。仕事で小さい脳みそ使いすぎて、壊れちゃったの?

明後日は久しぶりに芝居を観に行くから楽しみ。一緒に観るMちゃんと会うのも久しぶりだし。
コワイのは退社時間のタイミングだから、先週からせっせとアピールに勤しんでます。
でもさ、考えてみると終業後に遊びに行くために、なんでこんなに必死で根回ししなきゃなんないのかしら。
プライベートな時間って、もっと大手を振って楽しめたっていいのにねぇ。ヘンなの。



2001年03月29日(木) 仕事だから、とりあえず。


資料作って、会議して、資料作って、会議して、資料会議資料会議資料会議〜!
って感じの今日この頃。目肩腰がバリバリっすよ。あ〜、マッサージ行きたーい。
毎回グチから始まって甚だ恐縮ではございますが、ちょっと言わせてくださいな。
えーと、私も会社員やって幾年。
会社や上司の方針に「?」の嵐でも、十中八九はグッとこらえて、
なんとか最後に帳尻合わせるようにしてきましたわさ。
えぇ、それが中間管理職の勤めでございますとも。
だけどねー、すっごく遠くでもいいし、到達できるかわからなくてもいいから、
自分に納得の行く到達点が見えれば頑張れるのよね。それが今は見えないのよね。
っつーか、一瞬見えそうになっても、船頭が多くてずんずん山に登っちゃうんだもん。
海に戻すのにカロリー消費しちゃうわ。

例えばSMAPさんのお仕事には、さぞかしツライことも多かろう。肉体的にも精神的にも。
つよぽんは「僕は何でも良い方に考えるタイプ」って言うけれど、
意識してか無意識かは知らねども、そうでもしなきゃ、やってらんないお仕事だろうなぁと思うよね。
だけど、そうやって創ったモノはすごく沢山の人の目に触れて、良くも悪くも反応が返ってくるんだもんなぁ。
それって、すごくウラヤマシイ。我ながら大人げない発言だと思うけど、ウラヤマシイんだよねぇ。
ゴロちゃんだったっけ?もしも、ノアの箱舟に世の中の役に立つ職業から優先して乗せていったら、
自分達のような仕事の人は、たぶん最後になってしまう…なんて言ってたけど、そんなこたぁナイっしょ。

…とかなんとか言いながら、水曜は打ち合わせを無理やり終わらせて、
青山劇場へ『野獣郎見参』を観に行って参りました〜。
新感線らしい痛快チャンバラ歌舞伎でスカっとするわぁ
(途中の殺陣の長さには、ちと飽きてしまったけど)。
堤真一っちゃんは、欧介さん@やまとなでしこ は何処へやら。
舞台の彼って、ちょっとおバカだけど体は丈夫さ!って役が似合うよね。
そういう意味では『キル』や『パンドラの鐘』のイメージとだぶる感もアリ。
古田新太氏との殺陣は、めちゃくちゃカッコいいです。
高橋由美子嬢が生き生きとしていて魅力的でした。
滑舌も良いし、体は小さいけどキビキビ動くし、舞台向きかも。

ま、明日もがんばりましょう、はい。



2001年03月31日(土) いつまでも未完成


今朝はBSの『オードリー』最終回を見てボロ泣き。
長嶋一茂の芝居にまで泣いちゃったのは一生の不覚だけど
(ごめんね、私はヤクルトファンでアンチ巨人なのよ)、
最終回まで迷い続けて、やっと一つの句読点を打つヒロイン像がなんだかリアルで。
岡本綾ちゃんが46歳って設定にはムリがあったけどね。お肌ぴちぴちなんだもん。

しかし今日の東京は寒かった。傘さしながら歩いてて、ふと気が付けば、あれれ、雪が舞ってるじゃん。
午後からは相も変わらずお仕事でしたけど、これは短めに切り上げて、ぷち花見&お買い物。
毎年、桜が咲くと必ず行くお店がありまして、
桜並木をガラス越しに間近に見れる特等席なんだけど、けっこう穴場なの。
雨に濡れて しんなりした桜も、それはそれで風情があって、しばし和み気分。
お買い物では、theoryのストレッチ黒テーラードジャケットを購入。
ほんとは春らしい色の服を買うつもりだったんだけど。ま、いいや。

さてさて、ゆうべのMステーションね。
時間が無いから、ビデオ早送りでSMAPさんのところだけ見ようと思ったのに、
タモさんの後ろで楽しそうに話してるシンツヨが気になったり(つよぽんの鎖骨も密かにツボ)、
野猿の弾けっぷりに見入ってしまったりで、けっこう長々見てしまったわ。
ベスト30って、圏外の曲が可哀相だなぁ。
『はじめての夏』もいい曲だし、『はだかの王様』も6人で最後の曲なのに。

そう、やっぱり6人のSMAPと5人のSMAPって、似て非なるモノだなぁと思いました。
どっちが良い悪いじゃなくて。うん。森くんは森くんで、誰にも代われないし。
まるでライブトークの如く、中居くんの口から森くんの名前が出たのにはビックリしました。
それを受けてのつよぽん発言(「森くんがオートレースに行きたいと言ったときが一番ビックリしましたね」)に、
中居くんが「おまえ、ストレートすぎる… ^^;」って言った流れからすると、
“話題に出そう”っていうのは、事前に仕込み済みだったんだろうな。
直球で勝負しちゃったクサナギさんは、ま、彼らしいっちゃぁ、彼らしい(終始、穏やか〜な、イイ表情してたし)。

メドレーは、久しぶりに『がんばりましょう』の振り付けが見れてお得な気分。
しかし、以前にも増してバラバラっすねぇ、ダンス(笑)。
昔の映像を見た後だったんで、どうしても切れ味の鈍さが気になってしまうし。
でもSMAPの不思議なトコロは、“「いつまでも未完成」の完成型”の魅力だと思うのよね。
「不安定の安定」と言うか…(森くんが抜けたことで、結果的にはその魅力を増したのかも)。
何やら笑い合いながらの『ダイナマイト』も楽しげだったし、ファン的にはとっても満足な時間でした。

ちなみに私がベスト1を選ぶとしたら、『夜空ノムコウ』と『オリジナル スマイル』が同率1位かなぁ。
夜空〜で来し方を振り返って、オリスマで明日も頑張ろうって思う。
でも最近の気分は『たぶんオーライ』の歌詞がピッタリだけども。

そういや、セ・リーグも開幕してたのね。最近、疎いぞ。
去年は一回も観に行かなかったっけ、プロ野球。今年の夏は行きたいなぁ。
かーっとビール飲みながら見上げる神宮球場の夜空は、ホント最高だもんね。