やがて楽しき
2001.07


クサナギ氏中心のSMAP観察日記。脱線御免。

草なぎ剛 草ナギ剛 つよぽん


2001年07月04日(水) その儚げな色白の。


夏っぽい小説が読みたーい、とかなんとか言ってたくせに(2001/06/28)
読んだのはフィシュテルの『私家版』だったりして。
フランス推理小説大賞受賞作と言っても謎解きミステリではないし、
読んでいる間はさほどドキドキするわけでもないのだけれど、
一見、淡々と終わるラストシーンの、書かれていないその先に本当の怖さが待っているような。
そこで初めて、あぁ、この小説はミステリなんだと実感する感じ。
映画版も観たいと思いつつ、まだ見てないんだよなぁ。

ゆうべの『地球・ふしぎ大自然』と『稲垣芸術不動産』はオアズケ状態につき、
今夜は「ぷっ」すまらしからぬ綺麗なノーブル系つよぽんのワンショットから始まった
「食材フードファイト」だけ鑑賞。
前髪揃っちゃって、髪切った直後かな?
カットした直後のつよぽんって、ちょっと病弱な深窓の少年っぽく見えてしまうんだけど、私だけかしらん。
眉やモミアゲが整ってクッキリするせいか、いつもに増して色白に見えちゃって、
タキシードの蝶タイもお似合いですわ
(あれ?でも前回、お揃いのお洋服を新調しなかったっけ。可愛い白カンフー)。
それにしても、あっちむいてホイには弱いっすねぇ。その単純さ(もとい、素直さ)もノーブル系って感じ(笑)。
大詰めで大ハズシして意気消沈するナギスケの、
その肩の落ちた風情にシミジミと愛しさを噛みしめつつも、
そのそばから、支払いをめぐって揉める2人のヘタレっぷりに心地よく脱力する夏の宵。

さて、今日、やっと夏コンの振込みしてきましたー。
ま、後は人事を尽くして…ってヤツですね。別に何も尽くしちゃいないけども(笑)。
明日はパルコ劇場で『VAMP SHOW』です。



2001年07月07日(土) いつの日か、私も。


今週は比較的仕事が緩やかだったのだけど、
そうなると日頃の不義理の埋め合わせってことで放課後が忙しく。
結局のところ、睡眠時間が削られるだけなのでした。
しかも金曜の夕方になって、どどどっと仕事が入っちゃって、今日はお家で資料作りです。とほほ。
世間は七夕だっちゅぅにねぇ。

今朝はBSの『ちゅらさん』で、ほろほろと。ちょっと、昔の大失恋なんぞ想い出したりして。
仕事してたり、誰かと一緒に居る時は平気なのに、
一人になった途端に涙が止まらなくなるって現象が3ヶ月続いたのよねぇ。
ま、私も若かったってことっすね。
ドラマの方は、お約束通りにハッピーな結末でよろしいんですけど、
大学時代から一緒にいる彼女との決着もつけずに、
別の子に「結婚しよう」って言っちゃう男ってどうなのよ?(いくら子供の頃の約束があるからってねぇ)
でも、それを見ているカンノちゃんの演技に免じて良しとしましょう。
感情をストレートに出すのが悔しい女性が思わず感涙する表情、一瞬なんだけど、素晴らしかったです。

さて、『チョナン・カン』第13回。今回は韓国でのドラマ2作目の撮影風景。
来週の完成版放映のネタバレに配慮してか、はたまた視聴者をじらすためか、
ドラマの台詞部分の和訳にはボカシが。たぶん後者ね(笑)。
画面の処理も凝ってるし、つくづく、よく考えて作ってますよねぇ、この番組。
何度も書いてるけど、つよぽん@お仕事モードって、たまらなく良いですわ。
カメラが廻る前の厳しい表情や、カットの後に「大丈夫でした?」って確認する時の真剣な目が、
「愉快なエアロビのインストラクター」役のユーモラスな芝居や
共演者(パクさんって良い感じの方ですね)とお喋りしてる和やかな表情と対照的で、
よりいっそう際立つ感じ。
撮影の合間の、ナレーション曰く「役柄に超集中するチョナン。」のビジュアルは絶品でしょ。
眉間にあてた指と閉じた眼のセクシーさってば!くー。

と、めろめろになったところで、私もお仕事しましょっか。夜までに終わらせないと。
私の場合、お仕事モードの顔はコワイって言われるんだけどさ。
いつの日か、私もセクシーになれるかしらん。って、まず仕事を愛せるようにならないとね。



2001年07月09日(月) 何時でも何処でも一番なのは…


クサナギ様、お誕生日おめでとうございます。
今日からちょっとの間だけ、あなたとの歳の差が1つ縮まることに、
ほのかな喜びを感じるワタクシでございます。
(いえいえ、ほんとは歳の差なんぞ、ちーっとも気にしちゃいないんですけどもね。)

今朝のおはスマで、ゴロちゃんからもオメデトウをいただいてましたね。
年下のせいか、いつまでも17歳くらいのような気がするんだけど…などと仰ってましたが
(『馬耳東風』でも“いつ大人になったんだ?って気が付いて愕然とする”って書いてたよね)。
や、ほんとにねー、以前にも書いたけれど(2001/04/16)
一人の人物が仕事を通じて成長していく様を見続けるっていうのは、有りそうで無いコトで。
昔は、新しいお仕事を見る度に、上手にやれるかなぁなどとドキドキしたりしていたのが、
いつの間にか、ぐんぐん先に行かれてしまって、こっちの方がオタオタしてたりするわけです。
でも、先に行きっぱなしじゃなくて、時々、とことこ戻って来てくれる感じが、
これまた、クサナギさんの魅力だったりするのね。

そう、つまり、大人になりかけのイノセントな色気を放っていた頃や、
線の細い横顔が儚げだった頃のクサナギさんも好きだったけど、
やっぱり現在進行形のアナタが何時でも何処でも一番なのよ、っちゅーことで。
願わくば、いつまでも私にそう思わせてくださいませ。

それにしても、つよぽんがビストロキングに輝いた27時間テレビから、もう1年もたったのですねぇ。
歳をとる毎に月日が経つのが早く感じられるのは、分母が自分の生きてきた年月になるからだ
(つまり、人間は時間を絶対的にではなく、相対的に捉えているってことですね)、
って説に、いたく納得してしまいますわ。

などと感慨にふけりつつ見る、今夜のSMAP×SMAP
大人になって…などと思っていた矢先の「昆虫採チュウ」にはカックンきたけど(笑)、
紙飛行機に興じるSMAPくんたちってば、もー、可愛いっすねぇ。
特にゴロちゃんね。「コアブースター」と「ファントム」に反応しちゃうのが、
なんだか団地育ちのオトコの子、って感じでラブリーよん。
5人でコチャコチャやってる立ち姿は、なんだかコンサのトークっぽくってイイ感じだったし、
誕生日記念(?)の『グリーングリーン』のハジケっぷりも然り。
ビジュアル的にも、ノースリーブ@クサナギさんやら、ちょんちょこりん@中居ちゃんやら、
やー、贅沢だったわー(ファン的には、の注釈付きだけど)。

他にも面を打ち込む少年剣士やら、ライチに撃沈されて落ち込む草なぎシェフの横顔やら、
吾郎佐ェ衛門のお手本ダンスと無意味なコーラ一気飲みやら、
ツボを挙げればキリがなくってコーフンしてきたので(笑)、これにて打ち止め。
あぁ、今夜は、いい夢、見れそうだー。

*******************

あまりに気分が良いので、ビールなんざ飲みながら、
もう1回、エンドトークから見直しちゃったわよ。
ってことで、酔っぱらった勢いで、
もう1回、今、この空の下、どこかにいるクサナギさんに、おめでとー。
と、SMAPくんに、ちゅっ!



2001年07月11日(水) どりーむどりーむ


前回の日記、なんだか壊れてましたねぇ、私ってば。
でも、ま、そんだけ、感慨深くて、嬉しくて、幸せな夜だったなりよ。
そうそう、「いい、見れそうだー」って書いた通りに、
きちんとSMAPくん絡みのを見ちゃうところが、これまた単純極まりない私でございます。
チョナン氏が韓国日記を連載してる韓国のファッション誌『ecole』が、
申し込んでもいないのに、ばんばん家に届けられて、パニくる私…ってお話で、
なんだか、あまりに間接的すぎて面白くもなんともないだったんですが。
昔見た、「SMAP6人とバレーボールに興じる編」とか、
「クサナギさんとトレーナー(ヤスの衣装用)を買いに行く編」みたいなヤツが良かったんだけどなぁ。
それにしても、どのも至って健全なのよね。色気ないっちゅーか(笑)。

今朝のCX『とくダネ!』で、チョナン・カンを特集したそうな。
そんなの、言ってくんなきゃ分かんないじゃんかっ。って誰に向かって叫べばいいのやら(笑)。
ファンサイトさんのレポによると、
自分を追い込むために韓国語の家庭教師代も自分で負担してることや、
いつも本を持って勉強してること等々を 例のチョナン・ルックで語っていたそうでございます。
朝日新聞で連載されている日韓関係の特集にも(ちなみに東京本社版です)、
「韓国にはまっている草なぎ剛さん」のインタビューが写真付きで。

そのインタビューの対向面には、家庭教師姿の慎吾ちゃんの広告が。
あー、じゃなかったんだぁ …と、言いますのはね、
テレビCMを見たような気がするんだけど、二度とお目にかからないもので、
もしかしてだったんじゃないかしらん、と思っておったわけです。
なんかさー、仕事が忙しい時とか、あまりにリアルな仕事関係のを見てしまって、
現実と混同しちゃうことがあるのよね。これって、アブナイのかしら。
ま、たまーにですけどね。ごくごく、たまーに。

ゆうべの「ぷっ」すま“田園調布の豪邸訪問”企画は、まったりモードでしたねぇ。
ヒトんちにあがりこんで「ビールとか、ありますかね?」とおねだりするクサナギさんは、
一応、彼なりに番組的なツボ作りを狙っていたのでしょうか?(笑)
私もあの辺りの豪邸には仕事で何度かお邪魔したことがありますが、
すごいっすよー、毛が10cmくらいある絨毯とかさー(って、そんなとこしか憶えてないのが庶民だわ)。
クサナギさんも今の調子でお仕事頑張れば、豪邸の一つや二つもじゃない…って感じなんだろうけど、
高級住宅街より、ちょっとジャンクな街がイメージだなぁ。うむ。



2001年07月14日(土) やわらか。


昨日から出張っておりました。
避暑地に近い土地だったので、いっときの涼が得られるかしらん、
などと期待していたのに、これがまた暑かったのですわー。
ぐったり。
それでも、出張中に読んでたサライ7/19号の特集、
「名水からの旨し贈り物」「五感で涼を楽しむ」なぞを見ると、
やっぱり“日本の夏”は良いわねぇ、と思ったりするのですが。

で、最近のあまりの陽射しのキツさに、ついに日傘を買ってしまいました。
一応、今年の流行りってことで、お色はブラックでございます。
私にとって日傘のイメージっていうと、10年以上の昔から岩館真理子の『まるでシャボン』なんだよね。
あの物語には泣いたなぁ、ラスト近くの独白が切なくて。
久しぶりに読みたいんだけど、どこにあるんだろ?実家かな。
でも、今の私は昔と同じように泣くのだろうか?
変わらずにいたいのか、変わっていたいのか、自分でもよくわかんないけど。

さて、帰宅して取りあえず『チョナン・カン』第14回を。
今週はドラマ第2作完成版を一挙放送ですね。
「チョナン、かなりの怪演です…」とキッチュさんが言う通り、
怪し可愛い、そして、やがて哀しいエアロビ先生っぷり。
韓国語と日本語のテンポの違いのせいなのか、
今まで演ってきたコントや芝居とは、ちょっと違うクサナギさんだな。あ、チョナン氏か(笑)。
くねくねした動きは怪しさ炸裂なんだけど、あぁ、やっぱりカラダ柔らかいよねぇ、と見惚れる私。
そして、早口で発しても、どこか柔らかく耳に届く韓国語に、これまた聞惚れる私。甘々。
それにしても、エアロビ先生が連発する「ハルスイッタ!(やるぞ!出来るぞ!)」が、
耳についちゃって離れないんですけど。でも、いい言葉よねん。

で、「謎の彼女が腰掛けるバスタブで、お湯に浸かりなから高笑いするチョナン・カン」は、なんざんしょ。
今まで彼女といるときは至って穏やかなチョナン氏だったのに、ちとキレ気味よ。
でも、笑ってる理由よりも何よりも、逆光の暗い画面の中、
ほのかに浮かび上がるチョナン・カンの胸元に目が吸い寄せられる私って?(いやん^^*)



2001年07月16日(月) そうして私は眠ります。


この季節になると駅で目につくのがスタンプラリー。
良い子のみんなが各駅をまわって、ぺたぺたスタンプを集める、アレですね。
鉄道各社、毎年いろんなキャラクターを起用してPRにこれ勤めるわけですが、
今年の某私鉄さんのポスターに、あら、ゴレンジャーを発見してしまったわ。懐かしいですこと。
ここで、ばんばらばんばんばん♪が聴こえてきた貴方は同世代ですね。
ふーん、戦隊シリーズが25周年。で、第1作目がゴレンジャー。
ゴレンジャーごっこではモモレンジャー役をGETしていた私も(競争率激しかったのよ)、
いい歳になるわけだぁね。

暑〜い一日の最後に、熱ーいSMAP×SMAP
ゴロゴロがお約束通りで可愛いわ、って感じのアイドルキックオフだけど、
なによりも私が目を奪われたのは、フラフープを握り合うお二人の、
そう、ツヨちゃんとたっくんの、その腕の色のコントラスト。二色アイスみたいだわ
(ビストロでも、木村くんにカブられてた時もね)。
でも、ちょっと物足りなかったのは何ゆえかと申しますと、
ツヨちゃんの「官能」が映らなかったっちゅーことですね。
本人、すっごく、苦手そうだけど(笑)。

S-LIVEは、ほんっとに男くさいといいますか。
先週の紙飛行機とは別の意味で、あぁ、男の子なのねぇ、と思ってしまいますね。
去年のコンサ後にわざわざ入手したオリジナルの『巡恋歌』も聴けて、うーん、贅沢。
ワタクシ的には長渕さんとツーショットで歌い終わった時のクサナギさんの一瞬の表情が、
甘くて強くて、良い感じだったなぁ、と。
クサナギさんの勢い余って振り上げた拳にウケてたので、
慎吾ちゃんが突っ込んでくれて嬉しかったわ。でも慎吾ちゃんも釣られてたよね(笑)。

でもさー、つよぽんってば、やっぱりプレゼン下手なんだよなぁ。
『巡恋歌』を選んだ経緯とか、たぶん伝えたい根っこは他のとこにあるんだろうに。
でも、そんなキミが好きなんだけどさ。今日も甘々な私でございます。
それにしても、着流しに片肌抜いたクサナギさんの映像って、
あらためてテレビで見ると結構インパクトありますねぇ。
あのアングラ歌謡ショーの如き、お衣装ってば、やっぱり好きよ。

ってことで、今宵は『LIVE Smap』の23曲目を子守唄に。
きっと、今夜限定・全国リピート率 第1位ではないかしらん(笑)。
でも、子守唄にはならないか。目が冴えちゃうもんねぇ。
ま、とりあえず、おやスマなさい。



2001年07月18日(水) まだあげ初めし、前髪の。


今クールのドラマ、始まる前は『ウソコイ』とか『非婚家族』とか、
大人向けっぽい作品に期待しちゃお、って感じだったんだけど、いざ始まるとあんまり気分が乗らなくて。
たまたま第2回を見た『ファイティングガール』がイイ感じで、今日もわざわざビデオ予約。
深田嬢の不機嫌顔は、『ちゅらさん』のカンノちゃんに負けずとも劣らないクォリティじゃないかしら。
最近、韓国の女性に惹かれてるので(言うまでもなく、バスタブで高笑いしてた御方の影響ですが)、
ユンソナちゃんが見れるのも嬉しい。女の子の口から零れる韓国語って、可愛らしいなぁ。
それにねー、同世代女性が主人公のドラマ、例えば『ラブストーリー』は途中で挫折、
『ラブ・レポリューション』に至っては設定を聞いただけでNG出してたのに比べて、
むしろ、10代の女の子が「強くなりたい」と願うドラマの方にリアリティを感じてしまうのよね。
それって、私が成長してないってことなのかしらん。

さて、昨夜の「ぷっ」すま。なんだか、総じて淡々としたクサナギさんだったような。
ぼそぼそと「普通免許なんですけど…」とグチりながらも、
くるくるスピンやら、大ジャンプやら、はたまた大クラッシュをかましちゃうクサナギ氏
(クラッシュの時は久々に「言い訳つよぽん」になってたけど)。
アメフトヘルメットを被った立ち姿は、LEGO人形っぽくって可愛かったけど、
ま、あんまり無茶やらせんといてくださいませねー。御身お大切に。

そういや、仮免試験の不合格理由(信号無視って、あなた…)を読み上げるクサナギさんを見ながら、
あらー、前髪が揃っちゃってヘルメット状態だわー、と思ってたら、
今夜のストスマでは、『TEAMスペシャル』の撮影中に
湿気で前髪が上がってきちゃってヘルメットみたいになってたのが心残りなんだよねー、
と、苦笑しておりましたね。
もっとちゃんとブローとかしたかった、でも、お芝居は髪じゃぁねぇ!ってことで頑張りました、とさ。
そっか、けっこう気にしてるんだ。
や、そりゃアイドルですからね、気にしてもらわんと困りますけど(笑)。
と、つよぽんが人差し指で前髪をピンッと弾く仕草を密かに愛する私は思うのでありました。



2001年07月20日(金) 美味し麦酒


三連休ですねぇ。
また休日出勤になっちゃうかと思ってヒヤヒヤしてたんだけど、逃げ切りました。
今日も会社のアドレスからぽろぽろとメールが転送されてきてるけど、知ーらないっと。

ところが、今日の予定は見事にドタキャンくらわせていただいたので(慇懃やなぁ)、
こういう時こそ!と奮起して(大袈裟やなぁ)、部屋の片付けなんぞしてみた結果、
ゴミ袋2つ分の洋服を処分することに。
これでクローゼットにはちょっとだけ余裕ができたけど、問題は本の山なのよねぇ。
どうしても、本だけは捨てられないんですよね。心底、買って損したぜ!って本以外は、売るのにも抵抗が。

本といえば、『放課後の音符』(著/山田詠美)と『約束された場所で』(著/村上春樹)に続けて、
昨日、『三月は深き紅の淵を』(著/恩田陸)を読み終わりました
(なーんか、ティーンエイジャーの本棚みたい?)。
『三月〜』は、タイトルと同名の幻の本をめぐる四つの中編で構成されていて、
それぞれが全く別の次元に存在する話でありながら、微かに繋がれているという高度な構造。
うまく表現できないんだけど、「キーワード」というほど確かな繋がりではなくて、
ひとつの話で使われている言葉や場面が、その別の側面でもって他の話に現れてくるのね。
低通音として流れてるのは「物語は世に創られていくものである」ってことなのかな。
小泉八雲の影がチラホラ見えるのも嬉しい感じ。
10代の頃にNHKドラマ『日本の面影』にえらく感動して(チャキリスが素敵だったのよねー)、
シナリオまで買っちゃったっけ、などと想い出したり。

正直言うと、全編にわたって私の好みかっていうと、ちょっと違うんだけど、
「読書論」めいた部分が非常に面白かったんですよ。
中には、私が書いたんじゃないの?と思うような話もチラホラと
(や、もちろん、私には恩田さんのような文章力は無いのだけれど)。
例えば、本屋へ行くと「世の中にはこんなに沢山の本があるのに、
私が読めるのは、ほんの一部だけなのか」と絶望的な気分になったりすることや、
人間が「良くできた話」に感銘を受ける理由とか、子供の頃の読書体験とか。

さて、話は戻りまして。
部屋の片付けを終わらせてから、昨日の『どっちの料理ショー』を。
つよぽんが羽織ってたシャツって、伝説のフードファイターが着てた黒シャツと似てたけど、
色違いなのかなぁ。どこのブランドなのかしら。
今週は、どっちも美味しそうでしたねぇ。思わず、映像をツマミに缶ビールをぷしゅっとね。
クサナギさんの苦悩の表情も一段と色っぽくて、より美味しゅうございました。
ま、ちと、色気のムダ使いのような気もするけども(笑)。
あぁ、ビールと焼きビーフン、クサナギさんと共に食したらならば、さぞかし美味いでありましょうなぁ。
高級なシノワじゃなくって、ちょっとガチャっとした感じの店で、
なんですか、こう、ぐだぐだとクダ巻いて、語りながらね。
もー、とことん付き合いますことよー(いかんいかん、妄想モード)。



2001年07月22日(日) くすぐったいじゃん。


うーん、これは衝動買いの一種なのだろうか?
デジカメを買うために何度もお店に見に行ったり、Webで調べたりして、
いろいろ悩んだりなんぞした結果、ようやっとIXY DEGITAL200に心を決めたというのに。
なんで、某カメラ店の店頭でお兄さんから10分間説明を受けただけで、
新発売ほやほやのCaplio RR10に鞍替えしちゃうのよ、私ってば。
でも、MP3も付いてるし(しばらく使いそうにもないけど)、
接写も出来るし、光学ズームも付いてるし、縦置きの充電器の見栄えもいいしさ。
ハンサム加減ではIXYくんには、ちと負けてるけど、ま、いいや。

さて、遅ればせながら『チョナン・カン』第15回。
チョナン・カンの夏休み in 済州島は、「やはり同伴」(“同伴”ってナレーションもスゴイな)。
海女のおばちゃんに「ここへは一人で来たの?」と尋ねられて、
うーん、と照れるチョナン・カン。
ホテルのスイートルームで、自ら出演のドラマを二人で見ながら、
「とってもカッコいい。上手いし」なーんて彼女に言われて嬉しそうなチョナン・カン。
んまっ。いいお顔してるもんだから、もー、お姉さんは妬けちゃうわ(笑)。
先週のバスタブ高笑い(2001/07/14)は、ぶくぶくジャグジーがくすぐったくて笑っていたのでした。
「カンジロウォヨ(くすぐったい)」って憶えやすいぞ。くすぐったくて、感じちゃうのね(ちと、えっちっぽいわ)。

あとは、だんだん知名度が上がってきた街角インタビューと、
ドラマ第2作に対するスタッフのお褒めの言葉。
「悪役をやってみてほしい」って声には、賛成1票でありますことよ。
『沙粧妙子』の百合岡以来、やってないもんね
(百合岡くんはキレっぷりが良かったわりに、最後があっけなかったのよねぇ)。
とは言っても、最近はFFや『十三番目の客』あたりでダークな雰囲気の芝居もやってるから、
実は、昔ほど切望はしていない私なのだけど。
どちらかと言うと、クサナギさんの「泣き」や「キレっぷり」が韓国でどんな風に受け止められるのか、
そっちの方に興味があるかもしれないなぁ。

今朝の『いいとも増刊号SP』では、お約束通りの不思議系つよぽんが。
居酒屋のおぢちゃんと見つめ合うクサナギさんのまわりだけ、別の時間が流れておりましたね(笑)。
あーんど、お店の雰囲気を悪くした犯人当てで「慎吾はそんなことは言わない」と仰るクサナギさん。
もー、そーやって、無垢っぽいこと言って、こっちの気持ちをくすぐろうとしてっ!(<冤罪)
今日はビジュアル的にも良かったような。今の髪の長さ、いい感じだと思いますわ。

連休明けの月曜はキツイけど、明日のスマスマは新曲披露かな?
それを頼りに、がんばろーっと。



2001年07月23日(月) 「んー」


今日はお祝い事でホロ酔い気分で帰宅して、
とりあえず、エンドトークからSMAP×SMAPを。

「まさかSMAPのメンバーにこんなやついると思わなかったよね、10年前」って、
えぇ、慎吾ちゃん、私もそう思いますわ。
私がオボロゲにSMAPを認識した 88年の冬 からしたら、
もう考え込んじゃうくらい、信じられないっすよ。
でもって。
韓国語で挨拶しながら、「んー」と首をかしげるクサナギさんが、もー、美しすぎて、
3回もビデオを巻き戻してしまった今夜の私は、ちょっと酔っぱらっているのでしょうか
(だって、クサナギさんの「んー」って、たまんなく好きなのですもの)。

ひゅー、踊ってるよー、SMAP音楽的記念CD。
何度かラジオで聴いていたものの、やっぱり映像がつくと印象が違うわ。
あんまり印象に残る曲調じゃないなぁ、などと思っていたわりには、既に頭に刷り込まれちゃってるし
(ま、毎朝、おはスマで睡眠学習の如く聴いてましたからねぇ)。
でもって。
「いいことを僕としようよ」って、
えぇ、剛さん、私もそう思いますわ、是非とも胸騒ぎいたしませう、
などと思う今夜の私は、やっぱりちょっと酔っぱらっているのでしょうか。

なにはともあれ、やっぱり踊るSMAPはいいっすねー。
ここんとこ、ハズレたらハズレたで仕方ないかぁ、なーんてテンション下がり気味だった夏コンだけど、
やっぱり行きたい。行きたいよなぁ。うん。



2001年07月24日(火) 実感の夏なりよ。


今朝の『めざましTV』でも「Smac」が流れたもんだから、
脳みその中でSMAPくんが、ちゃかちゃか踊り続けてる一日でした。

昨日の日記ってば、まったく酔っ払いの文章ですね。
夜でも熱風が吹きつける今日この頃、いつもに増して効いちゃうんだわ、ビールが。
ただでさえ暑さでぼーっとしてるのに、さらに頭に血がのぼっちゃう感じで、
まるで、あれですよ、「ただでさえ興奮してるのに、本人たちを目の前にして、
さらにコーフンしてしまうSMAPライブ」の如きテンションになっちゃうのよね(笑)。

今夜はスマスマを最初から見まして。
お、これがツヨちゃんの「官能」かぁ(2001/7/16)
ツヨちゃんって急に若返ったような気がするんだけど、もしかして、カツラが変わってる?
アイドルキックオフは毎回大好きなんだけど、
一人だけ、おぢちゃんぽく見えるのが不満だったから、嬉しいわ。
CM挟んだカットで、ツヨちゃんにガンつけられちゃって、さらに嬉しかったのよん。

今回は、シンツヨが可愛かったですねぇ。
慎吾ちゃんに向かって「〜じゃねぇかよぉ」って口調のつよぽん@ビストロやら、
カンチョさんに喜ぶクサナギ博士やら。
そういや、「Smac」も2人がフロントで踊るシーンがあるもんね。
ツヨゴロのツーショットに夢見心地になる私だけど、
やっぱり慎吾ちゃんと一緒のつよぽんって「男の子」っぽくて好き。
SMAPってどんな取り合わせでも、それぞれ独特の空気があって面白いよねぇ、
などと、あらためて実感するなりよ。

と、いろいろツボの多いスマスマだったけど、
インパクトで言うと、G短パンのゴロちゃんが一等かも(笑)。
『チョナン・カン』の街頭インタビューで、
「韓国の芸能人はスターになると気取っちゃうけど、
SMAPはスマスマとかで、笑いや癒しをくれるのがスゴイと思う」
っていうようなことを言ってる女の子がいたけど(それにしても、えらく日本通な発言だなぁ)、
まったくもって、ほんとにねぇ…と、これまた実感しましたことよ。



2001年07月26日(木) 夏は、たそがれ。


昨日の夕立以来、すこーし暑さが和らいでる感じ。
えー、本日は故あって、日暮れ時に書く日記でございます。

ゆうべは、知り合いのおねーさまと久しぶりにお食事。
とにかくパワフルな御方なので、こっちもエネルギー満タンの時はいいんだけど、
昨日みたいな疲れ気味の日だと、エネルギーを吸い取られちゃうような(笑)。
でも、いくつになっても新鮮な好奇心を持ち続けて、ストレートに行動に移す姿って気持ちいいなぁ。

帰宅がワリと早目の23時半頃だったので、
韓国語を連発するクサナギさんのストスマに間に合ったのは良かったんだけど、
テレビを点けたら、ざ〜〜〜っと砂の嵐。
どうやらマンションのアンテナが夕方の雷雨にヤラレたらしいのよね。
録画予約してた『ファイティングガール』も、当然、ざ〜〜〜っ。ちぇっ。
しょうがないので、唯一映るBSのニュースで英語と韓国語のヒアリングに努めましたわ。
英語も集中しないと殆どわかんないんだけど、韓国語が全然わからない方が悔しい感じ。
つよぽんが話す言葉がわかんないってのが、なんかだかねぇ、シャクなんだよね(笑)。
やっぱり、ちょっと勉強しようかしら(って、既に一度挫折したんじゃん)。

「We Love SMAP!」と、これまたストレートかつシンプルな表紙の『週刊ザ・テレビジョン』。
月刊の方はとりあえずオアズケにして、こっちだけ買ってきました。
うーん、つよぽんのスタイリングがイマイチ私の好みじゃないってのもあって、
写真はふつうかなぁって感じ(木村くん、コゲてる…)。
“僕ほど裏表のない人間はいないんじゃない?”ってのは、
そうねぇ、どっちかっちゅーと、裏も表も、ぜーんぶナチュラルに表に出しちゃってるって感じがするなぁ。
世間の人々の抱くクサナギ像は、まだまだ“いいひと・優しい・控えめ”ってのが
多いんだろうから、その視点で見たら意外性はあると思うけど、
本人の表裏とは関係ないからね、それって。
“7時18分ぐらいの夏の夕暮れが好き”って、ん? 12分じゃなかったっけ?(笑)
とか、こまかいツッコミを入れつつも、
“ライブで5人が結束することで、この1年乗り越えられるなって思う”という言葉に、
きもちウルっとしたり、はたまた、部屋で柔軟体操してるクサナギ氏を想像なんぞする、
そんな特集ページでございました。

んじゃ、今日はこれから『うたばん』と『どっちの料理ショー』だな。
なんだかユトリある時間だわー。



2001年07月28日(土) 働かざる者、遊ぶべからず。


今頃、長岡ではボルテージあがってるんだろうなぁ。
昨日から東京スタジアムの電話確認が始まって、とりあえず9/1分が確保できました。ほっ。
後は出張が入らないことと、東京ドームの結果を祈って待つべしね。

ゆうべは深夜に本屋さんをウロウロしてて、韓国の音楽誌『HOT CHILL PAPER』を買ってしまいました。
だってだって、チョナン・カン インタビューが載ってたんだもん。
1,500円って、うーん、お高いわぁと思ったんだけど、
K-POP全般の解説特集も載ってるので、入門編としてもなかなか読み応えあり、って感じかな。

で、ゆうべ、じゃぁなくて、今朝未明に『チョナン・カン』と『CDTV SP』のビデオを。
夜明け前のテンションがおかしくなってる状態で、
これまた、ちょっとヘンなテンションのSMAPくんを見たもので、みょーにツボに入っちゃいまして。
クサナギさんを翻弄する「冗談ずき」なメンバーもメンバーだけど、
翻弄されるクサナギさんもクサナギさんだわよ(笑)。笑いすぎて涙が出ちゃったじゃないすか。
最近の中居くん、つよぽんイジリが楽しくてしょうがないって感じだなぁ。
ものすごく私見なんだけど、なんとなく5人の雰囲気って一時期より良くなったような気がする。
3年位前かなぁ。5人でいても、あんまり楽しそうじゃないなぁ…って
思いながら見てた時期があったんだよね。
最近のほうが、同じツッコミでも、ベースの部分により尊重し合うキモチが見えるような。

なーんてね。単なるファンのドリーム発言でございました(笑)。

スマスマ、うたばん、CDTVと、3回も見ると『Smac』の振り付け全容がほぼ明らかに。
CDTVは、念願のクサナギさんの「今すぐ ちょうだい」ポーズが見れて嬉しかったのでした。
うー、セクシーだわ。
それに、いつもカメラのアングルが悪くて「あーん、そこのクサナギさんの動きが見たいのにぃ」って、
いらいらすることが多いんだけど、
この曲ではフロントに出てる時間が長いせいか、はたまたカメラ割りに工夫があるのか、
あんまりストレスを感じないんだよね。
でも、今のところ、まだまだ私の目が「マルチアングル/クサナギVer.」状態なので、
誰を中心に見てもノンストレスなのかどうかは判断できないんだけど(笑)。

『チョナン・カン』第16回は、続・済州島の夏休み。
冒頭、唐突に乗馬を楽しむチョナン氏。初めてにしては、まぁまぁサマになってるような。
クサナギさん出演の大河ドラマ(もちろん時代物ね)を夢見る私としては、
ぜひ乗馬はマスターしていただきたいので嬉しいわ(ファンって欲張り)。
お熱な彼女に歌って聴かせる『Anniversary』韓国語バージョンも、
やさしげな声でなかなか良かったっすね。
ホテルのディナーショーに飛び入り参加して歌うチョナン・カンが、
「無念の結末を迎える」来週の放送はちょっとイタイのかなぁ。
ずいぶん前からHPでネタバレされてるから、覚悟はできておりますけども。
でもさー、いきなり無名の日本人が怪しげな服で、怪しげなステップを踏みながら登場して、
しかも「働かざる者、食うべからず」「いつまでも、あると思うな、親と金」とか
言い出したら、私でも引くわさ(笑)。ま、がんばれ、チョナン。

働かざる者…ねぇ。最近、ちょっと、お仕事から気を抜いて遊んでる私にはイタイお言葉ですこと。
そういや、週刊テレビジョンでつよぽんが『ウラスマ』に『働く人々』を希望した、って書いてあったっけ。
私もあの曲、好きなんだけどなぁ。今回は入ってなくて残念でした、ね、つよぽん。



2001年07月30日(月) Woって気分。


えー、CW無しなのぉ?とブータレながらも、いそいそと買って参りました、『Smac』。
友達はジャケ写が気にいらないって言ってたけど、私は好きだなぁ。
古くからの男友達がフラっと集まって、もしくは、職場の同期旅行で、
男ばっかでつまんねーなぁとかボソボソ話しながら、でも結構たらたらと心地よく、
なんとなーく撮った記念写真、って感じ。
10周年記念なんだぜ、すごいんだぜ、ってブチあげていないのが、SMAPさんらしくてイイんじゃないかしら。

つよぽん言うところの「気のきいた歌詞」は森浩美さんなのね。
ホントに、過去の詞を引用してない部分を探す方が早いくらい、詰め込んでますよねぇ。
最初はあまりに強引に聞こえたアレンジも、耳慣れてくると不自然じゃなくなってきたような。
で、私のお気に入りは、クサナギさんソロの「を」です。「いいことを」の「を」ね。
なんか、あのー、「Wo」って感じの、可愛いんだか、優しいんだか、
わかんないような気持ちいい発音でございましょ?

とりあえず、とにかくコレだけ言いたかった本日の日記でございました。おやスマなさーい。