やがて楽しき
2003.03


クサナギ氏中心のSMAP観察日記。脱線御免。

草なぎ剛 草ナギ剛 つよぽん


2003年03月01日(土) 時代のキャラメル


■10代の頃に読んだのが太宰か三島か?なんて、青くさーい話題ではあるけれど、
それでも、本の趣味が合う人と飲むお酒は美味しいなぁ。
何故か今まで周りにいなかった、クラフト・エヴィング商會を知ってる人に出会ったのも嬉しいし。

■と、そんな風に飲んだり遊んだりしてたもんで、その分、今日は仕事に行くハメに。
別に休出するのは自分のスケジューリングだから構わないんだけど、
うっかり電話取っちゃったりすると、どんどん仕事が増えるのが困りモノなのよ。
社内を含めた顧客主義指向は素晴らしいことなんですけどねぇ、だったらシフト制にすべきだよなぁ。
今日の東京は夕方から激しい雨になって、密閉されたビルの中に居ても雨音が耳にざわざわと触って、
いっとき、フロアに一人になった時はちょっと怖いくらいでした。

■ってのは、単なるグチでして、えーと、おとといから何か書こうと思ってたんだよね。
えーと、えーと。あ、そうそう、営団地下鉄の駅で配布してる『metro min.』のことでした。
この冊子、スターツ出版が作ってるだけあってフリーペーパーとは思えないほどにクオリティが高いんですよ
(もう一つの『メトロポリターナ』はサンケイリビング新聞社発行のせいか、タイアップ色が強過ぎてイマイチ)。
その2月号巻頭のインタビュー記事で、「悲しい」「美しい」について何か思うところがあるか?と
訊ねられたユーミンが、こんなことを言っておりました。以下引用。
「私の中では、同義語かもしれない。美しいものは悲しいもの。
  同時に、美しいものっていうのは強いもので、強くないと美しくない。
  日本人は特に、儚いとか、か弱いものを美しいって考えるかもしれないけれど、それは一瞬のものなんですよね。
  で、確かにそれは美しいんだけど、それを表現し続けるためには、スゴい強さがいるんですよ」
インタビュアーとユーミンの意図を全く無視した発言をさせていただくならば、
これは、そのまんま秀雄先生とみどり先生のことだし、一瞬を表現し続けるクサナギツヨシのことだ、などと思ったり。

■そんな風に私をポエマーにしてしまうクサナギツヨシさん・28歳は、2月25日付けの剛のダイアリーで、
「お腹が減ったので、今日はこれでおちまい。」とかなんとか、確信犯的なブリッ子(死語)ぶりを発揮。
でも、新宿伊勢丹で買物してることとか、中華屋のオヤジにSMAPなのを気付かれていないこととか、
相変わらずな生活ぶりが窺えるのはファンサービスの趣きもあるので、その気持ちは受け取っておきましょう。
「ぷっ」すま本編でも、ゴロちゃんにビビリ王のことを「なんで、あんなことするの?」と言われたと報告してましたが、
ダイアリーにもゴロちゃんの話題が。この2人の楽屋トークって、1時間に1分位の割合で面白い瞬間がありそうな感じ。
アルプス一万尺が楽しみだなぁ(や、1時間に1分じゃ、番組になりませんて) 。
今回のビビリ王決定戦はナギスケの叫びがスタッフに届いたのか、音系・火薬系が無いだけにマッタリした雰囲気で、
何にビビったって、貴方のまくった腕の血の気のない白さにビビリましたよ、クサナギさん。
一瞬、マジで贋モノかと思いましたもの。

チョナン・カンには、秀雄先生の教え子・女生徒5人からコメント。
そっか、考えてみれば、矢田ちゃんだけじゃなくて、こんなに可愛い子たちとも日々お仕事してるわけやねー。いいねー。
ま、ボールと戯れるチョナンシも可愛いけどね!

■で、慎吾ちゃんが大河主演とな。
去年、新撰組の青春群像劇だと聞いた時には、ならば主演とは言わずとも何らかの役どころが…
と、クサナギ先生の大河出演に仄かな期待を寄せてしまった私でしたが、
まさかスマさんから、ど真ん中が出るとまでは思っておりませんでした。
いえ、考えてみれば三谷さんだし、どうやら以前から噂もあったらしいんで、つまり私がニブいだけだったのねー。
近藤勇と云えば、どうしても若山先生の太ももが浮かんでしまう私。来年までにリセットしておかねば…
そういえば、去年の今頃は、『利家とまつ』から脱落して、『武蔵』に過大な期待を寄せていた私。
それが既に2年続けてリタイアの兆し。大河フリークの私が、いったいこれは、なんとしたことか!
っていうか、視聴率が良い大河にはどうも相性が悪いのよー。視聴率が低い大河に好きな作品が多いのよー。
ってことは、来年は一体どういうスタンスで見ればいいのでしょう (悩)。
だから、慎吾ちゃん、どうか私のジンクスを破ってください。でもって、体には気をつけて。
精神的なグチは、ほら、訊いてくれる白い人が居るからダイジョブよ。



2003年03月02日(日) 昼下がりの事情。


昨日の冷たい嵐とは打って変わって、晴れ渡った青空の一日。
小春日和と云うよりは初秋の様な気持ち良さ。

そんな爽やかな空の下、爽やかな裏切り者を観賞するどっちの料理ショー
や、ちょっと意外でしたよ、カレー南蛮:鍋焼きうどん=4:3。カレー南蛮の圧倒的勝利かと思ってたんで。
「若い男に騙され」て泣いてる柴田さんがちょっと羨ましかったです。私も騙されてみたい…(ウソ)。
うどんを食べてる横顔のアップにウットリでしたが、正面からの前髪アップも妙に生々しくて、
1回見たらビデオ消去してしまうのが常なれど、今回はここの部分だけ残しておくべきか。
ふむ、悩みどころです (ホントに?)。

金曜いいともは、またタモさんに指摘を受けていた外ハネヘアに、
これまた「開き過ぎじゃないの?」と指摘されて、「こういうデザインなんで」と受け流していたVの胸元。
上半身だけ見てると儚げな色っぽさが悪くない感じなのに、立ち姿がイマイチだったのは何故でしょう?
で、この番組もいつもは1回見たらビデオ消去してしまうのが常なれど、今回はここの部分だけ残しておくべきか、
どっち〜以上に悩むのが、"中村俊介くんが高校時代の応援団でイヤだった事は?"への「ハードゲイ」回答。
そりゃ、出演者もお客さんも動揺しますわなー。平日の昼下がりに いきなり前触れ無く、だもんなー。
でも、うなだれて恥ずかしそうにしてる姿には、月刊・ザ テレビジョン
"はにかんだ顔とかして、楽しい空気づくりしてる"発言を思い出してしまいました。確信犯なのかしらん。
そして私の思考回路は以下の如しで、もしやクサナギさんの思考回路はこの逆を辿ったのではなかろうか?などと、
勝手に想像してみたりする、そんな日曜の昼下がり。
  ハードゲイ→「キャプテン、やめてっ」@ヤス→若山先生@蒲田行進曲→近藤勇→慎吾ちゃん

気がつけば、今週水曜は宮部さんの新刊発売日。
否、私が予約済みなのはソチラではなくて、つまりはスマさんライブDVDの発売日。
DVDが発売されるほどに、あのライブな日々から月日が経ったのかと思うと不思議な感じです。
つい昨日のことのようにも思えるし、遠い昔のことのようにも思えるし…
今回もちょっと見るのが嬉しいような、怖いような、ちょっと複雑な心持ち。
ま、いずれにしても、封印を解くのは週末になるでしょうけれど。



2003年03月03日(月) 弥生3月、桃のクチビル。


朝一番で、"スマップさんニューシングルに関する余計なお世話なコメント@めざましTV"を聞いてしまい、
やっぱり買っとくかなーと思ってたのに気分が萎えるじゃないか!と3秒間ほど怒ってみた月曜日。
そんなわけで (因果関係なし)、予定では今日の行き帰りの電車の中で読み終わるはずだったのに、
席に座ったとたん眠りこけてしまって読めなかった『マークスの山』を読了してから就寝いたしますので、
本日のSMAP×SMAPについて、以下、ランダムにポイント列挙。

■ビストロ

・「ツヨシ!」「ゴロー!」「ツヨシ」「ゴロー!」「わ"〜〜っ!」
  こういう時、ゴロちゃんの思い切りの良さを見習え、クサナギツヨシ!と、しばしば思う。照れ屋さん (ふっ)。

・生気のない顔を久本さんと中居オーナーに心配されるクサナギシェフ。
  や、私からは今日はワリと自信ありげな顔に見えたんですけどねぇ、本人は現在のオーラは「ゼロです」と自己申告。
  でもライブ映像は確かにオーラ200%で、ひとまず私の記憶が幻想でなかったことにホッといたしました。

・でも、やっぱり、かなり自信があったんではなかろうか。大絶賛の抹茶ティラミスと白玉マンゴーパフェ。
  久本さんの「トップ3に入る」に「え"!!」と驚いてるゴロちゃんが密かに可愛かったのねん。
  慎吾くんのクレープを淡々と食べてる顔に、淡々と勝利の予感を浮かべていて、
  そりゃ、慎吾くんもフテたくもなるわなぁ。

・ツケ歯(?)は頑張ってたけれど、やっぱり顔を赤くしていた。照れ屋さん(ふふん)。

・そんなわけで、ゴロツヨ勝利。ゴロちゃんのすきやきも美味しそうだったもんねぇ。
  玉子ごはんに載せるってアイデアは、ストレートな生玉子が苦手な私に合ってるかもしれないな。試してみよう。

・久本さんへのキスに 「あぁ、僕も(構いませんよ)」と言った後の流し目が色っぽくて、ドキリといたしました。


■シン&ツヨ

・アップには、一瞬、うぁ!と思ったものの、
  遠くでちっちゃく跳ねてる人形2体は、むっちゃくちゃめっちゃくちゃ可愛かったっ。
  うちのテレビの上で飼いたいっ。ずーっと跳ねさせときたいっ。


■最強カラオケメドレー・宇多田ヒカル編

・黒い衣装の踊るスマさんは、とてもカッコいいのでした。
  よって、遅刻のお嬢さんを待ってる間は、音を絞って映像に集中するが正解。

・そうか、『HEY HEY おおきに毎度あり』と『世界に一つだけの花』のサビの振り付けって同じなんだ…指さし確認…

・首から上は秀雄先生なのに、首から下はSMAP。セクシーに踊る余命1年の高校教師。不思議。混乱。


■エンドトーク

・収録中はすごく元気なのに、カットがかかると急に疲れた顔になるSMAP。
  その顔を思い出して、頑張ろうと思う宇多田嬢。いつも疲れた顔してる自分を反省。

・「がんばれ!がんばれ!」「ハズすんじゃねぇぞ、このやろう!」
  スタッフとファンの間に流れる妙な連帯意識。いや、スマさんとスタッフとファンの間に、か。

・とりあえず、クサナギさんの紅いクチビルに、ぷちウットリ。

以上!おやスマ!



2003年03月05日(水) 眠れる天使


僕の生きる道・第9話。

生徒に伝えたいことを歌に託す教師。次第に集まり始める生徒たち。父兄の反対。
昏倒する教師。彼の余命を知って動揺する生徒たち。病室へ届ける合唱。
あまのじゃくな私の中の悪魔が、「けっ!」と吐き捨てるような展開だった。いつもなら。
でも、結局最後まで、「けっ!」は聞こえなかった。アクマくんでさえも、きっと一緒に泣いていたに違いない。

同僚への幸せな結婚報告の直後に来るのが病気の告白だったり、
お義父さんの前でラブラブぶりを披露していたのに、
「みどり先生は、きっといつか再婚する日が来る」と思うから実家には住まない方がいいのだと告げたり、
「普通の新婚さんとは、やっぱりちょっと違いますね」が、分かっていても胸を衝かれる思いで。
でも、理事長が「秀雄くん」と呼んでくれたのが、とても嬉しかった。
生徒たちの「みどり先生だったら、もっといい人と結婚できたのにね」「いいじゃん、ナカムラ」が、
どちらも素直な意見なのも嬉しかった。合唱の話をする秀雄先生の話を顔をあげて聴いてくれているのも。
ドラマを見て泣くことは沢山あるけれど、こういう風に素直に嬉しく感じることって、
実は案外少ないのかもしれない。

上手く笑おうと思っても強張ってしまう、遺影のための写真撮影。
「僕は素敵に写りたい。人生最後の写真だから」って、あぁ、そうだよね、きっと私もそう思うんだろうな。
でも、言葉にするとすごく切実で、すごく美しいエゴが感じられて、凄い脚本だと思った。
そんな中に、「ママって呼んでんの?」「うるせぇ」なんて、妙にリアルな台詞が紛れ込んでいたりして、
やっぱりこの脚本はタダモノじゃない。

床に崩れ落ちた頬の薄さに胸がズキリと痛くなって、
金色の光の中で『野ばら』の歌声に包まれて眠っている秀雄先生を見ていたら、
本当にこのまま目を覚まさなかったらどうしようかと、泣きたくなってしまった。というより、泣きっぱなしだった。
目が開いた時は本当にほっとして、だから、みどり先生が「写真が欲しいです」と言った気持ちがものすごく良く分かった。
彼女に微笑んだ秀雄先生の顔が、どうしてそんな顔が出来るのかと思うほど美しくて、もっと泣いた。
でも、みどり先生は本当に強い。歌い終わった生徒たちに、窓越しに一礼する姿がとても強くて。
「ここは病院です」と状況を説明する言葉もとても確かで、
目覚めた時にこんな風に手を握ってくれる人がいたら、どんなに心が安らぐだろう。
そして、秀雄先生のように、死に向って緩やかに準備を始めることができる人がどれだけ居るのだろう。

ビデオ日記をつけていた訳が生きてることを確認するためだった、という台詞には、
私が今こうして日記を書いているのも同じ理由なのだろうか、という思いがふと頭をよぎったり。
いや、それは違う。違うと思うけれど、完全に否定もできない、ような気もする。


…と、いろいろ考え始めてしまうと眠れないので、ゆうべは寝る間際にシン&ツヨをリピートしました。
やっぱり、かわいー。やいのやいの。
それでも、今日は、写真におさまる秀雄先生の笑顔を思い出すたびに涙ぐんでしまう一日でした。おちまい。



2003年03月07日(金) マラソンマラソン


今日は頭痛肩こりMAXで、ツラいのなんの。体がキシキシ悲鳴をあげてる感じ。
なので、今日は破格の早さで帰宅。
帰宅してテレビを点けたら、稲垣吾郎さんがエアコンのフィルター掃除について述べておりましたよ。

そのミュージックステーション
自分で話をふっておいてダメ出しするなんて、アコギじゃないか、木村くんてばー。
でも、気持ちは分からんでもないですね。あの痩せっぷりと、いつもに増しての淡々とした語り口。

フォーマルなホーム衣装に対して、ビジター衣装はカジュアル路線。
花柄へのこだわりは分かりやすいけれど、なんだかな、ホントにいいのか、その衣装 (一句あがり)。
でも、クサナギさんの右袖口の柄はちょっと好きです。
衣装に合わせたんだか、間奏の振り付けもカジュアル。っていうか、中途半端な気がしないでもないんですが。
踊らないスマップなんてスマップぢゃないわ!派の私ですが、
だからって無理に踊る必要はないとも思うのよ (どっちなんだ?)
木村くんはやっぱり物足りないのでしょうか、あの足クニクニが出てしまうということは…(悩)
それにしても、カメラ割りで贔屓してもらってるなぁ、クサナギさん。ありがたや。

と、ここまでズキズキ痛む頭を宥めつつ見て、しばし仮眠。のち、夕食に出て、
23時過ぎにやっと体調復活。

で、5人揃ってのニュース生番組出演は初めて (ってサンジャンは?) のニュース23
衣装はデニムの上下にチェンジ。
どうでもいいことながら、ふと気付くと、いつもクサナギさんは白い靴を履いているような気がします。

正直言って、番組が作った趣旨に調子を合わせた"良い子なスマップ"って感じで、素直に見れない番組でした。
『世界に一つだけの花』、私の中でこの曲の位置付けが定まってないからなのか、
結局のところ"反戦"や"世界平和"を対岸から眺めているだけの私だからなのか。
でも、ライブで聴いた時 (と、スマスマでライブ映像を見た時) に無条件に感動したのは、
むしろ歌詞ひとつひとつ云々ということではなくて、
今ここでこうして存在してるって、なんだか分かんないけど、それほど悪いことじゃないよねー、
みたいな気分を そこに居る5人が単純に漠然と伝えていたからだと思うんだよなぁ。
それだけじゃダメなんだろか。
なんだか、メッセージに具体的な意味が加われば加わるほど、この曲が遠くなっていくような気がしてしまう。

ま、別に、私は私の受け取り方で聴いていればいいんでしょうけどね。ふむ。
それにしても、木村くんはやっぱり物足りないのでしょうか、オーバーアクション散見。

とりあえず、首のあたりがスカスカな感じのクサナギさんには、
ドラマ終了とともにプリンでも何でもいいから、喰いたいモノを喰いまくっていただきたいものであります。
まったく、あの痩せ方にドラマの最終回が近いことを実感されられてしまうじゃないか(涙)。
ゆうべのAXはライティングが良かったのか、美人さんだったんですけどねぇ。
その美人さんのライブDVDへのコメントと、木村くんの「他人事?」の間合いが素晴らしかったです。
こういうタイプのオチ担当って、けっこう貴重っすよねぇ、オヤビン?

「2度目のアレ」は昆布ぽん酢CF撮影のチョナン・カン。クサナギツヨシさんとの共演なのですね。
クサナギさんとは別人格でスタジオに入ってきて、モニターチェックも韓国語なチョナンシに、
「わかんないよー」と困ってるスタッフも大変だ。
オンエアは11日から。個人的にはイタリアンジゴロが楽しみ、且つ不安(笑)。
ビクターさんからのライブDVD・シングル・ドラマサントラの告知@ハングルも。
サントラのジャケットが番組ポスターと一緒とは知らなかった…買うつもり無かったのに…買ってしまうのだろうか…

そんなこんなで、未見の番組・未聴のラジオが山積み、
そして未開封のDVDとシングル(amazonの梱包さえも解いてないんだな)。
いったい、どこから手をつけたらいいのやら、混乱の極みであります。
しかも、今日のうちに掃除しないとクサナギさんに怒られちゃうしー。

ま、ゴールが見えない、それもまた幸せ。



2003年03月08日(土) まんをじして。


今朝はゴロちゃん舞台のパルコ先行発売に参戦いたしまして、とりあえず徒労に終らずに済んでホッとしました。
席位置は期待薄いっすけどね。なんせ、1時間経過してましたもん。
それにしても、しばらく芝居見物から遠ざかっていたのに、集中する時は集中するもんですねぇ。
5月下旬から6月頭にかけて、コレと、野田地図と、ユースケさんのドント・トラスト・オーバー観覧予定。

昼からは、お布団を干したり、仕舞いこんでいた春物の服をクリーニングに出したり、
部屋を気持ちばかり整頓してみたり、1週間分の新聞を読んだり、そんなことをしつつ、ビデオを消化。
とにかく、どの番組を見ても、キーワードは「儚げ」。そんな今日この頃のクサナギツヨシ。
でも、番組によって儚さの類が微妙に違ったりするのでありますね。

「ぷっ」すまには 「死にかけのヤギ」(by オセロ中島嬢)が。
確かにキューを構えた上目づかいの顔なんて、余計に頬がコケて見えて、ちとコワイ。
でも、ユースケさんには強気だったり、ビリヤードが冴え冴えだと純粋にカッコよかったりで、
中島さんが「打ったら放すから」をオカワリする気持ちは非常に非常によく分かります。
なぜだか、どうしてだか、私も言われたい、「打ったら放すから」。そして、「はい」と答えたい(ぽっ)。
でも、自分の映画の主題歌くらい、正確に歌おうぜ!

どっちの料理ショーは流し見でしたが、
ストレートミディアムヘアのお嬢さんがローストビーフサンドを選んで玉砕していたような。
玉砕した後の方が儚い色気が漂っていたような。
カーディガンの左肩の落ち方が、余計に儚さを増していたような。
負けシェフの反省会での猫背に、何故か惚れてしまう私だったような。

うたばん、あのー、これは、どう編集して保存すべきなんでしょか (悩)。
とりあえず、白いツナギは重要なアイテム。それから、「悶々」も必須アイテム。
そして何より、一人でのんのんする後ろ姿は永久保存アイテム。いわば、キュート系の儚さ爆発。
おばちゃんたちは、なんと云うか、別世界の生き物を見るような気分でありましたが、
実は非常に近しい人々なのだろうか、と自らのリスク管理強化に思いを馳せてみたり (意味不明)。
ま、抱きしめられると「硬い」ってのは、なかなか貴重な証言でありましたね
(ここでは、純粋に「骨っぽい」と解釈しておきましょうね、良い子のみなさん)。
やっぱり、私とじゃ、お互いに骨が刺さり合っちゃってダメだわねー。
でも私は骨っぽい人が好きなんだよねー。困ったねー。
あ、それと、おばちゃんを抱きしめるスマさんたちをボーッと見ながら思ったことは、
すっかり茶髪のゴロちゃんの後ろ髪と、クサナギさんの後ろ髪の違いは、
おそらくブローにかける時間の長短のみなのだろう、ということです。
斜め後ろから写すとすごく似て見える瞬間があったのが、微かに嬉しかったりして。

金曜いいともには、水色ストライプが入った白ジャケの爽やかさんが。
でも、ピケ素材っぽいブラウスの淋しげなVの胸元が儚げなのだわ。でも、冒頭の「いいともー」は男の子っぽいのだわ。
"金曜日は〜"でタモさんに耳打ちする姿が好きだったのですが、
迫り来る浅香さんにあまりに正直に退いていたので、ちょっとだけ浅香さんに同情してしまいました(そう?)。
"今だから言いまSHOW"の、カトちゃんが事故った時にとった行動は?に、
「リーダーの長さんに知らせてくれって言った」って答え(思いっきり不正解) には、
SMAPさんの体質が具間見えたような気がしないでもない。んふ。
声当ての"いいとも選手権"の「中居くん!」も、ささいなことながら嬉しい。んふ。

そして、今夜のCDTVは、
口をパクパク大きく動かして曲紹介するSMAPさんが、お約束通りで、可笑しくて、可愛いのでありました。
隣の木村くんを見てるクサナギさんは、とてもおキレイだけど、座り方がちょこりんとしてて、これも可愛らしい。
歌はうたばんの使いまわしに、うたばんトークの衣装でのバストアップ挿入。それはそれで悪くない感じです。
で、ささいなことですが、親指の立て方も5人5様なスマさんですが、
クサナギさんの立て方はとてもソフトで、所詮クサナギファンの私は、それが結構好きだったりするのでした。

さて、シングルCDは開封しました (カップリング、3匹目のドジョウは居そうにないっすね)。
そして、ライブDVDは未だ開封せず。勇気が出ない。
でも、明日こそ。明日こそ。



2003年03月09日(日) でじゃぶー、すまぷー。


論理的思考能力に欠けるくせに、私は時々、変にモノゴトを捏ね繰り回したくなる癖があります。
で、結局、整理できずに破綻するのですが (そりゃ、もともと能力が無いんだから仕方あるまいよ)。
今日、4日に放送されたラジオドラマ、もう一つの僕の生きる道を聴いた後にも、
なーんか、余計なことをぐるぐる考えてしまったわけなのねー。
つまり、私がクサナギツヨシがかかわった作品に心を揺さぶられる時、
それは例えば脚本自体に拠るものなのか、それともクサナギさんが演じているからなのか。
仮にクサナギさんが演じているということが要因の一部であるとしたら、
それは私がクサナギさんのことを好きだからこそなのか、それともクサナギさんが発揮した力なのか。
別にそんなこと、どーでもいいじゃんって感じなんですけどね。たぶん、どれも全部正解なんでしょうから。
でも、たまに客観的に確認したくなる時があるわけですよ。
クサナギツヨシのやることなら、何でもOKになってやしないか?
だとしたら、それは作品にもクサナギさんにも失礼なことじゃないか、
盲目じゃないところで、ちゃんと作品を感じるべきなんじゃないか、と。

んー、ま、つまり、シングルのプロモーション企画なのね?と思いつつも、
啓明会病院の研修医と病院前の花屋さんの物語にボロ泣きしちゃったのですが、
ふと、私は何に揺さぶられて泣いてるんだろう、と考えてしまいまして。
でも、とにかく、受信状態最悪の、ざーざー雑音まみれで聴いても、
クサナギさんと矢田ちゃんの静かな声はとても素敵でした。
それにしても、秀雄先生だけでなく、お友達も失ってしまうってことなのね、みどり先生(涙)。

さて、ぐずぐずと先延ばしにしていたSmap! Tour! 2002! DVDをついに見ました。
毎度のことなんですが、どうしても見る前は不安が先に立ってしまうんですよねぇ。
なんていうの?私の中で既に一つの思い出として形作られているじゃないですか。
それをそのものズバリの映像で突きつけられた時のギャップが怖いっちゅーか。

で、結論から言うと、杞憂でございました。これも毎度のことなんですけど。
最初の方はですね、CG乱発に、この調子で全部やられたら どうしよう、とか
(白スーツがぴかぴか光り始めたのにはビックリしたわー。まぁ、気持ちは分かるんだけど)、
客席映し過ぎじゃないすか?せめてマナー違反を助長するような場面だけは外して欲しかったわ、とか、
ブツブツ言いながら見てたんですけど、次第にCGも客席映像も控えめになって気にならなくなりました
(や、もしかして、慣れただけだったのかしらん)。

ただ、『世界に一つだけの花』の客席メインだけはガックリでしたけどねぇ。
あの曲は5人の佇まいこそが素晴らしかったのに、ぜんぜん気持ちが甦ってこなかったわよ。
その分、ソロver.を見たらウルウル泣けてしまったのですが。なんて綺麗な目をしてるんだ、クサナギツヨシ(泣)。
つまりですね、ぶっちゃけ (わ、使っちゃったよ)、私は"作品"じゃなくて"追体験"を求めているんですね、たぶん。
だから、見たいのは、そのまんまのスマさんなわけですよ。ごめんなさい、クリエイターの皆さん。

と、御託を並べつつも、ツボなんて山のようにあって書ききれないほどなので後日に譲りますが、
見終わった後に自分で書いたレポもどきをざっと読み返してみて、
あぁ、今も当日もおんなじ気分だなぁ、と。感じたことは変わらないなぁ、と。
オーラスの挨拶が収録されることについては、ちょっと複雑な想いもあったのですが、
でも、やっぱり、もう一度聴くことができて良かったのだと思いました。

特典映像には、ビクターさん有り難うっ、の一言ですねぁ。ナカツヨ・ラブラブコーナーが無かったのは残念ですが。
Back stage_channelは、本当に嬉しかったわ。たくさんのスタッフが一人一人の力で支えているステージ。
これで、ちょっとやそっとのことは許してしまう寛大なファンが増えることでしょう(笑)。
個人的には、FRで奈落からジャンプする直前のクサナギさんを見れたことが、とても嬉しかったのです。
「じゃ、行ってくるよ!」

でもって、まさか、国民的アイドルグループのツレション姿を見ることができるとは思ってもいませんでした。
やっぱりタダモノじゃないわ、すまぷーさんてば。



2003年03月10日(月) いつか晴れた日に


現在26時、ついさっき、今夜のSMAP×SMAPを見終わったところで、
もう日記を書く余力が残っていないので、一言だけ。

平太ーっ!

ちゃうちゃう。

文太ーっ!

校長先生、おかげさまでチーマーあがりの優作先生も、こんな立派な美人さんになりました。
あの頃はまだ、引き出しが自在に開くとこまでは行ってなくて、
とっても染み入る演技をするかと思えば、"必殺棒読み作戦やや失敗"だったり、
若さゆえ…みたいな雰囲気が漂っていたけれど、
そんな時期に文太さんとサシで芝居をしたってことは、幸運なことだったんでしょうねぇ。

「なかなか繊細だな。クサナギくんらしい」
オ、オヤビン!(感涙)

そんなこんなで木村・草なぎペアが勝利のとんかつ・お茶漬け対決。
ご褒美に一升瓶をいただいて、文太さんに肩をぽんぽん叩かれたオヤビンは、
心なしか任侠な男前じゃないですか。うっとり。

…だったので、その直後にストレートすかすか茶髪の草田アナが出現した時には、
思わず悲鳴をあげてしまいました。コワイよー。ある意味、あごヒゲ付きのマヤヤよりコワイよー(泣)。
しかも、マヤヤのキノコ帽子を被った草田アナは、クセになる怖さでした。コワイよー。

LOVE AWARDは、カメラ目線のキラキラな瞳くらいしかツボが見つからず。
来週に期待。

それにしても、文太さんの前でこちゃこちゃやってるスマさん同様、
草原の上で戯れてるスマさんたちは、なんですか、そう、大人になりかけの仔犬みたいだなぁ。
空から俯瞰するカメラでどんどん遠くなる5人を見下ろしていたら、なんでだか、涙がホロリ。
freebird用の映像ではあるけれど、
ライブ以外で初めて『世界に一つだけの花 』に似合う絵を見たような気がしました。

って、どこか一言だけ?
さ、お風呂お風呂。



2003年03月12日(水) Satisfying sort of life


今日は珍しくリアルタイムで笑っていいともを見まして、二宮くんがちょっと好きになってしまいました。
思い起こせば、その昔、初めて彼をテレビで見た時に「ゴロちゃんみたいな子がいるなー」と思ったんだな。
でも、何故にそう思ったのかは記憶の彼方。

さて、僕の生きる道・第十話。

先週に引き続き、普段なら天邪鬼な私の中の悪魔が「けっ!」と吐き捨てるはずの展開。
なのに、見終わった後は「けっ!」どころではないのです。
みんなが彼に理解を示して、彼を支えて、すべてのことが上手く行く。なんてまぁ、出来杉君な展開。
でも、すべてのエピソードが最後の数分に向って紡がれていたことが分かるから、
やっぱり、「けっ!」なんて聞こえないのです。

毎回だったかどうか思い出せないけれど、いつもラストの一言が冒頭の独白に対するアンサーになっているので、
「死を怖れていない」という言葉を聴いた時に、あぁ、それでもきっと、やっぱり怖いんだろう、と思ったのですが。
でも、秀雄先生は怖いから死にたくないんじゃないんですね。
もっと生きたいから、世界で一番幸せだから、死にたくない。

私は自分が生きているってことにひどく無頓着で、
もしもポッと消えてしまえるなら、まぁそれも構わないかな…などと考えている酷い人間で、
最近は誕生日がめぐって来ても、あれ、私って何歳になったんだっけ?てな調子なので、
それはイコール自分の人生を愛していないってことなんでしょ?と言われたようでショック。
っていうのもちょっと嘘で、ショックなんじゃなくて、やっぱりね、という感じでしょうか。

むー、またグルグルになってるー。

あっという間に夏が過ぎて、秋が来て、冬になってしまって、すごく幸せそうでも秀雄先生はどんどん痩せて行くし。
あと一話なんだから当たり前っちゃぁ当たり前なのに、テレビの前で焦ってしまいました。
オデコへのキスも、露天風呂でのキス未遂も (ここだけ我にかえって 「で、ナシかよ!」と呟いてしまったじゃないか)、
この2人らしくて可愛らしかったけれど、
やっぱり、旅館の部屋でみどり先生の寝顔を見ている秀雄先生の顔が何とも…(涙)。
量より質。いや、量も質も、か。
そんな愛情が溢れていて、なのに次第にうっすらと哀しいベールが被ってくる目が…(涙涙)。
そして、相変わらず泣き顔をキレイに見せようなんてコレっぽっちも思っていないクサナギツヨシが、好き、です (ぽ)。

どのテレビ誌だったか失念したのですが(立ち読みだけしてる証拠)、小日向さんが、
"第1話で本当に「どうにかしてあげたい」と思ってしまった。
  そんな草なぎくんの演技だった"と仰っていたのにジンときまして。
今回の理事長と先生のシーンも良かったし、教頭先生と田岡夫人の無言のシーンも、
さすがベテランの方というのか、余韻が残る場面で。
秀雄先生だけじゃなくて、役者としてのクサナギツヨシも支えられているのだなぁ。



2003年03月13日(木) 連鎖感傷


書籍を購入すると、その金額の殆どを補助して貰えるという素晴らしいお話が。
って、そういう制度が弊社に出来ていたことを締め切りの前日になるまで失念していた私ったら、おバカさんっ。ちゅっ。
こんなことなら、せっせと領収書を貯めておけばよかった。せめてamazonで買った分だけでも捨てずにおけばよかった。
この前買ったばかりの、キンセラの新刊と、宮部さんの『ブレイブ・ストーリー』上下巻を買う前に気付けばよかった。
後悔、後に立つとはこのことだ。

でもせっかくだから、いずれ読もうと思ってた本だけでも買ってしまえ!と、閉店30分前の書店へ滑り込み。
ハードカバーも文庫以下の価格で手に入ると思ったら舞い上がってしまって、それだけで情緒不安定だったのだけれど、
夜食も食べないままでの23時近くだったので、料理本を見たら本能的に手が伸びまして。
くわー、美味そー、喰わせろー!と心の中で叫んだりなんかしていたわけですが、
肉汁滴るような餃子の写真を見た途端、
餃子を作る秀雄先生とみどり先生の姿が脳裏にバババッと甦ってきたのでした。

そうなんですよね、餃子なんですよね、あれは餃子じゃなくちゃいけない場面だったんだな。
すごく生々しい食べ物なんだもの。秀雄先生の指の跡と体温が残る、ちょっと歪な餃子。
あの餃子を作っていた時は確かに存在していた人が、もうすぐ居なくなってしまうんだよな。
とても切ないけれど、でもそれが営々と続いてきたヒトの歴史なんだ、と思ったりもするのですが。

と、餃子の写真を見ながら涙ぐんでる かなりアブナイお客さんは、
続いて、ずっと立ち読みし損ねていたメイプルを手にして、黒木瞳さんのエッセイを。
思ったよりも長々と、クサナギさんとのエピソードを語ってくださっているのですねぇ。
『TEAM』撮影時の運転の話は、確か、「ぷっ」すまトークSPで聞いた憶えが。

で、無事、ハードカバー5冊イッキ買いという夢のような行為を働いて、
今朝の朝日新聞 「草なぎ君ってスゴくない?」を読むために実家へ寄りました。
あら、ベタぼめ。ほほー。なんたって、1面にまで秀雄先生の顔写真が (黒枠は無し。当たり前)。

前出の「ぷっ」すまトークSPは、私の中でかなりのお気に入りなのですが (だけれど、ビデオは今いずこ?)、
中でも陣内孝則さんとの未公開トークがとても印象深いのです。
ほんの5年位前までは仕事場でも「お前」としか呼んで貰えなかった、という話になって、
陣内さんとユースケさんが 「そんなことないだろ?! 5年前はもうSMAPっていったらスゴかっただろ?」って驚くと、
とんでもない!最近ですよ、ホント…、二十歳の頃なんて、道を普通に歩いてても誰も気が付かなかったもん、
名前を呼んで貰えないのはとても淋しかった、うん…、と言って、ちょっと目を伏せた顔が忘れられないのです。

だから、こんな風に新聞に大きく取り上げられるようになったことは、もちろんとても嬉しいのだけれど、
反面、なんだかなー、今更だよなー、気付くのが遅過ぎるんだよなー、
と私の中の天邪鬼がブツブツ呟いたりもするのです。
でも、取り上げられなかったら、それはそれで不条理だわ!と思うに決っていて、
つまりは今夜一連の情緒不安定の為せる技ってことなのね。
まぁ、私だってそもそもは、いつも画面の隅でウロウロしていた男の子に、
「この子ってば、芸能界で生きていけるのかしらん」などと、うっかり情を移してしまったのが現在へ至る発端なわけで、
よもや、ここまでスゴい人になってしまうとは思っていなかったんだから、おんなじなのよ。

むー、またグルグルしてるうちに26時じゃないかー。明日、早出じゃないかー。
またもや、不義理が続いておりますです、ごめんなさいですー。
さ、お風呂お風呂。



2003年03月15日(土)


私に数字をイジらすなーっ!きーっ!

てな感じで発狂しそうになった、休日出勤の土曜日でございました。
ほんっとにダメなのよ。どうしてかと思うほど、数字に関するセンスがないのよ。
あぁ、数字の無い世界に行きたい。ファジーに生きようよ、ファジーに。
花は世界に一つ一つだから良いのだと、最近流行りの歌でも謳われているではないですか。
だったら、一つ、二つ、たくさん、で十分じゃないですか(曲解)。

えーと、とりあえず金曜いいともだけ、半分眠りながら見ました。
なんか、すごいですね。最終回を撮り終わったのか、撮ってるところなのか、
とにかく、節制3ヶ月間の集大成って感じの痩せさらばえ方。
クサナギさんのことを知らない人が見たら、間違いなく体悪くしてる人だと思うでしょうねぇ。
その上、最初のうちは立ってるのが億劫な感じに見えたので心配してしまいましたが、
山人料理の試食になったら、結構コマコマ動いていたので安心しました。
"今だから言いまSHOW"の「俺は元気じゃなーい!」が、貴方の実感じゃないといいのだけれど
(ちなみにデーモン閣下は私の先輩の同級生。だからどうした)。
で、いいとも選手権の後がずいぶん長かったような気がするんですが、
それって私が居眠りしてたからかしらん?

と、書きながら、今また居眠りしてしまったわ。不義理続行中ながら、とりあえず寝まふ。



2003年03月16日(日) 週末はファンタジー


今日は読書話から。
私はアカデミー賞にノミネートされている某大ヒットアニメ映画にピンとこなかった人で、よって情報にも疎かったゆえ、
この作品の原案が『霧のむこうのふしぎな町』だということを今朝の講談社文庫の新聞広告で初めて知りました。
うーん、そうなんだー。
いや、設定云々っていうことよりも、なんていうの?空気感が全然違う気がするんだけどなぁ。
『霧の〜』はですね、読んだ当時、コドモゴコロに「音読したい!」と思ったお話だったんですよ。
朗読じゃなくて、音読。自分自身に読み聞かせてあげたいと。だから、とても良く憶えているのでした。
そして、今の私はキンセラ短編集の『ジャパニーズ・ベースボール』を読み終わったところです。
表題になっている『ジャパニーズ〜』は、アメリカ人から見た日本って、いまだにこういうイメージなのぉ?って感じですが、
まぁ、これもキンセラ流のファンタジーなのかもしれません。
現実とファンタジーの境界線上がこの作家の世界ですもんね。ふむ。

さて、「ぷっ」すま
表情を変えてるつもりでも周りには分からずにポーカーフェイスだと思われてしまうクサナギさんは、
白のショートコートに、白のフード付きパーカ。それだけで私は満足です。
京本政樹さんと矢沢心ちゃんゲストの新企画「ポーカーフェイサー」はつまりビビリ王の変形版ですが、
ジェットコースターで歯を食いしばったり、フェレットに拍子抜けでちらりとカメラに視線を向けたり、
セクシーダンスに男好きと思われることの方を心配してたり、激辛カレーをもぐもぐしてる唇が紅かったり、
クサナギ・ウォッチャーにはなかなか楽しい企画でした。
とりあえず、オデコ全開コースターのおかげでヅラじゃないことも証明されたことですし(笑)。
ユースケさんのビビリが意外と高値安定なことにも興味深いものが。
剛のダイアリー、最初のチャプターを読んだ時点では、
ちょっとカレーを口にしただけなのに大袈裟ねぇと思ったのですが、起承転結の起だったのですね。
今回は書く時間に余裕があったのかしら。こういうところ、なかなかセンスがあって好きなんだな。
そして、今朝、枕カバーを替えようとして洗剤の溶け残りを発見したのは私です。

パエリア vs. 五目釜飯のどっちの料理ショー
つい先日、まさにエル・カステリャーノでパエリアを食べたのだけれど、アンコウが入ってたなんて気が付かなかったわ
(つまり、酔っ払いにパエリアとは、いわば、豚に真珠。猫に小判。クサナギにセクシーダンス)。
ふーん、青山のTESOROって表参道に移ってたのかぁ。最近、ほんとに疎いなぁ、私。
「出演者の中で一番カニが好き」「スカンピ、しゃぶってもいいんですけど」
「僕はいつからこの味を知ってしまったんだろう」などなど、いろいろ訴えてる顔が、
妙に真摯なような、ココロ無いような、微妙な目つき。
でも、「その鍋を見ているだけでね、悩みが吹っ飛びますね」に「悩みがあるんだ?」と返されて、
「まぁ…まぁ、普通に」とアドリブ利かないところを露呈しているのが可愛らしいじゃないか。
パエリアのような華やかな女の人に振り回されてもいいかな?と言いつつ、
五目釜飯を嫁取りしてお召し上がり。美味しそう。

うたばん。あれ?クサナギさん、居ましたっけ?(うそうそ)

秀雄先生モードのチョナン・カン
でも、やっぱり秀雄先生じゃなくて、チョナンシなんだな。カメラアングルのせいか、ちょっとコドモっぽくて可愛いのねん。
2年前に占ってもらった怪しげな占い師の本年予想は"新しい仕事に挑戦して大成功"だそうですが、
むー、また新しい仕事ですか?そんなん、もう、追いついていけないっす (泣き笑い)。
結婚の確率は70%。ふーん。幸運な方角は「東」、色は「青」か「緑」。
東京在勤、HNに緑が入ってる私なんて、いかがすか?(うそです。石投げないでっ)
『世界に〜』の振り付け講座は楽しそうで可愛らしい…とは云え、
3回もラララで繰り返しやられると、ファンの私でもさすがに「しつこーい!」と叫んでしまいましたとさ。

昨日の日記へのアンサーがいいとも増刊号で。
確かに、5キロ痩せても目つきはスッキリしてるっていうか、クリアな感じなので、
体が軽くて健康になった感じがするっていうのは、あながち誇張でもないみたいですね。
バク転10回 (クサナギ流比喩) は見てみたいけれど、でも、やっぱり、もうちっと頬に肉をつけて欲しいわ。
おはスマで言ってた通り、中居くんがゴハンに連れていってくれる約束を守ってくれると良いのだけれど。
ドラマが終った自分へのご褒美が"中居くんとのメシ"ってのが可愛いじゃないすか。
クサナギツヨシにこんな風に懐かれてる中居正広さん、生まれ変わったら私は貴方になりたい…(む?)



2003年03月17日(月) 一等賞はオンリーワン。


SMAP×SMAPは、LOVE AWARD 後編。

去年のスマスマでお洋服的に一番インパクトがあったのは、たぶんこのAMK。
当時は服ばかりに目が行ってしまったものけれど、
もー、今夜は「あ、ぼ、僕ですか?」の顔がめちゃくちゃ可愛らしくって、
思わず一時停止ボタンを押してボンヤリ眺めてしまったじゃないですか (しかも3度繰り返し)。
リーダーのNGに鬼の首取ったみたいに喜んでるお子様もね。ペアルックのくせにー。くすくすくす。

スタート位置は有利だったのに、青春競泳は2位。
おかしい…昔は水泳の時だけは目立っていたはずなのに。これが28歳なんだ…と云うことか。
一方、画面の隅でしっかり自分のポジションを守って、5位になってるゴロちゃんが素敵。

「どうして"顔を"出してくれないの?」
木村くんに見つめられると「ホントだ…」と納得してしまうクサナギさんは、相変わらず従順な仔犬。
でも、本日のワタクシ的グランプリは、スタッフからのコメントを聞いてる時の薄目のクサナギツヨシさん。
こういう顔って、案外貴重よ。
でもって、「クサナギさんはスタイルが良い」に挙手するメンバーをきょときょと見てる顔が準グランプリ。
だから、なんでLOVE AWARD大賞なのか良く分かんないけど、いいのだわ。

EDトークでの発言は「じゃぁ、ケイン」の一言のみのクサナギさんでしたが、
『世界〜』では、秀雄先生大フューチャー。
大サビで顔にライトが当たった一瞬、今にも消えてしまいそうでドキリとしました。
でも、最終回の秀雄先生の映像はもっとズキリとくる感じで、
明日の夜が待ち遠しいんだか、怖いんだか、なんだかもう分かりません。

と、云いつつ、明日の夜は仕事絡みの食事が入ってしまったのよ…
最後くらい、ちゃんと22時にテレビに前に座って居たかった。めそめそ (泣くのは一晩早い)



2003年03月18日(火) IF


思ったより早く、ちょうどドラマと「ぷっ」すまの狭間に帰宅できて、
しばらく、部屋が暖まるまでコートを着たままでエガちゃん可愛いー!とウハウハ笑い、
メールをチェックし、シャワーを浴びて、歯を磨いて、パジャマを着て、パソコンの電源を落とし、
見終わったらそのまま眠ることができる態勢で僕の生きる道最終話を再生しました。

約1時間後、眠ることなんてできなくて、パソコンの電源を入れて、
とりあえず、ここに何か書こうとしたけれど、何も書くことができなくて、今に至っています。

とにかく、いっぱい泣いて、しかも、しゃくりあげるほど泣いたのだけれど、
最後まで秀雄先生は秀雄先生で、みどり先生もみどり先生で、
誰もが少しもぶれることなく、その人の道を歩き続けているということが嬉しくて泣いていたのかもしれません。
でも、今は「かもしれない」としか書きようがありません。
明日になれば、もう少し頭が整理できるかもしれないけれど。

私自身がこのドラマに出会ったことで急激に変われるとは思いません。
私は私で、うんざりするくらい、嫌になるくらい私で、
それは今まで生きてきた年月によって鍋底のコゲのようにこびり付いていて、
そうそう簡単に落ちるものではないのだから。
だけど、秀雄先生と秀雄先生の周囲の人の生きた道と生きていく道に出会ったことは、
確実に私の中に残ると思うし、もしかしたら、それによって1mmでも足の踏み出す先が変わることで、
その積み重ねが私の道を変えていくかもしれません。もしかしたら、だけれど。



2003年03月19日(水) 透明なDNA


何度か書いているような気がするのだけれど、
私は時々、書店や図書館で本に囲まれていると、途轍もなく絶望的な気分になることがある。
でも、それは同時に、途轍もなく幸福な時間でもあるわけで。
つまり、千年ニ千年の昔から、人間はどうにかして何かを伝えようとしてきたと云うこと、
そして、私はそれを一体どれだけ受けとめることができるのだろうか?と云うこと。
書物は、そういったことを一番端的に語りかけてくるからなんだなぁ、きっと。

…ということを今夜またリピートした僕の生きる道・最終話を見終わった時に考えたのでした。

でも、伝えたい何かを書物のような形ある物に残せる人は一握りの幸運な人だし、
例えばDNAという形で残すことだって叶わない人もいる。

だけれど、ひっそりと生きて、ひっそりと去って往く人生でも、形ある物を残すことができない人生でも、
ひっそりと何かを残していくこともできるのだ、ということ。
それは、決して天から運命的に与えられた機会ではなく、誰の中にもある可能性なのだということ。
それって、当たり前だけど、スゴイことなんじゃないだろうか?

透明で硬質だけれど、いつまでも芯に小さく火が燃えている鉱石のようなドラマでした。
私はクサナギツヨシを贔屓にして幾年月、この人がどんどん変わって行くことへの嬉しさと淋しさと、
反対に変わらずにいることへの安堵の気持ちを繰り返し味わってきたけれど、
この最終話を見た後では、そんなことはどうでもよくなってしまった気がします。
だって、あれは中村秀雄先生だから。

忘れないでください。でも、縛られないでください。
秀雄先生からみどり先生へのメッセージは、
同時に、秀雄先生から私たちへの、秀雄先生からクサナギさんへのメッセージなのでしょうか。

とりあえず、私はみどり先生にはなれないのです。
何故なら、砂肝が苦手だからなんだよーっ!
(とにかく橋部さんの脚本は素晴らしい。ノベライズは買いですかね、やっぱり)



2003年03月21日(金) ポジティブで行こう。


■昨日、戦争が始まりましたね。
こういう時はいつも、語る言葉を持たない自分が情けなくなります。
ただ、戦争はどんなに一生懸命に生きようとしている人の命さえも奪ってしまう
("一生懸命"には、いろんな"一生懸命"があるけれど)。
それが正しい行為だとは、どうしても思えない。それだけは確か。

■私が開戦を知ったのは、木曜の昼休みにコンビニ弁当を食べながら見ていたネットのニュースからでした。
あぁ、始まっちゃったね…と同僚と話している私のすぐ近くには打ち合わせコーナーがあって、
お嬢さん方がワヤワヤとお喋りをしていたのですが、そこから「草なぎくんがさぁ」という声が聞こえたので、
以降、私は同僚と巡航ミサイルの話をしつつ、片耳ダンボという聖徳太子のような状況に
(どうでもいいけど、表現が古臭いわね)。

彼女たちは、どうやら『僕の生きる道』の話をしているらしい。
「ちょっと泣いちゃってさぁ」
そうか、そうか。
「1回目見た時はキモーいって思ったけど、最後はそうでもなくってー」
む、ま、確かに1話2話の秀雄先生はキモいと言われても仕方あるまい。
「でもさ、この前、新曲がミリオン達成ってニュースで、テレビにコンサートのシーンが映ったんだけどー、
  客席が映るんだけど、だーれも草なぎくんのウチワ持ってないんだよねー。
  草なぎくんのファンっているのかなぁと思って、一生懸命探したんだけどさー」
お嬢さん、ココに居ますよ。ココに。夏になると、ウチワと一緒に飛行機や新幹線に乗ってる人が。
「あ、でもー、私、5人の中で誰がいい?って訊かれたら、草なぎくんですよー」
おや?
「え"ーっ」
こらこら、みんなで声合わせて驚くなよ。
「私、天邪鬼なんですよー。みんながイイっていうとダメでー。だからキムタクとかダメでー」
や、私も天邪鬼だけどさ、でもさ。
「なんか、競争率低ーいって感じじゃないですかー、草なぎくんなら」
いや、そんな甘くないっすよ。とりあえず、ネットで「クサナギツヨシ」って検索してみ。
「確かにねー、ファン居そうにないもんねー」
だから、ココに居るって、ココに。
「でも、最近、目立ってるよねー。映画もヒットしたんでしょ?ブレイクってやつ?」

■てな感じで、スマファン以外のクサナギ話を聞くのも新鮮でよろしいですね。
そんなわけで、今日のF2で「草なぎ剛ブーム」などという、こっぱずかしい表現をされても、
まぁ、世間様から見たら確かに「ブーム」なのかもしれないな、と受け入れてしまう寛容な私。
番組はチョナン・カン撮影現場でのインタビューで、あんまり目新しい話は無かったけれど、
ゴロちゃんから、楽屋でトマトジュースしか飲まずに減量してた話が聴けたのは嬉しかったわ。

■そして、いつも通り「自分でやろうと言い出したことは上手くいかない」と宣うクサナギツヨシ。
でも、チョナン・カンを見たら、そりゃ違うだろ、とツッコミを入れなければなりません。

今夜は2年前のチョナン・カン企画会議の一部始終。本当にまんまの映像なのかは、ちょっと分からないけれど。
まさに、前に何かで言っていた「剛くん、何言ってんの?みたいな感じだった」って空気の中、
「どうにかなるでしょ!」「一から行けばいいじゃん」「(韓国語も〉言い出しっぺだもん、やるよ」
「そこをなんとかやりたいんだよね」「乗り込んでいこうぜ!っていうかね」
「そのためには自分でも努力しないといけないと思うし」
と言い放つ、ニット帽と黒縁メガネのお兄さんは男前っすよ。
他のメンバーに言ったら頭叩かれそうとか言いながら、半年でダメだったらどうするの?と訊かれて、
「ま、しょうがないね。でも、それは考えないよ、自分の中で、ダメだとかは。絶対やるっていうか」

4月からも頑張ってくらさい。
でも、コケた頬にチークは、あまりにも凹凸がはっきりし過ぎっす、オヤビン。

■さて、僕の生きる道・ノベライズが宅急便で届いたのは、本日午後1時30分過ぎでした。
そのチャイムで起床しました。いえ、9時に一回起きたんですけどね、いつの間にやら二度寝ってヤツですね。
つまり、金曜いいともを見逃したわけですね。
くー、秀雄先生後のクサナギさんを確認したかったのにぃ。バカバカッ。

私、今までにノベライズってものを読んだことがないので他がどうなのか知らないのですが、
シナリオのト書きを膨らませた感じなんですね。小説、とはちょっと言えないというか。
でも、だから、違和感なく情景が浮かんできて、画面を見た時と同じように泣けてしまいました。
そして、クサナギさんのあとがき「中村先生に教わったこと」でまた泣くのでした。涙腺弱すぎ。
一昨日の日記に書いた「形のある物を残さなくても、何かを残していくことができる」ということ、
おこがましくも、それに通じるような言葉を見つけたのが嬉しかったのかしらん。

日々、映像や写真に自分の姿を焼き付けている人の、形ある物へのこだわりの無さ。
考えてみれば、ちょっと不思議なのだけれど。

■さて、明日は仕事だ。頑張って早目に終らせよう。



2003年03月23日(日) ラムレーズンの日


常に頭の中で『僕の生きる道』のB.G.Mが流れていて、CD買わずともサントラ再生状態。
音が流れれば映像も浮かんでくるわけで、映像が浮かべば台詞も聞こえてくる。
そして、台詞が聞こえてくると目が潤む。
こんなに引き摺るとは思わなかったなぁ。蒲田の時もこんな感じだったかなぁ。

気分を変えようと、ビデオに録りっぱなしだった『JSA』を見たり
(ソン・ガンホがこんなにカッコイイ人だったとは!ある意味ショックよ )、
ばななさんの『ハゴロモ』を読んだり
(川の流れをゆっくり眺めたくなりました。暖かくなったら出掛けようかなぁ…何処へ? 何処かへ)、
最終回なので録画した『スマ夫』を見たり
(こんなアッサリ終っていいのか、この番組…でも『僕の生きる道』が子供たちにも届いていることにジンときました)、
部屋を片付けたりゴハン作ったり
(当たり前じゃん)、
昨日からいろんなことをしております。そういう意味では充実してるのだわ。

ふと思い出したのですが。
母方の伯母が癌で亡くなった数年後、
やはり癌で亡くなった祖母の遺品の中から伯母の古い日記が見つかったことがありました。
ちょうど母が嫁いだ頃のもので、妹である母への想いが伯母の字でたくさん記されていました。
娘の私から見ても、双子の様にそっくりで、とても仲の良い姉妹だったんですよね。
たぶん、母はその日記を自分の手元に置きたかっただろうと思うのですが、
従妹、つまり伯母の娘に「いつか、ゆっくり読ませてね」と言って渡していました。
その時の母の顔がとても淋しそうで、亡くなった人の縁(よすが)が形で残されているということは、
とても素敵だけれど、同時に残酷なことなんだな、と思ったのでした。
そんなことを久しぶりに思い出しました。

…てな感じだったのですが、今日のいいとも増刊号には可愛らしいお洋服のお嬢さんが!
あっという間に気分一新よ!(お手軽)
髪は長いまんまだったけれど、歩くとフワフワ髪がなびくのは悪くないし、俯くとホントに女の子みたいだし、
もしかして、このまま切らなくてもいいかもしれない…と思ってしまったりなんかして、
ゆうべのスマステで1年前のスッキリ黒髪を見て、
「やっぱりコレくらいが一番よ!」と拳を握り締めていた自分が嘘のようです。
だから"SMAPのクサナギツヨシさん似"の男の子が微妙だとか、そんなこと言わないわ。
でも、どうしてクサナギ似っていうと、サッパリ系の顔立ちなんでしょうねぇ。
彼の顔の鍵は、サッパリ鋭角系なのに目元の表情が濃いことだと思うんですけども。
でも、似てることが嬉しいって言ってくれて有り難う。なかなか良い少年じゃないか (オヤジか、私は)。

とにかく、オヤビンが気持ち悪くなるくらい本能の赴くままに牛丼を食べれるようになって、おねぇさんは安心しました。
「美味しいですね、やっぱりね、食べるのはねー」と宣う顔が必要以上に清々しく、
タモさんが「これで(減量)5kgってことは相当痩せてるよね」って言っても、
応じる言葉は 「カレーとかね…(しみじみ)」で、
頭の中は食べ物でいっぱいさ!って感じなのが微笑ましいじゃないですか。
いや、でも、ほんと、本人は大丈夫大丈夫言ってたけど、
脳はそう思っても体はやっぱり辛かっただろうし、周りの人たちにも心配をかけていたことでしょう。
そこまでして私たちに想いを届けてくれたクサナギ氏と、彼を支えてくれた方々にあらためて御礼を言いたい気分です。

で、私もオヤビンに敬意を表して、今日はラムレーズンアイスを食べました。まる。



2003年03月25日(火) 亜麻色の長い髪。


アカデミー賞のブロディのスピーチに感動した、年度末の火曜日。

今日は日中ずっと頭痛と立ち眩みがひどかったので、19時半に退社しちゃったのでした。
でも、電車の中で爆睡したら、降りる頃にはスッキリだったのね。こりゃメンタルなものなのか?
や、単なる寝不足ですね、つまり。

で、久しぶりに花屋へ寄ったら、『世界に一つだけの花』がエンドレスで流れていました。
反戦歌になったり、お花屋さんのテーマ曲になったり、お忙しいですこと。
でも、クサナギさんのハイトーンボイスを聴きながら花を選ぶのは、けっこう心地良い行為ではありました。
しかしなぁ、考えてみると、ああいう可愛い系の歌声って普通は許されるものなの?28歳男子の歌声として。
これが許されてしまうところが、SMAPのSMAPたる、クサナギツヨシのクサナギツヨシたる由縁なのでしょうか…
(って、世間様が許していることを前提にしてみたんですけど)

またもや、1頁のために350円を投資してしまった、月刊・ザ テレビジョン
その生え際とその服装はどうなのよ?キミは日曜日のお父さんか?
と、思ったものの、『僕の生きる道』についてのお話がとても良かったので、仕方ありません。
コケ方の研究とか、ネギとシラタキとか、家庭のお風呂とか、
なんというか、ぽろぽろ思い出してる感じがして、本当にいろいろ思い出に残ってるんだろうなぁと。
ちゃっかり、「アイドルのオーラ」とか言ってるのが可笑しいけども。
そして、あれはやっぱり、彼的には照れくさい「ベッドシーン」だったのねぇ。

今だから言える、空腹がつらかった話。でも、秀雄に恥ずかしくないようにいたかった話。
自分が迷った時に自分が演じてきたキャラクターを思い出す話。
私はクサナギさんの足元にも及ばないダメ人間ですが、
"クサナギツヨシは、こんなことをする女はたぶんキライだろうな"と思って踏みとどまったことが、
まぁ、無くは無かった…というか、まぁ、ありましたよ、そういうことも。なんか、照れくさい話だけれど。ふん。

"髪を伸ばそう計画 with 稲垣吾郎"もあるそうな。
伸ばすことへの賛否は横へ置いておくとして、
とりあえず、「どうする、ゴロちゃん?」とかなんとか言ってるところを妄想するのは楽しいです。
せっかくだから、おさげのチロリアンでアルプス一万尺を踊っていただくってのもアリかもしれません。

いや、ナシか…


さ、明日は朝が早いので、25時消灯を目指します。おやスマなさい。



2003年03月26日(水) City Lights


北村薫さんの『街の灯』を読みました。
無邪気だけれど、微かな毒を匂わせた昭和7年の女子学習院と、
優雅で明るいけれど、その向こうに潜んだ時代の暗さ。
著者のインタビューも載ってたりして、お得な一冊。
ふと思ったのですが、「円紫さんと私シリーズ」あたりの雰囲気は、
『僕の生きる道』の筆致に似たものがあるような (って、最近読み返してないくせにー)。

ゴロちゃんの『世にも奇妙な物語』は週末に見るつもりだし、
SANYOのパンフはまだ貰いに行っていないし、スマさんネタが全くないのですよ。
ANAのパンフは入手済みなんですけどね。もごもご (なんで口ごもるんですか、オヤビン?)。
5人が並んだ黄色いポスターも貼られてますね。
後輩が一番右の人を指差して「すんごく痩せましたねー」と言い出した時には、
「や、カレーとかね…(しみじみ)」とかなんとか、思わず解説したくなってしまう、
そんな自分を抑えるのに一苦労でございました。

あ、そうだ、昆布ぽん酢 『晩餐編』はGETしましたよ。
どうせ、すぐに『チョナン・カン』の番組内で流してくれるだろうとタカをくくっていたのに、
2週間待っても空振りだったんだもの。他力本願じゃイカンのだと反省して、張り込みいたしました。

イタリアンジゴロにはウットリで、和服の君も捨て難いけれど、
やっぱりノーマルなクサナギさんが一番好きかもよ (ぽ)。
最後の どアップには、うわ、痩せてんなぁと思いましたが、
歯並びフェチ(クサナギ氏限定)な私に嬉しい、パッカリ笑顔。

しかしながら、10回あまりスロー再生して、
5人のクサナギツヨシの動きをじっくり確認している自分は、
もしかして時間の無駄遣いの達人じゃなかろうか?と、思ったり。
そして今宵も更けて往くのです。



2003年03月27日(木) 春なのに。


朝起きたら、風邪っぴきになっていた。

ゆうべ寝るまで、何の予兆も無かったというのに、どうしたことか。
まぁね、確かに体力は弱っていたかもしれないけども。むー。
今週はお付き合いの飲みが多かったしなぁ。明日の夜もあるしなぁ(ぐったり)。
「こじらす前に、今日は早く帰んなさい」と言ってくださる貴方は優しい上司だけれど、
そんなら明日の会議資料を私の代わりに作っていただきたい。と思う私は、根性曲がり。

そんなわけで、今夜は日記もサボって寝る気まんまんだったんれすけど(鼻声)、
帰宅してテレビを点けた瞬間、どっかで聞いたことのある「た〜のし〜いな〜」が。
なんか、おデコ全開のお兄さんが映っておりまして、どうやらクサナギツヨシさんだったようですよ。
むしろ、ソファからガパッと起き上がった後ろ頭の風情が、非常にクサナギ的だったような気がします。
や、私の中での「クサナギ的 後ろ頭」ってのは、
なんですか、こう、"後ろからパコーン!とハタキたくなる後ろ頭"ってことなんですけど。

以上、SANYO XactiCFの、最初で最後の第一印象(当たり前)レポートでございました。
おやスマなさい(ノド痛ーい)。



2003年03月29日(土) 相対評価も愛のうち。


鼻風邪悪化中。ぐるじい。

病院で処方箋を貰って薬を飲んでいるんですが、これが眠くて眠くて。
どのくらい眠いって、途中で何度も眠っちゃうんで、金曜いいともを見終るのに1時間45分かかるほどに。

クサナギさんの髪は今週も長いままだったのだけれど、
ワタクシ的には、もうこのままの長さをキープしていただいても良いのではないか?という域に入ってまいりました。
っていうか、ぶっちゃけ(あ、また使ってしまった)、
つい数週間前までの秀雄先生現役だった頃や、去年の秋頃、即ち平太現役だった頃の髪よりは、
今のヘアスタイルの方が前髪もキレイに落ちてるし、サイドもちゃんとフンワリ流れてるし、
よっぽど好みなんですけど、これって、少数派なのかしらん。
特に、"今だから言いまSHOW"の右45度はイイ感じ。
この角度は髪がイケてない時でもイケて見えるので、尚更なのね。
"いいとも選手権"で花を投げる後ろ頭も、キレイにウェイブが出ていてよろしいんじゃないでしょか
(でもね、10本中2本しか成功しなくて「だめだ…」と落ち込んでる姿は愛しいものの、
  客席にお尻を向けてはいけませんよ、オヤビン)。
それにしても、"身内自慢コンテスト"でパパイヤ鈴木の隣に座っていると、
一層華奢に見える上に、顔の大きさもアイドルサイズに見えてお得だな(笑)。

あ、また眠くなってきた。

とにかく、明日中に風邪をなんとかせねば。ほんとは出掛けたい所がいろいろあるんだけどなぁ。
家で大人しく 『ごくせんSP』と『IWGP スープの回』でも見るか…



2003年03月30日(日) Once upon a time,


鼻風邪続行中。ずー。

聞こえてくる桜便りに耳を塞ぎ、家の中でじっとして過ごす日曜日。
なのに、じっと過ごしたが故にお腹を壊してしまったじゃないか。
ビデオを見ながら、本を読みながら、冷蔵庫の中にあるものをパクパク食べた、
どうやら、そんな私の食い意地の汚さが原因のようで。

『ごくせんSP』も『IWGP スープの回』も面白かった。
面白かったけど、"面白かった"以外の感想が出てこない感じ(木更津キャッツは嬉しかったわ)。
これは鼻風邪が原因の精神的不感症なのでしょか。
はたまた、『僕の生きる道』後遺症なんでしょか。
どっちも当たりのような気がするけど、鼻が苦しいので追求放棄。

ビデオを見終わった後は、ドリスマDVDを流しながら『本格小説』を読んでました。
すんごいミスマッチだなぁ、ドリスマと『本格小説』。
本を読んでいる時に聴いてた曲って記憶の中でリンクしちゃうものなんですけど
(たとえば、内容は全く関係無い上に、もう15年近くも前のことであるにも拘わらず、
  サザンの『メロディ』を聴いたら『猿丸幻視行』のストーリーが甦るように)、
これはいかがなもんでしょか。

むー。なんだか、中身の無い日記だなぁ。

あ、中居くんとクサナギさんがゴハンを食べた話、サムガール・スマップのレポで読ませていただきました。
或る男と或る男が居酒屋でゴハン食べて、朝まで一緒に飲んで、かたっぽの部屋に転がり込んで寝る。
そんな、ありふれた一晩のお話を聞くことで幸せな気分になれる人がたぶん沢山居るはずで、
そんな、ありふれた一晩のお話で沢山の人を幸せな気分出来るってスゴイなぁ。
と、思ったりするのでした。

さて、今夜はハラマキして、本を寝酒代わりに眠ることにいたします。
おやスマなさい。