やがて楽しき
2003.09


クサナギ氏中心のSMAP観察日記。脱線御免。

草なぎ剛 草ナギ剛 つよぽん


2003年09月01日(月) きれいさっぱり


自分より立場が上の人に対して怒るのは簡単だけれど (それって要は甘えだから)、その反対はとても難しい 。
相手の気持ちを理解しようとしてみたか?感情に流されていないか?居丈高になっていないか?
その上で、お互いの立場を相手に気付かせることができるか?つまり、自分の足はしっかり地面についているか。
そういう意味で、今日の私は結構エラかったと思うのよ。エラいエラい。なにげにカンペキ。ワンビョッケ!
誰も褒めてくれなから、自分で褒めとこう。
とりあえず、この世で大人の女性の逆ギレほど情けないものはないのだと、他人様を見るとつくづく思う。
ほんと、気をつけよう。私もすぐにキレるからなぁ。

5時起きで仕事して、こんな事態にも巻き込まれ、足は靴擦れで流血沙汰で、24時帰宅。
さぁ、ハーゲンダッツのメープルウォールナッツ食べながらスマスマ見て和もう!と思ったら、
む?録れてないじゃないですか。
土曜の朝、慎重に3日間分の録画予約したはずなのに。
ここまでキレイに逃したのって初めてじゃないかしらん。いっそ清々しいわ!(遠吠)
悔しいから、温存しようと思ってたスマステ、ちょこっとだけ見ちゃえ!(言訳)




2003年09月02日(火) 見えない糸が見えるような。


そっかー、昨日のSMAP×SMAPでは『Ruby』を歌ったんですね。
蒲田行進曲のオープニング、2000の静かな始まり方も好きだったけれど (なんたって、ヤスの可愛らしさが天下一品)、
'99の真奈美ちゃんの立ち回りはカッコ良かったもんなぁ。手足が長くってねぇ。
それを傍観してるヤスと小夏の間の、無いようで有るような、有るようで無いような、運命の糸。

さて、新潟からのSma STATION-2
もうね、シンツヨの間に流れる空気については、いろんな言葉を尽くしても表現しきれないので、お手上げです。
英語とハングルの会話がこんなにナチュラルに聞こえるのもシンツヨだからこそだし、
何よりも、この番組でのクサナギさんの声のトーンや話すスピードが、すごく好き。
クサナギさんの「ん」が好きなので、コレがいっぱい聴けるのも幸せ。目元の柔らかさもすごく好き。
新潟ライブが思い出に残るって言ってくれたのは、参加した者としてはやっぱり嬉しいので、
こうなったら、「ウザくなるまで」髪を伸ばすことにも目を瞑ろうじゃないか (って、既にもう瞑ってるくせにー)。

ハングルベラベラ。
慎吾くんはチョンマルブックレベルの初級編。クサナギさんはヒアリングで全問正解。
ハングルを操るクサナギツヨシは、どうしてこうも眉目秀麗なのだろか。本気と自信と愛情ゆえなのか。
リピートする時にお手本からちょっと間が空くのは、耳で聴いてるだけじゃなくて、
ちゃんとハングル文字を読み上げてるからなんだろな。
あまりに流暢過ぎるもんだから、本人以外は拍手のタイミングさえも分かんない感じだったもんねぇ。
2人とも、答えてる相方を背中ごしにチラチラ見てる横顔が嬉しそうで、正解する度にこれまた嬉しそうで。
なんかもう、いつかBSか何かでシンツヨchとか作っちゃって、ずっとコレやっててもいいよ!って感じだわ。
でもって、慎吾くんの「コレは分かるよ、つよぽんがよく言ってんじゃん!」にシンパシー。

船越さんの屋久島レポも良かったです。いつか、一度は行ってみたいなぁ。
『HERO』も観たくなりました。血が出ないってのはワタクシ的にポイント高し。

最後に「ほんとに嬉しかった!」「ほんとに感謝しないとね」って新潟ライブのことを繰り返し言ってくれて、ありがとう。
おかげさまでちゃんと帰れました。不思議と風邪もひいてません。
スマさんたちもお大事に。お互い元気に宮城で会いましょう。


さて、今更ながら横浜公演感想の続きをUPしました。まだ最後まで到達してないんですけども(汗)。
仮UPしていた分はちょっとだけ加筆して前編にしています。
雲をつかむ話




2003年09月04日(木) 低空飛行


今日は、えらくローテンションな日記なので、ハイテンションで眠れない方以外は読まないほうがいいかも、ですよ。


昨日の朝、めざましテレビで「チョナンカン 韓国語映画主演決定」のニュースを聞いた時の私を「は行」で表わすと、
平坦な「はぁ」だった。という時点で危ういものを感じてはいたんだな。
「ほー!」でも「ひぃぃ!」でも「へぇぇぇ」でもなく、「はぁ」。「ふんっ」の方がまだマシかもよ。

オール韓国語映画 『The Hotel Venus』。監督はタカハタさん、脚本は麻生哲朗氏。
TUGBOUTかー。

ウラジオストックでロケ敢行。
なんだか血管が透けて見えそうな感じでいいんじゃない。洋モノも好きだしねー。

チョナンカン誕生秘話も明らかに。
なぜチョナンの頬っぺたは紅いのか、とか?

てなことを一瞬のうちに淡々と考えて、数秒の後には日常に埋没していく「はぁ」の響き。
なんすかねぇ、先週末からのハードスケジュールの影響が、今頃になって出てきたってだけなら良いのですが。

きっと、このニュースを聞いて心から喜んでる人は世の中にたくさんたくさんたくさん居て、
たくさんたくさんたくさんの人がクサナギさんのために心から喜んでいる世の中なのだから、もうそれでワンビョッケ。
もしかして、潮時なのかも。なんて言葉がチラリと右脳のあたりを翳めていったような。

ほんのちょっと前まで雨の新潟で幸せ感じてたくせにねぇ。
しかも、オーラスを目前にして、なんて罰当たりな。

でも、明日は無理矢理つっこんだ2ヶ月ぶりのフットケアに絶対絶対行くんだから。
でもって、宮城でゆっくり過ごすために月曜は休暇をとるんだから。
そのために今日も終電逃して、車代に1万以上払ったんだから。

たぶん、土曜には元通りの私になっているはず。たぶん。
たぶん、すまっぷさいこー!なんて叫んでるはず。たぶん。

それに、たぶん、すごくキッチュでスタイリッシュで、やわらかい映画になるんだろうと思う。
たぶん、また、今年の冬のように、映画館に何度も足を運ぶ私がいるんだろうと思う。

だいたいが、丑三つ時も過ぎたこんな夜中に、わざわざ日記を書いてるのがイイ証拠。




2003年09月05日(金) たぶんオーライ


昨日のとんでもない低空飛行日記、ご心配おかけしました。
でもって、お言葉を掛けていただいた皆様、本当にありがとうございました。

クサナギさん本人やスマさん本人達に対する気持ちは、ちょっとも、ちっとも、何にも変わっていないし、
本人や本人達との距離感にも、何ら変化はないのです。
クサナギさんのことを好きじゃなくなるなんて、今の時点では想像したくても想像できないですもの。

週刊誌の記事についても、掲載されているのを今日知ったくらいなので関係ないんですよ。
暴徒化した観客の洗礼を初めて受けたのは、忘れもしない99年の名取公演でのことだったので、
昨今の観客云々っていうのも、直接的な原因ではないんです。

なんだろう、うーん、うーん。
やっぱり、昨日書いた言葉が一番しっくりくるのかな。
クサナギさんの新しい仕事のニュースを聞いて心から喜んでる人は世の中にたくさんたくさんたくさん居て、
たくさんたくさんたくさんの人がクサナギさんのために心から喜んでる世の中なんだ。
とっても嬉しいことで、とっても幸せなことで、それは本当にそう思ってるんだけど、
だったら、私はちょっと休んでもいいのかなー、みたいなね。
彼を取り巻くアカルイミライの渦から抜け出してもいいのかなー、みたいなね。
ほんっとに突然、そんなキモチが天から降ってきたような感じだったんですよ。
うわ、こんなこともあるんだぁ、って感じ。びっくりしたー。

だめだめ、やっぱり、人間、よく食べ、よく笑い、よく眠らないとロクなことはないっすね。
事実、どうやら今日の私は、運命の女神が目の前で微笑んでいたのに手を伸ばすのを躊躇ったまま、
ぼーっと背中を見送ってしまったみたいだし (あ、これはスマさんとは無関係のお話です)。

つまり、結局は自分の問題なのよ。
周り云々じゃなくて、クサナギさんとスマさんから私自身がどれだけのモノを受け取れるのか、
女神の前髪を掴むことができるのか、ぜーんぶ、そういうことなのよ。
だから、身体だけは整えて、後は余計なことは考えず、心のままに。


っちゅーことで、ちくしょー、待ってろよ、すまぷー!!
ぜーんぶ、ぶっつけてやるーっ!!(八つ当たりはやめましょう)



※現在23:25。
これから晩ゴハン食べに行くので、明日のお約束についてのお返事、後ほどいたします。ゴメンナサイ。




2003年09月07日(日) 帰還の日


宮城から帰ってきました。

■6日土曜日。

晴天の東京から北へ向うにつれ、ちょっとずつ曇っていく空。
うーん、やっぱり厳しいのかなぁ…と思っていたら、仙台の空は晴れ。ノースリーブでOKの暑さです。
当地在住の知人に言わせると、今年の仙台でこの天気は奇跡的だそうで。
今回は利府駅までJRを使い、そこからシャトルバスで宮城スタジアムまで。
電車も空いていたし、バスも殆ど待ち時間がなく、なかなか良い選択だったかと。
って、すべてMちゃん任せの私だったのですが。

スタジアム上空に浮かぶ雲は、すっかり秋のソレだけれど、
陽射しがジンワリと肌に染み込んできて、風が無いと汗ばむ暑さ。
風を求めてスタジアム前の丘に登り、クサナギさんを見習って日傘がわりに雨傘で陽を避けながら、
しばし休憩です。なんだか、久しぶりにゆっくり空を眺めた気がします。
長閑だわ〜。このまま眠ってしまいたい… (この日も結局3時間半睡眠。学習能力ナシ)
ライブ中もコーナーの合間に何度か空を見上げました。
南東の空に火星、その西に欠けた月。流れてきて空を覆う薄い雲。

隣にいたMちゃんに言わせると、ライブ中の私は非常に「ノリノリだった」そうな (ノリノリ…)
ふむ、確かに、もしかしたら今までで一番、ストレートに楽しんだライブだったかもしれません。
そのかわり、終了と同時にここ数週間の疲れがどっと出たのか、ぶっ倒れ状態に。
一番酷かったのは頭痛だけれど、貧血やら何やら、いろんな症状がいっぺんに押し寄せてきた感じ。
迎えに来てくれた知人の車に運ばれてホテルに着くと、夕食もとらずに眠りこけたのでした。


■7日日曜日。

復活の兆しを感じながら目覚めて、朝風呂と朝ゴハンでほぼ復活。
今日は十数年前にチラリと行ったきりの松島へ。瑞厳寺に初めて入りました。
すごいですね。土産物屋でごしゃごしゃした門前なのに、
門をくぐった途端にガラリと世界が変わる、真っ直ぐ伸びた杉並木。
苔の鮮やかな黄緑色と、降り注ぐオゾン。
本堂は金を施した襖絵等々も良かったけれど、欄間や天井の細工が好きなんだなぁ。
裾折上小組格子天井とかねぇ、いくら見ていても見飽きません。
宝物館もあわせて2時間近くゆっくり過ごしたら、オゾンを胸いっぱい吸い込んだせいなんでしょうか、
気がついたら前夜の名残の頭痛の種が消えていて、身体が軽くなっていました。

でもって、塩竈でお寿司を食べて、仙台で笹かまと ずんだ餅を買って、
私の宮城の旅、そして、03 MIJ TOURは終了したのでした。
とりあえず、人間には十分な睡眠と、自然の中で全身から良い空気を吸い込むことが大切なのだと、
当たり前のことに改めて気付いた、そんな旅でありました。


■始まったと思ったら、すぐに終ってしまったような気がするMIJ TOUR。
今になって、あ、本当に終っちゃったんだ、もう、あの空間は二度と体験できないんだ、ってことを実感しつつあります。

今年もたくさんの方にお世話になりました。
チケットを譲っていただいた方、引き取っていただいた方、会場でお目にかかった方、
メールで送り出してくださった方、BBSにお越しいただいた方、
そして、オーラス直前に突然気持ちが揺れてしまった (「揺れ」なのかな…ちょっと違う感情ではあるのですが)私に、
言葉を掛けてくださった沢山の方々。
本来ならばお一人お一人に御礼を申し上げたいのですが、ひとまず、こちらから。
本当にありがとうございました。

「SMAP」という現象について行くのは大変だけど幸せで、幸せだけど大変なことなんだなぁ。
でも、少なくとも、クサナギツヨシという人とメンバーから気持ちを離すことは、
もっと大変で、もっとツラいことなんだろうな。だから、しばらくは、やっぱり離れられないんだろな。
これからも彼と彼らについて行くことになりそうです。ゆるりゆるりと。

そして、やっぱり、すまっぷさいこー!!でした。マチガイない。




2003年09月08日(月) そんな夜もある。


ビデオチェックも全く追いつきませんが、チラリと見たどっちの料理ショーには、
ノースリーブに帽子を被った両性具有のヒトが映っており、
これもチラリと見た金曜いいともには、日焼けして天然チョナン頬っぺのヒトが。
で、ピアスって、いつから復活してましたっけ?髪に隠れて見えてなかっただけかしらん。

今夜のSMAP×SMAPは、新コント"モンスター・ツヨク"から。
「人間は集団になるとタチが悪いですからね」って、ホントにねぇ。
宮城スタジアムで、あたかも機動隊とデモ隊がバリケードを挟んで押し合いするかの如き光景を繰り広げ、
とうとう柵を押さえてるスタッフを転がして規制退場突破していたお姉さんたちも脅かしてやってくださいよ。
って、ツヨクじゃぁ簡単に転がされそうだけど(笑)。
椅子を引いてるツヨクも、猛スピードでハイハイしてるツヨクも、「もういいっ」も、「さらばだっ」も可愛かったけれど、
密かに木村くんの笑い顔に惹かれてしまうのでした。
最近の、ヘタレキューティーなクサナギさんに向ける木村くんのタレ目笑顔には、愛があるんだもん、愛が。

ビストロゲストは桃井かほり&尾上菊之助ペアで、フカヒレ料理とドリンクデザート。
7年前の桃井さんゲストのビストロと言えば、かの記念すべき森くんラストスマスマ。
初めて組んだシンツヨペアの料理は子供の泥んこ遊びみたいで、
くちゃくちゃの餃子を「でも、この子たちズ、って感じで可愛いよねぇ」なんて、フォローしてもらってたんですよねぇ。
それが今では「初々しさのない(@桃井さん)」立派なシェフ。ホント、人間、為せば成る、の生きた見本ですね。
それだけに、今回は是非シンツヨに勝って欲しかったんだけどな。残念でした。
ま、菊さまからの「意外と綺麗なキス(@オーナー)」も、なかなか美味しかったですけども。
ちなみに私は女形の菊之助を見るたびに、宮沢りえちゃんに似てるなぁと思います。

それにしても、深夜の焼肉屋で傷心の男と女が偶然出会って語り合う時間が生まれるとは、
さすが、芸能界ってぇのはドラマに満ちた世界なんですねぇ。
泣きながら店に入ってくる女優と、色々あってイヤになってしまった男性アイドルの出会い。うぅむ。
何年くらい前の話なんだろ?桃井さんがその頃から役者として評価してくれてたってのは嬉しいのねん。
店に居合わせた神田正輝さんが、クサナギさんの分だけ支払いしてくれてたってのには、
芸能界の微妙な上下関係の匂いを感じるけども。
でもって、若き日の話だとしても、木村くんに対して「キモチはすごく嬉しいんだけど、(皮むきが)遅いわけさ!」って
言えちゃう桃井ねぇさんが、ちょっとロックな女でカッコいい。

今週は、小粒でピリリなコントが揃ってて、なかなか良かったかも。
スマファンじゃなくても面白い"ベストカップル"みたいなコントがあるとメリハリがついていいな。
"Dr.コロー"は予告編が作りたくて作り続けているんでしょか。本編よりチカラ入ってますもんねぇ(笑)。

エンドトークは"宇宙人を信じますか?"。
本で小さなUFOの話を読んで、「うわー、そんなちっちゃい宇宙人いるんだ、会いてぇなぁ!」と思っていたチビツヨ。
ひとしきり語った後、
「そういうのとか読んで、ちっちゃい時。だから、けっこうボク、信じてた」
と言うクサナギさんは背もたれに体を預けた姿勢で、スマスマではちょっと珍しい感じ。
そんな話をちゃんと顔を見て聴いているスマさんたちが、なんだかイイなぁと思いました。

明日はSMAPのお誕生日。涙のハリセンくんから一年ですか。
長かったような、短かったような。遠い日のような、昨日のことのような。
ということで(脈絡なし)、今更ながら横浜公演の感想、完結です。→雲をつかむ話




2003年09月11日(木) 月に叢雲


週間天気予報を見ると、ついつい、何処かの地方の週末の天気を確かめてしまいそうになり、
でも確かめるべき場所が思い当たらなくて、あ、そうか、もう夏コンは終ったんだっけ、と思ったり。

残業していたら、ビルとビルの間にまんまるの月が書割のように浮かんでいて、
最接近していたはずの火星は、ほんの2日でぐんと遠くに離れてしまっていたり。

TV LIFEの表紙はスマさん5人で、
クサナギさんはアイドルに有り得ないようなおじいちゃん顔で写っています。
中扉では柔らかい微笑を浮かべています。インタビューページは慎吾くんと一緒に蝋人形のような固まった笑顔です。
ここまで見て、買うべきか否か逡巡していたワタクシですが、
『スマスマお仕事ロケ』ページで、表紙なんか足元にも及ばないような爺ちゃん顔の頬っ被りの人と、
蝋人形なんか足元にも及ばないような固まった顔で岩場に立ってる人を見た瞬間に連れて帰ることを決めました。
自分の愛情のバロメータがよく分からない今日この頃、これも叢雲を妖しく照らす月の仕業なのでしょうか。
とりあえず、笑いゴトではなく、体調管理はしっかりお願いします。って、オマエもだよ、自分。って感じですが、
でも、だって、クサナギさんのことで胸を痛める人がどれだけ多いことか。

今朝方は久しぶりにクサナギさんが夢に出てきました。
ちゃんとブロンズ色のふわふわ巻き毛でした。いい夢だったなー。くふ。




2003年09月13日(土) Win-Win


もしも私がSMAPに加入したならば、チーム分けは中間管理職チーム、またの名をイジメられっ子チームです。
つまり、クセっ毛ってことですね (MIJ TOUR横浜公演 MC参照)。
しかもクサナギさんと違って量も多いので、パーマかけると爆発しがち。顔立ちにも、あんまり似合わないし。
昔は、おい、ドレッドもどきかよ!みたいな髪だったこともあるけれど(若気の至り)、
そんなわけで、ここ数年はストパ以外はかけたことがなかったわけなのですが、
ちょっと、今、パーマかけたい病に侵されつつあるのですねぇ。
原因は言わずと知れたクサナギツヨシのクルふわ茶髪。

や、その、全てを肯定するわけではないのですが (肯定しきれないのがツラいところ)、
どっちの料理ショーの緩めのウェーブの軽さと、カメラに被ってくるボヤけた横顔の感じが好きだし、
とりあえず、金曜いいともで髪型が変わっていないのを確認した時に、
ちょっと嬉しかったのは事実。これって、いまだに少数派なのかしらん。
日系カナダ人のキコリ(by タモさん)は、ちょっとお疲れ気味にも見えたけれど、
おすぎさんと常識派同士なのを確認しあったり、いいとも選手権で失敗した遠藤くんの肩を掴んだり、
金曜メンバーはアットホームな感じがして、安心感が漂うなぁ。
選手権の口をとんがらしてお茶碗を積んでる顔は面白かったけれど、
ゆっくり列の後ろに戻る歩き方や、最後の「いいともー」が男っぽくて、ちょっとドキっとしたりして。

「ぷっ」すまは、若き勝ち組の豪邸訪問。
客観的に見れば、クサナギツヨシだって立派な、というか、紛れもない勝ち組のはずなんだけど、
フリップにクチバシ乗せてる姿が可愛らしかったり、ダミアンもヒーリングも知らなかったり、
「勝ち組負け組、いろいろありますけろ」とカエルになってたり、
そうは見えないのは得なのか、損なのか、どっちなんでしょう。
フリップに、Dr.フットとか、クックックックとか、ユースケ虫とか、こちゃこちゃ書いてあるのが、
剛のダイアリーを彷彿とさせて嬉しい心持ち。

なにはともあれ、でもー、とか、だってー、とか、言い訳フレーズの多い私は、
働けど働けどお金は貯まらず、明日も仕事です。ふふん。




2003年09月15日(月) 一歩踏み出す。


最近の預金残高を見るにつけ、さすがの私も"倹約"の2文字を久しぶりに思い出したりしているのですが、
それでも街に出れば誘惑絶ちがたく、秋の新色リップとか、ノーブランドのメガネとか、CDとか、
ちまちまと買物しております。幸か不幸か、残暑という言葉には相応しくないほどの暑さで、
秋物の服には触手が動かないんですけどね。それにしても、ホントにいつの間にかお金が減ってるんだよなぁ。
お金といえばクサナギさんお部屋購入記事、なんだか、ちょっと話が大きくなってたりしないのかしら。
や、私が聞いてた話より (たまたま複数の確度の高い筋から耳に入ってたので)
金額がだいぶ大きくなってたんで、アレ?と思いまして。
こういう記事って、やっぱり全てを鵜呑みにしちゃいけないのかもしれませんね。
(…ということだけ言いたかったので、勝手ながら、この件については今後一切メールでもBBSでも触れません)

さて、今夜はスマスマを見ようとテレビをつけたら、つい最近どこかで見たような場所が映っており。
おぉ、宮城スタジアムではないですか。しかも、タッキーが座ってる座席はまさに私と同じブロック。

…で、っていう。

ということで、世界柔道の延長で30分遅れのSMAP×SMAP

ビストロはハリウッドから大物ゲストのウィル・スミスを迎えて、寿司&てんぷら。
お茶目なウィルに、なんとなく竹中直人を連想する私(間違ってます)。
判定の後、負けたツヨゴロペアに両手で握手を求めるところが、ちょっとステキ。
握手に応えるクサナギシェフの笑顔がいつになく堂々とキラキラしていたのも印象的。

クサナギさんのコントは無かったけれど、来週のオンエアを控えての"お仕事ロケ緊急会議"でゴハン3杯。
"真夏の夜の夢"のテンションをそのまま持ち込んだ隊長クサナギの濃紺シャツの下は、
大きく胸の開いたシドケナイ系インナー。もーっ、この確信犯がっ。
「山と云えば、ワタクシ、クサナギツヨシということで」「ばしばし講義していきたいと思ってる」隊長のアドバイスは、
酸素は必需品で(「でも、すぐに吸っちゃだめだよ!無くなっちゃうから、やっぱり」)、
バテた時はニンニクで(焼き網付き)、二日酔いは絶対ダメ。
ということで、前回の二日酔い登山の映像が流されたのだけれど、そのヘタレっぷりを懐かしむより先に、
もう4年も経っているのだということに、ちょっと驚いてしまうのでした。光陰矢の如し。
ゴロちゃんの"頂上でシャンパン乾杯プラン"には、「イイネ!」と目を瞠るクサナギ隊長。
確か、前回も木村くんのゲイラカイト揚げプランにも似たような反応を示してたような記憶が。
でもって、予告の「人生山登りだね。少しずつ少しずつ登っていくんだよ、ゴロちゃん」に、既に胸がきゅっとなる私。
提供バックの「山、楽しかったね」「うん!」に、も一度、きゅっ。

エンドトークは"発明されたら便利だと思うものは?"がお題だったのに、
何時の間にか"クサナギツヨシ、ついにカメラ付き携帯電話購入!"話に。
山で撮り合うツヨゴロの映像に、さらに、も一度、きゅっ。
楽屋でもしょっちゅうチンチロリーンとか言わせながら「ボクの後ろにゴロちゃんが居る感じとか」撮影してるクサナギさんに、
カメラ付き携帯を買って最初に撮った写真がクサナギさん(のウチワ)とのツーショットだった自分を重ねてしまうのだわー
(ぜんぜん、重なりませんけど)。
「メールとか便利?」「やるやる」あ、やり方憶えたんですね。
「かかってきた相手の名前とか出るの?」「出る!」「便利な世界入ったねぇ」「入ったねぇ。入っちゃった。入った入った!」
そう云えば、5人で撮った待ち受け画面、どうなったのかなぁ。

MIJスペシャルは、今までのパッチワーク、つまりツギハギ。もう、『sunrise,sunshine』はやってくれないのかしら。ぶー。
なんだか、夏休みの日記帳をめくっているようで切ない気分になりました。

と、いうことで、今更ですが新潟の感想UPしてます→雲をつかむ話
オーラスは一体いつになることやら…




2003年09月17日(水) Say a prayer.


最近の目覚ましは『la.la... shall we Tap?』です。
タタタタタン、タタタタタン、タタタタタタタタ、タタタタタン。
眠りの底には異質な音で、案外目が覚めるのです。
「れっつたっぷ!」が朝っぱらから、くすぐったくて、可愛らしくて。
でも、何故か日中の脳内B.G.Mは、ふらふらふらっぱー。
禁欲と欲望。イノセントとエロチシズム。

帰りにコンビニによって、TV誌をチェック。
味スタライブ報告のTVぴあは、一行目を読んだらキモチが萎えてしまったので棚に戻し
(なんでかなー。うーん。以前、たとえば2年前にはファン視点の書き方に涙したこともあったのだけれど、
  ファンとしての素晴らしい文章がネットに溢れている昨今、
  やっぱり、プロにはプロらしい書き方をしてもらいたいっていうか。
  って、一行しか読まずに何を偉そうに。っていうか、長いカッコですみません)、
秋色SMAPの週刊・ザ テレビジョンだけ買って帰りました。
上2人は、さすが、というか、今自分がどんな眼をしているかをキチンと知っている顔で、
稲垣さんは、彼の黒目がちな瞳の美しさが生かされた写真。ゴロちゃん、じゃなくて、稲垣さんって感じ。
リーダーの愛車話は女性論の如しで興味深いものが。

で、クサナギさんの写真は、

「らしくないけど」鍛えてる首から下を隠すと、

まるで中世の宗教画みたいです。

ね?




2003年09月20日(土) おいしい関係。


人間って歩きながらでも眠れる生き物なんだわー、と実感する今日この頃、
みなさん、お元気でお過ごしですか。
日曜に会議をやりたいという上司に「何時頃からがいい?」と尋ねられ、
せいぜい2〜3時間の話だろうから、昼過ぎから始めて「17時までには終れると嬉しいんですけど」と答えたら、
「じゃぁ、10時から」と言われて、二の句が告げなかった私です。
一体何時間やるつもりなんでしょか。そんなに長いアジェンダが用意されているんでしょか。
不安。

「ぷっ」すま・新企画『ココ1当てましょう』のクサナギさん(@白シャツにお花の刺繍)は、
ちょっとお疲れ気味に見えたけれど、さんざん食べた後の最終戦でビールを2杯オーダーしており。
ビールは別腹というよりも、ビールは元気汁ということということでしょか。
「締めるとこは締める。広げるとこは広げる」の名言も生まれ、
何よりも軟骨を黙々と食べるナギスケの「コリッ」が響く空間のヘタレ具合も絶妙で、
その上、どんでん返しの勝利だったし、なかなか面白かったです。
私も軟骨食べてイライラ解消しようかなぁ。

どっちの料理ショー・イカスミのスパゲティ vs. ワタリガニのスパゲティ。
ウトウトしながら見ていたので、クサナギさんの心の揺れの軌跡をイマイチ把握できていないのだけれど、
とりあえず、帽子の下から髪が大爆発を起こしているにも拘わらず、クサナギさんは色白美人で、
つまり、それは、お歯黒になろうとも「美味しいから関係ないですね」ということと根本的に同じということかしら。
できればクチビルを黒く染めているクサナギさんが見たかったけれど、贅沢は言うまい。

今夜は『ウォーターボーイズ』の最終回ドキュメントと、『すいか』の最終回でぽろぽろと泣いてしまったのでした。
新しい世界に踏み出すにしても、今の毎日を大切にするにしても、独りでも、誰かと一緒でも、
どんな形でも構わないから、つまり、帰る場所を持っているか?ということ。
10年後、20年後、30年後、私はどうしているんだろ。




2003年09月21日(日) 週末の過ごしかた。


上司の目論見は正確で、きっちり10時から17時まで会議でした。さすがだね。

ホントはちょっと勉強しなきゃいけない課題もあったりして、
のんびりしてる時間は無いような気もするのですが、
ついつい、隔月刊になったku:nelやら花やらを買ったり(ちいさな幸せ参照)、
スローライフに流れてしまう私。むー。

そんな流れに乗って、いまさらながら夏コン宮城編・前編UP。
でも、あの、既に私の備忘録と化してるので、人様にお読みいただく体裁ではございませんです。
ちなみにMIJネタバレBBSはまだ開いてます。

今、NHKアーカイブスで『十九歳』放映中。ギラギラしてた織田裕二。
驚くほど、しっかり内容を憶えてるのに、もう14年以上も前のドラマなんですねぇ。
某友人は彼を高校の部活でしごいたと豪語していたけれど、本当だろうか。
某後輩は彼と同級生だったらしいけれど、何の逸話も教えてくれない。

…で?っていう。




2003年09月22日(月) それが痛みでも


実はワタクシ、今年の初夏から某専門店さんの てぬぐいを愛用しております。
使ってみると、さすが先人の智恵は素晴らしいというか、優れものなんですよねぇ。
よく水分を吸い取るし、乾きは早いし、その上、お茶目な柄から美しい柄まで目にも楽しいし。
あ、奥様、ご存知でした?てぬぐいの端が何故に切りっぱなしになってるかというと、
縫い代があると、そこだけ最後まで乾かなくて生臭くなっちゃうからなんですってよ。
洗う時に色落ちするのが難点だけど、その分、使えば使うほど味が出るのも良いところ。
今年の秋物もステキな柄がたくさんあって、栗柄やキノコ柄も可愛らしいのだけれど、
お気に入りはちょっとリアルな秋刀魚柄です。あのね、畳んだ時と広げた時とちょっと趣きが違ったりするところが、
なんですか、エルメスのスカーフにも通ずるような、伝統に裏打ちされた新しさと美しさがあるんですよねぇ。

実はワタクシ、今夜、捻挫いたしました。
閉店間際の書店で無事ポポロを購入して、つい気が緩んだんでしょうねぇ。
階段の一段目に足をかけた瞬間にガクンとヒールが崩れて思いっきり足の甲を捻っちゃったんですわ。
その場はなけなしの羞恥心を駆使して平然と(見えるといいなーと思いながら)歩み去ったのですが、
最寄駅から家までは、横浜国際で右足引きずってたクサナギさんだけを心の支えに、
涙を浮かべながら何とか歩き通した次第。
…すみません、大袈裟言ってます。でも、正直、ちょっと痛いです。腫れてきました。ぐすん。

そんな代償を払いながらGETした、オーラスレポ掲載のポポロ11月号

・表紙の写真は、もうちっと5人がイイ顔してるカットは無かったのだろうか。
・キモノガウンは静止画より動画に向いてると思うんだな。
・クサナギさんの陽焼けが口惜しい。でも、胸筋が写ってるのが、いと嬉し。
・鯖スーツが七色に輝いてる…にしても、もうちょっと可愛らしい瞬間にシャッターを押して欲しかった。
・でも、サマゲを歌う「ほ」の口は可愛らしい。
・木村くんは相変わらず喩え話上手。
  客席とのエネルギー交感や、SMAPも含めての位置関係の話は、すごく伝わるものがあるなぁ。

そして、
・クサナギさんの背中は、やっぱり、明らかに、絶対に、去年の背中とは違ってる。


ということで、今は『やっぱり猫が好き 2003』を見ながら日記を書いているわけでして、
明日はお休みですが、早起きして家中のゴミ出しをしなければならぬゆえ、
今夜のスマスマはオアズケです。明日の朝、少しは足の痛みが退いてますように。のんのん。




2003年09月23日(火) そこに山があるから。


SMAP×SMAP '03 秋の延長戦スペシャル

クサナギさんは、普段から会話の中で名前を呼びかけることが、とても多い気がする(「すごいよ、ユースケさん!」とか)。
親愛の情の発露なのか、なかなか名前を憶えて貰えなかった昔の経験が底にあるのか、それは分からないけれど、
今回のお仕事ロケの中で、クサナギさんは頻繁に、というか、殆ど全ての会話の中で「ゴロちゃん」と呼びかけていました。

「エブリシングOK!」な隊長は、旗をピッと広げる手つきとキュッと結んだ口元が可愛らしくて、
「♪俺は隊長〜俺は隊長〜俺は隊長〜(こけっ)」「隊長!」「だいじょぶだ!」が可笑しくて、
企画変更とか、悪天候の中の決行とか、「スタッフの人とアドバイザーの人が話し合ったんでしょ」なことについても、
テレビ的な隊長の役割を引き受けたりしていたけれど、
「だいじょぶ?ゴロちゃん」を繰り返すたびに、どんどん本当の隊長の顔になっていったような気がして、
ゴロちゃんも呼びかけられながら一段一段ハシゴを登っていって、名前を呼びかけるって、いいなぁと思いました。

中居くんからの差し入れ、ゴロジャマカ着ぐるみを着たゴロちゃんと、リュックを持ってあげてるクサナギ隊長の道行きは、
来たるべき難関が想像できないほど、ほのぼのムード。本気で心配してくれた登山者の方は優しいなぁ。
なのに、「ボクの体の一部なんで」なんて、真面目な顔でふざけた答えを返して申し訳なかったですが、
脱皮して大事な着ぐるみにキック入れるゴロちゃんがゴロちゃんぽいので許す(なに?)。
「ニンニクだー!」が無駄に男前な隊長の調理法はてっきり丸焼きなのかと思っていたら、ゴマ油炒めなんすね。
そりゃ美味かろう。パワーのついた隊長の腕立て伏せが放送されなくて残念です。
携帯カメラでの写真撮りっこもカットされてたしなぁ。

そそり立つ大槍の、垂直に近い岩肌やハシゴを風速15mの中で登るなんて、
番組だからって、仕事だからって、ここまでやらなければいけないものなの?とか、
そもそも、いくら山のシーズンがあるにしても、夏コンの合間にやることないじゃないか、とか、
とにかく無事(下山のことを考えると、そうとも言い切れないけど)に終わってくれて良かった、とか、
まぁ、いろいろ複雑な気持ちがある一方、
最後のハシゴを登る隊長の顔はとても凛々しくて、頂上に到着した時の顔はとても清々しくて、
ゴロちゃんを待ってる横顔はものすごく優しくて、なんだか、自分が嬉しいのか、怒ってるのか、
よく分からなくなっちゃって、とりあえず、ちょっと泣いてみました。
…って、その次の瞬間には、今回のメイン・『アルプス一万尺』のあまりのアホ可愛らしさに、
気持ちよーく脱力してしまったわけですが。ちくしょー、可愛いなぁ。ちぇっ。
ゴロちゃんもホントに良く頑張りましたよね。私だったら、いくらクサナギさんの抱擁のご褒美がもらえたとしても、
絶対に登れません。豊田スタジアムの4階席の階段でさえ怖かったんだよー。

ビストロゲストは宣伝上手な田中長野県知事で、長野県産のキノコと千代幻豚を使った料理。
クサナギさんはキチンと両手で名刺を受け取って、「(県知事は)具体的にどのようなことをしてるんですか?」と、
みんな訊きたいけど今さら訊けないような質問をして、澄んだ瞳で知事の答えを聴いておりました。
和風で攻めたT.Kペアでしたが、シンゴローペアがチーズパスタと、キノコとトリュフアイスをあしらったアップルパイで勝利。
ご褒美の松茸に、クサナギさんも頑張って「うぉぉ!」やってました。えらいえらい。

森山良子&夏川りみ両氏を迎えてのS・LIVE。
息子さんの真似をコンサートでやらせていただいているクサナギさんは、「これがもう大爆笑でして」だの、
「なんとなく似てるなぁと思ってたの」という森山さんに、「お母さんもそういう風に思われますか」だの、
最後には「森山くんを産んでくれまして、ありがとうございました」だの、
これも彼なりの、せいいっぱいの誠意の示し方 (ほんと?)。
ネクタイの先を弄っていたのは、何が気になっていたのだろか。

英語詞の『Smile』、かなり不安だったのだけれど、森山さんのリードが良いのか、
クサナギさんもカンペ凝視&苦笑いながらも、心配したほどでもなく。
『涙そうそう』、いつも何となく聴き流していたので、初めてキチンと歌詞を認識して、
そうしたら、なんだか、『黄泉がえり』を観たくなりました。
最後の一人一人のアップ、みんな素敵な目をしていたけれど、
クサナギさんは表情だけじゃなく、マイクを持つ右手もとても柔らかくて優しい感じ。


■MIJ宮城公演の感想を書き終わりまして、中編・後編UPしてあります。
これで、ようやく、私にとっての「これにて終了!」です。
雲をつかむ話

■捻挫について、ご心配いただいたり、対処法を教えてくださった皆様、ありがとうございました。
昨日寝る頃には歩くのがシンドイくらいだったのですが、今日一日冷やしたり、湿布したりして、
出掛けずに安静にしていたら、たいぶ痛みが退きました (そのおかげで↑も書き終わったし )。


■今月末まで、ちょい忙しくなりますので、しばらく日記はサボりがちになるかもしれません。
メール・BBSもなかなかお返事できないと思います。スミマセン。
でも、メッセージいただけるのは、すごく嬉しいです (ワガママなのねー )。




2003年09月27日(土) 甘い水。


いったん仕事のグチグチ日記を書いたのだけれど、読み直したら本当にグチだったので、デリートしました。
もっと気持ちを強く持たねばな、私。

ということで、昨日放映のTEAM4
や、その前にF2
「いろんな問題に向っていく、美しい男の姿勢っていうか」という自分の言葉に自分で笑っているクサナギさんは、
大きく襟ぐりの開いたカットソーにボールチェーンのネックレスを垂らしており、
そのうえ、頷くたびに肩の上でカールした襟足の髪が揺れたりなんかして、
なんかこう、すべてに"チャームポイントは鎖骨です"的作為が見受けられるような気がしてしまい、
その術中に勝手に一人でハマっている自分が、なんとも口惜しかったです (むー、意味がわからない)。
「浮き沈みの激しい芸能界」の先輩である西村雅彦さんとは将来について語り合う仲だそうで。
「いい水を飲め」ってのは、比喩だと考えれば「けっこう深い話しますよ」に相応しいような気がするけれど、
どうなんすかね?

で、本編です。

F2のクサナギさんを見た後だと、あらためて当時の痩せっぷりが目に痛い。
ズボンのお尻も肉がないし。まぁ、それでも風見くんは風見くんで、秀雄先生ではなかったけれど。

去年、『3』の感想で「風見くんが文科省の人間だということがドラマに生かされていないのが気になるところ。
この設定が、息の長いドラマとして残っていく際に毒にも薬にもなりそうな気がする」と書いたのだけれど、
今回もその感が拭えず。なんていうのかなー、ツルエラTEAMは狂言回しのポジションに落ち着いてしまって、
少年犯罪のケースを提示する装置になってしまったような気がするというか。

というか、すごく「わかりやすい」脚本だったなぁ。その「わかりやすい」は、過去の作品とは違う「わかりやすい」で。
過去の、特に、オリジナルシリーズはすごく思い切ってデフォルメされていて、
ポイントとなる部分 (たとえば少年の心理) については深く掘り下げるけれど、
それ以外 (たとえば親の言動) については端折ったり、類型的な表現で済ませたりすることで、
メリハリをつけていたように思うわけですよ。その分、いや、でもこれは見る角度を変えるとどうなるんだろ?って
自分の中で考えさせられる感じがあったように思うわけですね。
ホント言うと私の好みの脚本ではなかったけれど、それはそれで、君塚さんてば上手いよなー、と思っていたのです。
でも、今回はそういうクセが無くなったというか、なんかこう、全部説明されちゃったような気がするというか。
いや、もちろん、こういうテーマのドラマを年に1回世の中に送り出すということは、とても価値のあることだと思うし、
それにクサナギさんが携わっていることはとても大切なことだと思うのですが。

だから、一課長を見つめる丹波さんの顔にビックリしちゃった、とか、
オデコ全開な風見くんに、いつかツルとエラじゃなくて、ツルとツルになっちゃいそうで心配だ、とか、
そんな無用なツッコミはしちゃいけません。
ったく怪獣相手に一番イイ顔見せてんじゃねぇよ、
ガメラに嫉妬された後、ちゃんとすることはしたのかよぉ、
などと、ガラの悪い口をきいてもいけません。

でも、シリーズの頃に比べると西村さんとの遣り取りに余裕が感じられるクサナギさんが嬉しかったり。
クサナギさんの歩き方はやっぱり好きだなぁとも。
それに告白すれば、最後にちょっと、左目で泣いたのも事実。
私は両親に愛されていると感じながら育ったし、
私がどんなにダメ人間でも両親だけは私を見捨てないだろうと思っていて、
それは他の誰かがどんなに私を愛してくれたとしても、まったく同じものには成り得ないと思う。
だから、逆にいつか独り残された時のことを考えると怖かったりするけれど、
それはつまり、私が幸せな証拠なのでしょう。




2003年09月28日(日) くノ一参上。


『カンバセイション・ピース(保坂和志)』を持ち歩いて、一体何週間になるのだろ?
最近、電車の中では寝てばかりなので、ようやっと3分の2まで読み進んだところ。
まったくもって、2003年は読書量激減の年になりそうよ。
明日には無限カノンの二部と三部も発売されちゃうのにぃ。

今日は私にしては真面目に (と言っても昼過ぎからだけど) ちょっとお勉強事なんぞしていたのだけれど、
窓辺はポカポカ暖かく、B.G.MのボサノバやAnn Sallyが心地好く
(と書くと何だか美しいけれど、現実は必殺・見えないフリ必須の我が居室。来週こそ掃除だ掃除)、
そうしたら、買ったまま読んでいなかった『デッドエンドの思い出 (よしもとばなな)』が急に気になりまして。
勉強して、短編1本読んで、勉強して、また1本読んで…と繰り返しながら、最後まで読み終えてしまいました。
すんごく大雑把に言うと、"傷ついた魂の夏休みとその終わり或いは始まり"もしくは"心の中に眠る宝物"という、
過去の作品でもしばしば出会ったモチーフが多く、
そして、やっぱり出会う男の子はみな透明で優しく、特に目新しさはありません。
が、単純な人生は実は同時に宇宙的なものでもあるのだということや、
他の誰かにとっては何でもない一瞬の光景が自分にとっては幸せの象徴になりうるのだ、ということを
あらためて語りかけてもらうような、そんな感じ。
著者は表題作がお好きなようですが、私は『幽霊の家』が好きかな。
それから、『「おかあさーん!」』の中盤でべそべそ泣きました (涙腺弱いのね)。

さて、今週後半はとくばんのSMAPのど自慢・ディレクターズカットの
『マンナム』を歌いながら涙目になってるクサナギツヨシさん(当時28歳)や、
いいとも増刊号で、グー確率80%だけど、
"たたいてかぶってジャンケンポンKING"のクサナギツヨシさん(現在29歳)を拝見したわけですが、
ほんとにねぇ、29歳なんだよね。
グーばっかり出してるVTRを見て、「これはダメだな…」と低音で呟いてるのは無駄に大人っぽかったですけども。

や、世間的には今さらな話題なのでしょうが、月刊・ザ テレビジョンをやっと読みまして。
常日頃から魔物には気をつけようと思ってるのに、油断するとコレだからなぁ。
だって、バク転できなくてファンにさんざん心配かけた原因が、
槍ヶ岳下山途中の「オレは忍者だぁ!」「忍法、壁越え!岩越え!」ですってよ。
それはねぇ、「事件」じゃなくて、自業自得って云うんです、クサナギさん。
なのに、ゴロちゃんをおいてけぼりにして「もののけ姫みたいな感じで」岩場をびょんびょん跳ねていく、
そんなクサナギツヨシをうっかり想像してしまう自分が悔しい。ふんっ。
しかも、山荘の夜が怖くて、荒井さんと一緒に寝てもらったり、トイレについてきてもらったり、
それを「けっこう僕って可愛いとこあるでしょ」たぁ、29歳男子がよく言うわ!
…って、ファンに突っ込ませたいと思ってるんだろうなぁ、と思うと悔しい。ちぇっ。
ま、映画の役作りのために、日焼けと筋肉増強、キライなこと2つに励まなければならないなんて、
女優さんも大変ですよね。いや、もっとも、女優さんなら「忍法壁越え!」はやらないと思うけども。

…ちくしょう、可愛いなぁ。ちぇっ。




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