やがて楽しき
2004.3


クサナギ氏中心のSMAP観察日記。脱線御免。

草なぎ剛 草ナギ剛 つよぽん


2004年03月01日(月) ふろっぐすたいる


指でトイレを数えてる人の「といれっとぺっぱーまーーーん、ぬっ!」

YO!の合いの手が難しいハングルラップ

ノリノリ吾郎さんの「げらうっ!」

キレイに片手側転を決めた人の左肩の引き方

吾郎さんの「そこで拭けーーーーぇ"!」と後ろから聞こえる「ハハハハハ!」

両足跳びする人とその横で一拍遅れて跳ねてる吾郎さん

ノリ過ぎでバク転失敗した人が立てる「ぺしゃん」の音



以上、本日のSMAP×SMAP、メモリッピーズ"モーニングSONG"のチャプターポイント。

リピート率第1位は言わずとしれた「ぺしゃん」です。
片手側転で、おぉ、かれこれ7ヶ月ぶりに見る天地さかさまのクサナギツヨシ!と思っていたら。
あんなにもカンペキに、可愛らしく、まるで画に書いたように、
地面に叩きつけられたカエルになれる人を私は生まれて初めてみました。
や、画に書いても、ああはいきませんて。
ココロの目に映るその瞬間、クサナギツヨシは2頭身キャラ。頭から★を飛ばしたい!


通りすがりの人が見たら、一体何を何のために歌って跳ねて叫んでるのか全く分かんないような、
いわば、ファンとSMAPの電波私物化のような、まったくもって言語道断な世界。

あー、しあわせだなー。




2004年03月02日(火) 啓蟄


「なにやってんだ、おま…」「ぺしゃん」

今朝は、満員電車に揺られながら、頭の中で何度もリピートがかかって、
その度に口元がえへら〜とニヤけてしまうので、非常に難儀した。

「なにやってんだ、おま…」「ぺしゃん」

でも、何度も何度も何度も繰り返されるうちに、
ついには、面の皮一枚下でえへら〜する術を身につけるに至る。


夕方、無理に入れていただいたアポに遅れそうになったものだから、
焦って焦ってアスファルトの上をガツガツ歩いていたら、ガツン!と音がして、ブーツの踵が折れてしまった。

がーん。

お取引先に「わ!だいじょぶですか?だいじょぶじゃないですよね!」と驚かれつつ教えていただいた修理屋さんで、
ぶらぶらの踵を20分掛かって直してもらって外に出たら、もうとっぷりと暮れた空。
会社に戻る前に軽く何かお腹に入れておこうと、手近なカフェに入ろうとしたら、
いきなり『ホテル ビーナス』のポスターが目に飛び込んでくる。
なんでこんな所に…と思ったら、つまり、そのカフェは某外国語学校とフロントを共有していて、
「中谷美紀さんの韓国語レッスンは当校が担当しました」ということらしい。

フロントには「初めての韓国語開講」のチラシが貼られていて、
そんな光景をアイスラテを飲みながら眺めていると、
私はクサナギさんの姿を日々追い続けて、確かに沢山のものを受け取り続けているけれど、
ただ受け取るだけで、自分自身では何一つ動こうとしていないじゃないか、
と、ちょっと情けない気分になってしまう。急に自分がからっぽになったような気がしてしまう。

日が落ちたばかりの街の明かりは、残業を終えてから見る深夜の明かりとは違って、
自分を取り戻す瞬間の高揚感に満ち満ちている。
だから、私は、ポツンと自分だけ取り残されたような、そんな気分になってしまう。

でも、これは悪いことではないのかもしれないな。
動き出したいという衝動が、私の中で死んでいないということなのだから。




2004年03月04日(木) 不思議なポケット


ブーツのカカトも折れたことだし、もう春かと思いきや、
また冬に逆もどりですねぇ。今さら新しいブーツを買うわけにも行かないし…

と、悩める今宵 in 深夜特急です。
でも、今日はとりあえず電車で帰れてラッキーじゃん。

何がラッキーって、動線上で、ひーとり、ふーたり、クサナギさんが増えていくってことですよ。
タクシーじゃ、いちいち車を止めて雑誌を買うわけにはいきません。
とりあえず、コンビニで日経エンタ、キヨスクでTokyoWalkerを買いました。
TVガイトは、誰と2ショットなんだろ?とラックから抜いたら、
なんとアンジーとだったので、びびって手を離してしまったですよ。
私の妄想の産物かと思ったじゃないの。
この後、駅から家への動線上で買うですよ!むふ。

メール、またもや溜め込んでおります。
忘れた頃に返事が届いてもあたたかい目で見逃してやってくださいまし。

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と、云うわけで、今夜は怒涛の表紙攻撃のうち、3冊に降伏してきました。

いやぁ、気まぐれに電車の中から携帯で日記を書いてみたわけですが、
誤字大爆発だし、文字化けだし、なのに修正はできないし、やっぱり私は携帯旧世代なんだな。

TVガイドの2ショットは往年のアイドルを思わせるというか、いや、もう、めるひぇんの世界ですね。
肩を抱いてるのがクサナギさんの方だってことも、アンジーのジーンズがクサナギさんっぽいことも。
クサナギさんは、メンバーと一緒にカメラの前に立つ時に、ポッケに手をつっこんでることが多いような気がするな。
なんとなく、うきうきなキモチが落っこちないようにしてるみたいで可愛いんだな。
そして、私はそんなクサナギさんの、ちょっと猫背っぽい肩の線がすごく好きなんだな。

Tokyo Walkerは、チョナンの衣裳を着た黒髪のクサナギツヨシがとても不思議な感じです。
やっぱり、このヒトはクサナギツヨシで、チョナンでは無いということなんでしょか。
でもって、写真とインタビューだけザッと目を通して、
映画の世界に踏み込んだ見開きページを読むのは映画を観てからにいたしましょう。
それでなくても、たぶん、おそらく、映画のストーリーは分かってしまっているような気がするので、
ディテールは知らないままに観たいなぁ、と思うのよ。
それから、観客としての感想はなるべく耳に入れないままに感じたいなぁ、と。

日経エンタテインメント!。目次ページのクサナギさんは、寄せてあげてのグラビアアイドル系。
紅白大トリの大サビで、直前まで迷ってメンバーに目配せなんかしてたのかい!と、
そのあまりにクサナギツヨシ的な事実にウットリしながらインタビューを読んでいたのに、
「結局は許せてしまう」5人に、何故だか、ちょびっと、泣いてしまいました。
もしかしたら、もしかして、隣のページからFMVのヒトが、
くりくりした瞳で「ん?」ってこっちを見ていたからかもしれません。




2004年03月08日(月) スイッチオフ


現在、午前10時です。

先週は平均3時間睡眠だった上に、この土日の仕事で心身ともにメッタメタに消耗したので、
月曜は午前休にして、ゆうべは晩ゴハンも食べずに眠りました。
今朝はちょっと回復したかな。まだ肩が張りと頭痛の芯が残ってるのが気になるけど。

そんなわけで、私の中のクサナギ時計は止まったままです。
スマステの時間は家に居たのだけれど、裏スマからいきなりネタバレだったのと、
例によって電波状況が悪さに気が萎えたので、これは元気のある時に見るが正解だわなーということで、オフ。
唯一、ゆうべ、ベッドに倒れこむ直前に&Gがゲストの堂本兄弟だけ見ました。
可愛い"わかりる"吾郎さん満載。
肩書きは「やっぱ"アイドル"かな(照)」が可愛かったです。
だって私にとってゴロちゃんは永遠。これはもう、クサナギさんとは別次元のお話。

「幸せ感」にもいろんな種類があって、似ているようでも、人それぞれ微妙に違う色合いも混じっているわけですが、
ゴロちゃんの声が醸し出す「幸せ感」には、良い意味で普通に愛されてきたコドモ時代が溶け込んでいる気がして、
聴いていてとても安心するのです。
主題歌のオファーは、「幸せ感のある歌声」を持っている人という理由だったと云うこと、
まぁ、もちろんプロモ的な思惑を感じるにせよ、納得のいく話だったりします。

好きなタイプの女性は、
「とても自分に近い人、自分に似てる人、だけどすごい自分と遠い所もあるっていうか、
  それが両極端な人っていうのは、なんか惹かれますね」
あ、そうですよ、吾郎さん、その通り!私がクサナギツヨシに惹かれたのは、そういうことなのだ。
最近は遠い所の比率がどんどんどんどん増えていくばかりなので、ちょっと忘れてたけど。

そして、『Wonderful Life』を聴いて、おいおい泣いて、そのまま眠った日曜の夜でありました。

今日、もしかしてもしかしたら、仕事で外出の帰りに日本橋高島屋に寄って写真展を見れるかも。
って、いうか、先週、すぐ近くの取引先まで行ってたのに、しかも高島屋の中を通ったのに、
まったく気付きもしなかった私って、どういうことよ?ってね。




2004年03月09日(火) KNOCK ON YOUR DOOR


月曜、夕方からの打ち合わせの帰りに日本橋高島屋に寄ろうだなんて、儚い夢でしたよ。
それから、"今日は代休取って朝イチで映画を観て午後は溜まったビデオを一気に見よう計画"も、以下同文。
でも、午後だけはなんとか休みにして、ホテル ビーナス、観てきました。
夕方の中途半端な時間だったせいか、広めのシネコンで半分の入りって感じでしょうか。
40分前着で座席選び放題。ど真ん中の見やすい席でゆったりと。
上映前にはクサナギさんCF大放出。グリップザクティCF2本 (ホテルビーナス編となんじゃこりゃ編)に、
私にはお初の昆布ポン酢のニューバージョン、そして、家ではいつも気が付くとクサナギさんがうがいしていた
NTT東日本のアクロス・ザ・ユニバース編も。

で。スタイリッシュだなー。ベタでウェットなエピソードの寄せ集めだなー。んー。
と、思ってる私がいて。途中までは。というか、クライマックス近くまでは。
でも、キダリョ!と叫ぶチョナンにボロボロ泣いてる自分を発見して、
いつの間にか自分がこのホテルの住人になっていたことを知る、というか。
ホントにここで突然堰を切ったように涙がボタボタ落ちて止まらなくなりました。
びっくりしました。

とは言うものの、まだ気持ちが纏まる段階ではないので、感想はまたゆっくりと。

そう、それから、韓国語の響きがとても心地好かったです。
あれは何という音なんでしょうか、喉の入口から押し出すような、か行の音。
とても心地好い音。自分の声で確かめたくなるような音。
クサナギさんがキネマ旬報のインタビューで、カクカクしたハングル文字は自分の顔に似ている、
と言っていて、確かにそれは言い得て妙ではあるのだけれど、
このクッキリしているようで、どこか柔らかさを含んだ音は、とてもクサナギツヨシに近しいような気がします。
なんだか、また4月から韓国語講座のテキストを買いたくなりますね(って、言うだけ番長な私)。

まっすぐこちらを見る白いクサナギツヨシと、堂々とした「草なぎ剛」の文字が飾るキネ旬の表紙を見ていると、
なんだか、本当に大きくなったんだなぁ、この人の存在は、としみじみ思います。
本屋に行くと表紙という表紙にクサナギツヨシの顔が並んでる光景なんて、
数年前までは想像だにできなかったというのに。
しかも、記事の内容は似てるから、ビジュアルで絞って買おうと思ったら、
全部買いになってしまうだなんて! (や、私は全部買いなんて出来ませんけども)
『チョナン・カン』という番組を「宝物のように大切にして(@タカハタ監督インタビュー)」きた
クサナギツヨシが居たからこそ、今の状況があるわけで、
その充実感がカメラのレンズへの写り方にも表れているのでしょうけれど。

HDDがオーバーフローして、RAMに直接録画してしのいでいるビデオは、とりあえずSma STATION-3をざっと見ました。
舞台挨拶でちょっと涙ぐんでるクサナギツヨシの髪の毛をクシャクシャにしてやりたい衝動に駆られました。




2004年03月11日(木) 青い半島に向って


目を覚ましたら、おろしたての春物のコートの襟に紅が付いていました。うっすらとだけれど。
春眠暁をおぼえず。電車の中の居眠りには要注意。

というわけで、最近はまた読書のペースが鈍っております。
バックの中の『コーネルの箱(チャールズ・シミック)』を買ったのは、いつだったろうか?
そう、精算の段になって、この薄さ、この軽さで2,800円!?と焦ったのは、たぶん、かれこれ、3週間前。
本の価値を体裁で量ろうとしたり、値段の分、ゆっくり大事に読もうなどと本末転倒なことを考えてるから、
結局、なかなか頭に入ってこないのよ。あぁ、私もクサナギさんのように、吸い取り紙のようなココロが欲しい。

つかこうへい氏がクサナギツヨシのことを吸い取り紙のようだと言っていた、と母から聞き、
つかこうへい氏がクサナギツヨシのことを天才だと言っていた、と久しぶりに会った後輩から聞き、
つかこうへい氏がクサナギツヨシのことを腹の中で魔物を飼ってると言っていた、と友人から聞きました。
そして、母は、草なぎくんのすごく落ち着いた話しぶりに感心したと言い、
後輩と友人は、最近ちょっと草なぎくんが気になってきちゃった、と言うのでした。
EZ! TV・草なぎ剛の生きる道。数日遅れで見ました。
いろんな人がクサナギツヨシについて語っていたのに、
周りの人間経由で私の耳に入ってきたのが、全部つかさんの言葉だったのは何故だろう。

たぶん、つかさんの言葉が、彼のパブリックイメージの中に無い表現だったからなんだろうな。
蒲田当時にさんざん聞いて、さんざんオロオロして、さんざん嬉しくて泣いた言葉なのだけれど。

奇しくも、この前の吾郎さんの"好きなタイプ"で思い出した、私がクサナギツヨシに惹かれた理由。
あ、今、気持ちを飲み込んでるのかな、とか、他のメンバーが喋ってるから任せて黙ってようと思ってるな、とか、
そういう顔をする彼が自分と似てるような気がして、とても気になったのが、そもそもの始まりだったのかも。
歯がゆいのと同時に、彼を見ていると、何か、ちょっと安心するような。
でも、彼は韓国に出会って、恨解(ハンプリ)を知って、もうそんな顔をしなくなってしまったわけで、
もちろん、それはとても嬉しいことなのだけれど。とても誇らしいことなのだけれど。

映画を観てから二晩が過ぎ、ゆっくりと少しずつ、ホテルビーナスについて考えています。
目を通していない雑誌や、シナリオや、サントラや、小説には手をつけないままで、ぼんやりと考えています。
たとえば、チョナンの眼はいつも潤んでいるように見えたな、とか。
乾いた視線のようなのに、乾き切れない潤みがチョナンの眼をいつも覆っているように見えたな、と、
そんなことを思い出したりしています。




2004年03月13日(土) 相似、もしくは鏡の中の。


■ゆうべの私はゆら先生のようでした。
それは、不安でいっぱいの想いびとが眠るまでお付き合いするとか、そういう甘やかなことではなくて、
美味しい食事をお腹いっぱい、いーっぱい食べること、ゆら先生の如し、ということです。

いやぁ、でも美味しかったー。Hちゃんにとっておきのフレンチに連れて行ってもらったんですよ。
コースメニューのどれも美味しかったのだけれど、特にメインの猪豚がねぇ、
ギョッとするほど大きな固まりで、さすがの私もこれは無理だろう、半分でギブアップだろうと思ったのに、
しゃきしゃきした肉とさっぱりした脂身で、いつの間にか完食しちゃってビックリです。
私ってフードファイターになれるかも。ナギスケと勝負できるかも。

■溜まりに溜まったビデオを整理しながら、映画関連の番組を一通り見ました。
総括するならば、以下2点。
一つは、どのクサナギさんも肌と瞳がツヤツヤしていて、
や、もしかしたらお肌についてはドーランに騙されているのかもしれないけれど(握手会のトラウマ)、
特にEZ!TVNEWS 23の真摯に何かを語ろうとする黒目は、
例の鏡のような、ブラックホールのような不思議な光を湛えていたということ。
もう一つは、座長としての締め括りPRコメントを求められるクサナギさんは、
言いたいことはいっぱいあるのに上手く伝える言葉が出てこなくなって、つっかえつっかえ普通のことを言って、
いっつも俯いて苦笑いして、その凹んでる様子が非常に可愛らしかったということ。

■そして、僕と彼女と彼女の生きる道・第10話(あ、そういえば、9話についても書いてなかったな)。
可奈子と徹朗は似たもの夫婦だったのかもしれません。徹朗にとっての仕事が、可奈子にとっての子育てだった7年間。
それ以前、この2人がどんな恋人同士だったのか、なんとなく想像できる気がしますよ。
徹朗は学生のくせに卒のない自信家で、可奈子はそういう男に惹かれたのだろうし、
センスが良くて美しい可奈子は連れて歩くには申し分のない相手で、徹朗の自尊心も満たされていたんだろうな。

私にはまだ、母親でいさせてくださいと泣く可奈子の気持ちが掴めません。
でも、自分以外の誰かに原因を求めてしまう可奈子は、とても私に近い人なのかもしれない、とも思うのですが。

で、ゆら先生の「お付き合いしますよ」の後の画がベッドルームだった時、
一瞬、えぇ?!と焦ってしまった私は、橋部先生と監督の思うツボだったってことなんですかね?
でもって、後ろからパパに抱きつかれた凛ちゃんの「きゃ!」が微妙に色っぽくてドキドキだったってのは、
どうなんですかね?

■それにしても、ものすごい番組量。レギュラー番組にまで手が回りませんわ。
&G関係もチェックしてるんですから、さもありなん。

うたばんには私の好きなキョトン目ゴロちゃんがいっぱい。むふー(鼻息)。
同じ弟体質でも、ゴロちゃんはお姉さんの弟体質で、中居寮長はお兄さんの弟体質なんだろうな、と思ったり。
で、今、CDTVで縞々モノトーンのスカーフ巻いた人が、
「アンジーです…ぷふー」言ってます。
ぷふー、が可愛い可愛い。そして、毎回、ぬかるんだ足下で泣くワタシ。

■もともと筆の遅い私なのですが、最近、輪をかけて遅くなってしまいました。
言葉が湧いてこないというか、頭とキーを叩く指先が繋がっていないような感じ。
もどかしい。

これがクサナギツヨシにコミットし過ぎているせいで自分の言葉が分からなくなっているとか、
そう、THE TRUE SHOWの2つ目の真実のような現象であるならば、
一時的なもので、心配には及ばないのかもしれないけれど。

とりあえず、自分にとって意味を成さない大量の片仮名を丸暗記できるってだけで、
私は貴方を尊敬しますよ、クサナギさん。そして、そのことに涙ぐむ貴方はもっと好きですよ、チョナンシ。




2004年03月14日(日) I am living.


■久しぶりにラグビー観戦。於:秩父宮。
後半はちょっと風が冷たかったけれど、客席ものんびりした雰囲気で、のほほんと楽しめた全慶大 vs.全明大。
しかしながら、何に驚いたって、開戦前に選手が客席に向ってサイン付きミニボールを投げ込んでいたことです。
まるで、色紙を投げ込むジャニーズさんのようではないですか。
入場する時にはラッキーカードなるモノも配られて、ハーフタイムに当選番号の発表が。
ラッキーさんへのプレゼントは大学オリジナルのキャップやTシャツだそうですよ。
がんばってるんだね、関東ラグビーフットボール協会…

■今夜のおしゃれカンケイ
最近のクサナギさんは白のインナーに柄物のシャツを羽織ってジーンズ、
胸元にはシャツに合わせて青か赤のネックレス、という出で立ちが定番ですね。
今夜はまた色白でいらっしゃる。満里奈ちゃんと大差ないじゃないですか。
その顔で淡々と「基本的に毎晩ムラムラしてる」んだそうだ。むふ。

韓国でなら人気者になれるかもしれないと思った、と周知の事実で今更照れてみたり、
相変わらずオススメおつまみのポンデギをぽりぽり食べてみたり(「どぞー」が可愛い)、
定番の二日酔いで木村くんに怒られる話をしつつ、カメラ目線で酒癖悪い説に否定表明してみたり、
ウラジオストクの女性がいかに綺麗だったかを説明してみたり。
いいんだけども、どこかで聞いた話が多かったのと、目撃情報が全部庶民派寄りだったのが、
あまりに意外性がなくてイマイチだったわ、と思う、そんな私は天邪鬼。
どうしたんだ?クサナギさんに新しい刺激を発して欲しいのだろか、私。
そんなことになったら、完璧にオーバーフローだって分かってるくせに!

でもって、画伯作の"好みの女性像"については見なかったことにしておきます…
(私が今夜から腹筋運動を始めるのは、今夜の飲み過ぎ食べ過ぎによる反省に基づくもので、
  けっして、クサナギツヨシの好みに近付こうという意図からではありません)

The Hotel Venus starring Kusanagi tsuyoshiを手に入れて、ホテルビーナス3点セット装備完了。
なぜだか私は、チョナンのシャツの質感に心惹かれて仕方がありません。
なんだろうなぁ。1枚の布を隔てて体温が伝わってくるような。
ストイックと生々しさが同居したような感触。生きている者の体温。

それから、チョナン、というか、クサナギツヨシには床拭きモップが似合うなぁと、
Birdmanの雇われ店長を思い出しました。
掃除機ではなくて、あくまでもモップであること。これカンジン。




2004年03月15日(月) 旅の途中。


■訳あって、23時閉店までのわずか15分の間に本屋で6,000円分の買物をしなければならなくなり、
前から気になりつつ保留していたピエ・ブックスの『Man'yo Luster 万葉集』を買う。これで2,800円。
それから、横浜特集のサライ、永ちゃんが表紙の野性時代、
ホラー映画嫌いのためのホラー映画入門特集のInvitation。
えとせとら、えとせとら。


■でも私はどうにもホラー映画を受け付けない体質なので、Invitationは特集ページを飛ばして、
まず小西真奈美ちゃんのページを読む。蒲田行進曲という字面に胸がきゅんとなる。
次にGirls特集をめくっていて、長澤まさみちゃんが、
初めて会った時にクサナギさんが名前を呼んでくれたことがうれしかった、と言っているのを見つける。

なんだか、だんだん近付いてくるみたいで。
クサナギツヨシがだんだん近付いてくるみたいで、ちょっとドキドキする。

辿り着けば、蒲田という単語を目にした後のせいなのか、ほんの少し狂ったような眼がヤスに見えて、
その、ゆらり、とした視線に、またドキドキする。

ドキドキドキドキ。


■ホラーとまで行かずとも、とにかく怖い話は苦手な私でも、ちょっとエキセントリックな金田一は楽しみ。
本を読むことは、『あえて淋しい一人旅をするのに近い』(@野性時代スペシャル・インタビュー 稲垣吾郎)
けだし名言。


***

えっと、Netskyをはじめ、ウィルスにはくれぐれもお気をつけくださいね(私はセキュリティソフトを使ってます)。
これって、感染したAさんのPCの中に保存されているBさんのアドレスを勝手に送信元に偽装して、
Cさんにウィルスメールを送っちゃったりするので、2重3重に迷惑をかける可能性があるんですよ。

で、えっと、ウィルスとは関係ないのですが、またもやメール溜め込んでます。すみませぬー。




2004年03月18日(木) 蒸気を吸い込む。


あっぷあっぷしてます。
ここ2年くらい、SMAPとクサナギツヨシと、後は仕事にあたふたするだけで済んでいたわけで、
それ以外の諸々については周りの人の好意に甘えて、かなり都合良く、ラクチンに過ごしていたのです。
だから、自分の感情にきちんと向き合わなければならない事態に直面すると、
あっぷあっぷなのです。って、まぁ、そんな大袈裟な話ではないので委細省略、ですが。

そんなこんなで、頭がぐるぐるで、でも仕事をしないわけにはいかないし、
だって、今夜のNODA・MAP『透明人間の蒸気』のチケットを無駄にするわけにはいかないし、
というわけで、ジタバタしておりました。つくづくキャパの小さい、私の脳みそと胸のうち。
でも、芝居にもギリギリ間に合って、終演後は新国立劇場に来た時の定番レストランでゆっくり食事して、
今夜はちょっと一息、かしらん。
この芝居は13年前の初演も観ているのだけれど、その後、触れる機会がなかったせいか、
まったく違う芝居のような気がしました。本当に全く違う形になっていたのか、私個人の印象なのか、
それさえも分からないくらい、ぼんやりとしか憶えていなかったということなんですが。
宮沢りえ嬢の舞台は『七色インコ』以来ですが、見違えるほど女優になっていて、
長い手足がしなやかで、瞳の輝きが美しく、歴代・野田芝居ヒロインの中でも安定してみえました。
カーテンコールで高橋由美子ちゃんとじゃれてるのが、素晴らしく可愛いかったなぁ。
むー、どうやったら、クサナギさんと付き合ってくれるんだろ?

ジタバタしながらも、ちまちまとビデオも再生しておりまして、
SMAP×SMAP・"僕と彼女の生きる道"の徹朗と凛が思いのほか似て見えることに驚愕したり。
一番似てなかったのは&Gクサナギですな。あの勘違いホストみたいなメイクは不要です。
クサナギさんは、おだやか〜な表情を浮かべてる時や、口をぽかーんと開けて「わーすごーい」言ってる時が、
そこはかとなく吾郎さんと同じ空気を漂わせるのです。前者は男前吾郎さんで、後者は可愛い系吾郎さん。
&Gと云えば、クサナギさん前振りによる『Wonderful Life』ご披露も。
突然の「きゃー」攻撃には一瞬引いてしまったものの、おかげで照れ照れゴローが見れたので、
それはそれで良かったです。

僕と彼女と彼女の生きる道・第11話。
義朗さんの眉間から皺が消えていた。坪井さんは半径3m以内で恋に落ちるタイプらしい。

『フードファイト』『スタアの恋』『僕の生きる道』と続く、"最終回直前・号泣するクサナギツヨシ"の系譜。
今回は、静かな、声なき号泣。
つらい。つらいなぁ。
真っ暗な部屋で瞳の光も消えてしまった徹朗を見るのもツラいけれど、
可奈子が本当に救われていないような気がするのもツラい。


************

私信です。

Hちゃん、いつもありがとー。また行きましょねー。
Yさん、手配が遅くて失礼してますです。またご連絡しますので!
それと、ここを読んでるはずがないけども、Nちゃん、クサナギさん表紙のfan!、ありがと。
こんなちゃんとした記事と写真だとは思わなかったので嬉しかったです。




2004年03月20日(土) Wonderful Life


真冬に戻ったような冷たい雨の一日。
今、テレビのニュースでいかりや長介さん逝去を知りました。ご冥福をお祈り申し上げます。

以下、まったくの個人的な日記です。私の、私による、私のための日記です。


歳を重ねていくということは、刻々と自分の終わりに近付いていくということで、
同時に、まわりの全ての人の終わりにも近付いていくということです。
それは、私の家族や周りの人にも、テレビの中の人にも、スマさんにも、誰にでも平等に降りかかることで、
どんなにグズグズ理屈をこねたって、止めることなんてできやしない。

私には、人とのかかわりにグズグズと理屈をこねてしまう傾向があって、
そのグズグズが自分でも面倒くさくて、えーい、もう知らん!と投げ出してしまうか、
グズグズしているうちに全てが移ろってしまって、あ、そう、となるか、
そういうことが非常に多い。多かった。これからも多いでしょう。これはもう性分だから。

でも、今、ちょっと、グズグズを保留してみようという気分になっています。

"絆"なんて言われても、"人はみんな独りぼっち。だから誰かと一緒にいたい"なんて言われても、
正直、私自身の皮膚感覚を直接刺激することはありませんでした。
でも、そう、もしかして、無理に結びつけるつもりは無いけれど、
誰かがクサナギさんという媒体を通じて伝えようとしたことが、
クサナギさんが自分の肉体を通じて伝えようとしたことが、
少しずつ私の中に積もり積もって、いつの間にか一つの層を生す。
そんなことが密かに起こっていたのかもしれません。もしかしたら、だけれど。

グズグズを保留することは、グズグズすることよりもエネルギーが必要なんだろな。
しかも、近々引越しすることになったので、そっちに割くエネルギーも必要なんだよな。
だいじょぶかな、キャパのちっちゃな私。
でも、ちょっとだけ頑張ってみよう。ダメだったら、その時にまた休めばいいんだから。

そんなわけで、今までのようにクサナギさんから受け取ったものを
頻繁に書き付けることはできなくなるかもしれません。
でも、ちゃんと受け取ることは続けていくので。それは、きっと止められないので。

とりあえず、2回目のビーナスは来週末の予定です(…まだ演ってるよね?)。




2004年03月21日(日) サプライズ


ランチバイキングのトーストの上にナチュラルに小豆餡が乗っていた。

そんな、何を今更…な驚きを胸に、休日出勤・名古屋日帰り出張ver.の日曜日。
鉄板味噌カツの美味しさも驚愕モノだったけども。

でも、いつまでたっても親子の逃避行風景が続く砂の器に「?」と思っていたら、
実は最終回は来週だということを知った時の方が驚いたかも。
てっきり今夜が最終回だと思って、ものすごく肩にチカラ入れて見てたんだねー。あは。

和賀英良の泣き方は、和賀英良以外の何者でも無い泣き方でした。
いや、よしおの泣き方、というべきでしょうか。中居ちゃん、一歩階段をあがりましたね。
今日は「まるっ!」などと茶々を入れるのも忘れてしまいましたよ。

***************

うはははー、誰だよ、「よしお」って!
「ひでお」だよ、「ひでお」!
Yさん、かたじけない。
そして、心の中で「ひでおだよ…」と呟いた皆さん、かたじけない。
それにしても、誰なんだ、「よしお」…自分の深層心理が解らない…




2004年03月26日(金) 素晴らしき哉、人生。


今夜も風が冷たかったけれど、会社近くの桜が急に咲き始めました。場所によっては5分咲きの木も。

僕と彼女と彼女の生きる道・最終話。
どの道を選ぶかではなく、選んだ道でどう生きていくかということ。
傍に居るかどうかではなく、お互いの場所からどう伝えあうかということ。
誰もが少しずつ淋しいけれど、その淋しさゆえに、そして、その淋しさを、
「繋がること」「認め合うこと」が埋めてゆくということ。埋めて余りあること。
自分の中の何かに、誰かの中の何かに、気づいてゆく物語。

その物語が最後に可奈子にも訪れたことが嬉しかったです。
徹朗の言葉にはらはらと美しい涙を零す可奈子の「はい」に、
あぁ、やっぱり凛ちゃんは可奈子の子供なのだな、と思いました。
凛ちゃんの「はい!」は可奈子が大切に育ててきた証拠なんだな。
前回、部屋を出て行く凛ちゃんと涙を堪えてる徹朗パパの顔がそっくりだったことにも、
あぁ、本当に親子だ、すごいな、と思ったけれど。
泣き顔といえば、新幹線を追って泣きべそをかく徹朗パパはおばちゃん顔で、
いつぞやの中居リーダーを思い出したりなんかもしましたが、
ゆら先生が店に入ってきた時の徹朗くんの顔は恋するヒトのそれで、ウットリでした。
野菜カレーから半年も時間が掛かったのかぁ。恋ってステキ。

それにしても、あらためて驚くのは、凛ちゃんが回を追うごとに輝きを増していったということです。
最初の頃のどこか頼りなげなオドオドした少女が、愛されている実感を得るにつれて、
"可愛らしい"に留まらずに"美しく"なっていったということ。
もしかしたら、凛ちゃんとしてだけではなく、美山加恋という女優さんが輝いていったということなのかもしれないけれど。
むー、げに女とは、どんなに幼くとも女なのである (それにしても、"加恋"ってすごい名前だなー)。

チョナン・カンと呼ばれる男。SWITCH。ベッドで戯れる"ありえない"クサナギツヨシ。
今夜、食事した店で最後に大粒のいちごが出た時、思わず、お色気クサナギさんを思い出してしまいましてよ。

制作者サイドのクサナギツヨシ評に、しばしば「プロフェッショナル」という言葉を目にするけれど、
おそらく数多のプロと仕事をしてきているであろう人々に敢えて「プロフェッショナル」と言わせるというのは、
一体全体どういうことなのでしょうか。他のプロと彼の中のプロフェッショナルと、どこかどう違うのか。
解るようで解らない。そう書いている人たちにも、はっきりと解っていないような気がしないでもない。
これもクサナギ七不思議。って、七じゃ収まらないけども。




2004年03月29日(月) 春は名のみの。


■どうやら大家が重い腰をあげたらしく、金曜から突然テレビ映りが良くなった。

SMAP&クサナギツヨシ・ゴールデンシーズンが収束に向う、
というかほとんど終息した頃を見計らうかのように!
しかも、あと1ヶ月でこの部屋とも、このテレビアンテナともおさらばよ!ざまーみろ!って時に!

いぢわる!

■土曜日は、銀座で買物して、映画を見て、ご飯を食べて、お茶を飲んで帰りました。
買物は、春物のニットと靴3足。
ご飯は、中華。飲茶とお粥。
お茶は、インペリアルホテルのフランス菓子セット。
で、映画は2度目のホテル ビーナス

2度目を観たら、ちゃんと感想を書こうと思っていたのに、どうにも書けません。
チョナンの眼は乾いているのに潤んでいる。肉体は汗ばんでいるのにサラリと乾いている。
ホテルの住人たちの悲しみは、語られれば語られるほど、胸の浅いところを撫でていくだけ。

それが突然、最後の15分になってズズンと迫ってきて、私はまたボロボロと泣くのだけれど、
それはそこまでの2時間近い時間が集約されるがゆえではなく、
キダリョ!と掴みかかっていくチョナンや、強い目に強い涙を浮かべるサイやホテルの住人たちや…
というより、役者たちがこの場面に本気でぶつかっているのが分かるからなんじゃないだろか。

でも、逆に、背中に羽を生やして軽々とステップを踏むサイや、それに応えるチョナンの指の明るさに
とても清々しい気持ちになれるのは、キダリョ!の場面があるからなのだ。ふむ。
ということは、なんだ、この映画は最後の15分があればOKという、
非常に身も蓋も無い感想になってしまうじゃないですか。うわーん。

いや、だから、なんだろう、この映画を作ろうとしたクサナギさんを含む人々の思いこそが、
私を泣かすということなんだろうか。うー。

すみません、結局、全然頭がまとまってないということを書きたかっただけなのでした。
んー。どうしたものか。

■日曜日はお花見に行きました。
が、ちと早過ぎて消化不良。来週もチャレンジです。




2004年03月30日(火) 古き悪しき時代


一人が大阪に転勤するということで、学生時代の友人で送別会。
20時スタートに2時間も遅れて行ったので、さぞかしスパークしちゃって追いつけないだろうと思ったら、
小洒落たイタリアンの店で、男7人ゆったりワインなんぞ飲んでいましたよ。

似合わねぇぞー。
と心の中で叫んだのは、私が彼らの"酒と云えばチューハイ、ビールなんざ高級品"な時代を知っているからで、
考えてみれば、みんな会社ではそこそこの地位に就いたりなんかしてる
働きざかり、父親ざかりだったりするんだから、当然と云えば当然。

…と、しみじみ思ったのも束の間、話の内容は主にシモネタ、
しかも、お色気系じゃなくて、幼稚園生レベルのシモネタ。
どうなのよ、これって。

でも、まぁ、こんなのこういう面子じゃなきゃありえないっていうね、
そういう間柄っていうのは貴重だと思いますよ。
男の子っていうのは、いつまでも男の子だな、っていうのも、
傍から見てると微笑ましい。と、云えなくもない…(ほんとに?)
いや、ほら、結局、5人で群れ群れしてるスマさんとかもね、そんなものかな、と。ふむ。





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