dacktail                                                   


dacktailについての考察


dacktailって言葉知ってますか?
直訳すれば「アヒルのケツの羽」であり
女のポニーテールという髪型と同様に
男にもダックテールという髪型があります。


後ろから見ると
アヒルのケツのように流れてる
形の事を称してダックテールといいます。


ダックテールリーゼントは
ロックンロールや銀幕の世界が
この世に広めていったと言っても過言ではないと
思ってます。


リーゼントにしてもいろいろなバリエーションがあるわけで
オールバックやサイドバック、ロカビリーなど
いろいろありますが共通してるのは
すべてダックテールだということです。


今からさかのぼる事半世紀前のアメリカ。
ロックンロールというジャンルは産声を上げました。
誰しもが一度はどこかで聞いた事のある
オールディーズの曲や映画の「理由なき反抗」の
ジェームス・ディーンに表される
あの当時に憧れて
そして「キャロル」や「クールス」に憧れて
ダックテールにした人も多いことでしょう。


時代は流れてそれでも古き良き時代の香りを残す
ダックテールは今でも好きです。
時が流れて多感な学生時代を過ぎて
上げてた髪も下ろすようになり
社会に出た今でも
ダックテールに対するこだわりのように
なにかひとつくらい
思いっきりこだわってもいいんじゃないかなと・・。



Rock´n´Rollについての考察


ラジオから流れるヒットチャートに耳を傾けて・・
今でもよく見られるシチュエーションですが
1950年代のアメリカでは当たり前の光景でした。
流行りの曲をラジオから覚える・・


1955年、その曲はラジオから流れました。
誰でも一度は聞いたことのある
いまだに映画でも流れるあの名曲
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」


この年の9月30日ジェームス・ディーンが
3本の映画を残し24歳という若さでこの世を去った年でした。
銀幕の彼に憧れたその当時の若者がロックンロールという
ジャンルを受け入れるのに時間はかかりませんでした。


やがてエルビス・プレスリーやチャック・ベリーなどが現れ
今日オールディーズと呼ばれる音楽の
全盛期を迎えようとします。


ほぼ同じ頃のイギリスでは港町リバプールのキャバーン・クラヴと言う
ライブハウスでクォリー・メンがロカビリー路線で毎夜
ライブを繰り広げました。
クォリー・メンは後にメンバーと改名を重ねて
ビートルズとしてデビューします。


時は流れてこの国には後に
ビートルズに憧れたキャロルが
オールディーズをベースにしたクールスが
そして数え切れないくらいのいろいろなバンドが
登場してきました。


いろいろなジャンルの音楽があります。
クラシック・タンゴ・ルンバ・ワルツ・ボサノヴァ・・・
それらの音楽がある程度完成されて
スマートさを醸し出してるのに対し
Rock´n´Rollはあくまで未完成であり不器用で
それでもその不器用さに魅せられるのだと思うのです。


あの当時憧れたファッション性と不器用なビートは
いくつ時を重ねても決して色あせずに
いつまでも残り続けるものじゃないかと・・



タバコについての考察



ここ数年嫌煙家が増えて
喫煙家の人達にしてみれば嫌なご時世になったな
と、思うようになりました。


数年前に日本映画の「ハワイアン・ドリーム」の中で
タバコのコトで街頭演説するシーンがあります。
その街頭演説はこう語ってました。
「タバコの煙と共にアメリカのゴールドラッシュが始まったのだ」と。


確かに身体にも良くない事は判ってます。
百害あって一利もない事も。
それでもたった一本のタバコが癒してくれる時だって
あると思うのです。


またその逆でたった一本のタバコが
人の運命を大きく変えうる場合もあります。
「私はこれで学校を辞めました」とか
あってもおかしくない事です。


ただ・・憧れた人に少しでも近づきたい・・
憧れた対象が違ったとしてもその気持ちは変わらないと思います。
ジェームス・ディーンがタバコの存在を小道具にしたように
タバコへの興味なんか所詮小道具と同じようなものだと思うのです。
タバコを覚えるのなんかはね・・


タバコの煙を嫌うのならば
逆にタバコを堂々と吸える場所を提供しろと思います。
タバコに対しての意見は人それぞれになると思いますが
いち喫煙家として今になって禁煙にするなら最初から売るなと
言いたくなるのはオレだけでしょうか?


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