Shout and whisper


updated: 10/02/2003 23:09:05


★季節がオレに夢見せる

♪17のしゃがれたブルースを聴きながら〜夢見がちなオレはセンチなため息をついている〜・・といきなり
尾崎豊の「17歳の地図〜seventeen’s map」からはじめましたが
この季節の変わり目はふとしたコトで年甲斐もなく夢見がちになってしまいます(それってオレだけかもしれないですが・・)



たとえば・・

通勤途中のボーーーっとしながら運転してる時に対向車線から
クレーン付きダンプでもすれ違って御覧なさい、あーた

瞬間的に自分の都合のいいように頭の中で物語作っちゃいますもん。


すれ違いざまにクレーンのアームが動いてオレの車直撃

               ↓

フロントガラスがえぐられオレはドラゴン危機一髪状態

               ↓

(ちょっと古いけど清涼飲料水のCMのように)
「ポーストウォートワァー!」
と言わんばかりの雄叫び上げながら

ダイハードのジョン・マクレーンよろしくさっと助手席側に身体を沈めるオレの上を過ぎるアーム

               ↓

砕け散り落ちてくるガラスに身を守ってる為に手元を離れたハンドルは取られそのまま
電柱に「殿中でござる」と言わんばかりに突っ込むオレの車

               ↓

「うあぁ・・」と低く唸りながらとりあえず大きな怪我をしてないのを確認してドアをこじ開け道路に出て
相手のトラックにゆっくり近づいていく

               ↓

相手のトコロまで行って頭から
血をダラダラ・・時折噴水のようにピューっと流したままで
「いてぇじゃねーかよ・・」と呟く
(これは血こそ流さなかったが実際オレが事故やった時に脳震盪起こしたまま事故相手に行ったリアクション)


               ・
               ・
               ・


などとこんな夢を一瞬で見てしまいます。
で、ひとしきり見た後で季節の変わり目だなぁ・・としみじみ秋の青空を実感するのであります。。

っーーーか、これ夢とは言わずただの妄想でしかないと自分では理解してます・・
きっと疲れてるんだなー・・自分(汗









さらに追伸・・忙しさも一段落ですがまだまだ続くと思われますので更新がいつもより若干遅れるかもしれませんが
     よろしくお願いしますです。

updated: 10/12/2003 12:07:25


★ガーデニング

秋になったのでちと草刈してきました。
以前草刈一年間やらなかったらジャングルのようになってしまい
消防署から「火災予防の為に草刈するように」と注意(?)なんだか警告(?)なんだかを受けまして
「こらーやばぇ」と思ったので。。


さて今回一年ぶりに見た場所はそこそこのジャングル状態になってまして
草刈機使っても減ってるのか減ってないのかよく判らないと言う状態でした。
草の中には放置され・・っーーーか勝手に捨てられてた自転車のなれの果てなどがあったりして
「勝手に捨てやがって・・」とムカつきを押さえつつもちょっとだけ探検してる気分の自分がいた訳で。。


ひと段落して一服してた時に顔見知りに会いまして
「何してんの?」と聞かれたので「見りゃー判るだろ。ガーデニングだよ」と言いましたら
「ふーーーん・・最近の草刈はガーデニングと言うのか」と真面目に答えられてしまい
返答に困った自分がドコとなく悪人だなとか思ってしまいました。
ごめんね・・嘘教えて。。

updated: 10/21/2003 22:54:47


★悲しい時ーーっ(from lahaina ばーじょん)

悲しい時ーーーっ(悲しい時ーっ)
朝目覚ましテレビの星占い見ててオレの星座が最下位だった時ーっ
朝からかなりブルーはいったーっ

悲しい時ーーーっ(悲しい時ーっ)
会社で昼飯にラーメン頼んで届いた時になぜか電話だの来客だのあって
全部済んだら細めんのラーメンがのびきって細めんのうどんに変わってしまってた時ーーっ
それでも全部食ってしまったー。スープはないしうまくなかったーーーっ

悲しい時ーーーっ(悲しい時ーっ)
会社で週刊プレイボーイのヌードグラビアなにげなく見てる時に
ポタポタッと脈絡もなく鼻血がたれてきてそれ見てた従業員の皆さんから
「溜まってるんですか?」と
真顔で聞かれた時ーーっ。
「蒼井そら」のグラビア血で汚してしまったーーーーっ
溜まってると思われた事が恥ずかしかったぞー

悲しい時ーーーっ(悲しい時ーっ)
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のDVD買うのにレジに持っていって
「ありがとうございます」とばかりに会計済ませて家に帰って袋開けたら
なぜか「二つの塔」じゃなく1作目の方が入ってて(レジのおっさんが間違えた)
交換しよと思いつつもレシート捨ててしまっていたのに気が付いて途方にくれた時ーーーっ
1作目はあるんだよーーー。ダブってどーーする・・ロード・オブ・ザ・リング。。

悲しい時ーーーっ(悲しい時ーっ)
これらの話を「いつもここから」の芸をパクッてここに書いてるのに気がついた時ーーーっ
でも読んでる人が楽しんでくれればヨシとしようーーーっ

updated: 11/02/2003 01:46:32


★ハマリもの

ああっ、、いかん
すでに10日たったのでこれ更新しなければ・・と思って急遽更新してます。
なぜ急遽かと言うと実はあるモノにハマってしまいまして・・申し訳ない(汗

あるモノと言うのはプレイステーション2専用ソフトの
「ウイニングポスト6」と言う競馬馬育成ゲームとそれと同時に
「グランド・セフト・オートV」と言うあまりにもヤバすぎるゲームです。


特に「グランド・セフト・オートV」と言うゲーム・・よく売ることができたなと言うくらいヤバいです。
かなり自由度があるし。。なんたってある種18禁ゲーム(かと言ってエロゲではない)ですから。。
きっとプレイした人ならわかると思いますが気分はタランティーノの映画の主人公になった気分になるでしょう。
「ウイニングポスト6」で考えながら遊んでその反動のストレスを
「グランド・セフト・オートV」で発散すると言う感じで楽しんじゃってます。

っーーーか、今回はゲームネタになってしまったので
次回ちとばっか笑えるお話(多分・・予定は未定だけど)提供したいと思いますので

あしからず

updated: 11/12/2003 23:15:05


★工作

はぁ〜い、みんな、元気かなぁ?


今日はおにーさんと一緒にコレ読んでるみんなで楽しい工作したいと思ってますので
最後までよろしく頼むねぇ!









さて今から言うものを用意してくれるかな




ストロー1本、楊枝1本ね・・で、ココから大事なんだよっ。
よくりんごとかに付いてるあの白いクッションみたいなヤツ
りんごは2の次ね









コレね






で、コレを少しだけちぎったのを使うから。↓みたいな感じで。


ハイ、ココまではいいかな?






まず、そのクッションみたいなヤツに楊枝をグリグリと刺してって。
よく見えるようにりんごをバックにするけど・・こんな感じで





うまくできたかな?うん、そーそー




↓ポイントは楊枝の先が見えるくらいまで刺すってことね






で、楊枝が出来上がったらそれをストローの中に入れて・・









「ぷっ」っと吹く。


ほら、あっという間に吹き矢の出来上がり。
ね、簡単で楽しいでしょ?あ、やっちゃいけない事は吹くことで吸っちゃダメなんだよ。
吸っちゃったら口の中に楊枝が入ってきてオエっと吐き気がくるからね


なに?つまらない?

ほら、おにーさん若かりし頃お水のお仕事やってたからさ
オーダーで「フルーツお願いします」なんて言われてて作りながら考えたのね、コレ
そーいう些細な遊びで仕事中楽しんでたのね。
で、おにーさんコレ作って「気晴らしに作ったぞー」なんてコトをバイトしてた大学生のにーちゃんに言ったら
「そんなもん刺さるわけねーだろ、バカ」とか言われてさ・・
おにーさんカチーーーンときちゃってさ・・このヤロって感じでさ。
それでできたばっかのこの吹き矢吹いてみたのね。にーちゃん狙って。



そーしたらものの見事に刺さったの、鼻の頭に。

「ぷす」って。


にーちゃん「痛て」って鼻のトコに手を伸ばしたんだけど
プラプラぶらさがったままだったのね・・
楊枝の吹き矢が鼻に刺さりっぱなし。


はたから見てておにーさん大笑いしちゃってさー・・
刺さった吹き矢が鼻から垂れ下がってるんだもん

刺さったにーちゃん「あーーーーーー」とかうろたえてたし。
だからそれ思い出して作り方教えちゃった。

よいこのみんなは人に向かって、ましてや顔にめがけて吹いちゃダメだよ
刺さっても責任取れないからね・・こんな感じになっちゃっても知らないよぉ



じゃあ今日はコレでおしまい。またねー

updated: 11/21/2003 23:32:58


★筋肉(にく)

ここんとこ忙しく(プライベート的にであり仕事的には変わりがないというのが悲しい)
この「shout and whisper」もちとばっかパワーダウンしてる気が若干してます。
っーーー訳でパワー回復のためと思い忙しい合間でロッキーになりきり
フン!フン!と筋トレなぞ調子こいてしてましたがよーーーく考えたら
頭の中のパワーアップ図らずに
身体のパワーアップはかってなんか意味あるのかと

言う事に気が付いてしまいました。。
まるで頭の中は筋肉でできてるんじゃないかと言うくらいの短絡思考で
身体のパワーアップ図ってたオレはほんとに頭の中も筋肉だけなのかもしれないと思ってます。。

updated: 11/30/2003 23:43:27


★コスチューム

古くはガキの頃・・
ブルース・リーの「死亡遊戯」で着用してた黄色と黒のトラックスーツ買ってジャージ代わりに着て
チャリンコで街中ブイブイ言わせてたりとか





↑こんなやつ着てたのね・・ガキの頃のオレ


できもしねえのにカンフーシューズ手に入れて履いて
「強くなるにはまずカッコからだ」と





↑こんな靴履いてたのね・・ガキの頃のオレ


こんなの履いて武道具屋で手に入れた棒とかトンファー振り回して
傍から見ると「あの人ってエキサイティングに危ない。。」と
思われるような事やってた訳ですが。。

それもあの当時は強くなりたいとの憧れだったと思ってた訳ですが
最近になって、ただ単にコスチュームが好きだっただけなのかも・・と思うようになりました。
それは何故かって・・






こんなの買っちゃいましたもん・・つい最近







↑長ランです。それも氣志團バージョンの。

いい年こいてさすがに学ランなど着れないのですが
もし氣志團のGIGに行く時にはコレ着てトサカつっとらして(スーパーリーゼントにして)行ってくるつもりです。





つか普段着ないモノを買っていざ使うまで眠らしとくのってもったいないのですが、これも

「備えあれば憂いなし」みたいなモンだと思っときます

updated: 12/09/2003 21:11:20


★異色な経歴

ちっとばっか時勢が時勢なので書こうかどーしようか迷ったのですが
悲壮さを少しでも明るく・・と言った感じで今回は読み取ってください。



オレの知り合いには経歴を聞くと「え?」と自分の耳を疑っちゃうような方が多いのです。
その中でも異色の中な人が「Iさん」
もともとはオレのオヤジの公私に渉り右腕的存在・・そんな感じだったので
オレとも古くからの知り合いなのですが・・彼ほど想像付かないような経歴持った人はいません。
なんたって「ベトナム戦争」参加者だからです。
そのおかげでグリーンカード(米国永住権)まで貰っちゃったという人なのです。。

実際オヤジから「Iはベトナム戦争行ったんだよ」と聞かされた時は
「は?」・・と思ったものでした。



この話は彼のベトナム戦争でのお話なので真偽ははかりかねますがそのつもりで読んでください。



Iさんはベトナム戦争の時に補給部隊にいたそうです。(なぜ補給部隊にいたのかは不明。教えてくれない)
ある時は街中にまたある時はジャングルにと補給物資を運ぶのが補給部隊のお仕事なのですが
彼のいた部隊では敵に遭遇する事もなく
比較的楽?(オレにはどれと比べて楽なのかはよく判らないのだが)
だったそうです。
補給部隊とはいえ兵隊ですからイッパシの装備はする訳です。
武器を身にまとい装備品のチェック・・彼は言いました。「装備品のチェックだけは欠かさなかった」と。
当然です。サバイバルになったら装備が充実してるかどうかで生存率が変わるのですから。



ある時前線部隊に補給する為、川をさかのぼりジャングルを切り開き道なき道を進んで行ったそうです。
ふとした時に感じた人の気配。。「敵?ゲリラか?」と思い実戦では使った事のない銃に手を伸ばし息を殺しつつ進む・・
背中に伝わる緊張感。。
頭の中で昔のテレビドラマの「コンバット」の戦闘シーンが思い出されて
これからオレもサンダース軍曹のように勇ましく戦闘に参加するんだな・・
と思ったとその時を振り返り語ってました。



さらに話は続きます。
ふいに緊張感がピークに達したと。
激しい銃声と共に叫び声が離れたところから聞こえたおかげでと。。
自分も「始まった」と思って緊張のピークの中動き始めたと。
低い姿勢のままジャングルの中を動き回りふと気が付くと目の前
(と彼が言ってたが実際は10mくらいは離れてたと思われる)に
バッタリ敵兵らしき姿と鉢合わせ。その敵兵らしきと目があっちゃったから悲惨。
こんな時ドラマなら「うおーーーっ」と叫び声を上げお互い敵めがけ
銃を乱射・・ってパターンなのですが事実は小説よりも奇なりで。。
その敵兵らしきから悲鳴に近い声
同時にIさんも言葉にならない声を上げ武器も
装備品も放り出し全速力で走って逃げた
と。
その後我に返り弾が飛んでこない・・などと思い敵兵らしきと出会った場所まで少しずつ戻ってみたら
自分の放り出した武器などを発見、警戒しつつ時間かけて敵兵らしきがいた場所に行ってみると
相手も同じく武器を捨てて逃げた形跡があったらしい・・
転がってた銃を発見、さらにその銃は同じ米軍のものだったと。
実は敵兵らしきは補給部隊を迎えに来た前線部隊の人だったらしい。。
加えて言えば最初の銃声は同じ部隊のヤツが
トリガーに指かけてたら緊張のあまり固まって
動かなくなってつい弾いてしまいそれで驚いて
「うぉーー」と叫んだんだと判明。



彼は笑いながら言いました。
よくよく冷静になればまだヤバイトコまで行ってなかったんだと。。
「コンバット」みたいなのは絶対嘘。だってバッタリ出会っちゃうと
戦うよりも驚いて武器捨てて逃げちゃう
もんって。
少なくともオレのいた部隊はみんな逃げてたって。


オレは聞きました。
「それじゃあ戦争にならないじゃん」って
Iさんは
「だから戦争はいろんな意味で長引くの。したくて戦争してるんじゃないし・・結局は自分の身のかわいさだな」と言いました。
それを聞いて以来オレの戦争に対する見方が若干なりとも変わったのは言うまでもありません。

またIさんにはある意味ですげー人だなって思うようになりましたよ。。
つかアンタ何しにベトナムまで行ったんだよ・・って。。



なんにしても戦争はゲームの中だけでたくさんですよね

updated: 12/20/2003 01:59:34


★サイレント・ナイト

Girls Side・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


PM9:00

彼女はその日に会いたくても会えなかった彼のコトを思い出していた。
一年にたった一度の特別な日・・それもつきあってから初めて迎える日なのに・・

「仕事が休みじゃないんだから無理しないように」と言うのが彼の言い分。
その言葉が私にとってどれほどの痛みを伴うのか彼は判ってない・・彼女はそう思っていた。

彼と彼女は遠距離。そのため会いたくなってもすぐに会える訳でもなかった。
「違うのよ・・初めての聖なる日だから一緒にいたいの」

彼女のその言葉にも彼は耳を貸さず
「31日からは一緒にいられるんだからさ・・仕事始まるまで」と。

テーブルの上にはさっき届いた彼からのプレゼント。
花束と手紙、それに小さな箱とカセットテープ。

手紙にはこう書いてあった。
-後で電話するからそれまではカセットも箱も開けないで-

届いたプレゼントを眺めながら彼女は彼とのそんなやり取りを思い出していた。
鳴らない電話を待ちながら・・

どれくらいボーっとしていたろう・・不意に電話が鳴り響いた。
きっと彼から・・そう思って受話器を上げた。





Boys Side・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


PM9:00

彼はその日なぜかマイク握って歌っていた。
彼の友達が聖夜をぶっ飛ばせと言わんばかりの飲み会に誘われたからだ。

「彼女こっちに来ないんだろ?じゃあ予定ないだろうから飲みに行こう」と。
気が進まないままそれでも断れずに飲みに行った。

彼女に会いたいけど仕事があるんだから・・そう自分に言い聞かせていた。
しかし一年に一度の特別の日を迎えるとカッコつけた自分がバカに思えていた。

女関係なしに飲んでパーっと騒ごうぜ・・友達はそう言ってくれた。しかし
店の中はアベックと・・・クスぶった感じの生活に疲れたようなオッサン達。

気分転換が気分消沈となってしまったのは言うまでもない。
それでもこーなりゃヤケだと言わんばかりに少しでもクリスマスの話題には触れようとしなかった。

が、そんな彼らを無常にも現実に戻すようにカラオケが次々とクリスマスラブソングを流していく。
幸せそうにラブソングを歌うカップル達。この世の不幸を背負ったように飲む彼たち。

そんな雰囲気に負けてたまるか、と、オトコ3人で「見逃してくれよ」(by 小泉今日子)をがなって歌うが
二人だけの世界に入ってる恋人たちには何の意味もなさなかった。。

「にーちゃんたち、なんかの祝いかい?」
隣のテーブルの適度に酔いの回ったオヤジが声をかけてきた。。泣きっ面にハチです。。これ

「クリスマスを呪ってるんです」
内心「あーあー」と思いつつオヤジにこう答える彼。

「ははは・・おもしれーにーちゃん達だ。まぁ飲め」
グラスに注いでくれるのはいいが酔っ払いのオヤジよ・・
何故オレたちの焼酎注ぐんだ。。しかも自分のグラスにも・・


「オレの若い頃はクリスマスなんてな・・」
いかん・・オヤジの若者に対する語りトークとなってしまった。。彼は思った。

どれくらい時間がたっただろう・・オヤジの話も何とか流そうと努力して。。
しかし調子に乗ったオヤジは笑いながら彼の頭をぺん!っとはたいた。

切れたのは彼。つまんなさがピークな時にトドメのオヤジ。それも頭はたかれて。。
「いいかげんにしろよ。だいたいオッサンオレらのテーブルにいつの間にか居座ってよ」

「アンタとは今日初対面なんだぞ。いきなり人の頭はたきやがって」
突然静かにそれでいて語気だけが荒く話す彼に飲まれたのかキョトンと彼を見つめるオヤジ。

「あ、す、すまなかったな」と彼に謝ったオヤジ・・だが
そこで「どーせ飲むんならうめえ酒飲みてえよな・・まったく」とトドメさす彼。

その言葉に負けたのかおとなしく自分のテーブルに戻るオヤジ。
すべてにおいて腹立たしくトドメに近かった親父に一瞥くれなんとか冷静になろうと努める彼。

「かっこよかったぞ」と言ってくれる友達に愛想笑い。しかし誉められても気分が晴れるわけでもない。
彼女は何をしてるだろう・・ふと気になった彼は電話してくるといい席を立った。

やっぱり無理せずこんなことなら今日会ってればよかったかな・・
公衆電話の受話器に手を伸ばしながらそんな事を思っていた。。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガチャ!

「はい、もしもし」
「あ、もしもし・・オレだけど」
「あ・・」
「うん・・電話遅くなっちゃった・・悪いな」

彼は電話口の彼女に向かってせっかくのクリスマスなのに会えなくしちゃった事を謝り
友達と飲みに来てる事、アベックが多くみんなクリスマスに浸ってる感じで自分達がどことなく浮いた感じになってる事や
酔っ払いのオヤジに話しかけられ、頭たたかれ、切れて文句言った事など話した。
彼女はうんうんと聞いていてケンカしちゃだめだよと言ってくれた。

「うん・・」
「あ・・さっき届いたよ」
「ああ・・届いたのか・・一緒にいれなかったからせめてオレの気持ちだけ届けたつもりだから・・」
「うん、ありがとう。きれいな花束と一緒に手紙・・それと別で届いたヤツ」
「うん」
「ね、今あけていい?」
「あ、手紙の通りあけなかったのか・・いいよ。でもたいしたヤツじゃないからさ・・」
「カセットテープは何が入ってるの?」
「それクリスマスソングばっか集めたやつだから後で聞いてよ」
「わかった・・それとこの小さい箱は・・」
「あけてみな」
「うん・・(ガサゴソ・・)」
「びっくりしないでな」
「(ゴソ・・)は!?
「わははは・・」
「・・・・・・・・・・なにこれ?」
「いや、なにこれって見ての通りコー○ックと言う便秘薬」
「・・・・・・・・・・・」
「いや何がいいかな・・って迷っててさ・・あんまりにも迷ったからコレもいいかなって」
「・・・・・・・・・・・」
「それだったら必要以外の時はしまって置けるし役に立たせる時だけ飲めばいいんだしさ・・」
「・・・・・・・・・・・」
「でもそれは冗談だからさ。ホントのプレゼントは会った時に・・・」
「・・・・・・・・・・・バカ
「え?なんか言った?」
バカッ!

ガチャ・・ツーツーツー・・・

なんかツーツーツーって言ってるんですけど・・・

それから彼は何回か電話したがその日は出なかったらしく途方にくれていました・・・。
部屋の留守番電話に「バカぁ!」と入ってました。。。





あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この話は半分実話で半分はフィクションです・・・っーーーか懸命な読者ならドコがフィクションか判るでしょうが。
彼女と一緒にいた訳でもないので判らなかったのでそこだけ想像で書きました。
ひょっとしたら無造作にプレゼント放り投げてハナクソでもでもホジホジしながら電話してたかもしれないですし・・彼女

後カセットテープですが確かにクリスマスソングなのです・・が、
若気の至りと言うか・・「メリークリスマス」とか時間に直して3分くらいのメッセージを
声のラブレターとしてDJ気取って録音したのでした・・
今思い出してもあの当時のオレのバカ、恥ずかしい事してんじゃねーと言いたくなるくらいです。
ましてその彼女とは別れてるんだしねぇ・・


こんなことばっかやってて私にはクリスマスにいい思い出がないのです。
まぁ逆に言えば
「クリスマスなんか死ね死ね團」
はその当時から活動してたってコトになるんでしょうか。。。ねぇ?

updated: 12/25/2003 23:34:27


★サイレント・ナイトU

今年はクリスマスらしき気分はなかったが許されるものなら
来年は寝て二日間過ごしたいと思ってるのはオレだけでしょうか?


updated: 12/31/2003 00:57:09


★総括 2003

今年もあと一日きりました。
なんとか今年もつっぱらかって過ぎたって感じです。
(特にココの更新。。昔話を思い出して文章にするのは結構大変だったりするし)
ただまだ自分に課した課題がクリアできてないのであと数時間でそれだけやっちゃあないと
年が越せない気がするんですよね・・
それって何だと思います?

「みんなのゴルフ4」

ランキング試験クリアできないんですよーーーー

コレ更新したら再度チャレンジしてきます。。
それこそクリアできるまで寝ないつもりで、、どーせ仕事休みだし。。
ちなみに寝ないで来年は申年だからサルのようにHしまくるとか足掛け2年越しのHとか
それも課題に入ってましたが今年はクリアしそうもないので素直に諦めました。。

そんな訳でコレ読んだ皆さん、よいお年を、、来年もよろしく


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