水森雑記6月上旬 
主な出来事 「寮長にされちまった」 

6月30日(月) にゃるほろ

 そうか!時々サイトのアップロード失敗するのは幽霊のせいだったのか!!(以上挨拶含妄言)
こんばんわ水森です。


 昨日からやっとこさ『こころナビ』(Q−X)はじめました。

なんか久しぶりにキたかもしれん手応えに顔ゆるみっぱなしです。
なんつーか「萌えーーーーッッッ」とか叫ぶような感じとは全然違うんですが、いや萌えは確かにあるというか非常にツボなぐらいなんですが、そういう部分以外の部分が非常に心地よく展開されているというかなんというか。なに言ってるのか分からんな、これじゃ。
まだまだ序盤なので思いきったことを言える状態でないのは間違い無いのですが、少なくともこの序盤部分ではプレイしていて非常に楽しい気持ちになっております。題材にWebの世界(ちょっと近未来的)が入っているところも微妙にツボで、その描写に自分の中のヘンな所を刺激され、思わず自分がサイトを立ち上げた頃を思いだし懐かしんでしまったり、今まで自分が作ってきたCDを聴き直してしまったりとか。そんな奇怪な行動はともかく、とにかく楽しい気分でゲームしてます。当然アラが無いわけでは無く、CVがデフォの主人公名でも読んでくれないとか背景と立ち絵にギャップがあるとかの弱いところが見られますけど、ゲーム開始早々にこのゲームを気に入ってしまったので全然気になりません。絵柄も好みだし今後の展開が(まったく読めないこともあり)非常に楽しみです。

 ちなみにオープニングは見るトコ無し。基本的に一枚絵と立ち絵を使いまわしただけですし、それだったらその一枚絵はゲーム内で初見にしたかったと思うのでむしろ引き気味。
 でもBGMはめっさ良いです。空間の演出がステキ過ぎ。曲名はまだ分かりませんが、「ぱぱぱぱっ」とかいう曲をはじめとして気分が楽しくなる曲がディモールトいいです。ゲームしてて無意識に空いてる左手がノリノリでリズムを刻んでいたのに気がついたときは、ノリノリな自分に素で引くと同時に、それ以上に自分をそんな気分にさせていたBGMに畏怖の念が立ちこめました。こういう楽しい曲ってのは自分にとって筆頭の苦手ジャンルなのでスゴイと思うことしきりです。

 ま、第一印象としてはこんな感じです。ちょっと長そうな予感がするのでコンプして雑感書くのはいつになるやら分かりませんがそのうち書きたいと思います。


   ▼コメントより▼ 
○書店用語では『ティーンズ』というジャンル分けになります。<ラノベ
  ラノベは読んで字の如くお手軽小説という意味合い。まだまだ通称であり用語ではない。
 『メタ』というのは一部用語だった、ゴメン。言い換えるならば定番のエロゲーシナリオ。
 ノベルゲームと同じ。で、僕はみくるタンのフラグが立つ訳だが(略)

 あんだとー。みくるタンのフラグはオレのもんじゃあ!

冗談はさておき(冗談?)。
定義解説どもです。だいたいあってましたねワタシの推測。
徳間デュアルがティーンズなのかどうかは微妙なところというか違う気がしますが。
あそこの本は上遠野しか持ってませんが読むのに頭使った感じしたからなあ。ライトって感じではなかったような。
あ、それはワタシの場慣れ不足兼読解力不足の可能性が大ですね。
 

6月29日(日) 批評家気分

 かれこれこの2年間、主にはここ最近の1年間で部屋にある小説もずいぶんと増えました。9割以上がライトノベルですが。
いや待て。冷静に考えるとライトノベルという言葉の定義を知らんぞ、俺は。
今まで気軽にこの言葉を使ってはいたがライトノベルってどういう意味だ?
とりあえずウチの本棚に並んでいる小説と言ったら、電撃文庫、コバルト文庫、富士見ファンタジア文庫、徳間デュアル文庫が主なのだが、ここら辺ひっくるめてライトノベルとしていいのだろうか?まあいっか。たぶんあってるだろ。

で、そのあたりの小説所有数から、もう3ケタは確実に読んだであろうと思われるわけで、
その実績をふまえれば、もう小説読み慣れていないなんて言い訳は出来ないであろうということに気がつきました。
こんな場末のサイトの日記とは言えども、他人様の作られた作品に対してあれこれ書くのであれば、
その場の思いつきだけで○だの×だの言うのはまずかろうと思いますしね。

それに伴い、まず考えなければいけないのが『自分が好きなライトノベルの条件』となるわけで。
ところがどっこいコイツが非常にムズカシイ。抽象的な言葉ならどうにでもなるんですがねえ。極端な例としては”面白いもの”とか。
いくらなんでもそれじゃあお話にならないのでもうちょっとだけ抽象的じゃない表現にしたいので、なんとかしたいのはヤマヤマなんですが、残念ながらそこまでどうにか出来ません、私には。じゃあここまでの話はいったいなんだったのかと言われると困るんですが、思いついたままを書いているだけなので投げっぱなしで逃げます。あでゅ。


あっ。こらそこモノ投げるなや。


えーと、まあしいて言うのならドキドキ出来る読みものが大好きです。年々衰えの一途を感じている自分の感情移入能力ですが、それがゆえにかどっぷりと物語の世界観に漬かれる文章には激甘な評価をしがちだと自分では思ってます。例えるならイリヤとかE.G.、それに卵王子あたり。きっと心理描写とかがしっかりしているものが好きということになるかと。その描写なんかはハッタリでもなんでも良くて、極端な話いかに読者である自分をだましてハメてくれるかということじゃないかと思うんですよね。そうしてくれることによってワタシの幼い精神は仮想世界に逝ってしまえるので。
逆に本の中にある仮想世界を一歩引いた立場から眺める印象を受けるものでも好きなものはありますが、そういうものでもやはり心理描写とかは大事にしているような気がしますし。

あー結局なにを書いているのか分からなくなってきた。投げっぱな状態が改善されとらんがな。
結局自分がなにに惹かれているのかよく分からないという結論になってしまうのかな。
その程度しか価値観を具現化できないようなワタクシですが、エセ評論家もどきの読書感想文はこれからもちょくちょくと日記に登場するかと思われ。さっそくですが涼宮の読書感想文を以下に書いておきます。


   ▼コメントより▼ 
○涼宮ハルヒはどこぞの言葉借りるならメタエロゲノベル。まんまエロゲのシナリオだね。
  ラノベだから有りなんだろうけど、僕は好きになれなかった。売れたけどね。

 メタエロゲノベルという言葉をはじめて聞いたのですが。エロゲっぽいってことですか。小説としての文章、マルチシナリオとしての文章を明確に分けて定義付けしたことは無いので何をもってメタエロゲノベルと言っているのかは分かりかねますが、自分としてはあまり重要度は高くないですね。面白ければなんでもいいんで。
 んな話はさておき、ホント売れているみたいですね。新人デビュー作がスニーカー5年ぶりの大賞で、あげくに電撃と二冊同時発売なんてハデなパフォーマンスされては売れ行き好調なのもわからなくもないですが。


えー、なにはともあれ読了しました『涼宮ハルヒの憂鬱』。

 良くも悪くも最初から最後まで高いテンションを維持していたかな、と。序盤は無駄にハイテンションで力強いつかみが小気味良く。中盤以降もこれと同じノリが続き最後までそのテンションで走りきっていた作品ですが、逆に同じテンションというか同じ展開というか同じ倒置法的表現というか、とにかくワンパターンな雰囲気が中盤以降で気になりました。序盤っから濃ゆかった弊害なのか、終盤が薄く感じてしまったんですよね。尻切れトンボ、とまでは言いませんけど「これで終わりっスか?」という印象がありましたので。つまり、全体としてみると起承転結が弱いというか盛りあがるべきところで盛りあがってないとかそんな感じ。話の中核になるべき部分は六章中盤のハルヒの独白、およびクライマックスシーンだったと思うのですが、この辺がサラリと流れてしまった感があるのが寂しいというか。このあたりがもっと書き込まれていたなら印象変わったかもと思えます。

 とまあ、とりあえずは不満点を挙げてみたのですが、トータルとしては面白かったというのが正直な感想。作者谷川流がえがいた仮想世界のキャラクター涼宮ハルヒの暴走っぷリはステキ過ぎで無茶苦茶な部分ではかなり笑わせてもらいましたし、そんな涼宮の破天荒な行動が「涼宮だからしょうがない」と自然に思えたのは、読者であるワタシの心を序盤部分でがっちり押さえてくれた文章力があったからでしょうし。この作品が大賞受賞作としてどうよ?って点で語る気は無いので無視しますが、一つの作品として見れば十分良作として紹介したい内容であったと思いました。
 
○(日記読んで一応補足)谷川流さんの『実力不足』発言は二作総合なのですー。
  同時刊行された二冊読み比べてみてどうにも作品の質が安定していないように思われたので。

 たしかにワタシがやった引用のしかただと電撃の方の本も読んだ上での感想という部分が完全に欠けてしまっていますね。失礼いたしました。
 とりあえずはこの後もう電撃の方も読んでみたいと思っとりますんで、そしたらまたなにかここに書いてみますね。
 

6月28日(土) 雨のち曇り

 今日買った本。

GUNSLINGERGIRL Vol.2 相田裕(メディアワークス)
月姫7 アンソロジー(宙出版)
まぶらほ〜アージ・オーヴァーキル〜 築地俊彦(富士見ファンタジア文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 谷川流(スニーカー文庫)

ガンスリは問答無用でオモロ。全部連載で読んでますけどまとめて読むとまた一味違いますな。対外的に見ると不幸なことこの上無いんだけど、そんな中でも不平を言うのでは無く小さな喜びに幸せを感じている人達、という設定はワタシのツボです。もちろん他にも魅力的なものが沢山ある作品ですが、その魅力を説明できる文章力が無いのでそういう理屈っぽい賞賛はどっか他の人におまかせということで逃げ。

月姫7。宙のアンソロは作家陣が微妙なのが好き。こう書くと誤解を招きそうですが、具体的には『コミケとかで驚異的な列を製造するような人達じゃないけどオレ的に大好き』という作家さんがゴロゴロ描いているという意味です。宙の編集とオレの趣味は似通ってるのかもしれんと思わなくもなかったり(色んな意味で論理的に間違った思いこみですが)。

まぶらほ。やっと福島でも売り出された今月のファンタジア新刊。やっと買えたと思ったのも束の間。読んでみて思ったのが『なんだこりゃ???』の一言。ホントは今日はこの読書感想文を日記にあてがおうと思ってたんだけど、これ以上なにも書く気が起こらん。いよいよまぶらほの価値観が挿絵にしか見出せなくなる日が近づいてきた予感がします。3巻が全盛期だった説が裏打ちされたというかなんというか。

涼宮。まだ読んでません。ただこの小説、ワタシの巡回先サイトにて「非常に良かった」とか「まだ実力不足だね」とか真っ向違う意見が挙がっていたんですよ。そうなると、自分が読んだ時にどんな感想を持つのかが非常に興味深かったので買ってきました。読んだら簡単にでも感想あげようかと思います。まあ近々。


あー、明日こそこころナビやりたいなあ。せめてインストぐらいは。





<追記>
涼宮。半分ぐらい読みました。
『なんだこりゃ????』という感想しか出てこねえ!
もちろんまぶらほとはまったく別方向の『なんだこりゃ』ですが。
なんか後頭部右奥あたりがチリチリしそうな失笑が止まりません。
序盤からスゲーおばかなノリで飛ばされて、こちとら思考破損され気味。
 

6月27日(金) 返り咲き

 今日は年に一度の寮生会議がありました。

2003年度の寮長にされてしまいました。
なんてこったい。


いやね、今までは寮長って代々継がれていくものになっていて、オレの代が寮長になるのは2年前にもう終わってたんだけど、「水森さんは寮の色々なことに詳しいから」という意見のもとに任命されてしまいました。
とりあえず甘んじて受けるわけにはいかんと判断して、その場で「先に言っとくけどオレが寮長になったらビシビシやるよ?くだらない規則破りやって問題起こしてるようなヤツが居たら容赦なく吊るし上げるよ。それでもいいんだったら挙手しろ」と発言。とりあえずその場に居た寮生全員が手を挙げたので寮長になることを承認しました。とりあえず言質は取ったので今後やりたい放題やる予定。
 とは言え、寮長と言っても所詮はクラス委員長と一緒で雑用係みたいなもんだけどな。まあ、使える権限は適度に使っちまおうと思ってます。
 でもでも、年齢制限のルール上ではあと二年弱しか在寮出来ないのであまり気合を入れて寮の環境を良くしようとか思ってないんですがね。まったくなんでオレなんかを任命したのやら。
 

6月26日(木) 今はロッテのXYLITOLだが

 5月の連休からなんですが、ガム依存症です。
もともとはガムなんて極々タマにしか口にしなかったんですが、今ではボトルタイプの粒ガムが常備されている状態です。
もともとは連休に実家帰った時に、こんなガムあるんだーと思ってNICODASというガムを買ったのがはじまり。
なんでもこのガムに入っている成分「ニコエン」が、喫煙によって体内に吸収されるニコチンの吸収効率を落とすんだとか。
タバコをやめる気は無いけど健康は気になるという潜在的需要をついて韓国では馬鹿売れだとか。
なんつーか、タバコやめるのはイヤだけど健康は壊したくないというのはちょっとどうよ?と思わなくも無いのですが、従来製品のような禁煙補助ではないというスタンスは気に入りました。
そんなわけでボトルガムをはじめて買ったんですが、これが結構いい感じなので買いつづけているうちに依存症ぽくなりました。

でもまあ、ガム噛むってのは脳を刺激していい感じだとか言いますし、口がさみしいという理由で吸ってしまうような無駄なタバコは減りますし、利き歯の矯正も出来ますし、キシリトール配合とかニコエン配合だとかで健康によさげ風だし、と、なんかいいこと尽くめな気がするので、まあいいかなと思ってたりしてますが。


   ▼コメントより▼ 
○コミケ資金の話をすると多摩県の人が怒るので自粛(マテ)

 イヤ、それはオレだって怒るで?!
ていうか、毎回毎回借金してオレ以上に使うのはいいかげん人としてアウトだと思うんだけどどうよ?
 

6月25日(水) 給料日

 先月は忙しかっただけに残業手当が結構なことになっててびっくり。さあこのお金どんな下らない事に使おうか?
とりあえずは無事マスターアップしたという今週末発売のこころナビですかね。あとは……思いつかんな。夏の祭に向けて溜めておくが吉かな。
ところで夏コミってどのぐらい金額使いますか?
いや、もう、そりゃあ人によってさまざまであろうとは思いますけど。
ちなみに自分は最近では5万ぐらい(かなり推定)。企業にほとんど行かない割りには多いと指摘されることが多いのですが、実はこれでも減った方で音系を買いあさっていたころは10万に届いていたんじゃないかと思えるぐらい使ってました。なにをそんなに買っているんだと言われますが、コミケで買いに走る時は開催時間をフルに使って島を見て周るので色々どんどん買ってしまうんですよ。よさげな匂いを感じたら立ち読み→購入をガンガンやるので。無名の中小サークルで良作を発掘したときの快感に取りつかれている部分ありありです。あと、社会人になってから同人を知ったという経歴のため金銭感覚が狂い気味だというのもキいていそう。正直使いすぎだとは思っていますが。
 ただこの夏は車のローンが始まってから初めての祭。今まで通りには行けないだろうなあ、さすがに。



<私信>
育さんの描かれた某祭用し○ら絵が2連発でヒット。特に斬劇の方が。ありがとうございます(勝手に御礼)。
て、ここ見てないとは思いますが書いてみたり。


   ▼コメントより▼ 
○なんかディレクトリ丸見えだけど大丈夫?

 またやっちまったよ(泣)。
どうやら20時間ぐらいトップページが閉鎖状態になってしまっていたようで、ご迷惑をおかけしました。
昨日の更新時、アップロード&更新確認の時になんかおかしいなとは思ったのですが、眠気が酷くてちゃんと確認できてなかったのが敗因のようで。あとラグも酷かったので。
ウチのAIRH゙の32Kは好調の時は不満の無い速度なのですが、ウチは電波が弱いみたいで時々断続的断線に見舞われます。酷い時はメール2通受信に10分ぐらいかかったり。auがやると言っていた携帯で384K常時サービスはまだじゃろかのう?
 
○私は耳体温計を貰いました…結構便利じゃぜ?

 むーん。確かに便利そうではあるんですがね。
いかんせん体温って月に一度も測らないという現実があるもんでなんとも。
いや月に一度というよりも、年に一回ぐらい「風邪かな?風邪かも?」とか思ったときに計ってみるぐらいなんすよ。
というのも、風邪ひいた時に熱を計って高いという結果を知ってしまうのが怖いというか。病は気からってやつですか(たぶん違う)
 

6月24日(火) ポイントサービス

 いつ頃から流行りだしたのかは分かりませんが、ポイントサービスって結構ありますよね。お金を使うとポイントが還元されるというヤツ。目立つところだとお店のポイントカード。自分もヤマダ電気とか虎の穴とかメッセサンオーとかOAシステムプラザとか色々なポイントカード持ってますし(偏ってる言うな)。他にもNicosカードでも月々の使用料に対してポイントついてたりしますし、携帯電話も使えばポイントがついて来て機種交換のときに微量ながら安く出来たり。いずれにしても、気がつくとそこそこ溜まっていて得した気分になるという消費者心理をついたこのサービス。流行るのも当然でしょうかね。実際は徳してなくても得した気分になれるのは重要ですから。

 今日のネタは、そんなポイントサービスの話なんですが、このサービスはDDIPocketでも当然のようにやってたりします。ワタシはAIRH゙接続なので毎月一定料金4567円を払っているのですが、その使用料金に対して毎月111ポイントが追加されているのです。んでまあ他にも特別キャンペーンとかがあったのか記憶は定かでないのですが気がついたら6000ポイントほど溜まっておりました。ところがこのポイントには有効期限がありまして、今月末までに使わないと消えてしまうとのこと。
 さてここで説明になりますが、DDIPocketのポイントは溜まると商品と引き換え出来る方式です。でどんな商品があるのかはWebサイトで確認しろ、と。まあポイント消えてしまうぐらいならなにか商品に変えた方が良いかなということで、まずはどんな商品があるのかサイトでチェック……。

 うん!ロクなもんがねぇ!

素で欲しいものがありません。困った。6000ポイントと言えば6000円相当。それなりに選べるポイント数だというのに欲しいものが無いのはなぜか?
えーっと、ワイン?ダメ。オレ部屋じゃワイン飲まない。
肉のマンセー商品券。この寮には自炊という概念事態存在しないからアウト。
耳体温計。体温なんぞはからん。
たこ焼き焼き機。いや、なんでそんなもんがラインナップにあるんだ……。
タンブラーグラス6個セット。正直一番使えそうなものではあるが、こんなに必要ない。そもそもコップって普段めったに使わん生活だし。
欲しいものが無いのは自分の生活が雑だからという気がしなくもないのですが、それを差し引いてもこの商品ラインナップはダメダメな気がするのは気のせいじゃないと思うんですが?ねえ。
 

6月22日(日) 時間差電撃文庫ネタ

 『ちちをもげ』(歌:パルコ=フォルゴレ)がCD化と聞いてびっくり。興味はあるけど買いたくないので誰か買ったら貸してもらおうっと。
聞いた話では先週のガッシュは↑がすごかったという話だし。
あ、ちなみにアニメ版ガッシュは今だに見たことがありません。見てみたいとは常々思っているのですが、日曜日は毎週12時間ほど寝ているので起きたらもう昼です。


 電撃文庫の『桜色BUMP シンメトリーの獣』『桜色BUMPII ビスクドールの夢』(著:在原竹広)読了しました。
前々から表紙イラストが気になっていたので、どこかで書評を見かけて良さげだったら買おうと思いつづけていたのですが、日頃の巡回先では話題にもあがらず。そんな後ろ向き気味な理由で今まで手付かずだったのですが、それもどうかと思いましたし、某所管理人が「ライトノベルはイラスト買いするものだ!」とおっしゃってたのを思いだし購入、自分で感想を書いてみることにしました。

 おおざっぱなお話のあらすじはこんな感じ。
 お話はアンティークショップ『不思議屋』の店長が惨殺、しかも大型獣に食い殺されたかのような死に方をしていたところからはじまります。主人公である高山桜子(高一)が「ヘンなお店」として噂になっていたので試しに行ったのがその惨殺事件の直前なだけに気になったのだが、すでに終わってしまった事件なのでどうにもならないし、最近様子のおかしいクラスメイトの高橋奈々美の方が気がかりである。しかし数日後に同様の惨殺死体が桜子の高校内で発見されて事態は急変。この時これらの連続殺人に違和感を感じた桜子は事件の真相に迫ろうと行動しはじめる。
 アンティークショップ『不思議屋』とか、大型の獣に食い殺されたような死体とかいうキーワードから分かるでしょうが、現代ファンタジーものです。んで、ファンタジー世界ちっくな殺人事件が起こり、それが解決されるまでのお話なので基本骨格は王道中の王道です。

 で、読んだ感想なんですが、面白いわけでは無いがつまらないわけでもないなあ、と言ったところです。
1巻を読みおえた時に「微妙…」という感想しか出なかったので、とりあえず2巻も読んでから再判断しようと思い連読したのですが、その結果出てきた感想も「微妙やなぁ……」と。
 読んでて不満に思ったのが登場人物の、特に主人公である桜子の行動原理がよく分からないこと。途中までは基本的に我関せずだったはずの桜子が、なぜ途中から積極的に事件の真相をしろうと動き出したのか?というのが作中で一番違和感を感じた所。
 想像するに、普段はあまり物事に固執しないものの自分に関わりがあるもの、もしくは関わりがあると思われるもの、言い換えると桜子の世界の内側の物事に対しては半端な状態では我慢出来ないという性格であったと。そして色々な事件が自分の世界の内側のものとなった瞬間に積極的に事件に関わり出した、と考えがワタシの脳内補完。この辺りの説明は作中でもちっとして欲しかったです。
他にも物語の仕掛け(伏線とか展開の切っ掛けとか)に強引さやアラが目立ちました。でも話全体の筋は好きでしたし、2巻では各キャラの行動理由も分かりやすく納得のいきやすいものになってましたので、どうしょうも無くダメってわけでは無いんですよ。いくつか印象的な言い回しもあって良かったですし。桜子のキャラが掴みきれないという問題は続いているのですが、まあその辺は新人ということを考慮すれば他の悪かった部分も含めて許容範囲ではないかな、と。

 んなわけで、人によっては「駄作」の一言で切り捨ててしまいそうと感じつつも自分としては切り捨てきれない、そんな作品でした。なので決して人には薦められません。ただ自分としてはもうちっと追いかけてみようかと思っとります。このまま続刊が出続ければ5巻あたりまで行った時に化けるかも、という印象があったので。明暗どちらに化けるかは分かりませんが、まあその辺は今後のお楽しみということで。


 どうでもいい話ですが、いま本棚の小説のところで表に出ているのが、秋山瑞人10冊、時雨沢9冊、久弥直樹4冊、マリア様13冊に上遠野浩平17冊とファミ通文庫数冊。ことごとく背表紙が青系なので地味なことこのうえ無し。桜色BUMPは背表紙ピンクで華やかなので、本棚の見栄えのためにも是非本棚の全面に並べたくなるような良作に育って欲しいとか思ったりもしてます。(敵はものすごく強すぎな気もするが)。
 

6月21日(土) 今週はちゃんとお休み

 昨日の日記はしこたま呑んでしこたま死んでたのでお休みしました。
てか、帰って来てから服抜いてベッドに飛びこんで寝るまで15秒ぐらいで済ましたしな。そんぐらいフラフラでした。
学生時代は下戸同然だったのを考えればかなり呑めるようになったのですが、それにしても昨日は呑みすぎました。
ついつい楽しいと呑んでしまうものですわ。特に適度に壊れた二次会が酷かった。
二次会はちょっと小さめの店を借りきっていたのですが、お店が小さいだけにいろんな種類を頼んだらタイヘンだろうし時間がかかるだろうという話になり、オレと先輩が調子にのって「ソルティードッグ8つ!」と叫ぶ。結果、ウチらのテーブルはソルティードッグ縛りに。そしてその後も「ブルドッグ8つっっ」、「ダーティードッグ8つっっっ」と犬縛りが続き他のテーブルから失笑を買うハメに。
まあ思考が酔っ払いのために、なんたらドッグという飲み物を制覇したくなってしまった結果なんですが、最後のダーティードッグがマズかった。コイツはブランデーベースだったので非常にキク。まとめ注文でペースが乱れてたのも呑みすぎになった原因。そしてヘロヘロになったワタシは離脱。もっとまったりしているテーブルに行って休んでました。
ヘロヘロになったと言っても行動不能になったり吐いたりとかは無いんですがね。てか、そんなレベルまで行ったのはほとんど無いんで。もともと弱いから防衛線を張るのが早い癖がありますので。あと今まで無理に呑ませるタチの悪い先輩と縁が無い人生を送ってこれているのも大事な一因かな。
 だから昨日も酔ってヘロヘロな部分よりも喋り疲れな部分の方が大きかったかも。5時間喋りっぱなしで喉がガラガラだったし。そいえば酒呑んで記憶を失ったことも今まで無いです。昨日は課長に向かって「おっさん座っとけホラ余計なことすんなやホラもーええ歳なんやから落ちつけやコラ」とかツッコミ入れていた記憶がありますが、コイツは意図的に忘れることにしましょう。シメの言葉を言っている課長に向かって「おっさん話長いぞー、ひっこめー」とか叫んでいた記憶もありますが、コレも忘れます。いわゆるセルフコントロール?まあ、んなことしなくても課長の方が記憶飛んでそうだったが。

あ、すっかり書くの忘れてましたが、昨日はかれこれ勤続18年というお局様がダンナの仕事の都合で退社することになったので開かれた送別飲み会でした。ええと長いことお疲れ様でした。東京行ってもお元気で。
 

6月19日(木) 血糊

 今日は会社に献血車がやってきておりました。
以前も書いた話ですが、ワタシが勤務している事業部の中に献血車が来て献血への協力をお願いしにくるというヤツです。
だいたい年に2〜3回やってくるんですが、毎回それなりに成果をあげているみたいです。1日で20Lとか30Lとか集まるみたいですし。きっと街頭で献血活動の呼びかけをしているよりはかなり高効率な数字でしょう。会社内でやっているという距離的メリット、みんながやっているので自分もやってみるという集団催眠的メリット、会社内であるがために周りにいいとこ見せたいという潜在的願望を刺激できるメリット、献血中は業務免除になるので昼休み明けの眠い時間にサボリがてら行きたくなる心理的メリット、などなどが高効率に繋がっているんでしょう。なんといっても、街角での献血や献血センターの敷居に比べて気楽に行けますから。
 そもそもワタシも初めての献血はこの会社献血でした。入社した直後のころ周りの上司や同僚やらに「え、水森は行かないの?」と言われたときについうっかり「今から行こうと思ってたんですよ」とか言ってしまったのが献血をするきっかけ。ハメられたとも言いますが、自分一人で動き出すのが死ぬほど遅い自分としては、いい感じに背中を押してもらったと思ってます。

で、その献血車がちょうど今日来ていたんですよ。
ここ最近は「今、修羅場中だから血ィ抜く余裕無いワ」とか「体調悪いって程じゃないけど今一つ身体のキレ悪いからヤメとこ」とかいう理由でしてませんでした。で、今日も身体のキレが今一つなのでヤメとこかと思ったんですが、いっそ悪い血を抜いて作り直した方がええんとちゃうか?という発想に至り献血行きました。献血手帳見たらまるまる二年ぶりの献血でした。このサイト立ち上げ前だよ。ずいぶん久しぶりです。
 献血には一時半頃に行ったのですが激混み。さすがは仕事中最も眠い時間帯なだけあります。みんな考えること一緒やな。まずは最初の検診で血圧と型の測定。血圧113/66。なんか微妙に低いかな?ついでに機械が自動検出した心拍数は83。早っ。なんでオレこんなに平常心拍数高いんだろ。心臓弱いんかな?
 で、その後しばらく待ったのち自分の番に。左肘の内側に献血用針をぶすーっと刺されます。いつ見ても針じゃなくて管だよなあ、この太さは。あれ、いつもより刺す角度が鋭角的じゃありませんか?「ちょーっとイタイですよ〜」うわ、ほんとに痛っ。こんな痛かったっけか?微妙な痛さが持続するのは久しぶりだからですか?久しぶりだから精神的に痛く感じてしまっているだけですか、コレは。なんか指先もシビレまくってるんですが今までこんなこと無かったんですがダイジョウブですか?
 一度不安になってしまったらなかなか払拭できないもので、献血終わるまで身動きひとつ取れずじーっとしてました。むしろ早く終われと念じていたり。いままでに無い心理状態。ビビッたら負けの典型例にハマってます。
「終了で〜す」やっと終わったぁ「ハリ抜きますね〜」この看護婦のおばちゃん、なんでこんな間延びした喋り方するんやろうなあって痛っっっ。針抜くときめっちゃ痛かったですよ。ひょっとしてアレか、おばちゃんまだ経験浅いんか。まあ初心者時代ってのは誰にでもあるもんだからなしょうがないもんな、頼むからこの経験生かして針刺すの上手くなってくれな。とりあえず無事終わったことだしな。「指先が痺れたりとかしませんか〜?」ああ、いつもならこのセリフ針さしてすぐに聞かれる質問ですね今回は献血中は聞いてくれませんでしたけど忘れてましたか。ええと今はもう大丈夫みたいですわ。「あ〜、指先が痺れるのは二の腕のところをゴムバンドで巻いているからでして〜、正座すると足が痺れるのと同じですから〜、たぶん、だいじょうぶですよ〜」たぶんってなんじゃあ!嘘ハッタリでいいから問題無いと言えやコラこっちは小動物並にビビってたっちゅーねん!(医療関係者にハッタリを要求するのはどうかと)

 という感じで献血してきました。
献血中にこんなことを考えているあたり、なにもせずにじっとしているのが苦手なのかもしれんと思った今日この頃。
 

6月18日(水) アレが最終話を迎えた日

 サンデーを買うのなんて普段なら近所のコンビニで済ませるのに、今日はあえて本屋まで行きました。
理由は電撃hpの表紙を見てくるため。今号の電撃hpはイリヤの最終回なだけあって表紙はイリヤ。しかもえらくエッチい表紙絵!エロじゃなくてエッチいのが自分的ポイントというかなんというか。非常に綺麗なイラストなのでこれだけでhpを買っちゃってもいいと思えてしまうのですが、買ったら我慢できずに読んでしまいそうなので買いません。8月の単行本を待ちます。
 で、ワタシが普段から使っている岩瀬書店方木田店はいつも電撃hpはハードカバーの並んでいるところに陳列されています。そんなカタそうな本が並んでいる中に電撃hp平積みはえらく浮いておりました。しかも平積み二列。あからさまにいつもより多い陳列数。なにか気合のようなものを感じざるを得ません。
 それにしても表紙を愛でに行った身としてはあまり好ましくない場所なのが不便です。すげー表紙だなあと思いつつ、じーっと眺め愛でている様はかなりアウトです。そんなわけでちょっと見ただけで移動しました。ええチキンですとも。
 ところがなんと、今までそんな陳列は一度もされたことが無かったというのに、今回に限っては全然別のゾーンになる小説が並んでいるところにも平積みされている電撃hp。すげえ、こんな地方の普通の本屋でもワカっている店員がいるってことですよね、これは!なんだか嬉しくなってしまいます。こっちは場所的に愛でるのが楽な位置だったので、表紙のイリヤたんを存分に視姦できました。ありがとう!ワカってる店員さん!

 さて、予定通りに行けばイリヤの最終巻は8月発売。噂によると怒涛の展開が待ちうけているとのことなので、うっかりネタバレ情報を聞いてしまったりしないようにしなければ。予備知識無し状態で最終巻を読んだら2ヵ月遅れで祭やります。今から楽しみです。
 

6月17日(火) 日記オチ気味ネタ切れ気味

 あーーーーーーーっっっ。なんか久しぶりに早目に帰れたあっっっ。
まあ社会人なので責任は持っているし会社ありきなのは分かっているので仕事が忙しくなったらそれなりにプライベートは犠牲になるのはあたりまえの話。ただ最近はいつもより帰りがかなり遅かったのでタイヘンでした。とりあえず今日完成させた報告書でカタがつくと祈っておくとしよう。ところで技術報告書言うよりもテクニカルレポートって言ったほうがとたんにカッコ良く聞こえる気がしませんか?漢字で報告書って書くと妙に角張った型式ばった印象があるけど、テクニカルレポートというとすっごくスマートなイメージが。たしか、ト○タとかホ○ダとかはテクニカルレポートって言うんですよね。でもウチは日本語で技術報告書。なんかその呼び方ひとつとっても社格ってもんが出てる気がしてなりませぬ。ウチの会社、外資系のハズなんだけどなあ。
とまあ、実にどうでもいい考えですが、日々こんなこと考えながら仕事してたりします。


   ▼コメントより▼ 
○14日の朝日新聞見た?キノの旅全面広告キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
 ウチでは売り場POPに使ってます。7巻の入荷数は今までの中で最大60冊もキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
 てことで発売ヨテイ帯に『6月の髑髏』とか書いてる小説はいいんでさっさとキノ読みなさい。

 キタ---------書き過ぎだって(笑)。しかも全角だし。
んなこたさておき、14日の朝日新聞はワタシも買いました。ちょうど土曜出勤していたので昼にコンビニ行ったついでに買ってきたんで。
実に豪快な広告でいいですなあ。あおりの文章が結構好き。載ってる小説は六巻で掲載されていた『安全な国』の終盤だけだったのですが、まあ広告としてはこんな感じかなあ、と。このお話はこのラストに辿りつくまでの描写が好きなので残念な扱われ方ではあるのですが、既購読者が新規購入層を狙った広告にケチつけてもしゃーない話ですな。

 ところでキノの七巻も読み終えております。なんつってもプロローグがぶらぼう。ホント地味にいい仕事している小説ですなあ。
で、6月の髑髏はダメですか?ダメですかそうですか。でもオレは好きだけどなあ。人には勧められないけどね。
 







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