明治20年民営として発足した九州の鉄道は明治40年に官営に移管され明治43年熊本大分間に鉄道敷設の決議がなされ、明治45年に計画着工された。
当初の計画では大津から二重の峠を経て、狩尾、内牧、山田の外輪山麓を久住に抜ける路線であったが、沿線住民の反対と西巌殿寺住職の猛運動によって、現在の路線に変更になった。
　　

赤水の名前の由来はこの地一帯の湧水が酸化鉄を含んだ赤褐色で、水も赤く染めたからだと言われる。 大正７年の開業当時から、鉄鉱石を北海道室蘭製鉄所に運び出していた。阿蘇登山道路開通とともに阿蘇登山の西玄関口になった

開業昭和３５年、無人駅として設置された。国道５７号線沿いにあって駅前のドライブイン「阿蘇路」は特産の阿蘇高菜を使った高菜めしの元祖として有名である。

駅名の由来となった内牧温泉街から４キロほど離れた田んぼの中にある。以前はこの駅から多くの観光客や温泉客が乗り降りし賑わったが現在はその名残も感じさせない。

世界第一の阿蘇登山駅として大正７年開設された。駅名が坊中といったので戸惑いも多く、昭和３６年駅名の改名陳情が認められて「阿蘇駅」となった。昭和３５年当時、年間の利用客は１７０万人でその８割が登山客であった。国道や自家用車の普及で利用客は減少する一方である。近くには西厳殿寺がある。

昭和６０年に熊本県で開催された全国植樹祭会場の、みんなの森やいこいの村へのアクセスポイントとして昭和６０年に設置された。近くの県立阿蘇清峰高校への通学生が乗降する他いこいの村利用客の利用がある程度で朝夕以外は閑散としている。