レッツ試験監督さん☆(前編)


初バイトします(きらり☆)




それを日記で告知(?)したのが10月26日でした。(遅)
そしてその後……
決闘は行われたのです。(なんの?)





さる10月27日。
気候は晴れ。
私は友人とともに、某大学文理学部に乗り込みました。


思い起こせば1ヶ月前。
初めてのバイトの申し込み、携帯を持つ手を震わせながらたどたどしく話し、「何訊かれるのかな? 試験監督に対する抱負とかあったっけ?」とか考えていた所あっさり採用

「バイトって難しいんだ……採用の面接の時にうっかり口を滑らして萌えとか言っちゃった日には即不合格なんだ〜こわいよ〜(泣)」
なんて考えていたのに拍子抜けでした。言わないけど。
そんなバックグラウンドを経て、私は試験督のバイトをやることとなりました。(『試験管』て何だよWord2000。)


その名も「行政書士試験」!!!


行政書士。俗に言う”代書屋さん”です。法律家の中でも、私たちの生活に一番近い人たちだといえます。
法学部にいて、なおかつシホウシケンを目指す私にとって、切っても切れない間柄です。(そうか?)
それに、将来試験を受ける身として、試験本番の空気を肌で感じてみたい、という気持ちがありました。百聞は一見に如かず。自分の目で見て確認するのが一番です。


そして、今日。
私の将来のための、大きな一歩が今、踏み出されようとしているのです。














いきなり校内で迷子になりました。


私の未来は暗いってことですかそうなんですか。

何はともあれ。初バイト開始です〜!!(楽しみ度120%)



  9:30 集合&腕章配布&挨拶

まず、大きな会議室にバイトの皆さんが集められます。うわー。自分の学校と同じ大学の校舎とは思えなーい☆ きれーい☆ 呪いたーい★(だめです)
そして、あこがれの腕章が配布されます! わーこれが腕章ですか! すごーい! これで私もいっぱしの試験監督なのですね!
この時は嬉しさでいっぱいでした。というか感動しました。


  10:00 教室設営開始

私が担当に当てられた教室はかなり大きく、試験を受ける人も160人と多いです。当然、試験監督のバイトの数も多いです。
3人です。
しかも、私一人女のコ☆(恥) でした。
そんな中設営が始まります……




会話がありません。


怖いです。深海2万マイルくらい静かです。意味がわかりません。沈黙に押し潰されそうになりながら、机の上に受験番号のシールを貼っていきます。
その静けさといったら、シールを台紙から剥がすあの「ピリー」って音がいやに響くくらいです。

教室の物音は

ピリー(シールの剥がれる音) ガタッ(机にシールを貼る音) コツコツ(ローファーの音)

だけです。

一気に感動モードOFF。
怖いので早く設営終わらせて自由になりたいです。あああああ
*でも、あまりに静かなのが怖くて、同室担当の男の人2人をネタにいろいろ想像してたのはナイショです。(何をかはヒミツ。)


  10:45 チーフ監督員さんと顔合わせ

そんな全く口の利けない331教室にも、転機が訪れました。


新キャラの登場です!(?)

チーフの方が教室に入ってきました。
「おう、おはようございます」
いいひとです。
チーフはいろいろ的確に指示を出し、足に根が生えてついでに口も聞けなくなっていた3人に生きるべき道を示したのでした。(??)
何より、誰もが喋れなかったこの教室内で自然に話す人がいてくれるのは何よりもありがたかったです。
他の2人もきっかけが出来たからかぽつぽつ話してくれるようになりました。よかったよかった(泣)

その後は、4人で本日使われる答案の枚数チェックをや、試験本番での注意点の確認など小作業をしました。
そして、設営を終えた私たちは、とっとと本部に戻りました。
手際いいなあ。(自分で自分の仕事の出来ぶりを賞賛)


  11:15 お昼

お昼ごはんはお弁当&お茶でした。
このバイト、昼食がつくんですよ。(何気に宣伝)

会話は………微妙。
あるんだかないんだか…程度のものが時々交わされるだけです。しかも、発火点はいつもチーフ。これって普通なんですかねえ?
しかも一人逃げるし。
もう一人の男の人もチーフに(裏)指令を与えられ、行ってしまいました。
(裏指令…試験時間が長いので、座って落ち着けるようにイスを出しておくこと。本当はいけないんだそうです)
残されたのは私とチーフのみ。

折角のチャンスだったので、私はチーフに色々質問してみました。
その結果、チーフは行政書士の方で行政書士会から狩り出されている事や、行政書士の仕事は言ってしまえば『カバチタレ!』だとか、試験問題の余りを横流ししてもらえるとか、いろんなことがわかりました。
チーフ、その節はありがとうございました。(ぺこり)
ですが、最後までこの質問だけが出来ませんでした。


「何てお呼びすればいいですか?
    
チーフですか? 監督ですか?



この辺りが、私が小さいことの証明なんでしょう……(泣)





   続きます。

   後編:ドキドキ☆試験本番編 へGo!!!