5月もウグイス?

ん〜。眠い。
え〜実は今外出先でお昼休み中なんである。仕事で、とある試験場にきているのであります。
ああ。天気がいいなあ。木陰でゆっくりとくつろぎながら雑記。
ホーホケキョ。
ああ。ウグイスが鳴いている。気分はもうすぐ夏といったところなのだが。

私はウグイスが好きだ。これは見た目がかわいいからとかではなく、間違いなくあのホーホケキョが好きなのだ。
彼らは春先に歌の練習をする。ようやく暖かくなり始めるころの鳴き声を聞いているとほほえましい。
ひたすらイントロ(?)の「ホー」ばかりを連発して数日間は喉のウォーミングアップを図り、その後「ケキョ」、「ホ〜〜ケキョケキョ」などとやりはじめるのだ。
しかし、この話を会社のS君にしたところ今まで私が疑問に思うところのなかった謎が急浮上した。
S:「じゃあ、ウグイスって毎年歌い方忘れてるんですかね?」
が〜ん。そうじゃないか。どうしてなんだ。毎年春になると懸命に練習するウグイスの声を聞き、「なんと初々しい。新入社員のようだ。がんばれよ。俺も初心に立ちかえってがんばらねば。」などと考えていた私はなんだったのか。
ひょっとしたらウグイスったら、「初々しく頑張る新入社員」などではなく、「物覚えの悪いダメ社員」だったのか?
ウグイスが実は1年鳥だったなんてことは?そんなにはかない鳥だったのか。勝手にが〜ん。
どっちにしてもショックである。まあ、1年鳥だなんて言葉自体今作ってるしそんなのがいると聞いたことがない。おそらくウグイスは毎年歌を忘れているのだ。
ん?しかしそれ以前にあの「ホーホケキョ」は一体誰に教わっているのだ。人間以外の動物でも世代間の情報伝達は行われているはずだが、歌を親鳥から教えられている訳でもあるまい。S君の仮説を採用すると、地球上の全てのウグイスは来春までには一羽残らずホーホケキョを忘れてしまっているはずなのだ。
、となるとあのホーホケキョはウグイスという種固有の本能という部分にプログラムされているということなのであろうか。そもそもあのホーホケキョはなんなのだ。

、、思考の迷路に入ってしまったようだ。こういった場合はしかるべき文献なりWEBなりを調査して納得することにしたほうが良いだろうが、夢がなくなるような気もするので、この件はしばらく寝かせることになるだろう。来春までには調べておこう。

ちなみに、機種変更する前は携帯の着信音をウグイスの鳴き声にしていた。今は音を出すことなく、振動だけの設定にしているが単に着信音があまり好きでは無いからであり、今回の件とは全く関係ない。

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