じないまち探訪 2010年5月

2010年5月。GW期間中は、さわやかな晴天に恵まれました。久しぶりに富田林寺内町をぶらり散歩で廻ってみました。


伝統的町家が軒を連ねる寺内町界隈では、一部の町家(空家)の有効活用策として、伝統文化や技法を伝える、あるいは現代的なアートクラフトが集まる工房の誘致が進められています。すでに陶芸、ハンディクラフト、さらには木工家具を扱う工房が開いています。新たに旧家の蔵を活用した染物工房や、大阪芸術大学の学生さんが制作活動を行なうアトリエ構想もあるそうで、寺内町を舞台に多くの若い世代の人たちが集まり、文化創作活動の場がひとつでも増えることを願っています。
(2010年5月8日)


佐藤家住宅・紅梅蔵を利用したお店 (
北会所町
紅梅蔵

『2010年3月、寺内町内に空き家を活用した新たな複合店「紅梅蔵(こうばいくら)」がオープンしました。紅梅蔵は元々、佐藤家のみりん醸造蔵で、現在でも蔵内部の地中に埋まった甕や、中庭に置かれている甕、石臼などからその名残りが感じられます。当地区には空き家が多く、それが地域の大きな課題となっており、現在富田林駅南地区まちづくり協議会やLLPまちかつ(有限責任事業組合町家利用促進機構)が中心になり空き家活用の活動(空家の建物調査や所有者へのPR活動、所有者と入居者との橋渡し等)を進めています。「紅梅蔵」の誕生は、そういった地域のまちづくり活動のひとつの成果と言えます。』 (パンフレットから引用)

お店のひとつ 「月桃」
地元のだんじり(地車)をテーマにしたうちわや装飾品が並んでいます。

隣にはドライフラワーのお店も

紅梅蔵(2階)

地下に埋められたみりん醸造用の甕 (紅梅蔵)

みりん醸造用の甕 (紅梅蔵中庭・展示)

じないまち展望広場 (御坊町

じないまち展望広場
地元の富田林市では、新たな地域整備事業として御坊町広場の整備を進め、2010年4月にじないまち展望広場としてオープンしました。 寺内町センターやじないまち交流館に続いて、来訪者向け施設がさらに充実してきました。
(開館時間は午前10時〜午後5時、12月28日〜1月6日休館)

じないまちの歴史的町並み景観に溶け込んだ伝統的町家建築で、内部は休憩所、展示室になっています。来訪者用トイレ、飲料自動販売機や防火設備も設けられています。

寺内町の位置する河岸段丘の高台の縁に位置し、建物を通り抜けた庭先からは、遠く金剛・葛城連山、眼下には石川の川面を一望でき、四季折々の景色を楽しむことができます。

伝統的町家建築の外観

出格子窓

伝統的町家建築 (外観)

入口を通り抜けると二上・葛城・金剛連山を望めます

壁面にはじないまち町家で見られる焼き板戸が施されています

展示室・休憩室

出格子窓

じないまち展望広場(側面)

平井家住宅

平井家住宅


登録文化財に指定された中内眼下医院 (
堺町 (堺筋)
登録文化財
堺筋に面した洋館建築。(旧三和銀行富田林支店、現在は三菱東京UFJ銀行富田林支店として近鉄富田林駅前に移転しています。)

昭和30年代頃までは、堺筋が商業地区の目抜き通りとして栄えていました。往時の繁栄が偲ばれる建物。
楠のたもとに旧家の土蔵を改造した喫茶店を見つけました。
以前は金物店が営まれていた跡地ですが、この楠はその頃からのシンボルになっています。

近くには来訪者向けに八丁茶屋と呼ばれる茶店も開店しています。天気が良ければ、裏庭のテーブルでお茶が楽しめます。

玄関先の生け花

寺内町の空き地が分譲宅地として販売されていました
管理人室たより(前篇まで)
歴史的町並みの表情を町割毎に纏めてみましたのでご覧下さい。(北から南に向かって、壱里山町から林町まで順番に並べています。)
壱里山町 富山町 北会所町 南会所町 堺町 (堺筋) 御坊町 林町



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