熊ヶ根鉄橋
 深い峡谷を渡る昭和12年全線開通の仙山線、鉄橋もアーチ橋ではなく、橋を支える橋脚も深い谷底からそびえ立つ。
大倉ダム
 作並街道を熊ヶ根から外れ、広瀬川の支流大倉川沿いに北に上っていくと大倉ダムがある。この大倉ダムは多目的ダムとして昭和33年4月に着工され、昭和37年4月に完成された。家屋58戸、田畑67ha他が水没したが、仙台市民に水道を供給するほか発電、農業用水等として仙台市民の生活を守ってきた。総貯水量2800万m3のダブルアーチ式ダムである。
水道記念館
 熊ヶ根から1kmほど入った、青下川に作られた青下第1ダムのそばに仙台市水道局の水道記念館がある。この記念館は仙台市水道給水70周年を記念して作られた。鉄筋コンクリート2階建ての建物に入るとエントランスホールの中央には水の惑星・地球をイメージした球体のオブジェがあり、このオブジェの中には水の四季が映し出される。隣の部屋には仙台市水道のあゆみ、2階には水のQ&A、水道のしくみ、水と環境の各ゾーンに分かれ展示されている。
鳳鳴四十八瀧
 セイコウ大橋のすぐ上流に鳳鳴四十八瀧がある。落差の低い瀧が幾重にも段々と連なっている。瀧の遙か上、国道からわずかに入ったところに祠があり、鳳鳴瀧大聖不動尊が祀られている。また、崖には手すりが設けられ、遙か上から瀧が見学できるようになっている。
熊ヶ根鉄橋〜鳳鳴四十八瀧

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