ひろぴーが選ぶMASTERPIECE10


ここではひろぴーが一生聴くであろう殿堂入りしたアルバムを紹介していきたいと思います。
このページは未完成です。笑

INFLAMES / WHORACLE ('97.10.10)
自分がデスメタルを聴くきっかけとなったアルバム。アルバム全体を終末観あふれる雰囲気で覆われておりまるでコンセプトアルバムのような仕上がりになっている。疾走感はないがミドルテンポ主体でINFLAMESらしいツインギターが印象的。『JOTUN』『GYROSCOPE』『THE HIVE』『EPISODE 666』など彼らの名曲が多く含まれる名作である。個人的にこのときのメンバーが最強だったのではないだろうかとも思う。
THEATRE OF TRAGEDY / AEGIS ('98.10.21)
ゴシックデスというジャンルで一番に名が挙がるのはこのTHEATRE OF TRAGEDYではないだろうか。今作ではデスヴォイスを男声クリーンヴォイスに置き換えリス・クリスティーンの透き通るようなソプラノヴォイスと相俟ってとても幻想的な雰囲気となっている。良い意味でキャッチ―になったメロディも扇情力を増しダークでドラマティックで叙情的になっている。まさに名盤と言うにふさわしいアルバムである。
AMON AMARTH / ONCE SENT FROM THE GOLDEN HALL ('98)
「泣きのギターソロ」という言葉があるが聴いている人間も泣いてしまいそうになるのがこのアルバムである。先行ミニアルバムに続く今作は男泣きせずにはいられないほどの泣きのギターソロを満載した作品である。ヴァイキングメタル的な雰囲気もありMYTHOTYN亡き今、まさに孤高の戦士となろうとしているのではないだろうか。7曲目の後半のギターソロはメロデス史上に残る「泣き度」であると確信する。
DIMENSION ZERO / PENETRATIONS FROM THE LOST WORLD ('98.1)
これほど怒りと哀しみを表現できているアルバムはめったにないだろう。INFLAMESのイェスパーとグレンのコンビによって結成されたこのバンドはまさに最強といてよい。邪悪極まりないヨッケのデスヴォイスは怒りを表現するにふさわしくイェスパ―のメロディセンスとグレンのブルータルな部分とがうまく融合したった4曲のミニアルバムとはい言え神がかり的な完成度を誇っている。
GATES OF ISHTAR / AT DUSK AND FOREVER ('98)
たった3枚のアルバムで解散してしまったミカエル率いるGATES OF ISHTARだったが彼らは最後に素晴らしいアルバムを残してくれた。前作の粗悪な音質から一変しより疾走感とアグレッシブさを強調できる音質となっている。コンポーザーとしてのミカエルの技量は計り知れない。4、6、7曲目はメロデスを語るには欠かせない名曲である。ラストを締めくくる7分に及ぶインストゥルメンタルもバンドを締めくくるにふさわしい曲である。
EMPEROR / ANTHEMS TO THE WELKIN AT DUSK ('97)
メンバーによる殺人事件や放火事件も有名な彼らの2作目。ブラックメタルとして最高の完成度を誇る今作はまさに名盤中の名盤である。アルバム冒頭の1,2曲目のつながりは鳥肌もの。彼らの作品の中では最も聴き易くそれでいて狂気と荘厳さは極上である。そして解散後も今なお闇の皇帝の崇拝者は絶えない。