涸沢の花50
ハクサンイチゲ Anemone narcissiflora キンポウゲ科
撮影:北穂−奥穂間  2003年8月1日 説明
ハクサンイチゲ 高山の湿り気のある草原に生える多年草。高さ15-40cmになる。花期は7−8月。柄のない茎葉を3−4枚輪生する。白く花弁のように見えるのは萼片である。奥穂高岳の登山道など、少し高いところに登ればお花畑を作っている。どこにでもある典型的な高山植物。Anemoneはギリシア語のAnemos(風)、narcissifloraは「スイセン属(Narcissus)のような花」。ちなみにNarcissusはギリシア神話のスイセンに変えられてしまったナルシスに由来。
メモ