撮影:涸沢ヒュッテ近辺 2004年8月2日 | 説明 |
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深山の草原などに生える多年草。茎の高さは30-80cmになる。花期は7-8月。涸沢ヒュッテ周辺によく見られる。明るい黄赤色の花はよく目立ち、草原に彩りを与える。コオニユリと花の形よく似るが、クルマユリの名前の由来になっている、輪生する葉を見れば区別は容易にできる。属名Liliumは、ユリ属を表し、古ケルト語で白を意味するli と花を意味するliumに由来するという。medeoloidesは「Medeolaというユリに似た」という意味。ちなみにMedeolaはメデイアというギリシア神話の魔女の名に由来する。 |