涸沢の花50
ソバナ Adenophora remotiflora キキョウ科
撮影:横尾−上高地間  2003年7月27日 説明
ソバナ 山地の草原や林のふちなどに生える1m程の山地に生える多年草。葉は互生し、卵形でふちには鋸歯がある。上高地周辺によく生えている。花期は8月。キキョウの仲間はどれもそうだが、釣鐘形のかわいい花をつける。同じツリガネニンジン属のヒメシャジンやハクサンシャジンなどが高山ではよく見られる。Adenopholaはadenos(腺)を産むという意味で、植物から粘液が出るため。remotifloraは「離れて花がつく」。和名のソバは岨と書き、険しい崖の意味。
メモ