涸沢の花50
ヨツバシオガマ Pedicularis chamissonis var. japonica ゴマノハグサ科
撮影:涸沢カール  2004年8月3日 説明
ヨツバシオガマ 高山の草原に生える20−50cmの多年草。花期は7−8月。葉は羽状に深裂し、その名が示すとおり、4枚の輪生するのが特徴的。涸沢周辺にも多く見られた。花は飛ぶ鳥のようにも見え、よく見ると美しい。Pedicularisというシオガマギク属の属名は、Pediculus(シラミ)に由来する。ひどい名前であるが、昔この仲間が生えたところで草を食む家畜はシラミがたかると信じられていたことによる。chamissonisはドイツ人シャミソーに由来。
メモ