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手間要らずの肴で、安くて旨い酒を呑む

高いお酒が旨いわけではありません
杜氏さんが言うには、普通酒が一番美味しいのだそうです
一升瓶で三千円止まり。私としては純米酒を選びたい
旨いも不味いも、呑んでみた私の主観的意見
お気になさらず、酒選びの参考にしていただければと思います

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今月のこの一杯

純米酒 黒部峡水のささやき1800ml )
蔵元:林酒造場
富山県下新川郡朝日町境1608

【お酒の特徴】
 裏ラベルに「フレッシュな水がのど口を通るように、サラサラとした飲み口の軽やかに
あっさりした味に仕上がったお酒です」と
ある通り、さらりとした辛口タイプです。
度数は14度から15度となっていますが
呑んだ感じはもっと低いのではと思えるほどの柔らかさです。喉越しの良い
軽いお酒に仕上がっています。
 常温で飲むのが最上。冷やしても極軽くでいいと思います。冷やし過ぎると
純米のもつ旨みが減退します。

【原料米】 山田錦・五百万石・雄山錦
【精白歩合】 60%
【日本酒度】 +5
【酸度】    1.6
【アミノ酸】  1.7
【アルコール度数】 14%以上15%未満
【杜氏】野呂光雄氏

 ほかに山田錦を原料米にした「大吟醸黒部峡」(精米歩合40%)、「黒部峡吟醸酒」(同55%)があります。いずれも優れた伝統技能による少量生産で、信頼できる酒造りをしている酒蔵さんです。



      

今月のこの一品

    フキとヒメタケの卵とじ(一人前)

 【材料】小ブキ3本(中ブキなら2本、太ブキなら1本)、ヒメタケ3本、卵小1個、削りかつ節適量。
 【調味料】かつ節だし汁、しょうゆ、酒、みりん、砂糖。
 【作り方】小ブキは4センチのぶつ切り(中、太ブキなら斜め薄切り)に、ヒメタケは斜め薄切りにします。
 だし汁に、しょうゆ、酒、みりん、砂糖を合わせ、極薄口の煮汁を作ってフキとヒメタケを煮ふくめます。素材はある程度歯応えがあった方が美味しいので、煮過ぎないように。火を止め、暫くそのまま置いて、食す直前に卵とじにします。器に盛り、かつ節を天盛りにしていただきます。

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