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手間要らずの肴で、安くて旨い酒を呑む

高いお酒が旨いわけではありません
杜氏さんが言うには、普通酒が一番美味しいのだそうです
一升瓶で三千円止まり。私としては純米酒を選びたい
旨いも不味いも、呑んでみた私の主観的意見
お気になさらず、酒選びの参考にしていただければと思います

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今月のこの一杯

純米酒「越中懐古」1800ml )
蔵元:本江酒造
富山県魚津市本江新町6番1号
TEL:0765-22-0134
「富山県酒造組合」のHPに蔵元の紹介有り
http://www.toyama-sake.or.jp

             【お酒の特徴】
 純米酒のなかでもコクのあるタイプと言えましょうか。一口含んで、さすが純米酒と納得できるしっかりとした味です。諸々の評は「濃純・辛口」としていますが、私は「まろやかな濃純・辛口」だと思います。呑み飽きせず、味噌、塩を舐めつつでもいけます。この酒を呑む時の私の肴は「牡蠣のベーコン焼き」が定番で、グビグビと三合はいってしまいます。温かい料理を肴に常温で呑むのが一番。めふん、酒盗、このわたなど塩辛類を肴にするのなら、極ぬるめの燗もいいと思います。

【原料米】 雄山錦
【精白歩合】   60%
【日本酒度】    +4
【酸度】     1.7
【アルコール度数】 15%以上16%未満

 大吟醸の原料米は全て山田錦、雄山錦のみは「純米酒越中懐古」と「本醸造名誉北洋」だけです。山田錦ファンには見逃せない蔵元だと思います。昨夏購入した「大吟醸袋吊」を摂氏6度前後にて貯蔵、今秋十月に飲みましたところ、昨夏飲んだのとは大違い、芳醇にして味まろやかに柔らかく、大変身を遂げていました。相当以上に技術力がある蔵元では…と、今後に期待している本江酒造さんです。



      

今月のこの一品

       牡蠣のベーコン焼き(一人前)

 牡蠣をベーコンで巻いてフライパンで焼き上げるのと同じ料理ですが、巻く手間を省いたうえに、牡蠣から出る汁を逃さず食せる一品です。
 【材料】大きめの牡蠣のむき身(生食用)10個、ベーコン(10センチくらいのもの)4枚。
 【調味料】コショウ少々。
 【作り方】牡蠣はきれいに洗って水切りし、キッチンタオルなどでしっかり水分をとります。ベーコンは半分に切ります。グラタン皿(アルミ製の簡易容器でも構いません)に牡蠣を並べ入れてコショウをし、覆うようにベーコンを載せます。後はガスコンロの魚焼きグリルに入れるか、オーブントースターで焼くだけです。焼き時間の目安は火力にもよりますが3−4分、ベーコンの脂が溶けて泡立ち、少しかりかり感が出てきたらオーケーです。牡蠣が硬くなりますから、焼き過ぎに注意して下さい。

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