旅行記|オーストラリアの旅8日間 ( 5日目/2004年11月10日・水曜 )
ケアンズからグリーン島の往復
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起床から出発まで:
06:00 起床。まずインスタント・コーヒーをたっぷりと飲み、ベランダの外の風景を眺めた。早朝といえども熱帯のことで暑い感じだった。

07:10 G階(1階)のレストランで朝食。食材は決して多種・豊富とは言えないが、我々には十分なものだった。トーストはロンドンで食べたザラザラした舌触りのものに似ているような気がしました。ここには赤い豆の煮付けもある。毎日食べたが、意外にも美味しく懐かしい感じがしたのです。欧米人は実際に豆類を食するけれど、御馳走の感じはないので普段の家庭料理でしょう。アメリカでもイギリスから入植した当時は食料に恵まれず、コーンとビーンズで生き抜いた、と聞きいたことがある。「オーストラリアも同じような伝統があるのかな」と思いをめぐらせたものです。ベーコンも塩味が薄く、これには助かりました。3枚食べても大丈夫でした。

07:40 昨夜は冷房が効きすぎていたのにワイフの使うスペアー毛布を見つけれなかった。ツアコンOさんにスペアー毛布1枚を頼んでいた。そして、昨日の現地ガイドさんが説明したオプショナルの「星空見学ツアー」(@4600円)の申し込みもしていた。しかし、2名分の空きがあるかどうかは不明、参加人数を確認後に支払うことになった。

今日は珊瑚礁のグリーン島で過ごす。旅行の出発直前の連絡でも、水着とビーチサンダルを持ってくるように言われていた。私は30年以上も海水に入ったことはなく、ワイフはプール専門で日焼けは嫌いときている。我々はブラブラ歩きで時間潰しをする予定だった。熱帯の珊瑚礁で半分ウトウトしながら過ごすのも悪くない、デショウ?

観光連絡船の乗場:
08:15 ホテル前から船会社の無料巡回バスに乗車、観光地の観光船会社はぬかりが無いようでした。車窓からケアンズの中心部を見ましたが、ブランド・ショップや終夜営業のアーケード、スーパーなどもあり充実した感じでした。街路樹も多いのですが、その中でも目立つ赤い花を満開にしたものがアチコチにあった。アカシアの一種のようです。
08:30 桟橋近くにある船会社の建物前で下車、待合室に入りました。そこでアップグレード組の8人と合流となった。
しばらく時間があったので、1人で桟橋の先まで歩いたり、風景写真を撮って過ごした。時間が近づいたので固まって待合室をでました。 観光連絡船の乗場

観光連絡船・往路(グリーン島へ):
09:00 大きな双胴船に乗船、広い客室があるが中に入らず、一番上のデッキの後部椅子に座った。暑いので海風は心地良いはず、行きはここで過ごすことにする。とにかく風景を楽しむには最高の場所だった。もちろん満席です。
09:05 ケアンズの桟橋から出航。
ここからグリーン島到着まで1時間余、最初は何艘かの双胴型観光船が我々を追い越してゆきました。小型船のほうがスピードが速いようです。同じ島に行くのか、グレート・バリアー・リーフの別の島に向かっているのか、見ていても小気味よい快走ぶりだった。
ヨットはカタマラン型の中型のものを見ましたが、この海域にはすごく大きい双胴型ヨットがあるようです。帰国日の朝、3艘の双胴型・大型ヨットが隊を組んでケアンズに向かうのを見たのです。随分と遠い沖でも大きいと思ったサイズでした。
大きく派手な色のパラシュートをモーターボートで引いて空中遊泳(パラセイリング)を楽しむ人達もいる。丁度、我々がグリーン島に近づいた時に、あたかも歓迎するかのように近づいてきた。
10:15 グリーン島の桟橋に到着。ガラス底ボート(珊瑚と魚の鑑賞)の用意ができるまで船上で待機でした。全てノンビリが宜しいようで・・・。 グリーン島行き観光連絡船にて

ガラス底ボート:
10:30 ガラス底ボートとはどんな船かと思っていたが、箱型で両サイドが椅子になり中央部がガラス張りになったものでした。何人乗りかは不明ですが20人程度でほぼ満席になる感じだった。全員が乗り、ゆっくりと出発。遠くには行かず、桟橋から100mも離れたであろうか。浅いのだが、海底には珊瑚類が多く生息し、小型の昆布のような海草もある。水はとても綺麗だが、太陽光の多くは吸収され全てが青みがかってみえる。珊瑚の写真も沢山撮ってみたが、全部ダメといえる。ガラス底ではなくボートの側面の海の魚は分かる程度に写っていました。珊瑚や魚を見ているだけで時間は早く過ぎ、30分の乗船は直ぐに終わりました。 ガラス底ボート
11:00 ガラス底ボートが着岸、桟橋に上陸した。ここで解散、シュノーケリングをする人達は道具を借り受ける(無料)。我々は散歩で過ごすしかないが、しかし暑いですネ〜。

グリーン島(Green Island)
オーストラリア大陸東海岸沿いに世界最大といわれる珊瑚礁グレート・バリアー・リーフ(長さ2012Km、約600の島、300種以上のサンゴ、1981年に世界遺産)がある。島の大部分は無人島で、約20島のみが観光に訪れることができる。
グリーン島はケアンズから27Km東の海域にあり、観光船なら片道1時間程度で行ける。珍しい純粋な珊瑚礁(周囲1.5Km、幅300m、長さ650m、注:島のサイズは幾つかあり、オーストラリア・サイトのものを使用)で、その名の通り熱帯雨林に覆われた緑豊かな島である。しかし、Green は”緑”ではなく人名なのだ。
1770年にキャップテン・クックが東海岸に渡来したとき発見、同船の主席天文学者の名前 Charles Green が島の名に冠されたとされる。
1857年にナマコ漁をする人が住み着いたが捕り尽して撤退した。
1899年にクイーンズランド州が「難波船の乗組員がこの島で生存できるように」という理由でココナッツ椰子を植林した。
1905〜1907年、ケアンズ市がグリーン島の統治権を得た。その後しだいに観光地にする方針が明確化してきた。
1930年代に宿泊施設ができた。
1994年に高級リゾートホテルが建設された。
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「Australia A to Z」サイトの情報をベースに作成しました。
グリーン島・散歩(1):
我々の観光連絡船は桟橋の先端だった。島まではかなり歩く。右手に外観的に老朽化した海中博物館があったが、入口は土産屋になっていた。
桟橋の右側ではシュノーケリングを楽しむ人達が見られる。後でツアーメンバーに聞いたところ、水は生ぬるく下向きなので顔の日焼けは気にならないそうです。いろいろな種類の魚をみれて、3時間が直ぐに過ぎてしまったとか・・・。島全体の海岸がシュノーケリングに最適という記述もあり、これが一番適切な過ごし方かも知れません。

桟橋からグリーン島に着くと、左・前・右の3方向に道がある。前に進むと店が並ぶサービスエリアになる。
11:25 まっすぐに進み、コーンに入ったアイスクリーム(@3.00AUD)を2個購入、店の前のテーブルで休みました。エアーズロックの暑さと違い、湿度も高いのです。暑さに弱い私としては椅子に座っているのが一番楽でした。サービスエリアは人の往来がそれなりに多かったが、半数以上は日本人の若者といったところ。当然ですが、Tシャツ・短パン・ビーチサンダル、または、水着・ビーチサンダルが似合う場所です。帽子とサングラス等々のお洒落グッズも必要でしょう。でもね、普通の観光スタイルでも別に不自然ではない、と思います。中年、熟年の人達は欧米系の人達を含め普通のカジュアル・スタイルも見かけます。各自が自由にリラックス、でしょう。
混む前に昼食を済ませるため船に戻りました。 グリーン島・散歩(1)

昼食(船内レストラン):
11:45 船に戻り、昼食。船内の冷房はよく効いていて快適だった。が、外があまりに暑かったので食欲を失っている。サラダにカレーライスを少々。ワイフがオレンジジュースを1本買ってくれた。これが実に旨かった。もう一度飲みたい・・・。
12:00 船内は快適な温度なので、しばらく椅子で眠った。
12:35 目覚め。そのまま同じ場所で静かに過ごす。
グリーン島・散歩(2):
13:00 船を出て、桟橋をグリーン島に向かった。
桟橋の取付け部から左に行き、板張りの小道を進んだ。ワニの見世物(実際はマリンランド・メラネシア博物館)を通り過ぎ、板張りの遊歩道の終りまで熱帯樹林の中をブラブラと歩いた。スタグホーン・ファーンという奇妙なシダが木に着生していたり、飛べない小型の鳥が動き回っていたり、その湿度と気温に加えて熱帯のジャングルの雰囲気は味わえます。

最後は、海亀の生息海域とされる綺麗な浜辺にでる。しかし不思議な海岸だった。広くて明るい砂の浜辺は陸地と海の中間部に奇妙なベルトが延々と続いている。その濃い灰色の硬い表面は比較的荒々しい凹凸やひび割れがあり、あたかも溶岩のようにも思える。正確な幅は分からないが10m位であろうか。そしてその先の砂浜には丸型や細長く曲がった不定形の海水の溜まりが沢山あった。その次の海面上に、逆に、砂浜と同じ色の大きな石にも思えるものがポコポコと無数に見えるのだ。こんな海岸は見たこともない。実に奇妙な印象を与える海岸だった。
この砂浜はグリーン島を一周するために歩いても良いのかもしれない(要確認)。遠くにはノンビリと遊ぶ人影もあった。

14:00 散歩を終え、サービスエリアに戻った。相変わらず、Tシャツ・短パン・ビーチサンダルの人達や水着姿の若者が大勢行き来したり休んだりしている。我々は又々バニラアイスクリーム買って少し離れた木陰のベンチで休んだ。近くには日本の写真屋と観光用ヘリコプターの受付がある。とにかく暑い!もう動きたくなかった。半分眠っている状態でピープル・ウォッチング。ホリデーシーズンではないので、日本人も多いが欧米系の人達もかなり遊びに来ていましたネ。

時々面白い鳥が餌を求めて歩き回っていた。名前(下の追記を参照)は分からないが、体長30cmくらいで体型は沖縄の飛ばないヤンバルクイナ(1981年新種登録・特別天然記念物)に似ている。でも顔の筋毛などが違っています。多分、親戚でしょうね。熱帯雨林で見た同じ鳥もそうでしたが、リゾート住いなのに何となく忙しそうな鳥でした。
( 追記/2008.04.22:TVでグレートバリアーリーフの番組を見ていたら、この鳥は「ナンヨウクイナ」と判明。このクイナは飛ぶようです。)

集合時間が近づくにつれ、ツアーの数組も同じ場所に集まってきました。
15:15 休息を終え、桟橋の船に向かった。 グリーン島・散歩(2)

観光連絡船・帰路:
15:30 帰路は冷房の効いた船内で過ごすことにして下のフロアーにおりる。案外と人が多かったが空きも多少はあった。通路側4席が空いているテーブルを見つける。窓側は欧米系の御夫婦(後でオランダからと判明)だった。もちろんこの御夫婦には一言「断って」その椅子に座りました。
近くのバーで冷たい缶コーラ(@2.00)を1本買いグラスを2つもらった。こんな日には良いリフレッシュメントだった。
15:45 出航。その後30分くらい眠った。やはり冷房で快適なのだ。
17:00 ケアンズに到着。ホテル・アップグレード組は各自歩いて帰った。

ケアンズ到着:
17:10 船会社ターミナル前のバス乗場でホテル巡回の乗り合いバスを待ったが、船会社が我々専用にマイクロバスを出してくれました。早く帰れて助かりました。

休息(ホテル):
17:20 ホテル到着。
今晩のオプショナルツアー「星空見学ツアー」は空席があり参加することになった。料金は@45.00AUD、カード決済は不可だったといわれ、ワイフは1万円をツアコンOさんに渡した。釣りは後でオーストラリア・ドルで受け取ることになる。既に空には雲がでているので星の鑑賞は難しいと思うが、夜はすることが無い。商店街のブラブラ歩きや買物にも興味が涌かないのです。

ヒルトン・ホテルで海鮮バイキング:
18:15 ロビーに集合、出発。
18:25 アップグレード組の8人をピックアップ。
18:35 ヒルトンホテルに到着。1階のレストランで海鮮バイキングの夕食です。レストランに客は少なかったが、とても良い雰囲気でした。 直ぐにオーストラリア産の白ワインをグラスで注文。それがきてから、食材のテーブルに行く。
みんなが取るので海老やカニや海苔巻きの大皿は直ぐに空になった。が、間もなく山盛りの新しい大皿が出てきました。やはり定評のある国際的なホテルのサービスは違いますね。茹でた海老と蟹はあっさりした味付けで食べやすく、美味しかった。カニは日本では見ない種類と思います。 また鉄火巻きやかっぱ巻きの海苔巻きも良かったし、デザートとして取ったエクレア風の小型シュークリームも旨い。何となく久々にまっとうな夕食をした気分。皆さんも同じように感じているらしく、雰囲気はとても和やかで食事中の会話もかなり弾みました。すっかり友達みたいになっている。ウルル登頂のシンガリを勤めた68才の女性など、年4回の海外旅行に数週間に一度の国内旅行とか、北海道など隅から隅まで知っている。公言するに、なんと、「女房、元気で留守がいい。」 この人を筆頭に旅行好きが多かった。 夕食(ヒルトンホテル)
19:30 ホテルマンに見送られて、ヒルトンホテルを出た。
ここでワイフから一発くらいました。「こんなホテルに泊まりたい!」

もう解散ですが、オプショナル・ツアーに申し込んだ人達は近くのDFSの前に集合です。その時間までOKさんの大規模土産店をみました。ワイン棚を見ていたら女性店員が( 揉み手をしながら ? )近づいてきました。予定外なので断るしかありません。 ワイフは土産用にドンと山積みされたイギリス伝統のワッフルを買っていました。帰国後に味わったら、コーヒータイムに丁度よい食感でした。

オプショナル「星空見学ツアー」:
20:25 オプショナル「星空見学ツアー」出発。9名参加。日本人の現地ガイド1人とその見習い1人の女性2人が案内役です。マイクロバスのドライバーさんはオーストラリア人でした。今晩は雲が多くて星空は見れない。それで比較的近くの海岸やケアンズの夜景が見れる展望台に行くことになりました。

20:45 サーチライト設備のある砂浜に到着。雲の切れ間から幾つかの星は見れても、ここはライトが燈っている。星空観察には不適切な場所だった。しかし、人工的な光のない遠方まで行く必要は全くなかった。ライトに照らされた砂浜をブラブラしてバスに戻る。オーストラリア人の男性グループが二組いてなにやら大声で話し合っていた。「コンニチワ」と声をかけてくれた。
21:30 ケアンズの夜景を見るユッパロード展望台に到着。感銘を受ける夜景ではないが、他に何を見せることが出来ましょう。案内役の苦労も分かる気がします。

ドライバーさんがアボリジニーの楽器「 ディジャリドゥ/ディジュリドゥ/DIDJERIDU/DIDGERIDOO 」を取り出しました。土産屋で売っている長さ1〜2m程度の棒、表面はアボリジニー文様で装飾され、笛なので中空です。指穴はなく、一端に唇を添えて息を吹き込み木管楽器の原理で素朴なほら貝のような音を出すのです。アルペン・ホルンに似た音とも言えるかも知れません。短いディジャリドゥは高い音、長いものは低い音になる。
その伝統的な製法が面白い。シロアリに食われたユーカリの幹を切って作るという説もある。しかし、現地ガイドさんの説明は少し違っていました。ユーカリの幹の切り口の一方を地面に付けてシロアリに中を食べさせる。半分まで中空になった時点で棒を逆さまにして残り半分を食べさせて完全な管にする。何れが正しいのか知る由もありませんが、シロアリがユーカリの幹を管にすることは共通です。 試みに吹いてみたが、音は出せず「スー、スー」でした・・・。

その後はオーストラリア特産ともいえる赤のスパークリング・ワインを振舞ってくれました。下戸の私には味の評価は無理ですが、赤いシャンパンとしてパーティー用として珍しくて良いかも知れません。 オプショナル「星空見学ツアー」

22:15 1時間半の夜のドライブを終え、ホテルに帰った。

ホテル(ケアンズ泊):
部屋に入ると、頼んでおいたスペアー毛布がベッドの上に置いてあった。が、クローゼットにも入っている。さらに、エアコンの温度調節も正常に作動するのだ。昨夜は我々が気付かなかったので、寒い夜を過ごした。ホテルの落ち度ではなかった。しかし匂いだけはどうにもならない。熱いシャワーで疲れを流し、早々に休んだ。
11:30 就寝。

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