HOME旅行記一覧
オーストリア、周遊の旅 (2010/5/24〜6/1)
おわりに
TOP ツアー 国情報 準備 始に 1-2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8-9日目 終に
≪ PREV. 行程表(目次) NEXT ≫
文字サイズ変更ボタン(本文のみ)
◇◆◇

オーストリアは古い国なので各地の都市には中世の旧市街が残り、そこが観光地になっている。グラーツでは旧市街観光で風光明美な丘の上まで歩いて登るし、ザルツブルグでは新市街と旧市街を幾度か行来し、ウィーン観光はリンク内部の散策と美術史美術館の2階全部の鑑賞が含まれていた。ヨーロッパの旧市街は石畳の道が普通です。その上を数時間も歩かざるを得ない。足腰には良い試練の場となり、日頃の鍛錬不足がストレートに足腰の痛みの原因になるのです。ザルツカンマーグートのハルシュタットでは湖畔の道をかなり先まで往復だったし、旅行会社の説明書では平易なツアーに見えても、やはり健脚が求められました。

宿泊地のウィーン、グラーツ、ザルツブルグのホテルは全て清潔で快適なものばかり、良く休めました。ツアーの場合は、調度品類が高級品とかゴージャスでなくても良いし、設備に不具合がなく清潔でスペースがあり静かなら楽に感ずることが多いのです。煎じつめれば、シャワーと睡眠と朝食だけなのです。
朝食のバイキング料理も満足出来るレベルでした。あくまで”ツアーの食事”が前提ですが、昼食や夕食は夫々楽しめるものが多かったように思えます。その意味でもほぼ満足できましたが、帰国後の体重は平素より約3Kg増加しました。減量に1週間もかかりました。
このツアーは「オーストリア観光局後援」となっていますが、微妙に良いプランになっているのかも知れません。

オーストリアは「水道水は飲める」としているし、特に「ウィーンの水道水はおいしい」と云っています。それで、書き辛いのですが、・・・。
レストランでは必ず水さしとコップがテーブルに置いてあった。我々はお腹が心配でテーブルの水は一度も飲まず、ビールやワインを水代わりにしました。しかし、このテーブルに出された水を飲む人達がいたのです。その人達に確認したら、レストランの水は問題ないと云っていたし、体調に影響はなかったらしい。とはいえ、過半数以上の人達は用心して生水は全く飲んでいないように見受けました。当国の水は衛生上や味に問題はなくとも”硬水”とされ、自国の”軟水”に慣れた日本人の場合は・・・、特に短期の旅行なら体が慣れる間がなくて・・・。

天候だけは出発前から心配の種でした。東アルプスの山岳道路は曇のち雨、グロースグロックナー(3797m)の展望台も雨でした。残念ながらグロースグロックナーの頂上は見えなかった。氷河谷の上流にパステルツェ氷河はなんとか見えたが、アルプスの他の氷河と同じく、随分と後退しているようでした。展望台を出発すると僅かながら雨に雪が混じりました。高地の天候は予想が難しい。運を祈るしかありません。
春のオーストリアの天気がこんなに変わり易いとは予想もしていなかった。晴れていたのに急にスコールのような土砂降り、一時間もすると止んで日が差し始めたりするのです。幾度かそんな経験をしましたが、観光には大した影響もなく、全体として天候には恵まれたと云えるのです。それなりに、新型デジカメの写真撮影も楽しめました。何と云っても花の季節、気持は上向きになり易い・・・。

オーストリアは大きな国ではありませんが、神聖ローマ帝国、ハプスブルク家、オーストリア・ハンガリー帝国など永い歴史をもつ国なので見所が多く、長い繁栄と皇室を中心とする貴族社会が大作曲家を数多く輩出する土壌となりました。それで音楽の”聴所”も多いのです。我々は欧米の交響楽団が地元で演奏会を開くと聴きに行くこともある。せっかく音楽の都に行ったのだからウィーン・フィルのコンサートぐらいは聴きたかった。が、欲ばると限がない。ツアー組込みの小楽団のコンサートで周遊旅行の打ち上げでした。
現地で6泊の忙しいツアーながら、何とか無事に楽しんで終えることができたのです。

今回のオーストリア旅行記も定番スタイルとなりました。行程順にツアーの行動を網羅的に書き綴り、特に印象に残った部分を詳しく書いた程度の紀行文です。冗長さや無味乾燥な部分はご容赦いただくとして、1日1頁、写真ページもご覧になりながらお読みになると、旅行体験に近い気分を居ながらにお楽しみ頂ける確率は高いと思います。世間では「1日1善」と云いますが、当サイトの旅行記は「1日1頁」がよろしいのかも知れません。

最後に、多少なりともお楽しみ頂けたり、
ご旅行のお役立ち情報を発見されましたら、北行庵としては誠に幸甚に存じます。
何れにせよ、当オーストリア旅行記をお訪ねくださり、感謝申し上げます。
これに懲りずに、お時間のある時にでも、北行庵の他の旅行記もどうぞ御覧ください。

◇◆◇
HOME旅行記集オーストリア旅行記TOP ≫ 現ページ(おわりに)
≪ PREV. PAGE▲TOP NEXT ≫