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旅行記|オランダ・ベルギー、秋の周遊旅行 ( 6日目/2005年10月20日・木曜 )
ブルージュ、市内観光と運河クルーズと自由行動
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ホテル出発まで:
06:30 起床。
この部屋には電気ポットがない。トラベルポットを使用して湯を沸かしコーヒーを入れた。
07:35 レストランで簡単なバイキング朝食。
07:55 部屋に戻る。このホテルで2連泊なのでスーツケースを廊下に出す必要はなかった。
08:20 ロビーに行く。
08:30 集合。現地ガイドさん(ベルギー人男性)もホテルに到着です。昨日の女性ガイドさんの御主人で身長の高い人(190cm)でした。日本に滞在していたので日本語も堪能です。
今日はこのガイドさんの案内で昼食までブリュージュの徒歩観光です。卵形の運河に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されていますが、その1部を見歩くのです。

ベルフォート(Belfort)とマルクト広場(Markt):
2005/10/20
マルクト広場からベルフォート
08:55 ホテルのロビーを出る。今朝は晴れで風もなく良い天気でした。ホテル前は石畳の細い道で、反対側は”ロの字型”の古い建物、ブルージュのランドマークでそれ自体が世界遺産のベルフォート(鐘塔)はそのマルクト広場側にある。裏口から中庭に入ると朝日を受けたベルフォートがよく見えました。その写真を撮りながら中庭を横切りましたが、数分のことです。

この塔は13世紀に建設が始まり15世紀に八角形の最上部が完成した古いものです。高さは83メートル。一般に公開されていて366段の階段を登ると素晴らしいブルージュの街を展望できるといわれます。健脚向きと思いますが、トライする価値はあるようです。ツアーでも自由時間に最上部まで登った人がいたようです。
ベルフォートを有名にしているのは、1528年から1748年までの長い年月をかけて完成したカリオン(47個の組み鐘)と言われます。 15分おきに素晴らしいの音を聞かせてくれますが、特に昼に奏でられる鐘奏が名高いらしい。午後にマルクト広場のベンチでゆっくり休んだが、その時のカリオンの演奏も異国情緒を強く感じさせるものでした。

09:00 ベルフォートの下部の通路からマルクト広場に出る。観光馬車はもう客待ちをしているが、レストランやカフェテラスの前は未だゴミの山がそのままの時間帯だった。広場からは逆光になりベルフォートはシルエットに写る状態でした。しかし、州庁舎や正面上方に特色あるギザギザのある建物(ギルドハウス)などは朝日で引き立って見える。ゆっくりと10分位かけて一回りしました。 ベルフォートとマルクト広場

ブルク広場:
2005/10/20
聖血礼拝堂(市庁舎に隣接)
09:15 マルクト広場から東に歩きブルク広場に移動しました。距離的には近いものです。この広場に面してブルージュ市庁舎や自由ブルージュ館や観光案内所がある。威圧的な建物群はなく、瀟洒に飾られた建物が印象に残る広場です。

この広場の一角、市役所の建物に隣接して聖血礼拝堂の入口がある(左の写真)。 十字軍遠征に参加したフランドル伯がコンスタンチノープルから持ち帰ったとされる「キリストの血」が奉納されていることから、この名で呼ばれる。キリスト昇天祭(毎年5月2日の後の最初の月曜日)には「聖血の行列」がここから出発する。聖書の様々な場面を再現する「だし」が沢山でての行進らしい。この日にはブルージュの人達も伝統的な衣装をまとい、家々を幕や旗で飾り、賑やかな祭日になるようです。 ブルク広場

09:24 運河に架かる石橋を東岸に渡る。

魚市場:
09:25 石柱列に支えられた屋根と石の台が設備された魚市場があった。時間が悪かったのか営業しているのは数店のみだった。石の台の上に氷を敷き詰めた大きな容器を置き、その上に新鮮な魚介類を種類別に入れたプラスチック箱を並べて商売をしている。このやり方は日本の魚屋と少しちがう。欧州の魚市場では日本と違い「生きのよい大声」が飛び交うのを観たことがない。どこの国でもある魚市場ながら雰囲気はそれぞれ違いがあるものです・・・。もっとも日本でも昔とは違うようですが・・・。
魚市場の後は運河沿いのきれいな風景を楽しみながらしばしの散歩です。木々は夏の濃い緑を終え、黄ばんだ明るい感じになり、道には落ち葉も目立っている。魚市場の近くに運河越しにベルフォートが冴えて見える場所もありました。 魚市場

聖母教会:
2005/10/20
聖母教会
09:45 高く尖った鐘楼(高さ122m)をもつ聖母教会の前に到着です。
しばし内部を見学しました。イタリア・ルネッサンス時代の巨匠ミケランジェロ(1475-1564)の作品とされる白大理石の彫刻があった。「聖母子像」という。ミケランジェロはフェレンツェやローマで活動したので作品はイタリア国内、特にローマに多いとされる。イタリア国外にあるミケランジェロの彫刻はこれが唯一のもの、ということでした。
内陣の柵が高く、その中に円筒状のパイプオルガンが設置されているのも珍しい。その上には高く掲げられた十字架のキリスト像がある。そして本堂の側面の柱には人物の彫刻が飾られているが、教会の飾りとしては珍しく其々が槍や定規や斧など各種の道具を手にしている。その上方の窓は普通のガラスでステンド・グラスではないのです。聖堂に対してはチト申し訳ない表現ですが、昔の工場にある明り取りの窓みたい・・・。何か変わった雰囲気に思えた教会でした。
10:10 聖母教会の参観を終えて外で集合。 聖母教会

10:15 救世主大聖堂近くを通る。
10:25 ゴチャゴチャと古い建物の間を歩き(地図を見ても何処を歩いたのか分からない・・・)、細い道に店を構えたチョコレート屋の前にきた。店の人が一口用の小型板チョコをザルに入れて路上サービス(宣伝)をしている。1個試食したら甘みは抑えてあるが美味しいものでした。ショーウィンドウをみると沢山入った箱の値段も日本人の目には随分と安く思えます。午後の自由時間に再度この店に来ることにして直ぐ店の前から先に進みました。少し先で車道のある商店街に出ました。左折した直ぐ先にボート乗場の赤い入口があった。ここから運河クルーズです。

運河クルーズ:
2005/10/20
運河クルーズのボート
10:30 遊覧船に乗船。
10:34 ベギン会修道院の入口に架かる橋を潜り、その先の水門で行き止まりとなった。Uターンして戻る。聖母教会の傍から市庁舎と魚市場の間を行き、比較的広い運河が銅像と教会で行き止まる場所で折り返した。
11:00 下船。

「水の都」ブルージュ、道から眺める風景とは目の位置が違います。きれいな建物や伝統的な建物に挟まれた運河は新たな角度からブルージュの街並みを満喫できる。そんなクルーズです。春の新緑、夏の水面と濃い緑、それぞれが素晴らしく冴える古き街並みと運河でしょうが、秋の明るい紅葉混じりの風景も楽しめるものでした。
ブルージュの遊覧船は3〜10月のみの運行で冬季は休止となるそうです。その為の費用として下船の時にチップを0.50ユーロ集めていました。もちろん全員が出しました。 運河クルーズ

その後、またゴチャゴチャとした街を歩きましたが、やはり地図を見ても何処をどう歩いたのか見当がつきません。大した距離ではなかったと思います。

世界遺産、ベギン会修道院(Begijnhof):
2005/10/20
ベギン会修道院の中庭
11:00 ベギン会修道院の建物に囲まれた庭に入る。建物や塀などの構造物は白く塗られ、まだ青々とした木々と芝とのコントラストがみごとです。

リエージュ州の州都リエージュにいた司祭が12世紀に始めたベギン会の修道院。あちこちにあるらしい。ベギン会は封建社会で差別されやすい独身女性や未亡人の生活と権利を守ることを目的とした運動だった(元祖フェミニスト?)。修道女は、個人的な財産の維持は認められ、財産のない者は働いて収入を獲得し、自立した生活をしながら貧者と病人に奉仕する共同生活を送った、とされる。つまりベギン会とは女性の在俗修道会だったのです。現在はベネデクト派の修道院になっているようです。
ここは、ベルフォートと同様に、独自に世界文化遺産に登録されています。 ベギン会修道院

11:15 修道院近くの水門の建物に着く。昔は海からここまで船が来ていたそうである。この建物の床下に3つの水門があり、水位の調節が行われている。閘門はないので、船の往来はここでストップになる。
11:19 水門の建物からベギン会修道院に入る橋の近くを通り、細い道などを歩いて聖母教会の前にでる。運河沿いの道を戻って左折して橋を渡り、マルクト広場に向った。その道のマルクト広場近くに目的のレースの店がある。

ボビン・レースの店:
2005/10/20
細長く編み上げるボビンレース
11:40 ツアーが案内したレースの店(ROCOCO)はマルクト広場に極く近い場所にある。ベルフォートの建物に沿った通り、窓が3つあり其々赤い日除けのある店です。
店内は所狭しと豊富なレース製品が陳列してあった。チェックした限りでは Handmade(手作り) と表示してある。この店は手作りレースの中古・骨董品も扱うようです。
中央部分にレース制作のデモンストレーション用テーブルがあった。中年のベルギー人女性が椅子についた。
11:45 ボビンレースの実演を開始。沢山のボビンを次々に移動してレースを編み上げる作業は「目にも止まらぬ早業」でした。
11:50 実演終了。
12:00 店内で自由時間。大きくて緻密な模様のレースはやはり高価です。数万円程度のものもかなり置いてあった。我々は自由時間に再訪することにした。 ボビン・レースの店

昼食(マルクト広場のレストラン):
12:10 マルクト広場でもベルフォート反対側のギルドハウスにあるレストランで昼食、カフェテラスではなく建物内部のテーブルだった。
ランチはトマト・オ・クルペットとか言うもので、他にはパンと野菜類(生サラダと煮付け)、デザート(アップルパイ)だった。飲物は何でしたっけ?記録忘れです。 昼食(マルクト広場のレストラン) 今日の夕食は各自で自由にすることになっている。しかしレストランの選定に自信のないメンバーも多く、添乗員さんが案内してくれることになった。はっきりとは記憶していないが20人程度が集まることになった。我々もレストラン探しが面倒なので申し込んだのです。夕方6時にホテルのロビーに集合となりました。
13:15 解散。

ブルージュの自由散策:

土産のショッピング: ベギン会修道院から戻ってきた道を戻り、商店街から細い道を入ったチョコレート屋(Tsjokoreeto)に行く。 chocolate2
chocolate3
ミニ板チョコ(上)、オレンジピール(下)
ツアーで歩いた時にミニ板チョコを道路でサービスしていた店である。試食したミニ板チョコを自分用としてミルクチョコ1箱とブラック1箱を購入した。
ワイフは土産用にオレンジ・ピール4箱を買った。これはオレンジの皮を細長く切り甘くしたものをチョコレートで包んだだけだが、日本ではあまり無く珍しいタイプになると思います。 昔、サンフランシスコのピア21で大量に購入し土産にしたことがあった。意外にも随分と喜ばれた記憶があるので本場ベルギーのものも買ってみたのです。
この店で用いている透明プラスチック箱はベルギーのチョコレート店では普通に使用しているものでした。いわゆるギフト用ではなく自宅用の感じです。紙の化粧箱に入ったものはギフト用でラッピイングしてリボンをかけてくれることが多いようです。

chocolate3
チョコレートの詰合せ箱
細い道を商店街に戻ると左手に午前の遊覧船乗場があった。その斜め向かいにも添乗員さんのお勧めのチョコレート店(chocolaterie SUKERBUYC)がある。
確かに各種のチョコレートは見た目には美味しそうで値段も安いのです。球形の一口チョコレートの箱詰めを2種類の選び適当数を購入したら全部の箱に綺麗にリボンをかけてくれました。後日談ですが、帰国後に賞味したら値段からは想像できない程の良い味だったのです。内心は値段からして、外側はチョコで中はキャラメル類か、とも思っていたのです。ここは本場の"ベルギー"でした!

これからレースの店に戻りたかったのですが、その場所を完全に忘れてしまった。幸いに添乗員さんと出合ったのでその場所を教えてもらう。来た道を戻り、マルクト広場のすぐ手前だった。

ROCCO Lace Manufactory (Wollestraat 9, 8000 BRUGGE) という店でした。これは商品のタグに書かれているもので、店の外にこの店名はないようです。
lace box with ribbon handmade lace
lace box with ribbon lace box with ribbon
手作りが明示されているボビンレースのハンカチ
ワイフはここで Handmade となっているレース製品を4点購入(@55.55)していた。小型の土産用なので特に高いものではありません。後日談ですが、この店のものはここブルージュと明日からのブリュッセルで覗いた他のレース店よりも見た目ではレースが細かく価格的にも安いようでした。ガイドブックなどによると、レース店は多いが手作りレースは少なく機械織りがほとんどらしい。我々が見た数店に限り、Handmade の明示には気付きませんでした。この店でもっと買って置けばよかった、とワイフは少し悔んでいましたね。日本語のパンフレットの一部を参考のため掲載しておきます。 [ レースの店 Rococo ]

通常なら何処かのカフェでコーヒーの一杯も飲むのですが、この時はホテルの近くだったので荷物を置きに部屋に戻りました。

ホテルの部屋で休息: 14:50 ホテルの自室に戻った。ワッフルとインスタント・コーヒーのティータイム、その後はうたた寝をして疲れをとりました。
16:20 目覚め。
16:40 ホテルからマルクト広場に向う。

観光馬車に乗る:
2005/10/20
観光馬車
特にブルージュでしたいことがある訳ではなかった。ただ、この街は観光用の馬車が多く、石畳の道を「カッ、カッ、カッ、・・・」と小気味よい蹄の音を立てながら走っている。ニューヨークのセントラル・パーク南端やウィーンのシェーンブルン宮殿で見るのと同じような馬車だった。以前から1度で良いから乗ってみたいと思ってはいても、”欧米系の人達の楽しみ”という誤解(?)に近い印象があって乗ったことがない。この街の雰囲気から「乗ってみよう」という気持ちになったのだ。値段は30ユーロと聞き知っていた。

16:40 マルクト広場で数台の観光馬車が客待ちをしている。その一台の若い男の御者に一応は「幾ら?」と聞いてみる。「一台30ユーロ」「何分かかる?」「30分」。実は既に路上で多くの観光馬車と出会い、御者が有名な建物などの観光ポイントを大声で手短に説明するのを知っていた。「我々は説明してもらっても分からないから説明は要らないけど?」「そうか。では、あの馬車!」 右側の少し離れたところの馬車を指差した。若い女性御者の馬車だった。 私が話しかけた御者はその女性御者に耳慣れない言葉で何か大声で話していた。座席に座るとチェックの膝掛け毛布を2枚渡してくれる。

16:45 出発。ゆっくりと動きだした。
馬車のコースは、マルクト広場、聖母教会、ベギン会修道院、10分停車、マルクト広場、ベルク広場、マルクト広場、だった。今日の午前中と午後に歩いた場所で街の光景は珍しく感じないが、中世の街並みと石畳の道を一段と高い馬車に乗って眺めるのも格別なものでした。何か、自己満足を感じました。
17:15 マルクト広場で下車してから、女性御者に「冬はどうするの?」と聞いてみる。実は午前の運河遊覧ボートの冬季休業のことが頭にあった。「冬も仕事をする」という。冬の馬車はそれなりに寒いとは思うが、通年の観光業務らしい。チップとして2ユーロ・コインを1つあげた。「Thank you.」といい少し微笑んだ。後でこの女性御者が他の客を乗せて広場から出る時に、我々に気付き笑顔で手を振ってくれた。 観光馬車に乗る

話はそれますが、ツアーには70才位の男性二人組みが参加していた。健脚で世界遺産ベルフォートの366段の階段を登りベルージュの市街を高所から眺め楽しんだそうです。時間が十分あり足腰に自信のある人達には、良い自由時間の過ごし方とおもいます。

マルクト広場近くの商店街を散歩: 昨日の夕食の時に歩いた道は商店街だった。その道のチョコレート屋、レース店、大型衣料店などをブラブラ見歩いたが特に食指は動かない。ベルギーではチョコレートの値段が日本での値段に比べると大幅に安い印象です。しかし、我々訪問客は個々の店舗名(ブランド名)は知らなくとも、多くのチョコレート業者が競争しているので決して「安物」の味ではないと思われます。日本での値段が各種の事情で「高い」のでしょうネ。この通りのレース店に入り展示品を手にしてみましたが、どうやら機械織りのようで諦めました。手ぶらでホテルに戻り、しばらくは自室で休みました。

夕食(レストラン):
2005/10/20
レストランの建物、2階で食事
17:50 ホテルのロビーに戻る。夕食組はすでに集まっていた。総勢26名らしい。
18:00 添乗員さんの案内でホテルを出て聖母教会近くのレストランに向った。日中に何度か歩いた道です。暗くなり明りの灯った街や所々でライトアップされた運河もなかなか良いムードです。左のレストランの写真は昼みたいですが、周囲に光があったこととデジタル写真をレタッチ・ソフトで明るくしたからです。
レストランでは他人の友人同士に思える似てない姉妹2人と同じテーブルになった。なかなか面白い姉妹で愉快な夕食だった。

各テーブルにメニューが配られた。先ず飲物の注文、我々はチェリービールにした。それぞれビールやワインやソフトドリンクなど好みの注文を出した。飲物だけなら各自の好みで良いが、今晩の夕食はツアー設定の定食ではない。メニューから注文の形式だった。個人がアラカルト料理をバラバラに注文する幾つかのグループがあり、それが一旦決めた注文を後で変更したりで最終オーダーになかなか至らず、ウェイター & ウェイトレス 泣かせのものだった。彼らは本当に怒ったようで不快感をあからさまにしていた・・・(当然かも知れません。) あまりに時間がかかるので少し離れた場所にいるウェイターに合図してテーブルに来てもらう。このテーブルは全員がムール貝定食の注文なので簡単そのもの、直ぐ愛想よく受けてくれた。
当地の名物料理の一つとされるが、ムール貝(moule)とはフランス語でイガイ(貽貝)のこと、ムラサキ貽貝を料理の素材としたときに使われる名称のようです。今は日本でも洋食系で使用しますが、我々が若い時には食べなかった食材だった。若い人達には珍しくないものでしょう・・・。

ムール貝定食の内容は、スープ、トースト、ムール貝の白ワイン蒸し煮、デザートだった。 スープは濃い色のものでムール貝まで数個ある。メーンがムール貝そのものなのに、スープにまで? でも具の味が溶け込んでおいしいスープと思いました (空腹のため?)
ムール貝の白ワイン蒸し煮はムール貝と一緒に玉ネギとセロリのぶつ切りを大きな深い鍋で煮込んだものでした。世界的に知られたベルギーの名物料理でレストランのみならず家庭でも作るそうです。ムール貝の鍋にはお盆状の蓋があり、この蓋が食べ終えたムール貝の殻を入れる容器になっている。私には、珍しい料理でした。美味しいかどうかは人によるでしょうが、決して不味いものではないと思えますし、楽しめたのです。
食べ方は、ムール貝(二枚貝)の中身をフォークを使って取り出すではなく、空貝を片手に持って挟み代わりに利用する。食べるムール貝の身を空貝の殻で挟んで引っ張って取り出し、口に運ぶのです。これが本場の食べ方、フォークを使うよりもかなり楽に食べれます。
鍋一杯のムール貝は「食べれるかナ」と思う程の分量でしたが、殻があるので分量が多いように見えるだけで、私の場合はほぼ全部食べました。日本人の女性にはやはり多すぎるようです・・・。

食事が終り、鍋や皿が片付けられ、清算となりました。今回は添乗員さんが案内してくれただけでツアー設定の夕食ではありません。各自の支払です。我々は2人分を丁度の金額でテーブルに置いた。同じテーブルの姉妹も2人分を紙幣とコインを混ぜて通路側の私に渡したので我々の支払金と少し離して置いておいた。ウェイターさんは金額を確認して「サンキュー」と次のテーブルに移動した。ところが、姉妹は「○○セントの釣がでるはず」という。私は未確認で分からなかったが、「確認しなくてスンマセンでしたね。」 「チップだからいいです。」 でも、随分変なチップにも思えました・・・。全額を紙幣で渡し「釣はとっときな」が江戸っ子でしょ。そもそも、チップなら「○○セントの釣がでるはず」と言わなければいいのに・・・。このように書くことも「江戸の仇を長崎で」というのでしょうか?

レストランに来た時はあまり愛想が良くなかったウェイターさん達、数名が玄関まできて笑顔の「サンキュー」で見送ってくれました。 夕食(ムール貝デナー/街のレストラン)
夕食に満足し、ホテルまでブルージュの夜の散歩をゆっくりと楽しみました。安全面の心配はないし、所々でライトアップされた運河のある街並みは古く中世の雰囲気そのものです。異国での良い夕べの一時(ひととき)でした。

ブルージュ泊 (オウデ・ブルク・グランド・ホテル/2泊目):
20:20 ホテル着。
21:00 就寝。
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