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旅行記|東欧4ヵ国旅行( 1日目/2004年5月19日・火曜 )
出発→羽田経由→成田(出国)⇒パリ空港
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午後の羽田行きに搭乗なので午前はほぼ通常通りだった。海外旅行の出発日といっても慣れがあり特に気持ちが高ぶるほどではない。忘れ物の無いようにチェックリストをザッと読み返したくらいなものだった。そして少し早めに軽いランチを済ませた。ランチと言えば聞こえは良いが、実は、白パン少々、ブラックコーヒー、果物一切れのみ。摂取した総エネルギーと消費した総エネルギーの差が体重の増減としてストレートに反映する、という単純かつ冷徹な法則に基づいた昼食なのである。「三食付き」が売りの1つになっているツアーのこと、帰国時の体重がとても気になるがこればかりは致し方ない。それから戸締りの十分な確認をしてスーツケースを車に積んだ。

自宅出発: 昼過ぎに自宅を出発。ワイフの車なので当然ワイフが運転の係り、私は楽だった。今にも雨が降り出すような暗い曇り空だったが、地元空港のターミナルビルまで大丈夫ならドイツ・ベルリンまで雨は全く気にならない。

地元空港から羽田空港まで: 約半時間で空港に着いた。駐車場は車が多く出発口近くに空きはなかった。その先の到着口を過ぎた場所に車を置き、ターミナルビルまでスーツケースを押しながら歩いた。とはいえ、地方空港のことで大した距離ではない。JALカウンター前では旅行社の女性が待っていた。さっそく羽田までの搭乗券を受け取る。それ以後の航空券は成田で添乗員が配布するとのことだった。話は変わるが、今回の国内便は往復ともマイルを受け付けてくれた。

参加者は、千歳空港から夫婦4組8名、その他の各地空港から参加が7名、合計15名のようである。更に1人参加の男性がいて全部で17名と言われたが、これは添乗員の二重カウントで、添乗員(男)1名の合計16名のツアーだった。

スーツケースのレントゲン検査を済ませてJALカウンターに預け身軽になる。ターミナルビルは改築ともいうが事実上の新築で、かなり良くなった。2階にあった喫茶店は1階に移設されている。その店でしばしの時間潰しをした。雰囲気は明るくなっていたがコーヒーの味は同じだった、と思う。適当な時刻に搭乗口に移動し列についた。
搭乗機は定刻にボーデングブリッジが外されて動き出した。機材はB777-200、乗客は珍しくも1/3〜1/2程度で空いていた。我々の座席は中だった。窓の外を見たくなる天候でもなく、サービスのお茶を飲んだり雑誌をパラパラみていると羽田に到着である。

羽田空港: 3時半ころに羽田空港に到着した。長々とコンコースを歩き、スーツケースを受け取った。急いで成田に行く必要はないが羽田でゆっくりする理由も無かった。それで直ぐ乗れるリムジンバスのチケットを購入する。羽田・成田間の交通費はツアー代金に含まれていない。乗り場は近くの7番、途中の店でワイフはオニギリ2個とお茶1本購入した。

成田空港行きリムジンバスは4時頃に出発した。我々の海外旅行では何時ものことだが、リムジンバスはパラパラの乗客だった。オヤツにオニギリを1つ食べお茶を飲んだ。バス車内での飲食は田舎の人間のすることに思え以前は嫌だったが、少し慣れたらしい。あとは眠るだけだった。

成田空港・第一ターミナル:
第一ターミナル・出発フロアー中央部
リムジンバスは順調に高速道路を走り、予定時刻よりかなり早く成田空港第一ターミナル・北ウィングに到着した。出発フロアー入口近くのFカウンター(団体カウンター)が指定の場所だった。集合は19時55分となっている。気が遠くなるような待ち時間があった。少し離れた椅子に座り、スーツケースを開けて荷物の整理をする。機内用の小型バックを取り出す際に運良く思い出したのだが、洗面具入れにスイス・アーミーナイフ、ピン、はさみ等の不用品を入れたままだった。この種の小物はセキュリティーに引っかかる。あわててスーツケースのポケットに仕舞った。成田空港ではこれらの自主廃棄用の箱すらアチコチに用意している状態で、報道によると日に数十個は入っているらしい。

17:25 ワイフはツアコンFさんの到着を確認するためにFカウンター内側の旅行社窓口に行く。そこはスーツケースの検査が必要な場所で、チョットした用件でもパスポートの提示が必要だった。まだ千歳空港出発組は到着していなかった。Fカウンター近くの椅子に場所換えして休んで待つ。ワイフは量的に不足しそうな薬を念のため近くの薬局で購入していた。集合時間まで2時間ほどもあり、時間潰しがたいへん。

旅行中に必要な外貨はドイツ・ユーロ(Euro)、チェコ・コルナ(Kc.)、オーストリア・ユーロ(Euro)、ハンガリー・フォリント(Ft.)となる。しかし、団体観光客 が行くような場所ではチェコやハンガリーでもユーロと小額の現地通貨で間に合うという情報が多かった。さらに、これら2国の通貨は日本での両替が難しく、現地で使い切らねば無駄(記念品?)になる。万一を考えて米ドルも小額紙幣で100ドル持っているし、ユーロが十分あれぱ事足りるはずなのだ。私は以前の残金として300ユーロ以上の手持ちがあったが、ワイフの手持ちは200ユーロに満たなかった。ミネラルウォーターやチップに加えて土産物・記念品の購入も多少はあるし、100ユーロ程度の追加が必要と思われた。

7時ごろ、団体カウンターの反対側にあり一番近い三井住友銀行に行き、
両替・外貨相場表
100ユーロだけ購入した。 後日の利便性を考えて10ユーロ紙幣10枚で受け取る。最近はユーロ高の傾向で、ここでも1ユーロ140.35円で高かったが、絶対量が少ないので気にならなかった。前後するが、ツアコンFさんは「買い物ツアーではありません、同じツアーのお客様の情報ではキャッシュは300ユーロも使いません」と言っていた。結果論として本当に小額の現金支出ですみました。持ち帰り分も予想以上の額でした。

ツアーグループに合流: 19:10 団体専用 F カウンターの7番と8番がトラピックス、添乗員Fさんは到着して仕事を開始していた。通常どおり、スーツケースのX線検査を受けてロックにシールを貼ってもらい、係りが指定した荷物の列の最後部にスーツケースを置いた。それからカウンターでツアーの参加手続きをする。パスポートを一旦渡し、簡単な会話の後に集合時刻と場所が指定された。

19:35 特に用もないので、指示された集合場所に行き、そこの椅子で休んで待つ。この搭乗手続き部分は4Fのみだが、ターミナルの両端は5Fもある。近くに5Fへのエスカレーターがあり、出発フロアー全体を上から見れるようだった。デジカメ片手に1人で上がってみる。ノースアベニューというカフェがあった。搭乗手続きフロアーの写真を数枚撮って4Fに降りた。 成田空港

19:45 予定より少し早いが団体カウンターの奥の待合所に集合するように言われ、そこでツアコンFさんが点呼をとり参加者の確認をした。今回は若い世代の参加はなく、全員が中高年だった。毎度のことながら、この時の参加者の顔は何となく冴えないものだった。確認と挨拶が済み次第、全般的な説明や注意事項の申し渡しがあった。以下、記憶していることのみ・・・。

(1) 今回のツアー参加者は全部で15名、添乗員ご本人を含めて16名とのことだった。未だ地方空港から参加の女性2人組が未着だったが、間もなく到着して合流した。
(2) Fさんはゴールデンウィークに全く同じコースのツアコンを務めた。半日観光・半日移動が原則のツアーで自由時間が少ないタイプという。しかし許される範囲で出来るだけ自由時間をとるようにする、とのことだった。
(3) このツアーは買物ツアーではない。現金の両替は僅かでよい。前回のツアーで参加者に聞いた結果、300ユーロもあれば十分と言っていたそうです。
(4) ホテルの枕チップは、もし置くならば、ドイツでは1人1ユーロ、他の国では1部屋1ユーロが目安。忘れたら気にしなくてよい。
(5) まずパリ経由ベルリンまでの長距離の移動となる。パリまでのフライト時間は13時間20分の予定。機内で片付けることはフランスの入国カードの記入のみ(Fさんによる記入エラーのチェックはある)、十分に休むように言われる。
(6) 搭乗機が出発してから2時間以内に機内食(夕食)がでるが、なるべくなら夕食は空港で済ませ、機内食は軽く済ませるようにするとよい。そのほうが日常の生活リズムに近いので眠り易いとか・・・。眠りながらパリに向わないと睡眠不足と時差調整の不足により、ベルリンでの観光がつらいものになる。
(7) ETC.、ETC.、・・・。
(8) 最後にパリまでの搭乗券と旅行保険証2名分を受け取った。

20:15 ツアコンFさんの説明が終わり解散となった。団体カウンターの反対側にあるモールまで歩きエスカレーターで5Fの商店街に行く。まだレストランは営業していたし、多少は空腹感もあったが、ここでの夕食には気が乗らず、またまたコンビニでお茶とオニギリを購入した。 随分と”シミッタレ”ているが、我々の場合には体重管理の理由で仕方ない。特に私は脂肪、塩分、高カロリー食品の摂取は要注意なのだ(定期的血液検査では大体はOKとしても・・・)。

出国手続きから搭乗まで: 機内持ち込みの荷物はショルダーバックとセーターや洗面具などが入った小型バックだった。身体と手荷物のレントゲン・ゲートは無事通過し、エスカレーターで3階に下りて出国審査の列についた。幾つかの窓口が開いていたが行列は短く、全体としては空いていた。

20:31 珍しくも女性係官による出国審査を受ける。

その後、免税店エリアを通り搭乗口に向った。途中、ワイフは日常使用の化粧品を購入するため免税店に入った。帰路の空港では時間が無いと思われるので、早々とチャンスを逃さないようにしたらしい。これも海外旅行の楽しみの一つではある。私は免税店に興味はなく、ワイフの手荷物を預かって外の通路で待った。その店の向いには欧州系の有名ブランド店が幾つか並んでいる。夜も遅いためかお客が入る様子はない。近年の日本では市中でも大型化する正規店や並行輸入店、さらにブランド品リサイクル店などが乱立気味なのに、経営的に大丈夫なのか少し気になった。

20:45 17番搭乗口の手前で少し離れた場所の椅子にすわり、先刻コンビニで買ったオニギリ2個(日高コンブ/シャケ)とお茶で当面の空腹を押さえた。これで機内食は少量で済ませるし、サラダとか甘いデザートを食べれば十分のはずだった。ここは空き席ばかりだったが、食べ終わるころは空き席が無くなり、通路も塞がり始めていた。

よく分からないが、聞いたところでは、他の航空会社のヨーロッパ行きが欠航になり、その搭乗客が我々の乗るエールフランス機 AF277 に振替搭乗となったそうである。それで搭乗機は満席となり、17番搭乗口は大変な混雑になったのだ。早めにトイレも済ませて、21:15の搭乗開始に備えた。また、搭乗口ではボーデングパスと共にパスポート・チェックがあるのでそれも手に持った。

21:20 搭乗口を通過、ボーデングパスの半券を受け取る。パスポートの所持のみ確認された。しかしボーデングブリッジの終わり付近に若い女性職員3名がいた。パスポートと搭乗券の半券を受け取り、氏名と写真の確認をしている。この種のチェックは若い女性の眼に適性があるのでしょう。そして、この場所で疑われたら逃げ道はない・・・。

エールフランス機(AF273)に搭乗・出発: 座席は最後部から三番目の54G & 54H だった。ツアーのこと、文句は言えない。満席で機内は本当に混んでいる。トイレに近くて便利ともいえた。各シートには既に折り畳んだ膝掛けが置いてあり、その上に新しいエールフランスの機内誌”Bon Voyage, 2004夏号”があった。カタログ誌みたいなものだが、持ち帰りは自由である。普通は座席ポケットに入れてあるだけのものだが、サービスなのでしょう。靴をスリッパに代えたり、セーターを着たり、しばしゴソゴソしてシートに落ち着いた。

21:55 定刻に出発。
22:05 紙オシボリの配布があった。
ワイフが追加の膝掛けを頼んだら、直ぐに持ってきてくれた。
22:15 離陸。
22:22 イヤホン、アイマスク、耳栓、紙オシボリのセットが配布された。紙オシボリは相変わらずで芳香が我々には強すぎる。
22:35 反対側の窓側に欧米系男性、日本人妻、子供3人(1人は乳幼児)の家族がいた。飛行中ずっと赤ん坊を抱いているわけにはいかない。スチュワーデスが何やらオーバーヘッド・コンパートメントの下部に取り付け始めた。少々手間がかかったが金属と布でできた箱状のものが吊り下げられた。これが乳幼児用の揺り篭だった。直ぐに赤ん坊はこの揺り篭に入れられ、泣きもせずに眠り続けたようだった。特等席! しかし、両親もこれで眠れることになった。
22:50 ドリンク・サービスが回る。スプライトを注文。実はコーヒーが飲みたかったが、睡眠の妨げになるので止めておいた。
22:55 機体が揺れはじめたが急ぎトイレにゆく。間一髪で着席指示がアナウンスされた。さらに激しい揺れとなり、肘掛をしっかりと掴み体を固定するしまつ、23:10までドリンク・サービスは停止でクルー全員も着席の状態となった。

23:50 夕食となった。飲み物は水にする。私はビーフシチューを注文、シチューは半分だけ食べて他はほとんど残した。ワイフは夕食はとらなかった。食後に常用の胃腸薬とビタミン剤をのみ、今回初めて海外旅行用に病院から出してもらった弱い睡眠薬も服用した(この種の薬のことは書かないのが普通のようですが、問題が発生するわけでもなし・・・)。ついでながら、アルコール類を飲んで睡眠薬の服用はいけない、ようです。

06:15 目覚めた。普段は睡眠薬を使用しないので効果は抜群、狭いエコノミー座席なのに約6時間も熟睡した。気流が悪く機体がかなり揺れ続けたようで、ワイフは眠れなかったらしい。その為か胃がキリキリと痛み、胃腸薬を飲んでいた。
07:05 腕時計、デジカメ2台、ボイスレコーダーの時計を7時間遅れ(夏時間)の現地時刻に合わせる。パリ空港とこれから訪問する東欧4ヵ国(ドイツ、チェコ、オーストリア、ハンガリー)は全て同じ時間帯になり、時計合わせは帰国まで不要となる。

日本標準時 07:05AM ⇒ 現地時刻(夏時間) 同日 00:05AM / パリ空港まで当ページ。
01:00 洗面所でシェーバーを使用し、その後に簡単に洗顔をした。が、時間がかかったようで待っていた人に睨まれてしまった。飛行中は機内に飛行音があるので座席でシェーバーを使用しても迷惑にはならない、と思う。チョットだけ反省でした。
01:10 飲み物のサービス・ワゴンが回ってきたので、コーラとミネラルウォーターをもらう。
02:50 朝食。チーズが美味しかった。コーヒーのお代わりをして十分に飲む。朝のコーヒーで条件反射的に目覚めた。
03:30 スリッパから靴に履き替えたり、身の回りの片付けを済ませた。
03:45 フランスの入国カードに記入。今回の訪問国は全てEUメンバーなので入国カードの記入はこれが最初で最後になる。
03:55 予定より早い時刻に滑走路に着陸した。とてもスムーズなランディングだった。
04:10 まだ夜明け前のシャルル・ド・ゴール空港 F2 搭乗口に到着した。 エアーフランス機内
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