旅行記| エジプト紀行・カイロを中心に ( 前行程 /11月17)
自宅出発・ホテル日航千歳(前泊)
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晩秋から初冬の北海道、千歳空港までの外気はかなりの冷え込みも予想できる時節だった。ところが、最初の訪問国エジプトは北海道の真夏の気温のようである。自宅からカイロまで同じ服装では無理があった。厚いカラーシャツに厚いカシミアセーター、そして薄いフード付きのハーフコートを着用し、風邪だけは引かないようにした。ワイフもダウンのハーフコートで身を固めた。明日はホテル日航の送迎バス乗降の時に外気に触れるだけなので薄着でも大丈夫だが、今日は違う。仕方ない厚着だった。
出発時間が近づくにつれ、忘れ物はないか、戸締りは大丈夫か、・・・、何時ものことだが何かと落ち着きがなくなった。 ついに予定の時刻となった。 15:00 ワイフがタクシー会社に電話。

2週間分の衣類などで重くなった大型スーツケースを玄関の外に出し、戸に鍵をかけた。確実にロックされたか、2人で確認した。OK。
実は、「幸運のツキ」と思える事態がこの時点で発生していたのだった。それが何かは帰宅日のページに譲るとしよう。

15:05 もうタクシーがきた。日頃利用しないので実感しなかったが、地方都市でもタクシーは客の奪い合いが激しいようである。スーツケースはトランクと後部座席に載せてくれた。
15:25 地元の駅に到着。途中に数多くある信号が運転手も驚いた程に「青」が続きノンストップ走行に近かった。通常より10分以上も早く到着した。運転手は重いスーツケースを車から下ろしてくれた。ワイフはチップを渡したようだった(不要ですが、極端に重い荷物の積み下ろしがあったので・・・。) 待合室で数10分時間を潰し、その間にワイフは夕食用の駅弁を購入した。改札を通り特急のホームまでスーツケースをガラガラと引っ張っていく。この駅はエスカレーターやエレベータを使わずに列車まで行けるのだ。自宅から近い次の停車駅は階段の上り下りがあるために海外旅行の場合は利用できないのです。

16:10 特急は予定通り出発。購入してあった指定席は車両前部だった。が、車両後部に、壁と座席の間隔を数10センチ広くした大型スーツケースの置き場があった。出入り口の客室内・両側である。事故は無いようだが、海外旅行の前段階でのトラブルは100%回避したかった。最後部座席の指定券を持った札幌行きの若い女性に席を替わってもらった。
特急は予定通り発車、しばし久々に列車から市街を眺めてすごした。列車の暖房は厚着で丁度快適そのものだった。

1997年11月17日16時15分(日本時間)
エジプトで外国人観光客襲撃テロ事件が発生:

偶然の一致ですが、丁度5年前のこの日この時、エジプト南部の観光地ルクソールで外国人観光客がイスラム過激派テロリストの銃撃を受ける事件があり、世界を驚かせました。日本人10名、スイス人47名を含む観光客の方々が巻き込まれて亡くなった大変な事件でした。その後の数年間は日本からのエジプト観光客は激減したとも言われます。
思えば、妙な日時にエジプト旅行の開始となりました。後日、エジプト旅行中にこの事件の後遺症ともいえる厳重な観光客警護体制を実感しました。日本人には異常とも思える警護を受けたのです。個人旅行の人達は街頭や観光先で重装備の警官らの姿を見たりホテルの警備体制が厳しいのに気付くだけでしょうが、団体客は扱いが違うようでした。ニューヨークのWTC(現在のグラウンド・ゼロ)は生々しく記憶にありますが、ルクソール事件は記憶のかなたになりつつあります。参考のため、この事件 [ ルクソール・観光客襲撃テロ事件 ] を別ページで簡単に記述しておきます。

17:00 駅で購入した幕の内弁当とお茶の夕食。全く久々の駅弁だった。味も悪くなく満足できたが、量的には少し不足の感じだった。
19:19 南千歳駅到着。次の札幌発エアポートが来るまで同じホームで待たなくてはならないが、ホームにあるガラスに囲まれた待合室を利用して風をさけた。ホテル日航千歳の人は、親切に「送迎バスを南千歳駅に回しましょうか?」と言ってくれた。駅の状況を尋ねると、駅構内で階段の上り下りや送迎バス乗場まで道路を歩く必要がありそうだった。これでは重いスーツケースを携えては難しい移動になる。千歳空港での移動は楽なので南千歳駅への回送はお断わりしたのだった。
19:28 エアポート南千歳出発。
19:32 千歳空港駅到着。ウッカリして空港駅までの乗車券にしなかったので、南千歳駅からの乗り越し料金1人300円が必要だった。
エスカレーターで1階に上がり、JASでホテル日航千歳の送迎バス乗場を聞いたが教えてくれない。合併効果はここまでは未だ波及していないようだった。 JAL Story に訊ねたら「8番出口から外に行き9番乗場の近くから出る」という。そこまでスーツケースをガラガラと引きづりながら歩いた。停車中のバスは違う貸切バスだった。

19:55 小型バス(マイクロバスよりは大きい)が貸切バスの前方に止まった。ホテル日航千歳の送迎バスだが、スーツケースは自分でバスに積むしかなかった。運転手は知らぬ顔だった。我々の他に客はいなかった。
20:00 出発。
20:09 ホテル到着。ホテルの人がスーツケースを下ろしてくれた。運転手はそれを見て、もう1つのスーツケースを下ろすために戻ってきた。サービス精神不足に思える田舎の送迎バス要員だった。

20:11 チェックイン。フロントは「トラピックス様のご予約でお1人XX円頂戴いたします」といった。印刷物で知らされていた宿泊料金と違って数割も安いので、何かの間違いと思って聞き流した。案内されたのは814号室で快適だった。

数枚の写真しか撮らなかったが、一応デジカメの電池は充電する。シャワーの後にリンゴと柿を半分づつ、マッフィンとどら焼きを1個づつ食べて夜食とした。駅弁の夕食のみではやはり不足だった。

10:30 就寝。直ぐ眠れたが12:30に目覚めてしまった。湯を沸かし、白湯にシュガーを入れて飲む。夜中に目覚めた時の睡眠促進法(御呪いの一種?)なのです。暫くしたら、何時ものように眠くなった。05:10まで熟睡した。

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