旅行記| エジプト紀行・カイロを中心に、前半(11月17-20日) & 後半 (11月27-30日)、 2002年
アラビア文字の数字
表紙 | 始め | 行程表 | 前行程 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4-9日目 | 10日目 | 11日目 | 12日目 | 13日目 | 終り
◇◆◇

アラビア語を公用語とする諸国を束ねてアラブ諸国とかアラブ圏と呼ぶのが普通です。 エジプトの公用語はアラビア語ですからアラブ諸国の1つです。英語も外国の観光客が行くホテル、商店、レストランなどではマァ通じます。こちらも片言英語、先方も片言英語、何とか。

庶民的な食堂・商店などではアラビア語表記のみになります。そこで困るのは、「アラビア文字の数字」なのです。 文字は読めなくても"アラビア"数字(値段)くらいは分るだろう。ところが分らない。エジプトの数字表記は欧州流アラビア数字(算用数字)ではなく、以下の対照表にあるアラビア文字の数字なのです。これは憶える以外にありません。

算用数字アラビア文字読み方
0arabic numeral 0スィフィル
1arabic numeral 1ワーヒド
2arabic numeral 2イスナーニ(イトネン)
3arabic numeral 3サラーサ(タラータ)
4arabic numeral 4アルバァ
5arabic numeral 5ハムサ
6arabic numeral 6スィッタ
7arabic numeral 7サバァ
8arabic numeral 8サマーニャ
9arabic numeral 9ティスア
10arabic numeral 10アシャラ

注1: アラビア文字のGIF写真は連絡先不明サイトから無断借用しました。
注2: アラビア文字をカタカナ読みしても実際には相手に通じないようです。

日本ではアラビア数字と漢数字を主に使っていますが、我々のいうアラビア数字はインドで考案されたものです。それが、まずアラビアに伝わり、それからヨーロッパに伝わりました。それで欧州人はアラビア数字(Arabic numerals)と呼び、日本も同じくアラビア数字と呼ぶのです。ところが、そもそもインド数字と呼ぶべきものなのです。

インド数字には0があり、位取りが容易なうえに加減乗除が筆算で簡単にできる性質があった。欧州では紙が入手し易くなった13〜14世紀以降に筆算とインド数字が急速に普遍化したといわれます。インド数字の表記が今の形になったのは遅れて15世紀頃のようでした。

アラビア語では、このアラビア数字をインド数字と呼んでいるそうです。現在のアラビア語で使用する「アラビア文字の数字」も、やはりインド数字の変種で、アラビアで独自に変化したものといわれます。
アラビア語は右から左に書きますが、数字の場合のみ左から右に書くのだそうです。実に複雑な方法です。

◇◆◇
HOME旅行記集エジプト旅行記・トップ当ページ(アラビア数字)