[北行庵]  HOMETRAVEL
ドイツ: フランクフルト 滞在4泊5日 2017/06/06〜12
エピローグ
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総括:  今回のドイツ旅行の全貌スケッチは短くトップページのプロローグにまとめられています。日常生活では幾つものドイツ製品に親しんでいますが、ドイツ旅行は13年ぶりでした。フランクフルトのリノベーション直後の4つ星ホテルに4連泊し、高速鉄道を利用するなら1時間余で訪問できるケルン、ボン、ヴュルツブルグの3都市も観光できました。短期滞在型でも我々としては充実した旅行でした。天候はフランク降ルト観光日の午前と昼過ぎまでは晴れたが午後と夜の一時に土砂降りがありました。でも行動の時には傘要らずで幸いでした。他の日は好天気に恵まれました。ドイツのこの季節は夜9時ころまで明るく1日が長く感じられます。全体的にはとても楽しめたドイツでした。このタイプの旅行で正解だったと思っています。

民族:  人種とか宗教は話題としてタブーに近いものとなっていますが、あえて印象を書くと、ドイツではアジア系やアフロ系の人達は非常に少ないようです。統計上はアメリカに次ぐ移民大国とされるようですが、人種的には白人系の移民が多いのかも知れません。でも交通機関とか観光中に自分達が他の人達と違うといった意識はわかなかった。どこでも極く自然な無視状態でしたが、道やタクシー乗り場などを尋ねたりすると直ぐ親切に応対してくれました。長年の経験上はゲルマン民族とかそれに近い民族の欧州諸国では英語が通づることが多いです。ラテン民族やスラブ民族の諸国は事情が少なからず違う・・・。

都市の外観:  歴史的にドイツは2回の世界大戦の敗戦国でした。第2次世界大戦では連合国の徹底的な爆撃で文化遺産として貴重な多くの建物を失いました。今日では昔の姿に復元された文化財が多い。全国的な復元活動に多くの優秀な人材や膨大な資金が投入され続けた結果でしょう。そして昔通りとも云える街並みが復活しています。
反面、北アメリカやアジアや中東、オセアニアの大都会では珍しくない超高層ビル群はドイツでは珍しいもののようです。例外とされるフランクフルトには確かに沢山の近代的高層ビルがありますが、摩天楼と云う程には密集した迫力を感じません。
欧州一の経済大国だから資金や技術は当然ながら持ち合わせている。恐らくドイツの国民性が祖先代々の文化遺産を守り継ぐほうに関心があるのでしょう。その意味では欧州全域がとても保守的と思います。

食事:  個人旅行では何時もながら、食事に困ります。それも特に夕食で我々に合う適当な場所がなかなか見つけることができない。今回は事前にガイドブックやネット情報で食事処の下調べを随分としたつもりでも、満足できたのはたった1カ所のみでした。そのレストランでこの季節のみ楽しめるドイツ名産ホワイトアスパラガスの料理は賞味出来ました。 食費予算だけは十分に用意して行きましたが、何せ若い時からの外食下手は治りません。

チップ:  欧米旅行の個人旅行で気になるのがチップです。今回もホテルとレストランはサービス料込みなので原則不要、特別な頼み事はサービスの程度に応じて10%程度とかポーターは荷物1個に付き1ユーロ程度の知識でした。タクシーのサービス料は別で10〜15%とされている。正直言って今回は何事のチップでも多めに渡すようにしたつもり、不要とも云われるメイドチップ(枕チップ)も毎日2ユーロでした。でも帰国後は、少な目のケチケチ方針がドイツの場合は良いのかも、と思ったりします。本当にチップは難しい・・・。

ドイツの鉄道:  フランクフルトからベルリンやハンバーグなら距離があり高速鉄道でも割に時間がかかる。でも1〜2時間で行ける観光的に知られた地方都市も多く、出発前に日本でジャーマン・レイルパスを購入していくと運賃はとても有利です。高速鉄道のICEスプリンターやICEの車両は快適でしたし、少々古さも感ずるICの列車にも乗りました。移動にはとても便利です。ドイツ鉄道は改札がなく、車掌が検札にきます。鉄道なので1度利用すると様子がわかり便利です。ただ、日本人が思う程には実際の運航は時刻表通りではない事がある・・・。遅れて乗継が出来なかった経験もしました。過密運行でも定時通りの東海道新幹線や他の日本の列車運行と比較すると、この点では大陸的な国民性のドイツに失望かも知れません。それでも、滞在型旅行で鉄道を利用する日帰りエクスカージョンもツアーとは違った良さがありました。

タクシー:  訪問した4都市の全てでクリーム色のタクシーを利用しました。「ドイツではタクシー乗り場が指定されており流しのタクシーはない」という説明を幾つか読んで真に受けていた。もちろん空港や中央駅や有名観光地にはタクシー乗場がある。行き先を”はっきり”と伝えるとOKです。タクシー乗場だけではなく、実際には空車なら道でも手を挙げると止まってくれました。その意味では「日本に似ている」と思います。
ヴュルツブルグではパン屋さんにタクシー乗場を尋ねました。すぐスマホで呼んでくれた。お祭りのような土曜の午後の観光地ながら、間もなく店近くにタクシーが来たのです。ドイツで開発されたインターネット・タクシー登録サイトに電話すると、タクシー会社に関係なく最も近い空車タクシーに連絡して呼ばれた場所に来るようです。
タクシー料金は 基本料金+距離料金+時間料金 ですが、夫々の料金は都市により異なります。さらに時間帯や曜日(昼/夜/日曜、等)で異なるレートになる都市(例えばフランクフルト・アム・マイン)があり事前の計算は少々大変でしょう。

往復の空路とホテル:  JALのマイレージ会員専用のダイナミックパッケージは地方住まいなら割安感があります。特にビジネスクラスを利用なら国内便もJクラスで予約できる。全ての座席予約も自分で済ませての参加でした。往路は近年の経験に照して期待通りで快適でしたが、復路の同じJALの同じ機材の成田便や国内便は、実は、理由不明ながら経験上の期待とはいろいろと少なからず違っていました。あらかた疲れでボーとしたり眠っているので些事の所感は気のせいとして、今となれば総じて快適な往復だったと云えましょう。
JALを経由して予約・支払いを済ませたホテル・ル・メリディアン・フランクフルトはリノベート直後、国際都市の4つ星以上のホテルなので快適でした。空の冷蔵庫は役立ちました。人によっては調度品類に物足りなさを感ずるかも知れませんが、それは我々に当てられた種類の部屋だけかも知れません。清潔感があり問題は感じなかった。最上階はやはり気分いいですね。

留守中のペット:  一昨年のパリ旅行から同じペットシッターさんに毎日の朝と夕に来ていただいて愛猫のお世話をお願いしています。通常は1日一緒に過ごす猫なので留守にするだけで淋しがる。それが1週間も、猫の身になれば大変なことらしい。最後近くのメールでは淋しがった様子でしたが、シッターさんのお相手が功を奏して何とか元気に過ごせたようです。ストレスで直ぐ円形脱毛になる猫でシッターさんに薬を塗って頂いていました。飼主も留守中が心配ですが、毎回の写真付きメールは楽しみと安心の元でした。

最初に書いた通り、総じてとても楽しめたドイツ旅行でした。適当なレストランでドイツ料理をもう少し種類多く賞味できたら良かったのですが、それはそれで自分達の旅行、全体として十分に満足出来ました。
この旅行記に有益な情報が含まれているのか、お読みになって楽しめるのか、当方には分かりかねますが、北行のドイツ旅行記でした。これに懲りずに当サイトの他の旅行記もお楽しみ頂けると幸いです。
ご訪問に感謝申し上げます。ダンケシェーン!

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