旅行記|ロンドン滞在6泊7日 (1998年10月)
驚いたこと
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1.  ハイドパークコーナーで目的のバスの乗り場が分からず、丁度居合わせた警察官に尋ねました。 はっきりとは知らなかったが、交差点の斜向かいの離れた停留所でバスの番号を捜すように教えてくれた。 ここまでは別に書くほどの事はありません。 しかし、この警察官はおもむろに胸の内ポケットかパンフレットを取り出して言うからに、
「こちらの観光バスを利用されてはいかがですか?」 ギャフン。

2.  ナイツブリッジという商店街に高級デパートのハロッズがあります。バスでその前を通ったら、車掌の大声。「ナイツブリッジ! ハロッズでゼニを使いたい人はここでどうぞッ!」。 思わず吹き出したが、車掌は公務員のはず・・・。 ロンドンのバスは停留所を案内しないのが普通なのです。

3.  交差点とか地下鉄駅への地下道には、New York でも Tokyo でも時折 ゴロンと寝ているホームレスらしき人がいるのですが、この街の中心部では 見かけません。 ハイドパークコーナーの地下道で一人居たのですが、きれいなシートと寝袋を使用していましたから、恐らくは風変わりな旅行者でしょう。こんな大都会にホームレスが居ない訳がありません。 特定の場所に移動させる Expertise(ノウハウ) とか、法的裏付けとか、一般人の反応とか、英国ではどうなのでしょう。 

4.  コベントガーデンという地下鉄駅はエレベーターでホームに昇降します。こういう作りの地下鉄駅は日本に有ったでしょうか。ラッシュ時には階段かな ?

5.   地下鉄とか鉄道の駅は真新しい感じはしませんが、それなりに手入れと掃除がされていて、不潔な感じはしませんでした。 構造・色彩が日本の駅とか連絡路と違っていたり、多少薄暗い感じがしたりしますが、これは直ぐ慣れる性質の事です。 地下鉄駅と鉄道の車両内部は良いのですが、車両外部が土埃でひどく汚れたままなのは頂けません。 思わず「ウハッ、キタナイ! 」

6.  カンタベリーの帰りに乗った列車はちょっと変わっていました。日本の客車で四人掛けの対面座席(ボックス)の車両がありますが、この対面座席の間隔を広げて通路として使用できるようにし、窓をドアーに代え、そして全てのボックス席がこうなっている作りなのです。 つまり、客車の側面の半分くらいはドアーになっているのです。 恐らくはロンドンの通勤列車として使用されていたものがローカル線に転用されたのでしょうが、少し奇妙且つ滑稽な感じがしました。

7.  カンタベリー大聖堂の見学者はポツポツでした。 大聖堂近くの門前町(?)ウエストゲートから城壁に向かうセントピーター通りは感じの良い商店街です。地方都市の商店街というと、今の日本では人通りも少なく寂しい街をイメージしますが、とんでもない。 人通りが多くて、賑やかで・・・。  

8. ピーターラビットの小物類は日本ではあちこちに売っているような気がしますが、ロンドンでは行った場所が不適当だったのかあまり見られませんでした。 コベントガーデンの二階の小さい店とカンタベリーの超ミニデパートでWifeの欲しいものを見かけました。 後者の方が1割以上安く、英国でも物によっては地方で購入した方が有利な場合もあるようです。

9.  初日、バッキンガム宮殿内の仮設売店で赤い服を着た旗持ち儀仗兵の 小さい人形を見つけ、宮殿参観の記念に買おうと思いました。 念のため、 ここ以外で売っているのか聞いてみましたら、「外に出て、左に曲がり、・・・、一軒だけで売っています」と丁寧に教えてくれます。「ここ以外では入手出来ません」という答えを期待した私が間違えていたのか、それとも英国人を知らなかったのか・・・。 赤い儀仗兵の人形は土産品として至る所で売っているのは後日知りましたが、旗を持った同じ人形はどこにも有りませんでした。

10.  路上や地下鉄の駅で地図を広げていると、「どこに行くのですか?」 と声をかけてくれる人がいること。 目的地を言うと丁寧に教えてくれる。  こちらから誰かに尋ねた場合には例外なく親切であった。

11.   ショッピング街の英国ブランド店に入ってみたら、数年さがしていた 小物が有ったので、高い物でもないし記念に買いました。 品定めに応対 してくれたのが責任者と思われる如何にも British という感じの中年男性 でした。 少々雑談して支払いを済ませ帰る段になると欧米人の改まった 際の姿勢と顔で「お目にかかれて大変うれしく思います。」 あわてて 「こちらも同じです。」 今度はWifeに、少し前屈みで 「奥様。・・・・・。」 大きな買い物でもないのに、なにもここまで丁寧に ・・・。

12.  撮影禁止の場所は沢山あります。 しかし、どこでも一眼レフを肩に さげて参観しました。 ただし高級デパートのハロッズでは、店内ガードが直ぐカメラを見つけて飛んできました。 「カメラはバックの中に入れて下さい」と命ずる。「はい。はい。」・・・ゴソゴソとカメラをしまう・・・ 「Thank you」とガードは去る。 高名・有名な来客が多い為か、厳しいですね。

13.  シャーロック ホームズ博物館という少々ふざけ半分の名所があり、 面白半分訪ねてみました。 ゴチャゴチャとホームズ縁のものが狭い部屋に あり、家具は古く汚れ、絨毯はすり減り、はっきり言って気分が少々悪くなる感じでした。 帰国後、写真を現像してみたら、「これがあの小汚いホームズ博物館か」とWifeと二人であきれた程に、きれいな、優雅にも感ぜられる部屋に変身していたのです。 ホームズ氏は変装の名人だったそうですから、 このくらいは当たり前かも知れません。

14.   リージェント通に面しリバティーというデパートがある。 ぶらりと入ってみたらフロアーが細かく壁で仕切られていて (ハロッズも) 日本のデパートとは感じが随分違います。 その一小間に早々とクリスマスグッズが沢山並べられていました。 「日本のデパートは気が早い」と思っている私にとっては、驚愕でした。 英国の人々はクリスマス用品を見ると幸せを感じたり、買い物したくなったりするのでしょうか。 

15.  買い物をすると、VAT (Value Added Tax) が取られ、その17.5%(内税)は日本人にはもの凄い高率に感じられます。ユーロトンネルが開通後も、免税店のある海峡フェリーへ買い物の為に乗船する人達が大勢いて、フェリー 廃止に反対しているとか。 気持ちは分かりますね。 海外からの旅行者は 店で総額70ポンド以上買い物をした時には、パスポート番号を教えて還付手続きをすれば、 [ 返却額 = VAT総額 - 手数料 ] が後日還ってきます。 手続きは各店別です。

16.  ヒースロウ空港の免税店でワインを捜していたら、売場の人が一本のワインをもって近づいてきました。「このワインは Queen のマークがついている。1988年のビンテージで最高だよ。」 説明本も取り出して盛んに薦める。「土産だから日本人が知っているワインがいい」と断ると、この人いわく「アメリカ人は誰も知らないワインだから、と言えば買う。日本人はみんなが買う、と言えば買う。」 こんな処でも国民性を読まれてしまって・・・・・。

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