旅行記|ロンドン滞在6泊7日 (1998年10月)
食事のこと
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1.  グルメ趣味ではないので、朝食はホテルでバイキンク形式で多めに食べ、昼食、夕食は適当に済ませてしまいました。 いわゆる高級レストランにはフランス料理が多く予約・服装などでこの種の旅行には不向きです。 郷に入ったら郷に従う、日本料理とか中国料理には行きませんでした。

2.  ホテルの一階のロビー奥に日本にそのまま移設しても違和感はないようなレストランがあり、朝食はそこで Buffet Style ( 日本のバイキング形式 ) で毎日済ませていました。 ロールパンの類は硬めでよく噛むと美味しいし、トーストは給仕に頼むと焼きたてを持ってきてくれて意外に味わえます。 日本のとは違って、少し荒い舌触りなのも珍しくて楽しめました。   「豚のもも肉の塩漬け」がハムですが、その通りで塩味が良くきいています。 日本で一般的なハムはサラダ用として生野菜と同じ場所に置いていました。 英国での食習慣は朝食が主で昼食・夕食は軽いと良く言われますが、自然にそのスタイルになりました。 しかし、六日間同じレストランで朝食というのは、少々大変です。

3.  地下鉄ボンドストリート駅近くの地下パブに入りましたが、片側の壁側に料理を並べたカウンターと精算所とバーが並び、広いスペースが有って、反対の壁側にテーブルがある、という極く標準的(?)な作りです。 ここは、まずテーブルを決め、メニューをテーブルで見た後、カウンターに行き料理・飲み物を注文して支払い、飲み物は自分で運び、料理はテーブルに給仕が持ってくるのを待つ、という形式でした。 給仕は忙しく動き回っているのですが、声をかけてくれる訳でもなく、初は少々とまどいました。結局は給仕に聞いてやっと落ち着きました。サービスが悪いのではなく、「好きにしなさいよ」というサービスなのでしょう。オロオロしても誰も気にせず、変な目で見ることも全くない・・・。
ロックが大きくかかり、客も多く、賑やかな感じで慣れたらとてもいい雰囲気でした。三十年昔に行った米国のパブを思い出しました。

4.  ピカデリーサーカス近く、Denman St. と Sherwood St.の角の二階のパブ (レストラン?) はウエイターがいて、日本のレストランと同じ感じでした。仕事帰りという感じの人々が結構きていたのですが、大きい本物の暖炉に薪が明るく燃え上がっていて、寒い初秋の夜にはありがたいご馳走でした。 会計書に"Service charge is not included."と手書きされていて、チップが必要なのが直ぐ分かります。 迷うよりは、ずっと良いですね。  

5.  ケンジントン街の新しいパスタ・レストランで夕食をした時の事です。 ウエイトレスが空き席に案内してくれました。 その席の隣には初老と中年のキリスト教の僧侶が2人座っていました。 中年の僧侶が明るい顔を私に向けて大きく「ハローッ」と声をかけてくれたので、その人に会釈して自分の席に座りました。 "Welcome to the next table !" の意味で声をかけたと思いますが、こんな時には何と言えば良いのでしょう。

入った時は半分くらい空席でウエイトレスも一人でしたが、次々と客が入り、出るときには満席でした。 食事中にウエイトレスが二人になったのですが、新たに加わったウエイトレスは細身で動作がきびきびしていて顔立ちもきれいでした。 そのせいか、どうも客はこちらの方に声をかけています。始めからのウエイトレスは不機嫌な表情をし始め、二人の間に葛藤が生じた様子がありありでした。実力主義と言いますか、チップ制度の厳しさをかいま見た思いです。

6.  美術館・博物館のカフェテリアには始めにふれました。 デパートなどにもあって、昼食とか午後のお茶には適しています。 紅茶はどこでも一人用のステンレス製の小型ポットにティーパックと湯を入れてつくるのですが、水の為か色が濃く味も日本でいれる紅茶とは"ひと味"違うように思われました。 ティーバックは日本でも売られている銘柄も使用したのですが・・・。 ケーキが大きいので、昼食としても十分でした。 英国での Hi-tea とかAfternoon-tea の習慣はよく知られていますし、ガイドブック等にはそれなりの高級喫茶店などが紹介されていますが、旅行者としては体の求めるときにお茶とケーキです。

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